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1. ラビリンス/魔王の迷宮
《ネタバレ》 今では特撮で何でもできてしまうから、いくらか陳腐に見えてしまうのはたしかだが、この時代にこの演出はなかなかのものだったと思う。デビッド・ボウイの曲がなんだか合わない気がすると思うくらいで、よい映画。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-28 22:46:41)《改行有》
2. ラスベガスをぶっつぶせ
《ネタバレ》 佳作。実話が元ネタという制約において、わりと地味な話を、うまく展開させて見せている方だと思う。【ネタバレ注意】実話が元ネタなのでどうしようもないが、カウンティング自体は“天才じゃなくても勝てる方法”なので、その設定が微妙。それにフィッシャーをはじめ、バカなことをして下手をうつ、というのがあまりにもありきたりな展開。また、カジノそのものは合法に運営されているもので裏社会の話ではないのだから、ストーリー上の演出とはいえ現代のドラマとして不正の発覚後に暴力をふるっているのはいただけない(実話では出入り禁止になっただけらしい)。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-03 00:02:56)
3. ライラの冒険/黄金の羅針盤
《ネタバレ》 えてして評価が絶対的なものではなく、観る前の期待値に対する相対的な感覚になってしまうものということを前置きしておくと、かなりがっかりした作品。たしかにCGは凄いのだが、CGを見にきたわけではなく、やたらと説明口調な展開は、きっと原作を飛ばしながら脚本を作っているのだろうなあと推察させてしまう。クマの戦いとか実に予定調和的であるし、そんなに危ない橋を無理やり渡らせて落ちたらどうする、というか、そんなに時間をかけずにやってこられる道があるなら、そこまで急がずそっちを渡ればよかっただろうとか、これで続編を観に行くかというと相当に微妙。[映画館(字幕)] 4点(2008-04-22 22:00:18)
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