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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. めぐりあう時間たち 《ネタバレ》 死のうとしている人たちを精神的に病んでしまった人として扱ってしまったのが共感のしようのない作品になってしまった元凶なのではないでしょうか。 これでは精神破綻者の登場するエピソードを寄せ集めてちょっと繋げただけでしかなく、この人たちは精神的に病んでしまった特別な人として捉えられてしまう。 人間は必ず死ぬ。 そして、突発的な事故にでも遭わない限りその終末には他者の幇助を要すような心身ともに苦痛を伴う生活が待っている。 このふたつの事柄を事前に知っている以上、それ以前に見切りをつける決断をするのは至極自然なことだと思う。 「生」に見切りをつけた人間とその近くに居合わせた人間の物語というのであれば理解しやすかったのでは。[DVD(吹替)] 1点(2008-01-04 07:53:28)《改行有》 2. めぐり逢い(1994) 《ネタバレ》 そもそもなんで浮気しちゃうまでになるのか。その背景(現在の恋人との相容れない関係性とか)が説明されなければ、二人をただの欲求不満な浮気者という見方しか出来ない。 しかも、がらっと生き方を変えちゃったりするほどなので余計に違和感が起こる。 所詮無い物ねだりなんだよと憂い、皮肉る作品であるというなら納得ですが・・・。[地上波(字幕)] 3点(2007-12-03 16:50:25)《改行有》 3. メイキング・オブ・12モンキーズ これって本国では劇場公開されてるんですね。 とりあえず日本ではDVD特別版みたいなのの特典ディスクに収録されています。 メイキングというより「12モンキーズ」制作を追ったドキュメンタリー。 ハリウッドに於けるテリー・ギリアムの立ち位置の説明や完成後の諸々、プロモーションの様子など、撮影中だけに留まらない内容で結構充実。 「ロスト・イン・ラ・マンチャ」なんかよりよっぽど彼のこだわりが窺えたりします。[DVD(字幕)] 6点(2007-11-20 19:19:55)《改行有》 4. メリンダとメリンダ まさに作家の自己満足でしかない作品。 年一本ペースで作っているウディ・アレンじゃなければ作れないような低レベルの実験映画(そういう意味では貴重)。 「多くを求めなければ人生は気楽だよ」って台詞にはしみじみと納得。[DVD(吹替)] 0点(2007-08-14 03:30:15)《改行有》 5. めぐり逢えたら 《ネタバレ》 こんなにも堂々と予想される結末(こいつとこいつがくっつく話なんでしょ)へいかにして辿り着くかで魅せる作品は珍しいので興味津々で観る。 しかし、どうにも劇的な内容がなかった。ぼんやりとしたすれ違いのままに終わる。 既に相手がいる状況から始まるというのも障害のひとつなんでしょうが、「ユー・ガット・メール」同様、あんな安易でご都合的な扱いで済ませてしまうのなら止めた方がいい。[地上波(吹替)] 4点(2007-06-27 19:20:43)《改行有》 6. めまい(1958) クライム・ストーリーとしてはストレート過ぎて容易に展開が読め過ぎ。しかも、現代では全く成立しない(当時としても成立しないんじゃない?)。 後半はドラマに重点が置かれるものの、理解不能です。あのオッサンにとって「愛」って何なんでしょう?真相に気付いた後にあの場所へ連れていってどうしたかったのやら・・・。 古典であり、ヒッチコック作品であるということで未だにこんな高評価をされているのかと思うと、何だか悲しくなりました。[地上波(吹替)] 1点(2007-05-09 04:04:08)《改行有》 7. メメント 冒頭の謎、中盤のサスペンス、ラストの意外性という三拍子を時間軸をいじることで構成する。思い付いたところでなかなかやろうと思いませんよ、こんな内容。 それをここまでわかり易く作り上げるなんて・・・拍手。 物語ではないので、ミステリー好きでなければ辛い人もいるでしょうね。[DVD(吹替)] 10点(2007-03-21 16:08:42)《改行有》
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