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1. マイティ・ソー/ダーク・ワールド
《ネタバレ》 思ってた展開とかなり違った 今回はソーの故郷、アズガルドでの話 前回のスーパーマン並みのヒーローソーが地球で大暴れするシーンはほんのちょっと 前回以上の派手なCGはアズガルドと赤茶色い砂漠の星スヴァルトヘイムでのバトルシーンのみだ 地球でのVFX部分は楽しいが瓦礫の星では仮面ライダーの採石場バトルと変わる所が無い やはりマーベルブランドの映画に求めるのはド派手なVFXバトルなので舞台は地球にしてもらいたい しかしアベンジャーズにヒーローが地球で集合する為には、ソーがアズガルドでの王位継承を捨てて女を取るみたいなエピソードが必要なのはわかるのでしかたがないのか アベンジャーズのための消化試合のようなエピソードに思えた ヒロインも前作からうって変わってエキセントリックな性格になってるのもかなりの違和感がある ソーが完全に異星人で北欧神話から完全に遠ざかったのもつまらなくなった要因の一つ 前作のスサノオの様な堕ちた神からは程遠い 今回は妙に落ち着いていて、前作のいい気で脳天気なバカ王子のイメージもまったく無い 前作の「脳天気な兄ちゃんが超強力な神様」みたいな面白さがまったく無いのはかなり不満だ 最近のヒーローバトルにありがちなインフレ暴力には強いアズガルド人でも、ナイフやら剣のひと突きには弱いみたいなのも少し都合よすぎな設定でしらける キーになる「エーテル」というダークエルフの切り札が、こっち来たりあっちいったりするのも、なんのこちゃな設定に思えた マーベルお約束のエンディング後のおまけ映像に、スヴァルトヘイムから来てしまったモンスターが鳥の群れを追って空き地を飛び跳ねてるのが微笑ましくて可愛い[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-07-02 16:57:21)
2. マチェーテ・キルズ
《ネタバレ》 余りにもオバカすぎ 前作はグラインドハウス物の中でもバランスが良くてオープニングや予告編等も程よい遊び具合で気持ちが良かった 今回はハナっからオバカ全開でちょっとついていけないな 前作ヒロインのジェシカ・アルバは瞬殺(笑) 以降、バカの連続 ゆるすぎてマジがまったく無いのは辛い 思ったよりエロも少ないし誰に向けて作ったのかが分らない感じだった ガジェットもちゃちくて巨乳ブラガンやらチ○コガンとかロボゲイシャとかの井口作品で見慣れた域をまったく出ないのはかなり不満だ 有名俳優が目白押しだが肝心のメル・ギブソンは完全にすべっている レディー・ガガはターミネーターのT-1000張りの変幻自在の殺し屋ぶりがかなりクールだった チャーリー・シーンは相変わらずで、この人はほんとにオバカ役がはまりまくる むしろこのキャストはメインのメルと交換したほうが面白くなったと思った とにかく今回は気合いが入りすぎで空回りの一作[映画館(字幕)] 6点(2014-03-18 21:27:35)(良:1票)
3. マン・オブ・スティール
《ネタバレ》 ザック・スナイダーらしいグロいデザイン 派手なアクション 実写版ドラゴンボールとも言うべき超インフレバイオレンス ニューヨークを廃墟にするも軍からは「お前友達」みたいなインディアンのごときお言葉は笑える 普通糾弾されるだろう(笑) バイオレンスが超インフレなのに最後は簡単に首ボキで終わるのもおかしくないか? 音速を越えたときのドン!という衝撃波の表現はなかなかの迫力で印象的だ 凄まじいビル破壊シーンが延々と続くのは凄いが、似た様なイメージを「クロニクル」ですでに見た 街頭バトルはクロニクルぐらいがちょうどいいんじゃなかろうか 143分も延々バトルが続く ああ、お腹いっぱいだ[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-17 19:28:41)(良:1票)
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