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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》 昔から大好きな映画。お酒に酔ったので、今更ながらレビューを書くことにした。 まず、音楽がステキ。主題歌「Le Festin- Camille」がたまらない。 ハンデキャップを抜きにして才能は開花させることができる、誰かが見つけてくれて、誰かに届く、 そして夢は叶う、だけど、それには大変な勇気や想いや許容性が必要なんだ、 ってのがメインのメッセージなんだろうと思う。 夢の舞台になるパリの街。煌びやかな街並みと地下のネズミたち。すごく対照的で美しい。 映画の最後のクライマックス(必殺技)が、おふくろの味ってのも本当に素敵。 初心を忘れるな、家族愛を忘れるな、ですよ。ホント、愛に溢れた、夢のある映画だと思います。[ビデオ(吹替)] 9点(2020-02-16 01:07:51)《改行有》 2. レディ・バード 《ネタバレ》 どこかで既視感がと思ったら「渡る世間は鬼ばかり」の米国青春版なんだと思います。皆が皆、それぞれの価値観や立場で正しいんです。 でも渡鬼もそうですが、ベースとして常識、例えば日本で言うと「親の面倒は長男が」なんていう共通認識があってこそ成り立ちます。 この映画では17歳の田舎娘がニューヨークの大学を目指すわけですが、この行為は皆が夢見るものなのか、どれくらいの経済負担を強いられるのかといった米国人では当たり前の共通認識が分からない日本人にとっては、この映画の3割程度しか理解できないのではないかと思います。 壮大な夢なんだろうと理解しても、彼女はそのための努力をしているように見えないですしね、共感できません。 米国での17歳の青春のスタンダードも、グレ方も良く分からないですしね。 本来は懐かしい感じを覚えながら感動するのでしょうが、われわれ日本人には理解しがたいですよね。[インターネット(字幕)] 4点(2019-04-15 21:13:44)(良:1票) 《改行有》 3. レスラー 《ネタバレ》 プロレスラーという職業の華々しさと犠牲を描いているんですけど、主人公に共感できないです。 いろいろあるのは分かるが、本人がダメな人間なだけで、プロレスラーという職業のせいではないと思うんだが・・・ 生きるのに不器用な男で、感情に素直で、好きなように生きているだけ。 それが男ってモンだろ、ってのがこの映画の主旨かもしれないが、それには同意できない。[インターネット(字幕)] 5点(2018-08-16 00:03:16)《改行有》 4. レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 映画から執念を感じました。生き残る、生きている限り生きろ、という強烈なメッセージがあります。歯を食いしばるような執念、恨み、血反吐吐きながら地面這いつくばってでも生きる主人公に男として熱さを感じます。厳寒かつ静かな風景の中に、燃え盛るような熱い命の対比。美しいです。[ビデオ(吹替)] 8点(2016-06-22 00:48:15)
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