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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 やっぱりランボーの吹き替えはささきいさおだよね。コンドルのジョーのうめき声しか聞こえないんだけれど(笑)。 ボランティア団体の奴らの脳天気な発想とか行動に腹立たしさを感じると同時に、ランボーの台詞がいちいち正論に聞こえてくる。ホントに戦場をなめすぎている連中の行動には怒りを禁じ得ない。 そんなランボーがけっきょく頑張っちゃうわけだが、まあそれを正当と思わせるほどミャンマーの軍事勢力が暴虐だったのは事実だったんだろうかね? あんなむちゃくちゃをやっていたなら殺されても文句言えないと思えるんだが、そういうきっかけを作ったのがボランティア団体の奴らだと思うと、ホントに怒りがおさまらない。 そういう経緯があって、ランボーが故郷に帰る場面で、なぜか私はS&Gのボクサーが脳内再生された。[地上波(吹替)] 8点(2013-03-21 16:31:07)《改行有》 2. ラスト サムライ これはコメディか? 仮にも「侍」の名を語り、明治初期の日本を描こうとしたのであれば、もう少し文化的背景や所作、台詞、そして「日本らしい風景!」にも気を遣って欲しかった。もしあの隠れ里を見て、あれが日本の景色に思えた人は日本人じゃない! 少なくとも東南アジアかマヤ・アステカの村のような違和感がしてならない。何よりも、村の入り口に鳥居はないだろう(苦笑)。製作者は薩摩の郷士制を再現しようと思ったのかもしれないが、村の規模からしたら不自然すぎる寺院といい、アンバランスの極みだった。台詞にしても、トム・クルーズと我らが真田さんがついに互角になるシーンでは、「引き分け」ではなく「相打ち」と言って欲しかったし、小雪が鎧を着付けるシーンでは(この設定も不自然だが(苦笑))「着ていただける」ではなく「お召しいただける」と言うべきだろう。そして何より、勝元はどこで英語を覚えたんだ?(苦笑) たしかに幕末の薩摩は近代化を押し進め、外国からの技術の導入を積極的に進めたが、語学レベルの修練は聞いたことがない。・・・といった具合で、この映画を19世紀の日本として観ると違和感ありまくりなのだが、クライマックスの騎馬突撃シーンがまずまずのできだったので、この点を献上することにしよう。すべての頑張りはお馬さんと真田さんに。そして最後に、こんなことで武士道を学んだと思い上がるんじゃねえぞ、アメリカ人!(笑) <追記>このレビューでこの点数だと矛盾しているように思われるかもしれないが、実際のところ観る前の期待感は9点以上のつもりだったので、「ガッカリして下げた」のです。6点(2004-09-28 23:35:53)(良:1票) 3. ラストマン・スタンディング ブルース・ウィリスの主演って、「ジャッカル」にしても本作にしても、リメークものっってダメですね。黒澤の「用心棒」のリメーク数ある中で、本作は、私の中では、ヴァンダムのと同レベルの評価ですね。やたらにハードボイルドを意識している演出が、逆効果だった気がします。5点(2004-05-16 20:47:34) 4. 乱気流/タービュランス レイ・リオッタは好かったけど、盛り上がりに欠けたラストだったのが、こういう評価でしょうか。6点(2003-11-29 02:00:49) 5. ライフwithマイキー マイケル・J・フォックスのファンとしては、彼の人生を観ているような切なさを感じます。彼の持ち前のユーモアでそう感じさせないわけですが、売れなくなった現在の役と、マネージャーの仕事。そういううらぶれた感じが、2003年現在、病気の彼とダブってしまい、個人的には感動してしまいます。少女とだんだんうち解けていくのもジーンとしますし、シンディ・ローパーが好い役を演じているのも嬉しいです。8点(2003-11-29 01:54:03) 6. ライムライト 人生の落日を淡々と演じるチャップリンに感動します。かつてどれだけ名声があっても、やがて忘れ去られていくのは寂しくもあり悲しくもあります。文字通り命を懸けた彼の舞台に涙を禁じ得ません。優しくももの悲しいメロディが心に響きます。「独裁者」とともにチャップリンの傑作です。9点(2003-11-19 21:05:48) 7. ランボー/怒りの脱出 アメリカ人はベトコンによっぽど恨みがあるんでしょうね(苦笑)。そうじゃなきゃ、こんな映画はできない。でも、ついついスタローンに感情移入して観てしまう自分がいたりして・・・。6点(2003-11-19 05:17:28) 8. ランボー3/怒りのアフガン シリーズの中で、実はいちばん好きな作品です。少年にナイフを渡すエピソードとか好きだし、弓矢でジェットヘリを撃墜するシーンも好きなんですよね。8点(2003-11-19 05:14:51) 9. ランボー ベトナム帰りの兵士に居所はないということでしょうか。田舎の閉鎖的で恣意的な警察って、アメリカ映画によく出てくるけど、やっぱりそうなのかな?この頃は、まだスタローンの身体に張りがありましたね。7点(2003-11-19 05:13:21) 10. ラビリンス/魔王の迷宮 ジェニファー・コネリーが可愛かった。それしか印象がありません。6点(2003-11-19 05:08:57) 11. ラッシュアワー2 《ネタバレ》 ジョン・ローン!そんなに簡単に死ぬわけないもんね(微笑)。でも「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」の悪役よりも迫力という点で物足りないなあ。でこぼこ刑事コンビは相変わらず笑わせてくれます。クリス・タッカーが歌い出すシーンは笑っちゃいました。7点(2003-11-19 05:07:57) 12. ラッシュアワー でこぼこ刑事コンビというのは、やっぱり楽しいですね。それにしても(←口癖(笑))ジャッキーは”落ちる”のが好きだよね。ラストはハラハラします。7点(2003-11-19 05:05:31)(笑:1票) 13. ラスト・オブ・モヒカン モヒカン族の真実に迫る映画ですね。アメリカの開拓の歴史は、少数先住民の迫害の歴史でもあるわけで、そういう闇の部分が描かれています。一族の落日を誇り高くむかえる姿は素晴らしいですね。7点(2003-11-19 05:02:48) 14. ラスト・アクション・ヒーロー 映画の中のヒーローっていうのが面白いですね。余計なことをする少年とシュワちゃんが映画の中と外で活躍するのが面白くありませんか?私は結構お気に入りです。カメオ出演がいろいろあってそれも楽しいです。8点(2003-11-19 05:00:35) 15. ライジング・サン(1993) 日本社会を描いた作品と思わないで観れば、そこそこ楽しめるのではないでしょうか。しかし、ショーン・コネリーは「ハイランダー」といい、本作といい、日本女性とよく結婚してますね(笑)。6点(2003-05-01 20:38:57) 16. ラスト・シューティスト 実は、ジョン・ウェインの映画の中で一番好きな作品です。ビクトリア女王のニュース記事を何度も読み返す主人公、最後まで女性や子供に厳しいけど優しかった無骨な男を、見事に演じていると思います。エンディングの中で、彼の出演作品がちらちらと紹介されるシーンで思わずグッとこみ上げてくるものがありました。もう彼の新作には会えないのだと。8点(2002-04-28 18:21:11)(良:1票) 17. ライトスタッフ 《ネタバレ》 <2004年4月21日全面書き換え>冷戦時代まっただ中、アメリカのマーキュリー計画がメインになった映画です。有人宇宙飛行計画を担った7人の男たちがどのようにして宇宙に出かけていったかを描いているのですが、それとは別に、”チャック・イェーガー”という狂言回しをおくことで、物語に深みを増しています。彼は人類史上初の超音速飛行を達成した伝説のパイロットですが、とにかく本作の中でのイェーガーは格好いい!彼の魅力的なイェーガー夫人(バーバラ・ハーシー)と馬で追いかけっこをして落馬負傷しながら、テスト飛行を成功させるオープニングからの20分間は、それだけでもひとつの作品にできるほどの密度があります。また、”ガス”・グリソンが帰還したときに批判されたときも、イェーガーは彼をかばう発言をしてました。テスト・パイロットという命懸けの仕事に対する誇りと、”ガス”のギリギリの努力に対するリスペクトが感じられます。アラン・シェパード(スコット・グレン)が小便を漏らしながら有人飛行を達成するシーンや、ジョン・グレン(エド・ハリス)の危機の時に、アボリジニーのたき火の火の粉が飛んできたりと、印象的なシーンは多いのですが、なんといっても、クライマックスは、垂直上昇記録に挑戦してNF-104で成層圏突破を目指すイェーガーでしょう! 陽炎の中から意気揚々と引き上げてくる彼の力強い歩様には拍手喝采です。またビル・コンティの音楽も好いんだよなあ。これを聴きたいがために有意義な3時間を過ごすといっても過言ではありません。史実を考えると、試作機の造形などかなり不自然なものもあるのですが、そんな細かいことは抜きにして、とにかく熱くなれる映画です。未見の方はぜひご覧になってください。9点(2002-04-28 18:17:24)(良:1票)
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