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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ムクドリ 「悲しみは半分、喜びは二倍」絆のあり方を思わされました。ムクドリを絡ませた展開はお見事。獣医さんとカウンセラーの存在が今一つ中途半端だったのが惜しいところです。見応えある良作です。[インターネット(字幕)] 7点(2021-11-29 02:33:29) 2. ムッソリーニとお茶を タイトルに惹かれての鑑賞。舞台であるフィレンツェの何というかフワッとした美しさはこの監督らしい。戦時下では正しい情報を得て適切に行動する事が生死の分かれ目なのを思わされます。信じた者に裏切られたヘスターとエルサ、それでもそれぞれが生きてゆこうと前を向く姿が印象深い。マギー・スミスのこういう役どころは天下一品、シェールも凄い存在感。ジュディ・デンチはもう一つ影が薄かったかといったところ。淡々としてはいるもののしっかりとした筋立てに魅入った佳作です。[DVD(字幕)] 6点(2021-08-08 15:13:43) 3. 無謀な瞬間 《ネタバレ》 ジェームズ・メイソン スクリーン初体験。登場した時に手を振っちゃいました(恥ずかし) 強請屋というのに、期待に血圧急上昇。 女性映画の巨匠作品ならではの主役に見えたジョーン・ベネットの堂々とした振舞に圧倒され恋心を抱き守り抜いて死んでゆく。 灰汁の少なさが物足りなくてクールダウン。 どのシーンが無謀な瞬間だったのか、いくつか浮かんだものの釈然としない。 ま、それでも、お姿を拝めてベルベットボイスを堪能できたのだから満足であります。[映画館(字幕)] 7点(2019-06-22 14:25:00)《改行有》 4. ムーンライト 《ネタバレ》 悲しい時に見る景色は綺麗に見えるもので、月明かりの浜辺はその通りの美しさ。ヒョロヒョロの少年シャロンは父の様に慕うクスリの売人(母にも売っていた事を知り彼のもとを去る)に「自分の人生は自分で決めろ」と教えられる。ヤク中の淫売婦の母の育児放棄とゲイを標的にされるイジメに遭う過酷な少年期を経て自らも屈強な(ちょっと信じ難い程の)売人のチンピラとなる。初恋の友人ケビンとの再会で恋心を告白したところで終わりとなる物語に、「だから? 何が言いたい? これで作品賞?」呆然自失状態。更生施設らしき所で面会した母の涙の懺悔と更生して真っ当に働くケビンに接したシャロンが今後の人生をどのように決めるのだろうか。考えさせられたところに3点。[映画館(字幕)] 3点(2017-04-02 00:07:08)
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