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1. ヤング≒アダルト
《ネタバレ》 ジェイソン・ライトマン作品に共通するのが、一般的な道徳や既成概念からちょこっとずれた立ち位置の人間が主人公で、そのずれを否定しないし、明確な結論を出さないという事。
本作の主人公メイビスは美人だし、若い頃なんかもう、みんなの羨望の的。ちやほやされると、やっぱ天狗になるわけで、「こんな田舎は私には狭すぎる」って
出て行った典型的なタイプ。しかし、いい歳なって結婚もせず、仕事にもいきずまったりすると、どんどん焦ってくる。そうなると、結婚して子供までできた元カレとよりを戻せるだなんて本気で信じてノコノコ田舎に里帰りしちゃうわけだ。痛い!!
あれだけやりたい放題やって、反省もせずに「田舎なんて大っ嫌い!!てめえら狭い世界で一生幸せごっこしてろ!」ってな感じで次のステップへいっちゃうのね。唯一の理解者のデブっちょも、都合良く振り回しといてフォローなしだし、あまりにも自分本位!
だけど、人間てそういうもんよね。他人を思いやる前に、自己肯定することが大事よね。
というメッセージってことでよろしいですか?[試写会(字幕)] 7点(2012-07-17 23:58:52)《改行有》
2. ヤギと男と男と壁と
クスクスポイントは結構あって、楽しいんだけど全体的に地味!
面白くなりそうだったのに、チマチマしたまま終わってしまった。
キャストのはっちゃけ具合も足らず、いつものジョージ・クルーニーが一人で目立ってる。
もっとあっと驚くようなバカやってほしかったなー。
特攻野郎Aチームからアクションを引いたような平和な一本。
※この程度でPG-12かかるのか。ドラッグが出てくるから?[映画館(字幕)] 6点(2010-09-05 16:51:08)《改行有》
3. ヤングガン
西部劇のヒーローとしても、ビリー・ザ・キッドの容赦ない殺しっぷりはかなりクレージー。序盤のイメージとの差異に意外性があって良かった。
感情移入や同情は全然できないが、あそこまでメチャクチャやってくれると逆に気持ちよい。愛想を尽かしそうで尽かさない仲間達は不可解ではあるが、皆いい味出してて良かった。銃撃戦ももったいぶらずガンガン見せてくれて面白かった。オープニングのキーファー、男前すぎる。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-13 23:34:08)《改行有》
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