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1. ミニミニ大作戦(2003)
素直に楽しめる痛快作。家族でも楽しめるし、吹替えでも楽しめる。セス・グリーンもちょこちょこ笑わせてくれる。金の為じゃないとか言いながら、最後はその金で悠々自適な生活というのも人間らしくていい。しっかりツッコミも入れられるしね。8点(2004-05-29 14:58:35)(良:1票)
2. ミスティック・リバー
話自体はつまらない。ある事件、主人公の娘の死をきっかけに少年達の過去の事件が再び蘇り、新たな悲劇を生む、と言う事なのかも知れないが。暗い過去を抱えているのは実際デイブひとりで、その恐怖など他の誰にも分からない。あたかもデイブが主人公のように描かれている。ジミーがあんな風になったのは本人の問題。つまり3人の少年が共有していない過去の体験を話の中心に据えようとしたことが物語を分かりにくくしている。3人の少年達が現在ももっと交流があり、友情と憎悪の板ばさみのうえにミスティック・リバーが存在するのなら感動もあっただろう。作品自体の完成度も低い。ローラ・リニーの「あなたは王様‥」などの台詞やパレードでの演技も彼女の出演シーンを増やす為だけで必要無いでしょう。しかし、ショーン・ペンとティム・ロビンスの演技は安定感があって、賞うんぬんは関係なく良かった。話題作で終わっているのが残念だ。6点(2004-11-07 03:44:49)
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