みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 遊星よりの物体X 初見は随分前なんですが、てっきりB級ホラー映画だと思っていたものの、SF映画の名作であったことを後に知りビックリ。しかも、デカい怪人が人を襲うという古典的な演出で恐怖を煽る映画だけに、改めて見直すとやっぱり陳腐。だけど当時としては、発想、映像、特撮等、ショッキングなSF映画ということもあり、観客にはウケまくったんだろうなあ~、きっと。そうそう、ディミトリ・ティオムキンの不気味な音楽は良かったゾ! ! SF映画の古典的名作に敬意を表し、うーん7点。7点(2003-10-30 13:33:42) 2. 夢(1990) 巨匠、黒澤明ともなると見る夢が根底から違うものです。ストーリーはさておき、作品全体に共通して言えることは、幻想的な映像美が見ものだった。夢なので当たり前か(笑)。 第1話「狐の嫁入り?」はコワ~イ日本の民話だが、雰囲気ある演出が絶品。最後までドキドキさせられた。第2話「桃畑」は、純粋な少年の視線から描いている辺りは童話そのもので、お世辞抜きにすべてが美しかった。第4話「亡霊?」の爆弾特攻犬に吠えられるシーンは“ゾッ”とした。第6話「赤富士」は映像が強烈で悪夢そのもの。最後の第8話「水車の村」は、ファンタジックに彩られた大人の絵本というところか? 総じて“日本”を感じれる人には、満足出来る作品ではないカナ。7点(2003-08-02 21:50:55) 3. 遊星からの物体X 前作の「遊星よりの物体X」はデカい怪人が人を襲うという、古典的な作風の怪物映画だった。本作は不気味な造形が見どころのサスペンス仕上げの映画となっており、緊張感、恐怖感ともども文句なし。エグくて、ヘンてこなモンスターが「出るわ出るわ」でサービス度は満点。マニアには垂涎の逸品でしょうね。7点(2003-06-28 20:41:47) 4. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981) タイトルがサスペンスフルなので、緊迫感溢れる作品を期待していたんだが…。う~ん、過激なセックスシーンがやたら多く、サスペンスとして見るならば何だかシラけてしまう。やはりこの映画、当時としては大胆な性描写が“売り”の、サスペンスを絡めたハードコアとして見るのが正解なんだろう。それにしても、こういう役のJ・ニコルソンは見事ハマり役というか、まるで地のような演技だった。5点(2003-09-14 20:05:59)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS