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プロフィール |
コメント数 |
112 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
10点---- 個人的ツボ。欠点なんて知ったこっちゃない映画。 9点---- 完成度高し。人にすすめたくなるような映画。 8点---- 良作。ちょっと気になる点も。 |
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1. ロード・オブ・ドッグタウン
《ネタバレ》 幼馴染みが成功して、それぞれバラバラの道を歩き出す。新しい仲間や、価値観に触れ、歯車が少しずつずれてしまった彼等は、不仲になってしまう。青春映画でありがちな展開です。そして、どうやってその離れていった距離を埋めるのかなと眺めていると、ほぼ葛藤は描かれずに、昔みんなで楽しく過ごしたあの頃のように、プールの中をスケボーですべるだけ。離れていた心が、自然とあの頃に帰っていく。言葉なんかいりませんよね。このあたり、すごく共感できます。彼等の住んでいた街、犯罪の横行する薄暗い街は、スケボーに乗って滑走する瞬間だけは、輝いて見えていたのではないかなあ。スケボー文化の自然発生と、その黎明期を見れるという点では貴重な作品でした。[DVD(字幕)] 6点(2010-11-15 04:05:27)(良:1票)
2. ロスト・イン・トランスレーション
《ネタバレ》 旅先で自分が感じる距離感や接し方とすごく似ていて好感が持てた。観光地や名所など色んな所をまわって触れてみるのとは、一線を画している他文化への接し方だ。「ここは素敵なとこ」だと自己暗示をかけて巡るのが、この映画で出てきた軽薄な感じで描かれている白人女優のような接し方だと思う。体当たりで接してみるのも楽しいが、この映画のように、ちょっと距離感を保って段々と近づいて行くのもまた楽しいと思う。で、映画に関して印象に残ったのは、孤独の描写が上手だったということだ。深夜二人で寝ているのだけど、眠れなくて、ひとり取り残される。堪らずちょっかいを出して起こそうとするのだけど、すぐに鼾をかかれて、またひとりになる。こういう描写はアメリカ映画らしからぬ表現だと思う。また、他のシーンでは、寂しさを紛らわす為に、明るい紅を引いたり、部屋を飾る。つま先をぶつけ、誰にも痛みを訴えることができず痛みに耐える。終盤にかけて、つま先の傷を話せる相手と心を通わせていくのだが、こういう孤独の表現がすごく良かった。そして、それを演じるのがスカーレット・ヨハンソンだから尚更良い。透明感があり美しい彼女に良く似合う役だったと思う。ビル・マーレーも良かった。風呂で奥さんに電話するシーンがすごく切ない。ラストもいいね。しかし、全体的に脚本としての構成の上手さや台詞の良さを感じることもあまりなく退屈だった。無駄なシーンが多かったように思う。嫌いではないが、心を揺さぶれるようなものもない中途半端な映画。幸せな時に見ちゃうと、色んなとこ見落としてしまうような映画だと思う。ネイティブで見ないと、Lost in translationしてしまうんだろう。この点ではすごく考えさせられた。最後に一言、しゃぶしゃぶを美味しく楽しめる日本人で良かったなあ。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-04 21:38:03)
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