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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 名誉と栄光のためでなく 《ネタバレ》 アルジェリア独立戦争は結局フランス第四共和制を崩壊させた負け戦もイイとこなので、いくら豪華キャストで描いてもてんで気勢が上がらない重苦しさ。出来自体は「グリーン・ベレー」辺りとどっこいどっこい。カルディナーレも添え物の域を出ず。邦題に思いっきり名前負けしてマス。悪いが4点マイナス。6点(2004-01-21 12:20:45) 2. 名探偵登場 《ネタバレ》 探偵たちの元ネタをバラしちゃえ~。ピーター・フォーク扮するサム・ダイアモンドがサム・スペード(ダシール・ハメット原作)、ピーター・セラーズ演ずるシドニー・ウォンがチャーリー・チャン(アール・D・ヴィガーズ原作)、デビッド・ニーヴン&マギー・スミス扮するディック&ドラ・チャールストン夫妻がニック=ノラ・チャールズ夫妻(ハメット原作「影なき男」)、エルザ・ランチェスター演じるミス・マーブルスが勿論ミス・マープル(アガサ・クリスティ原作)、ジェームズ・ココ扮するミロ・ペリエは恐らくエルキュール・ポワロ(クリスティ原作)のパロディ…あ~しんど。ニール・サイモンの書き下ろしシナリオは確かによく練られているけど、才気走って調子に乗った余りコースアウト!てな感じでマニアック過ぎ。ミステリ未読者には何のこっちゃレベルだし、逆に筋金入りのミステリ好きにはキャラ造形が軽薄過ぎて何か腹立たしい。出演者でのMVPは招待主トウェイン役のトルーマン・カポーティかな。あんな瓢軽(ひょうきん)なオッサンだとは思わなかったw。ピーター・フォークはコロンボに劣ること数等、ガッカリした。6点(2003-10-25 03:14:32) 3. メカニック(1972) 《ネタバレ》 ブロンソンは主役のハズなのに、ラストを待たずして相棒の若造ジャン・マイケル・ビンセントに一服盛られて死亡!!何という呆気無さ、予想だにしない意外な展開!ははぁコレはラストでちゃっかり復活して相手に一泡吹かせる狙いだな?フッ読めたゼ…って本当に死んでたよ~オイ!!何じゃぁ~こりゃあ!!!!5点(2003-08-20 02:25:01) 4. メンフィス・ベル(1990) ”不思議な車輪が云々”というのは「世にも不思議なアメージング・ストーリー」第1話「最後のミッション」のコトですな。ケビン・コスナーが主役でスピルバーグが演出したヤツです。まぁ、第二次大戦中の爆撃機の話だから似てるっちゃ似てますが…。仰られる通り、確かにアレは最悪の代物です。おっと本作は…爆撃機内部の人間模様とかは異色と言えば異色だけど、マイケル・ケイトン・ジョーンズの監督ぶりがコチコチのクソ真面目過ぎて面白くも可笑しくもないってか味が無さ過ぎ。B-17が大好きなヒト向けハリウッド版ハッピーエンドの「Uボート」という分析↓が実に的を射てると思いました。ウマイ!!確かにぺーターゼンの「Uボート」を観た後じゃ、本作も色褪せてしまいますよねぇ…。余韻が全然違うし。青春スターのオンパレード!なキャスティングのせいもあるんだろうけど、致命的に重厚な風格に欠けてました。取り敢えず6点。6点(2003-03-13 17:47:20)(良:1票) 5. 名探偵ベンジー あの尨犬を「カワイイ~♪」と思うか、「毛が長過ぎてうぜー!」と思うかで評価は大きく分かれると思うが…オレは後者だ!!5点(2003-01-26 02:46:39) 6. めぐり逢えたら ↓の方に同感ですネ。因みに男性二人(ハンクス&何と名監督ロブ・ライナー!)が盛り上がっていた映画のタイトルは「ガンガ・ディン」。1939年のジョージ・スティーブンス監督作品です。戦争映画と言うよりは「インディ・ジョーンズ」系の冒険アクションてな感じ。ケーリー・グラントが颯爽として最高!な映画で、男性二人が意気投合するのも無理はない傑作でした。オット、本作の方は…脚本にデビッド・S・ウォードも一枚噛んでいるにしちゃ、強引さが目立ち過ぎる粗い出来でガッカリ。先述の「ガンガ・ディン!!」のシーンで思わず吹き出した以外は、何かどうもワザとらしくて感情移入できないままエンド。残念。 6点(2003-01-21 00:54:04) 7. メリー・ポピンズ P・L・トラヴァースの原作童話をディズニーが映画化!主演はJ・アンドリュースときたら、もうミュージカル決定!!てな感じですかね。オスカーに輝いたジュディと主題歌「チム・チム・チェリー」は確かに素晴らしい出来。なれどロバート・スティーブンスンの演出とディック・ヴァン・ダイク(煙突掃除夫)が今一つエレガントじゃあないモンで…まぁ7点。バズビー・バークレーとかに監督&振り付けして欲しかったネ。7点(2003-01-20 03:54:23) 8. メジャーリーグ 監督はアノ名作「スティング」のオリジナル脚本を担当し、見事オスカーを獲得したデビッド・S・ウォード。当然本作でも監督のみならず脚本をも担当。が、野球を題材にしたのはチト安直過ぎて「スティング」の練り込みぶりには到底及ばぬ出来。でもチャーリー・シーンはコノ手のお気楽極楽な映画がオリバー・ストーン作品よりお似合いなのが分かっただけでも収穫だったんじゃ?無名のウェズリー・スナイプスやレネ・ルッソも観られるし、ラストの逆転劇はわりかし楽しめる。ん~7点! 7点(2003-01-19 23:35:00)(良:1票)
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