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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 SWの三部作というのは、壮大な世界観やキャラクターの壮絶な人生を描いているのであって、そこでつくり込んだ設定を活用したスピンオフを持ってきて単品の映画としての出来を比べる、というのは、ややアンフェア・お門違いな気もしていますが(スピンオフが描いているのは、単なるひとつのエピソードなのですから)、それにしても単純に面白いっすよね今作。SWの設定を随所に生かしたシンプルで明快なストーリー、やや長尺ながらダレない展開運び、そこそこ魅力的な登場人物、アクションや映像面のクオリティも無難にそこそこで、娯楽作としてはかなり高水準な仕上りだと思います。 とは言え、前半はやや駆け足気味で、特に個々のキャラがどういう人物で何をしてきたのか、という部分の描写は少し軽めにも思います。あと、この手のハリウッド大作では珍しい全員玉砕エンドも(私は別に気になりませんが)好みから外れるという人も居るかも知れません。ただ、個人的に非常に好かったと思うのが後半の盛り上がりです。評議会がダメ!と言ってるのにテヤンデエ!とばかりに飛び出すヤンチャ具合に、いつ観ても共感し引き込まれるのです(それに感じ入ってすっ飛んでくるラダス提督、というのが私は特に大好きですね)。[インターネット(字幕)] 8点(2020-12-12 20:53:47)《改行有》 2. ローマ発、しあわせ行き 《ネタバレ》 理屈より感情を優先するタイプの、個人的に非常に苦手な女性のかたが3人も出てきて好き勝手放題やらかして回る話の内容は、傍目にはそこそこ面白いケドよく考えると地味にストレス(胃痛)。それに比べりゃ八方美人で予定調和な結末も、最早左程気にならない(これはこれでアリかと)。目当てのカルディナーレは、何やら縮んで可愛いお婆ちゃんに(これもこれでアリかと)。結論、まあまあ楽しめたかと。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-28 00:24:39) 3. ロボコップ3 《ネタバレ》 3作目は全然ロボコップの話ではない(オムニ社vs一般市民)。そもそもの話の大枠に非常に疑問がある上に、細かい展開運びや演出も随所で?だらけで、シナリオはハッキリ言って極度に不出来(特に許せないのが、若いお姉ちゃんとリプレースしたいがためにアン・ルイスを無駄かつ謎に殺した点)。アクションも実に平凡。一撃必殺のシリーズクラッシャーと言える。[インターネット(字幕)] 3点(2019-11-27 23:35:53) 4. ロッキー 《ネタバレ》 人生とは孤独で苦しい闘いであり、ボクシングとは正に生きることの縮図である。そして本作は「人生における真の勝利」を描いた映画であり、それはボクシングでの勝利ではなく(勝ってないけど)、一個の人生で「何者かに為れたこと」である。観るたびに、試合以降は何故か流れる涙を止めることが出来ない。テーマを聞くだけで魂が燃え上がる、最高の映画。[DVD(字幕)] 10点(2019-11-17 00:15:04)(良:1票)
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