みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. モダン・タイムス 《ネタバレ》 恐慌時代の背景と、機械文明への社会風刺のメッセージ性を持たせながら、笑いと感動の両方を同時に伝え、しかも監督・主演・音楽全てを自らがこなしてしまうのはチャップリンが天才ゆえです。ナット締めの流れ作業から始まるこの作品も、展開と共に空気感が変わっていきながらも、緊張感が途切れず最後まで一気に見せる力があり、非常に完成度が高いです。浮浪者の女性と知り合った事により頑張る事に意味を持ちはじめる姿も印象的。あとそういう目で見るからかもしれませんが、私生活でもパートナーであるチャップリンとポーレット・ゴダードが見つめ合う仕草なんか、本当に愛し合っているんだなあって微笑ましくなってしまいます。前半笑わすだけ笑わせて、後半は感動させるいつものパターンですが、皆さん仰る通り終盤のダンスホールの「ティティナ」で初めてチャップリンの歌声を聴いた瞬間、この人は名コメディアンなのではなく、世界的エンターティナーなんだなと改めて感じ、何故か鳥肌が立ち、目が潤んでしまいました。感動というか、心の琴線に触れるような温かいものが伝わってくるような場面で「街の灯」のラストの笑顔と二分するような何度も観返したい印象的なシーンとなりました。チャップリンの映画は観ていてどれも心が温かくなりますが、この作品は特にそう感じます。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-22 12:39:50)(良:1票) 2. 燃える昆虫軍団 チョイスを間違えました…。いい映画を観ると鳥肌が立ちますが、生理的にニガテな物を観ても違う意味で鳥肌が立つんですね…。ゴキブリも昆虫なのか、、、。「燃える昆虫軍団」じゃなく「本当の意味で燃える害虫軍団」て感じだった。2度と観ません。[ビデオ(字幕)] 1点(2006-08-07 14:30:27) 3. モスキート・コースト 《ネタバレ》 自分の世界に入り込もうとするジャマな人間を排除しようとした、あの製氷機爆発のシーンは正直怖かった。リバーフェニックスの父を慕いながらも戸惑う表情は素晴らしかった。でも最後死んじゃう設定に敢えてする必要ってあったのかな?原住民族に氷を見せたくて何日も山を上り下り頑張ったのに、風呂敷開けたら溶けちゃってて、あの時の何とも言えないハリソンの戸惑いの表情に6点をあげたい。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-12 18:37:56) 4. モンスターズ・インク 皆さん仰る通り少々キャラが気持ち悪いんですが、不覚にも最後の別れのシーンで泣いてしまいました(>_<)ピクサーの映画って何か琴線に触れる事が多く、この作品もステキです。[映画館(字幕)] 7点(2006-02-03 16:38:24)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS