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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. マルタの鷹(1941) サム・スペイドと言えばハードボイルドの代名詞。小説は好きなんだけど、映画はイマイチ楽しめなかったです。セリフが多すぎるんだと思う。ボギーに例の調子でひっきりなしに状況を説明されると疲れます。あと、男をたぶらかすにしては、女の人がおばさんぽくて、あまりアタマよさそうじゃないのもツラかったス。ただ、最後は格好良かったね。「縛り首になったら思い出してやってもいい。」とかなんとか言うセリフ。あれはキマった。5点(2004-12-07 14:08:56) 2. マイ・プライベート・アイダホ リバー・フェニックスって私はあまり評価してなかったんだけど、この映画見てビックリした。なんと言う美しさ!なんと言う存在感!なんと言う気高さ!少年と大人の男との絶妙なバランスはまさに奇跡としか言いようが無いッス。しかし人間誰しも道の真ん中でいつまでも立ち止まったり、ましてや眠りこけることなんて許されない。否応なくどこかに向かって進んで行くしかないのよね。終わりの無いパーティもないしね。この映画のリバー・フェニックスを見るとあまりにも完璧で、彼、一歩も動けなくなっちゃったのかなぁって思えた。7点(2004-04-13 13:43:19) 3. マラソン マン マッカーシズムの犠牲になって自殺した父親に対する兄と弟それぞれの思い。ナチの残党とユダヤ人。業を背負った人間達の姿を言葉少なに演じる名優達の硬質な演技が光る。ダイヤモンドの商売と言えばユダヤ人。ダイヤの為にユダヤ人だらけの通りを歩くナチの残党を指さして「白い天使よ!人殺しよ!」と叫びながら追いかける老婆の悲痛な姿に「なんて怖い映画だ」と思わずつぶやいた。子供の頃見た時は単に面白いサスペンスだと思ったが、今改めて見ると非常に骨太な作品だったのだなぁと感心。「マラソン」との関連も絶妙。8点(2004-01-16 12:43:14) 4. マーズ・アタック! スカッとはしないが、そこそこ笑えた。火星人の容赦無用のところがちょっと好き。そこには話し合いなど存在しない。「バカの壁」ってやつ?6点(2003-12-24 12:41:46) 5. マトリックス こんな内容の映画がこれ程までに受けるとは、世間の人々の感覚は柔軟で進んでいるのだなぁと思った。ただ、究極的には「人類はその存在自体が地球を滅ぼす運命にある」と信じる私としては「人類はコンピュータウィルスと一緒だ」と言う言葉には「言えてるよ」と思った。って友達に話したら「そんなややこしいこと考えるず、映像とアクションを楽しまなきゃだめだよ」と言われた。あの映像をどう楽しめってーの?ますますついて行けないス。3点(2003-11-07 17:31:38)(笑:1票) 6. マディソン郡の橋 生活に疲れたオバサンの妄想。「ひとりでひたってろよ!」って感じです。2点(2002-12-02 18:00:31) 7. マンハッタン モノクロのニューヨークとガーシュインの音楽が美しく、ウディ・アレンのニューヨークに対する愛情に満ちあふれた作品。インテリの編集者であるダイアン・キートンに「人間の身体のなかで脳は過大評価されている。本当に大事なモノは違った形で自分の中に入ってくるんだよ。カタチの醜さは我慢しなくちゃ。」と言うシーンが印象的。9点(2002-06-27 14:30:55) 8. マルコヴィッチの穴 71/2階など最初はおもしろそうと期待したけど、なんだか何もかもが中途半端だった。シュールと言う程シュールじゃないし、コメディにしてはマジメだし、登場人物のキャラもいまいち曖昧。これではアイデアをただ並べているだけで しょう。もうちょっと自分自身でこの話を消化してから創った方がよかったのでは。ただジョン・マルコヴィチその人はちょっと好きになったです。私なら彼の脳を覗くより彼と愛し合った方が断然いいなぁ。3点(2002-04-15 13:19:39)
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