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1. リベンジ・マッチ
大好きこの映画。主人公の2人の駄目オヤジそのまま映画。
ダメなところだらけなんだけど、そのダメな所がこの映画のいいところでもある。
こんなオッサンがそばにいたら、いい飲み友達になれると思う。
間違いない、この2人ならいい友達になれるよ。そういう意味で8点。[映画館(字幕)] 8点(2016-11-19 14:40:39)《改行有》
2. リオ・ブラボー
冒頭の酒場の場面がいいじゃないの!アル中でヨレヨレのディーンマーチンがフラフラ現われる。あのダンディーなディーンマーチンが、よく引き受けたなと言いたくなる情けなさ、ヨレヨレさだ。酒、酒、酒、その一心。恥も外聞もない。一人の意地悪そうな客が「ホラ、これで飲みな」とコインをタン壺の中に入れる。手を入れてコインを取ろうとするディーン。すると、いきなりそこへ、ごついブーツを履いた足が現われてタン壺を蹴っ飛ばす。カメラが、パンするとジョン・ウェインが立ってて、ディーン・マーチンを怖い顔で睨みつけてる。この冒頭だけで、傑作だと思ったぞ。座長芝居の段取りの王道というかスターの見せ方が抜群に上手いな~!大向こうから「待ってました!」と声のかかりそうな呼吸の良さ。こういう映画をもっと作らんかい!8点(2004-06-03 23:12:24)(良:2票)
3. リービング・ラスベガス
ニコラスケイジの破滅的な酒の飲みっぷりが凄まじい。破滅するために飲んでるみたいだ。原作者もアル中で、これを書き上げた後、自殺してる。題名には二重の意味があるように思うな。ラスベガスを離れるというこの題は女にとっては人生の再生、男にとっては死を意味するのではないか。ラスベガスは確か、アメリカで最も酒場が多い街のはず。救いのない話なんだけど、どこかすごくピュアなものを感じさせる。二人の結びつきは紛れもない純愛だ。男にとって、彼女は聖母マリアのような存在であり、彼女にとって男は、破滅的な飲んだくれだが、間違いなく誰よりも自分を愛してくれた男なのだ。それを象徴するようなラスベガスの夜景が息を呑むほど美しい。「俺に酒をやめろと言うな」という言葉には打ちのめされた。 10点(2003-11-22 02:08:28)
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