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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ミッドナイト(1939) クローデット・コルベール、ドン・アメチーに釣られて。 クレジットのジョン・バリモア、ビリー・ワイルダー、チャールズ・ブランケットに歓声を。 冒頭から、ワイルダー印のラストショットまで濃密なテンポの良い展開であっという間にお開きで、もうちょっと観たかったですね。 かつての山城新伍さんのご発言、「3角関係だから角が立つ、4角、5角・・・角が無くなって丸く収まる」が思い浮かんだ、男女5人は、良質な脚本・舞台で明るく生き生きと、且つ、ほんの少しほろ苦く、絶妙な塩梅に拍手。 MIPはコルベール、明るい部分を一手に引き受けた飄々とした姿が素晴らしい。 バリモアの往年の超絶美男子の面影が感じられないお顔がチョーッピリ残念でありました。[インターネット(字幕)] 8点(2024-08-19 01:58:53)《改行有》 2. ミッション:インポッシブル/フォールアウト CIA長官の「IMFはハロウィーンパーティ」には妙に納得。でも結局は長官が一番の間抜けだった話。 めまぐるしい展開は考えず楽しめば良いのでしょうが、トム・クルーズ無双模様は目新しさが無くて盛り上がりきれない。 代わってサイモン・ペッグとアレック・ボールドウィンの奮闘に拍手。+1点[インターネット(字幕)] 7点(2024-05-17 13:44:29)《改行有》 3. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 米ソ間での核戦争を起こさせようとするマッドサイエンティストと対決するイーサン・ハントのチーム。 ドバイでのシーンがピーク、以降はワケワカメな部分もあって、あれよあれよという間に終わった感がありました。 主役で製作も兼ねた作品で5億ドルとも6億ドルとも言われる興行収入を叩き出した、トム・クルーズの超人ぶりを見せつけられた、考えずに楽しめば良い作品でした。[インターネット(字幕)] 7点(2024-05-14 02:34:29)《改行有》 4. M:i:III シリーズ化した作品で変わることの無い主役に対しての悪役の存在が大きいのをフィリップ・シーモア・ホフマンが魅せてくれました。+2点。今作でも愛する女性を(嫁さんだから尚のこと)救い出すスケールの小さなお話ですが、アクションものとして楽しめた作品でした。黒幕ヅラ(ごめんなさい)のローレンス・フィッシュバーンの役どころが物足りなかったですね。[インターネット(字幕)] 7点(2024-05-13 02:01:41) 5. M:I-2 トム・クルーズのアクションを観る分にはまずまずといったところではありますが、一騎打ちで度々挟まれる波の描写に笑ってしまいました。ウイルスと解毒薬にまつわるストーリーで結局は愛する彼女を救い出す事に特化して(市街でのパンデミックには触れず)おり、貧弱さを感じました。脚本ロバート・タウンというのが信じられない。貧弱と言えばヒロインのスタイルもそうだったかな、お顔は綺麗でしたが。[インターネット(字幕)] 5点(2024-05-13 01:39:04) 6. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE シリーズ1と5のみ観ていて人間関係での?部分があり、ミッションも?満載で、私より1歳年上のトム・クルーズのド派手なアクションを「いやぁ、凄い!」と感じただけの作品でした。MIPは妖気に魅了されたポム・クレメンティエフ。続編とシリーズ他作も観る事にします。[DVD(字幕)] 6点(2024-04-09 14:14:45) 7. 未知への飛行 「博士の異常な愛情」の生真面目版とも言うべき内容。タラタラした序盤にウツラウツラしそうになったのをヘンリー・フォンダに活を入れられました。苦手な人ですが今作では魅入ってしまった熱演振り。ただ、彼の決断の無理筋さに白けたのは残念。 「博士の・・」には及ばない作品でした。[DVD(字幕)] 6点(2023-12-06 23:13:51)《改行有》 8. みんな元気(2009) 子供達の将来に期待をかけて懸命に働いてきた父親。私が頑張っているのだから子供達も頑張るべき。愛してやってるのだから愛し返せ。乖離していた親子の思いに旅を通じて気づく親。元気が一番、普通で上等が身につまされる作品でした。真面目なお父さんもデ・ニーロが演じると魅力的なのが流石名優。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-26 15:58:14) 9. 三つ数えろ 学生時分から観たかった念願の初鑑賞でしたが呆然状態。一見捻りがあるようで結局中身スカスカな物語。ハンフリー・ボガートは機械的で感情の機微が全く感じられなく、ボギー夫人ローレン・バコールは論外の大根芝居。考えるな、感じろ、系の作品で何の感慨も湧かなかった壊滅愚作にガッカリ。[DVD(字幕)] 3点(2022-08-22 12:29:56) 10. ミザリー 《ネタバレ》 ジェームズ・カーン検索ヒットしたので鑑賞。 クレジットのキャシー・ベイツ、リチャード・ファーンズワース、ローレン・バコール、ロブ・ライナー、スティーヴン・キング、ウィリアム・ゴールドマンに「いやぁ~、これは良いんじゃないでしょうか~♪」飲み物・おつまみ買ってきて仕切り直し。 ローレン・バコールはゲスト出演ながら耳福な声質。リチャード・ファーンズワースは作品に不可欠な存在感を見せる。 そして、ほぼ二人芝居のご両人。渾身の熱演に「お疲れ様でございます」オスカー受賞したというキャシー・ベイツに「おめでとうございます」 二度の原稿に火を放つシーン、肉弾戦の火蓋を切る Cock So・・・等 忘れ難いシーンが満載。 今ひとつ話の深みに欠けるものの、生きるか死ぬか、を無駄を削いだコンパクトな演出とそれに応える名演で魅せてくれた大満足の秀作。[DVD(字幕)] 8点(2022-08-08 15:55:14)《改行有》 11. mid90s ミッドナインティーズ 野暮な事を言います。子供達が言うところの自由は、1円も稼いでいない何の責任も伴わない者のイキリであって白けます。ただ、彼等が全員陰険でない気の良い子達で、尺の短さもあって完走できました。[DVD(字幕)] 4点(2021-09-18 00:41:06) 12. ミュージックボックス 《ネタバレ》 弁護士が実父を弁護する設定に違和感がついて回りましたが、彼女の最後にとった弁護士倫理にもとる行為にその設定が活きていました。娘だからこそ「善人に生まれ変わって真っ当に生きてきたのだから過去はチャラなんだ。罪の意識?何それ?」と言わんばかりな葛藤の欠片も見せない父を許せなかった。薄い灰色から真っ黒に徐々に変わってゆくアーミン・ミューラー=スタールの好演が印象的。彼のような戦争犯罪人は他にも沢山いて、被害者の「お前だけ幸せに暮らせると思うなよ」声も届かず暮らしている事がやるせない。ミュージックボックスシーンを始めとした名匠らしい奥歯噛みしめる演出が見事な秀作。ただ、ジェシカ・ラングがミスキャストの印象がついて回ったのが残念。では誰がと考えても浮かばないのも歯痒いところです。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-23 03:22:52) 13. ミッション・ワイルド この時代のアメリカは大変だったと言いたいのでしょうが辛気臭さの極みで、意味不明なストーリーを分かろうとするのを諦める。登場人物全員に対して(鑑賞目的のジェームズ・スペイダーに対しても)感情が湧かない。ジョーンズさんの独り善がりに思えた、凡作愚作駄作とは種類の異なる残念な一品。[DVD(字幕)] 2点(2021-06-06 01:45:35) 14. 魅せられて(1949) 本日が誕生日のジェームズ・メイソン目当ての鑑賞。共演者がロバート・ライアンなので、胸熱激熱激痺れなサスペンスに期待特大だったのですが。30分経過でやっと登場したメイソンは、いたって好人物な貧乏医師という彼らしからぬキャラで、ライアンらしいサイコパスな大富豪と1人の女性をめぐって対峙するという三角関係モノで、直接対決も歯痒い演出でご都合主義な結末も併せて気の抜けたビールのような残念無念な作品でした。それでも The Velvet voice は相変わらず心地良く、コートを贈ったシーンで見られる色気はため息もので、鑑賞の甲斐はありました。(幸)[DVD(字幕)] 6点(2021-05-15 21:19:26) 15. 見知らぬ乗客 《ネタバレ》 ロバート・ウォーカーの好演と監督の演出の相乗効果でもってブルーノ・アントニーのサイコパスぶりが際立つ。結末を知るのが怖くて手に汗握っていたのが、メリーゴーランドの対決に脱力。「何じゃこれ・・・」そもそもあの場面で発砲する無理筋に白けてしまう。体操競技の着地で尻餅ついたかのような作品。[DVD(字幕)] 7点(2020-05-27 01:06:30) 16. ミッシング・レポート 教授は失踪女学生を手にかけたのか否か。両ピアースのせめぎ合いに期待が膨らんだのですが。渋みがポッテリお腹にかき消されるピアース・ブロスナンと妄想癖ある言語哲学教授の不気味さを感じないガイ・ピアースに徐々に尻すぼみに。そして、刑事の台詞だけで片付けられた事件の顛末にため息。怪しさだけを漂わせる教授の過去にイライラ。彼の家庭がこの先どうなるのか、考える気にならない余韻のない作品。[DVD(字幕)] 4点(2020-04-17 15:00:49) 17. Mr.ホームズ 名探偵最後の事件 《ネタバレ》 93歳のシャーロック・ホームズが衰えに苦悩する、思ってもみなかった展開。とってつけた感がある日本のエピソードが物語の中で浮いているのが残念。目元がジョン・ハートにソックリなイアン・マッケランは風格ある映像に映える佇まいだった。[インターネット(字幕)] 6点(2018-10-31 15:10:06) 18. ミッシング(1982) 《ネタバレ》 一縷の望みを断ちきられて慟哭する姿。空港で啖呵をきって憤怒する姿。普段は見せない息子を愛する思いが溢れ出る父親をジャック・レモンが好演。実話なので脚色しようがないのでしょうが、ひりつく緊迫感の無い間延びした展開が残念。自国民に対しての非道の数々、それを画策したアメリカ合衆国。後味悪いことこの上ない。「責任者出てこい!」[DVD(字幕)] 7点(2018-09-21 01:21:16) 19. ミクロの決死圏 小学生の時に観ていてハサミを落としてしまうシーンのみ記憶。50年近く経て再見。小宇宙人体を舞台にした冒険SFは見応え十二分。奇想天外なアイデアを形にした製作に携わった方々と最高傑作の邦題をつけた方に敬意を表します。件のハサミのシーンの後の彼女を助ける際の男性三人の目がランランとしていたのに凄腕監督の茶目っ気を感じました。[DVD(字幕)] 9点(2018-04-30 23:26:46)(良:1票) 20. ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 物語全てが実話であれば3点ですが、かなりの脚色が加えられているようで(所長殺害は最たるもの)、軽い気持ちで外国で法を犯すと大変な目に遭う事を見せつけられた迫力ある佳作。自業自得の極みであるスーザンとの面会シーンが強烈。マックスはあのまま刑務所で朽ち果てたのか(そもそも何故所内で大麻が吸えるのか)2つの大きな謎であります。音楽が耳に残ります。[DVD(字幕)] 7点(2018-01-29 01:14:45)
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