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1. 未知との遭遇
《ネタバレ》 当時なら9点献上ですが、あれから数十年、私も年をとりました。当時よりSFが好きで、当たり前のように映画館へ出掛けました。ところが、小型UFOが道路スレスレに飛行するシーンあたりから、自分の中ではSFでは無く、現実世界になってしまい、宇宙人は居ると確信してしまいました。選ばれた者だけが、メッセージに感応するといった設定は、当時も今もスッキリしないのですが、ラストシーンのマザーシップの出現に、そんなこたーあ、どうでも良いや、と開き直ったことが思い出されます。どなたかも書いていますが、この作品は劇場で観ないとあきません。椅子が震えるぐらいの音を伴って画面いっぱいに出現するマザーシップを見ると、宗教的恍惚感にひたれます。「ベン・ハー」なんかと同様、テレビ、ビデオで観た場合は違う作品と考えてください。8点(2003-07-08 00:07:34)
2. ミクロの決死圏
SF映画の金字塔。体内宇宙という言葉があるが、まさしくその具現であろう。幼い頃、観た時は完全に自分は体内宇宙に居た。発想や特撮も素晴らしいが、宇宙船?のデザインが、これまた素晴らしい。「2001年~」の船内デザイン同様、今観ても全く古さを感じさせない。そういえば、「インナースペース」なんて映画もあったな。ジャンルは違うから比較してはいかんが。9点(2003-06-30 21:32:54)(良:1票)
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