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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  モーターサイクル・ダイアリーズ 1952年、ほとんど半世紀前という時代の空気は感じられなかったが、演出のせいなのか、そういう風土なのか。旅行者・ゆきずりの「見る人」だったものから、次第に「関わっていく人」に変わっていくのがポイントだろう。それもすぐに「怒り」にはならず、社会の不平等への戸惑いが順々に蓄積して高まっていくところを描いているわけだ。銅山のあたりから、船の後ろに繋がれた舟。そして閉ざされたハンセン病の島へ泳いで渡れることを身を持って証明する「行動する人」になっていく。偉大な革命家の誕生物語という型にはまった伝記ではなく、「見る青年」が「行動する青年」に変貌していく記録として描かれている。繰り返されるダンス。南米万歳と唱えた彼が、なぜキューバへ向かうのかは、それはまた別の話と言うことで。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-15 09:45:25)

2.  モダン・タイムス 工場でチャップリンはその歯車の一つになろうと懸命に格闘するが、ノイローゼとなった結果意図せずサボタージュ扇動者となってしまう。さらに路上で赤旗振ってると思われ、逮捕される。この時代を政治的にハッキリ描いたメジャーなアメリカ映画は、30年代半ばの段階では少ないのではないか。富の偏りがあり、昼のデパートは金持ちに開放され、夜のデパートはやっと職を得た失業者と泥棒の世界となる。この夜のデパートの解放感がいい。ローラースケートで移動する滑らかさ、それは危険と隣り合わせだが、束の間の開放を味わわせてくれる。昼の工場と夜のデパート、近代が作り上げた二つの場所が対比されていたと思う。デパートのエスカレーターは、工場で主任を運び上げてしまったベルトコンベアーを思わせもするのだけど。本作からチャップリン作品は芸を見せる映画より、時代と戦う「言いたいこと」を言う映画になる。後世の私はそれをちょっと残念だとは思うが、その時代での勇気をこそ称えるべきだろう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-26 09:39:56)

3.  モハメド・アリ かけがえのない日々 スポーツマンとしての魅力より、“喋る男”としての魅力。自意識過剰と言ってしまえばそれまでだけど、とにかく自分についてのみ語りに語る。そうやって鼓舞しているのだろうか、なんと言うか、過剰に社会と化学反応する体質、まあそれがエネルギーになっているのだろうけど、なかなか面白い。自分の素早さを言うために「部屋のスイッチを切って電気が消えないうちにベッドに入っている」とか。とにかく燃え盛っている男なのだ。黒人パイロットに感動するところは、74年でもまだそうだったのかと思った。威厳というモチーフが底にある。しかし黒人国家も独裁社会で、全然黒人の天国ではなく、何人もの処刑の上のリングで戦っているの。[映画館(字幕)] 7点(2009-03-17 12:05:12)

4.  モンテ・ウォルシュ 《ネタバレ》 「西部劇の挽歌」という題の絵の額縁だけを見せられているようで、前半はノレなかった。たしかに豪壮な馬追いのシーンなどがあるにはあるんだけど、西部劇の額縁のようで、ナマに迫ってこない。ジャック・パランスの結婚式で、彼とリー・マービンが似合わぬ正装して登場するあたりからノッてきた。モンテが、過去の町をうろつくあたり(カウボーイで賑わっていた酒場の静まり、モローの小屋の荒れよう)。暴れる白馬を乗りこなすシーン。時代に取り残されていく寂寥感と焦り。こういう点では西部劇と仁侠映画はほとんど重なる。そしてパランスの死(このときのショーティの表情がいい)、モローの死と続いて、終局に流れ込んでいく。前半もうちょっとキビキビしてくれれば、西部劇の名作になっていただろう。モローがせっかく海を渡ってきたのにあんまりうまく使ってなく、あちらの女優さんが西部劇に出るってのでは、私の世代では『天国の門』のイザベル・ユペールが思い出される。原作は『シェーン』のジャック・シェーファーで、ジャック・パランスはその縁もあるか。この作家ほかにもロバート・ワイズの『悪人への貢物』(未見)など西部劇に原作を提供している。パランスと言えばのちに『シティ・スリッカーズ』で助演男優賞を貰うわけだが、あれが西部劇をナツメロとして扱っていたのに比べると、こちらはちゃんとした挽歌だ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-24 09:25:37)

5.  モブスターズ/青春の群像 この手の映画が多かった時期で、やや食傷気味だったってこともあったかな、ちびの殺し屋がうろうろし出すあたりまではノレず(彼を生かしておいたのがあの頭脳明晰ユダヤ男の唯一のミスだったわけだ)。禁酒法時代のニューヨークというギャングの黄金時代。一応ユダヤ系とイタリア系のギャングの友情みたいのがベースになっている。それぞれのボスがA・クインとM・ガンボンで、とりわけガンボンの人を人とも思わぬ酷薄な表情が凄い。主役である若手四人が揃ってもかなわぬ。「仕事」をくれるボスを子どもに判断させるってのが面白い。[映画館(字幕)] 6点(2012-11-03 09:50:36)

6.  黙秘 《ネタバレ》 日蝕で一日だけにぎわう田舎町ってのがいい。死んだような島の一日だけの祝祭。ハレの日、夫が古井戸に落ちたとき、天にダイヤモンドが輝く。あたりに満ちるドロリとした光に、何か「四谷怪談」的なたそがれ感があって実に不気味。女の友情物語だ。「不幸な女には事故という親友がいるのよ」。現在と過去が自由に往還するのって、目新しくもないけど好きで、映画ならではの楽しみだ。現在のドアに過去の人物が帰ってきたり、現在の電話が鳴りだし昔のいやがらせ電話が聞こえてくる。フェリーの横に父が現われてコーヒーとココアを買い少女時代に導いていく。ただしこれなら100分以内に抑える内容だろう。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-16 11:59:20)

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