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1. 招かれざる客(1967)
キャサリーン・ヘプバーンは、若い時よりある程度の年齢を経てからの演技が断然いい。毅然としていて、優雅で、ちょっとおちゃめで、情に厚い。私の理想とする大人の女性のひとり。この映画でも、娘を愛するが故にその結婚に揺れる複雑な心中を、少ないセリフで見事に現していた。この映画のカギは父でも娘でもなく「母」だと思う。対する「娘」。ちょっとはしゃぎすぎてて見ていてしんどい。あのキャラクターでないと。若干無理のあるストーリー運びが成り立たないとわかりつつも。でマイナス1点。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-01-03 19:01:04)
2. マディソン郡の橋
自分がほとんど中年の域に足をつっこんでいるので、主人公の気持ちにいたくシンパシーを感じてしまいました。もっと若い頃なら母の不倫日記を見つけた時に「自分の母親のそんな話聞きたくもね~よっ!」っとすねてしまう息子の気持ちにうなずいてたかもしれないけど、今は「母親だって女で何が悪い!」って感じです。まして最後には家庭を選んだわけだし・・・なぜか好感度という点ではあまり上がってこないメリル・ストリープですが、人生投げたような中年女から初恋を知った少女のように初々しく変わっていく演技はやっぱり素晴らしい!キンケイドについて行っても必ずしも幸せな生活が続くとは限らないと見ぬいている所もやっぱり大人。でもいくつになっても恋がしたくなります♪ 8点(2003-07-23 18:38:39)
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