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21. めぐりあう時間たち 《ネタバレ》 細部まで一字一句を無駄にしない、また疎かにしない脚本の凝りように唸らされるが、それに加え、主演3人の卓越した演技力で、最後まで先々への興味を引っ張ってくれる。とりわけ、ストリープとムーアは実力通りとしても、ニコール・キッドマンがそれと互角の存在感を放ち、また他の2人との対比での締めの芝居を堂々と行っているのにはびっくりした。さらには、クレア・デーンズやジョン・C・ライリー、トニ・コレット、ミランダ・リチャードソンといった脇役たちも、各自の位置づけを十分に理解した確実な芝居を見せてくれている。3人の人物が、それぞれ、影から出てきてまたひっそりと影に消えていっているような、独特の雰囲気も心地よい。●改めて見てみると、主演の3人は、共演シーンは(ほぼ)ないにもかかわらず、どのシーンでも、「ほかの2人はどう演技しているか」を把握した上での芝居を行っているんだなあ。凄すぎ。[DVD(字幕)] 9点(2006-08-01 00:52:20) 22. メン・イン・ブラック2 やはり、ビジョンも必然性もない続編は駄目ということですね。最初からトミー・リーとウィル・スミスが単純に大活躍だったらまだ面白かったのだろうけど、前作のラストで変な締め方をしてしまったため、余計な回り道をしている。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-03-28 00:14:48) 23. メン・イン・ブラック 馬鹿馬鹿しくてテンポも良いのはいいのだが、肝心の敵の設定がしょぼくて中途半端なため、終末に近づくにつれてどんどんテンションが落ちている。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-02-16 02:23:47) 24. メイフィールドの怪人たち どこが見所なのか分からない。隣人が怖くないとそもそも話として成立しないのに、はじめから主人公と近所の人の方が異常なのが明らかだから、むしろ隣人の方を応援してしまう。2点(2004-02-10 00:24:06) 25. メリーに首ったけ 面白い話ではあったのですが、とにかく男の方がアホすぎて、見ていていらいらしました。それと、お下劣なシーンはラブコメでは厳禁です。4点(2004-01-06 00:19:52) 26. メイド・イン・マンハッタン 基本に忠実で無難なラブロマンスなはずなのだが、主演の2人があまりにもミスマッチで、どうにも印象が良くない。ジェニファー・ロペスは、あまりにもそのまんますぎで本当にその辺にいるメイドにしか見えず、シンデレラの階段を駆け上がるという雰囲気がまったく漂っていない(メイドとしてのモラルの低さもマイナス)。レイフ・ファインズも、変に老けてしまっていて、演技に精細を欠いている感じ。[映画館(字幕)] 5点(2003-10-06 20:33:20) 27. めぐり逢い(1957) 前半の船上のやりとりが何とも平坦。他方で、おばあちゃん家での3人のやりとりには突然重く濃いドラマが詰め込まれているというギャップ。例の「すれ違い」以降も、2人がその前とそんなに変わっているように見えないので、肝心のシーンにあるべき余韻が残らない。もう少しいろいろ膨らませたりひねったりできなかったのだろうか・・・。[ビデオ(字幕)] 5点(2003-08-31 03:15:16) 28. めぐり逢えたら 《ネタバレ》 「子供から送られた葉書をラジオで聞いて興味を持つヒロイン」と、「あの場所で今度こそ再会できた2人」というシチュエーションだけが監督の頭の中で先行して、ストーリーの肉付けが何もなされないままに作られてしまった作品。はじめから再会ありきなのがミエミエで、それに至るまでの葛藤や思考がほとんどないのだから、いくらお洒落っぽい台詞を放り込んでもすぐに裏が透けて見えるし、肝心のラストも、かなり安易に見えてしまう。[DVD(字幕)] 5点(2003-08-31 03:10:34) 29. メジャーリーグ 《ネタバレ》 王道中の王道で何のひねりもないんだけど、たまにはこういうのを見て基本を取り戻さないといけない。オーナーの策略(?)とか不倫ネタとか、引っ張ろうと思えばもっと引っ張れるんだろうけど、一直線スポーツ映画にそういうのは合わない。よって、その辺のめんどくさいところは、さらっと切り上げられる。それを支えているのが、実在チームとエキストラの徹底した大協力。何より、撮っている側が心底楽しそうです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2003-07-05 00:27:16)
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