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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  48時間PART2/帰って来たふたり 冒頭の砂漠の風景の印象のせいか、西部劇時代のならず者の、馬をバイクに替えた感じがあります。エディ・マーフィーとニック・ノルティの嫌味の言い合いが一つの見どころで、それなりに楽しめる。嫌だ嫌だ言いながら巻き込まれるパターンで、“反発から和解”の型。チャイナタウンの銃撃戦で、並んでピストルを構えると、それが仲間になった証。「もう映画では酒場の喧嘩は見飽きた」と言っといてから喧嘩するってのもあった。エディが旧友に電話を掛けまくるところは原語で理解できればもっと笑えそう。敬虔なクリスチャンになってたのの反応なんか。[映画館(字幕)] 6点(2014-03-05 09:43:58)

2.  夜の道 『ウィンチェスター銃’73』見たとき、ダン・デュリエの悪漢がよかったので、彼が出る映画を待ち伏せていたら本作が放映された。列車強盗団のリーダーで『ウィンチェスター銃』のときよりネチっこさは欠けたが、いるだけで嫌らしさが匂い立ってくるような下卑た笑いは、やはりいい。目的がそちらのほうだったので話は二の次に見ていたが、J・ステュアートがアコーディオン弾いて歌ったりアップルパイ注文したり、“おいら陽気なカウボーイ”って話なのかと最初はビビッた。しかしそれは世を忍ぶ姿で、正義に燃える男なのだった。『ウィンチェスター銃』も兄弟の確執が潜んでいたが、これもそうで、西部劇ではよくある設定なのか。よかったのは鉄道風景、谷の脇の崖を走っていくあたり堪能した。安い客は、剥き出しの貨車のようなところで運ばれるのだ。列車強盗ってのは、汽車とそれに追いつく馬と銃があって、西部劇の主要要素が凝り固まっている。給水塔を倒して列車を停めるスペクタクルもあるが、終盤精錬所で争い、女性がロープウェイ状の運搬機に乗って空中を逃げるってのがあった。逃げ出すところまでしか映さないのだが、その後を丹念に追えばスピルバーグ的な場面になる。スピルバーグも若いころこんな映画をたくさん見て抱いた欲求不満を、自作で解消していったのかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-20 09:48:09)

3.  48時間 題名のリミットはそれほど緊張感を出してるわけではなかったが、いくつかのシーンのイキのよさがアメリカ映画。いくつか列挙してみましょうか。冒頭の脱走のテンポ、囚人の一人が始終道の果てを見詰めている。地下鉄での取引のシーンの緊迫。通行人の効果ね。三年間の埃をかぶっている車。中華街の漢字のネオンの妖しさ。刑事が拳銃を両手で絞るように持つリアルさは、中年刑事に合ってもいる。あるいは警察署内の長回し。慌ただしさがそっくり表現される。白人の店の黒人と黒人の店の白人の対照の妙。小者の感じで笑いをもっぱらとるんだけど、わざとらしさがない。小者だけど卑屈ではない。一寸の虫にも五分の魂、の線。こういうところがアメリカ映画のいいところだ。[映画館(字幕)] 7点(2013-06-17 10:19:05)

4.  四十二番街 ジェットコースターの滑り出しのように、カタカタとポテンシャルエネルギーを蓄積していって、ラストのショーで一気に奔流として押しまくるミュージカルの型は、ここらへんで確立されたのかな。そのショーが何しろ見せ場。サーッと開いて列車になるあたりからラストまで、ウキウキしっぱなし。車掌と新婚さんとの三人がツツツと右に滑るようにステップを踏むあたりでニンマリだが、まだここらはステージショーの中継といった感じでカメラは慎んでいるのだけど、次第にじっとしていられなくなり、ダンスの中に・ステージの上に乗り込んでいってしまう。このノメリ込んでいく勢いがすごい。「これはいちおう舞台のシーンなんだよ」という前提を放棄していくまでに節度を失っていく。二重の回り舞台を使った振り付けなんかになると、ステージかどうか怪しくなる。真上から見下ろしたときにのみ効果のある振り付けで、ついにはカメラが並んでいる脚の間をくぐったりすれば、もう「ステージを観ている観客」は無視されてしまっているようなもんだ。ヒロインが乗ってた車が走り抜けていったり、向こう側の車も停まっていたりすると、もうここは舞台じゃない。女性が襲われそうになる室内セットなんかは、もう完全に映画のそれ。カメラは窓から退却していく。そして摩天楼のセットが浮き出て、てっぺんで笑っている二人となる趣向。ステージものであったのが、「映画」のミュージカルに乗っ取られていく、その暴力的な奪取の爽快感。[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-09-19 09:59:25)

5.  夜も昼も 「エール大学かたぎ」っていうのか、ああいうのアメリカ映画でよく感じる。出身校がふるさとのようになっている。金集めするときも、「エール出身ですぞ」が決め手になる。「あんたは仕事のことしか頭にないんだから」と夫婦の危機が迫っても、最後はエール大学と思い出の曲「ナイト・アンド・デイ」で丸く収まる寸法。まあ全体はコール・ポーターの伝記で、ショービジネスものと言ってもいい。「ビギン・ザ・ビギン」など、ポーターの曲が流れる。クリスマスのシーンはなぜか懐かしい。最初のショーのステッキの演出も楽し。新婚旅行どこにしようと、音楽が各地の雰囲気をかもしつつ、あれかこれか迷う。“親の期待に応えずに”で始まるアメリカ映画が多いのは、かつてイギリスから独立した記憶が遺伝として残ってるから、なんてことはないか。[映画館(字幕)] 6点(2011-08-29 09:48:38)

6.  欲望(1966) 《ネタバレ》 トーキーの発明で、映画は無音の緊張を描けるようになった。主人公のカメラマンが公園に入っていき問題の男女を目撃する場の緊張、これは音が欠けているというより、葉のかすかなざわめきを埋めるようにどんどん無音が充満していく。あるいは彼の部屋に写真を順々に貼りめぐらし、昼の公園の時間と空間が再構成されていく場、夜の死体発見の場、など、ここぞというところで無音がこだまし緊張を高める。押し黙った労働者たちの群像、しゃべらないファッションモデル、シュプレヒコールを叫ばないデモ隊、ロック会場の異様に静まった客席も印象に残る。またそれらはしばしば喧騒と隣り合わせだ。冒頭のはしゃぐ白塗りの若者たち、闖入するモデル志願の二人組、エレキギターを奪い合う騒動、それらがより無音を際立たせている。この無音の緊張の果てに聞こえてくる白塗りのパントマイマー(無言劇)のテニスボールの音、冒頭の喧騒を裏返したような彼ら、なにかあそこで映画全体が表裏ひっくり返ったような、それがいいことなのか悪いことなのか分からないが緊張が解放されていくような、そんな気分がラストにはあった。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-17 09:32:14)

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