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1. レディ・キラーズ
《ネタバレ》 犯行に及ぶまでの準備については特筆するところもなく、よくあるコメディだなと思っていました。しかし、いったん犯行が成功してからの急転直下ぶりには驚くと共に、思わず笑ってしまいます。それにしても、教授の変人っぷりが薄気味の悪い笑いひとつで演じきっているT・ハンクスはさすがですね。それとネコの演技(?)は必見です。そこまで引っ張るかと最後には脱帽してしまいました。あと、途中出てくるゴスペルは理由なんか関係なく楽しくさせてくれます。7点(2004-06-04 15:16:54)
2. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
登場人物が多すぎて、それぞれの深みが感じられませんし、誰と誰が対立軸にあるのかという肝心の情報が上手く伝え切れてない感じがします。サンズに強引に連れてこられたマリアッチが人生最大の敵であるマルケス将軍に復讐劇を演じていくという大きな基本路線すら、主役級の活躍を見せるサンズによって揺らいでしまっている感じがしてしまい、結局何が撮りたかったのという感じです。ただ、アクションシーンだけは非常に緊迫感溢れるシーンが連続しているので、ストーリーは関係ないと言い切れる人には一種「爽快な」映画でしょう。4点(2004-03-30 00:26:02)
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