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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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181.  フェイス/オフ ニコラス・ケイジの♪はぁぁぁぁ~~れ・る・や、はぁ~~~れ・る・や♪だけで、もうやられてしまった。悪人ニコラス君が、大声で聖歌をうたう。ジョン・ウー世界のはじまり、はじまりぃ~ってな感じで、ツカミはオッケー。そんでもって、悪人ニコラスは女性のほうばかり見ている。イッちゃった目で(笑)。この胡散臭さ、インチキ臭さ、もうバッチリよ。そんでもって、こいつが善人にも見えるから、ニコラス君が女性だったらさぞかし魔性の女だったろうに。で、一方のトラボルタのほうはというと……。う、うわわ、ハリウッドきっての悪人顔トラボルタがいい人ですってぇぇ。うっそでしょぉ。ぎゃー、ありえない。絶対、腹にいちもつ持っているよぉ。って思いながらみていたので、顔が変わっているときのほうが、妙にしっくりときてしまったのです。悪人にも善人にもなれるニコラス君に軍配あり!って感じの映画でしたが、イイ意味でも悪い意味でも、ジョン・ウーの映画。ひつこくひつこくひつこく繰り広げられる、ニコラス君とトラボルタの闘いのシーンなんて、ビデオ早送りしたくなるのを我慢して「ジョン・ウーなんだから、たとえアクションが30分続いても文句を言ってはいけない」と自らに言い聞かせ、それなのに、教会と鳩が出てきたときには大喜びして「よっ!待ってました。ひゅーひゅー」と声かけせんばかりの興奮具合。いけない、正気で観なきゃ!と思いながらも、とうてい正気ではいられない危険な映画でございます。ジョン・ウー万歳!7点(2004-06-21 23:54:42)

182.  モンスターズ・インク ドアをどんどん開いていくと、いろんなところに行ける……まるでドラえもんの「どこでもドア」のようなドアたちが大量生産されているのがスゴイ。ただ「どこでもドア」と違うところは、一つのドアが繋がっている場所は一つのみってところ。だから、同じ場所に行こうと思うと同じドアじゃないといけない。あの女の子の部屋に繋がっているかわいいドア。必至に女の子をウチに帰そうとする、サリバンとマイク・ワゾウスキ(何故かフルネーム 笑)のあわてぶりが、とっても楽しかった。特にマイク・ワゾウスキ(やっぱりフルネーム)。おねえちゃん(っていうのかな?)を高級鮨屋に連れていっているときに女の子と遭遇。子どもに関わるほどヒマじゃなく、女の子をわずらわしいと思っているのに、どうしても放っておけない、このジレンマ。なんかとってもカワイイって思っちゃいます。ドアを開くごとに、紙芝居のように変わっていくいろんな風景をワクワクしながら観ていました。特に日本家屋のときは、ちゃんと障子を引いていた(ドアを開くのではなくてね)ところなんて、芸が細かいなぁって感心しましたです。8点(2004-06-21 23:36:38)(良:2票)

183.  気まま時代 第何弾かは分からないけれど、アステア&ロジャースのミュージカル。いやはや、この二人のダンスに関しては、もう何も語ることはありません。ゴルフのドライバーショットをしながら踊るアステア。踊り終わってロジャースのほうを得意顔で振り返ると、もう彼女はいない……なんて、いつもながらのベタベタさに大喜び。そして、例によって例のごとく二人でダンスをすることで、彼女はアステアに惚れていく……、ああ私は何度観たら飽きるのか(呆)。結果はいつも同じ、ただ職業や状況が違うだけなんです。今度は精神診療医のアステアが、親友の思い人(基本的には婚約者なんだけれどね)の精神鑑定をするところからはじまる。そんでもって、変な催眠術をかけて、ロジャースが暴れに暴れまくるという設定。このありえなさが面白いのです。DVD発売されていますので、気がむいたらご覧ください。レンタル屋さん、もっとアステアもの入れといてちょ(笑)。7点(2004-06-21 00:57:55)(笑:1票)

184.  泥棒成金 ケイリー・グラントとかの映画観ていっつも思うこと。それは、金持ちっていいなーーってこと。優雅だなぁ。オシャレだなぁ。キレイだなぁ。綺麗なオベベ着て、美味しいもの食べて、気怠そうにして、んでもってきまぐれで遊んでみたりして。いいなぁ。ふわぁ、私も金ぴか黄金色のドレス着たいぞよ。そうそう、我等がケイリー・グラントは、今度はグレース・ケリー様に惚れられます。やっぱり、金持ち女に惚れられるっつーのは彼の十八番ですねぇ。そうそう、グレース・ケリーを運転手にしていたし、彼女を追い回すでもなく、一方的に惚れられる……んなことできるのはもう彼しかいません。アッパレ!《印象に残ったセリフ》「二か国語で彼に謝らなくっちゃね」「猫は水が苦手なのよね」(←この後でちゃんと水着きて、泳いでいる)《怪しげなシーン》ビーチで懸垂している男7点(2004-06-21 00:08:13)

185.  魔人ドラキュラ 《ネタバレ》 クラシックを使った出だしの音楽、とある男性がドラキュラ伯爵の待つ邸宅にいくときのおどろおどろしさ、そう期待感は十分だったんですよぉ。村人が男性に十字架を手渡し、「信じないかもしれないけれど、お守りだと思って」と言ってもたせる……それが、あんまり役に立っていないというか……十字架に一度はひるんだドラキュラもその後はなんの障害にもならずに、あっさり男性を子分にしてしまう。一事が万事、あっさり流れすぎるんですね。はじめの紹介のされかたをみて、きっとこの人は何か重大な役割を担っているはずだと想像する……それが見事に裏切られる、そう、何の関係もなくただやられるだけ……みたいな、、、ね。肩すかしばっかりで、ちょいとイライラ感が募りました。やっぱり私は、「くるぞくるぞくるぞ~」という期待感を裏切られない映画が好きです。単純なんでしょうね。4点(2004-06-20 10:25:05)

186.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ あっちゃいけないことなんだけれど、でも現実にも起こっていそうな、イヤにリアルな映画ですね。んだから、あんまり笑えなかったなぁ。このコンビはいったい何を露そうとしていたんだろう?なんて変にかんぐっちゃって……映画を観る正しい姿勢じゃないですね。反省、反省。やることなすこと、大がかりといえばいいのか、みみっちいといえばいいのか、わからんよなぁ。実際のニュースも情報操作されているんだろうから、やっぱり「戦場で動物かかえた少女」って画もあながちバカにできない、怖ろしや。それはそうと、あんなにたくさんのエキストラ使ったら、絶対どっかで情報が漏れる……。どっちかといえばその秘密が漏れない統制力のほうが怖かったりして。6点(2004-06-20 02:25:41)

187.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 恋人を助けたい一心で「タイムマシン」を作ってしまう彼の行動に、涙がちょちょぎれそうになったけれど……あの~、あっさり諦めすぎでは……。たった一度試しただけで、やるきをなくしてしまうとは、「タイムマシン」までもを作ってしまった、未練たらたらの男というキャラとかけはなれているのでは??? 前半の街並みとかスケートリンクとか、けっこういい感じで好みなんだけれど……いかんせん未来に行ってからが情緒もへったくれもなくなってしまって残念。でも、ニューヨーク図書館の図書検索コンピュータのエピソードなんかは私の好みを刺激したんだけれど、むぅぅ。きっと後半部分、地底人にリキ入れすぎたんだろうなぁ。もっとドラマ部分に話をやってくれればよかったのに。どーせなら、陳腐だけれど、未来で出会ったおねーちゃんが恋人にうりふたつとか、姿じゃなくても、話している内容とかシチュエーションが、恋人とかぶるとか、それくらいのつながりがあったらしっくり来たのかもしれません。ちょっち残念ですね。 5点(2004-06-20 01:25:48)《改行有》

188.  白い恐怖(1945) 結局、グレゴリー・ペックは医者だったのか、医者じゃなかったのか……。バーグマンは「あなたは医者よ!」と決めつけていたけれど、それが気になって気になって……。それから初っぱなに出てきた、男に色目をつかいまくる女性患者。彼女の経緯も気になる……。そう、いろんなことが気になるんだよなぁ。ヒッチコックの映画って……。まっ、そんなことはどーでもいいことですね。これは、カタブツで恋を知らない女性医師のバーグマンがグレゴリー・ペックにメロメロになるお話。女って恋をするとここまで変わるのかぁ、や~ね~(笑)。↓の【なにわ君】さんが書かれていますが、「女性は恋をする前は分析医だが恋をすると患者になる」という格言、私の好きなワイルダー作品っぽいセリフで、ちょっとドキンとしましたです。夢判断の単純さも好き!やっぱり映画は単純じゃなくっちゃね~。ところで、私は精神分析医なんかと恋はしたくないなぁ。見透かされているのもイヤだけれど、知ったかぶりで違った分析されるのもちょっと……。バーグマンがグレゴリー・ペックとの散歩から帰ったとき、同僚の分析医がバーグマンの行動を推理する。手にマスタードがついているから、ランチはどーのとか、ほっといて状態だよなぁ。だから、「おあいにくさま、食べたのはレバー・ソーセージよ」と言ったバーグマンに、ニンマリしてしまった。7点(2004-06-20 01:15:39)

189.  足ながおじさん 不自然に広い「ジャンヌ・ダルク孤児院」の食堂兼教室。アステアがいつ踊る、いつ踊る~とワクワクしていたので、ちょっと肩すかしをくらってしまいました。いやぁ~ダメですね。画面の中にちょっとでもスペースを見つけてしまうと、ダンスを心待ちにしてしまい、期待感が高まってしまいます。だから、逆になんにもないとちょっと拍子抜けしてしまうのです。アステアのダンスシーンはそこそこあったのですが、もっともっとアステアのダンスを見たかったというのが正直な感想。『リリー』の頃からちょっと太ったかなって感じのレスリー・キャロンもかわいいんだけれど、お目当てがアステアなので……ゴメンちゃい。そうそう、アステアは下心いっぱいでいいのです。周りのことをほとんど考えず、自己チューで、自分勝手にふるまうアステア。そんな彼が私は好き。それから忘れてはいけないのが、執事の秘書?セルマ・リッター。レスリー・キャロンの手紙を読んで涙する、いざとなったらレスリー・キャロンのためにアステアに直訴?する、そんな彼女がとてもかわいらしくて好きです。そう、今後私のことはセルマ・リッター好きと呼んでください。彼女が出てくると、コミカルかつ人情味あふれる映画になりますね。ケチをつけるなら、レスリー・キャロンのソロ場面。ちょいと幻想的になりすぎて、ちょろっと退屈でした……でも、彼女が空想好きの女の子ってのはすごいハマルので許してあげよう。ウンウン。6点(2004-06-19 19:11:23)

190.  チャンス(1979) 《ネタバレ》 本日観たのですが、これ以前に観たことありました。あれは、まだ私がシャーリー・マクレーンを認識していない頃。学生時代か社会人になりたてくらいの頃でしょう。印象的な話だったので、覚えてはいたんですよねぇ~。ああ、これだったのか!って思い出しました。最初観たときは、途中までチャンスの話すことに勝手な解釈をつけて、深読みする人たちに対して、やや冷ややかな目線を投げていたのですが、ラストシーンでチャンスは全部、いろんなことを本当に分かっていたんだぁ~と感動したのを覚えています。2度目の今回は、シャーリー・マクレーンがおばさんのくせに(失礼しました!)かわいいので、目が離せませんでした。しかも一人で頑張っているしね(笑)。微笑ましいです。多分、チャンスといて和んだり、安心したりする気持ちから、彼女をあそこまで頑張らせたのでしょうね。7点(2004-06-19 15:05:50)

191.  サンセット大通り 先日、ウィリアム・ホールデンは死後数日して、死体が見つかったということを知りました。どんな状態だったのかはわかりませんが、きっとプールに浮いていたんだろうな……と思いました。若い身空で可哀想に……とも。えっ?ホールデンは夭折したわけじゃあなかったんだよね。そ、そうだった、それだけこの映画のプールに浮いたホールデンが印象的だったってことなんです。7点(2004-06-13 14:39:24)(笑:2票)

192.  愛と追憶の日々 《ネタバレ》 漠然と「50歳になったらオープンカーに乗るぞ」と思っていたのですが、この映画を観て妙に現実的な夢となりました。ふふふ、スカーフまいてオープンカーでブイブイいわそう。まぁ、さすがに砂浜を足でハンドル操作なんて無謀な真似はしませんが(笑)。だって砂浜走ったら、車が塩で傷むじゃない!自家用車でそんなことはできないわ……なんて言いながら、ちゃんと砂浜だけれど車を走らせることのできる場所があるのです。能登半島に。ただそこは……観光バスなんかがうにょうにょいるので雰囲気がダメ。じゃあどこで走らせるか。ヘヘヘ、他にも候補はあります。そう、それは北海道。そこは砂浜だけれど車が走っている。そう、昆布とりのための軽トラがタマに走っているのです。そこだと雰囲気出るかなぁ。ただ問題としては、その砂浜の正確な位置を忘れていること。どなたかご存知なら教えてください(ペコリ)。さて、どうでもいい話に終始してしまいましたが、この映画は基本的に母と娘の確執と愛情の物語です。私は娘の立場で、母親に反抗する気持ち、それでも大好きな気持ち、なんとなくわかります。そうして、娘を見送ったときのシャーリー・マクレーンの言葉。きっと看病をしたことある人なら誰もが感じることなんでしょう。私はまだ本格的に人の看病をしたことはありませんが、そういうところが胸にずしんときました。7点(2004-06-13 02:44:50)

193.  プリティ・プリンセス 《ネタバレ》 ミアの住んでいる家、これがとても楽しそう。消防署のようなすべり棒があって、屋根裏部屋っぽいところに楽しい部屋が。お母さんが芸術家ってことだけれど、なんて面白そうなお家なんでしょう。あんなところで育ったら、さぞや明るい子になりそうなものなのに……なんだか地味に育っちゃいましたね。ミアちゃんは(笑)。お友達もなにやら痛そうな雰囲気だし。ああいう子、中学とか高校とかの同じクラスにいたら、多分浮いてしまうはず……。なんだけれどね、なんていうんだろう彼女たちの友情になにやらじーんとくるものがあるんですね。ミアは、友達との約束をたがえてしまうけれど、そう、とても大切な約束だったはずなのに、きれいさっぱり忘れている彼女に、観ている私もやきもきしてしまったものですが、それでも友達はミアを許す。こういう友情ものに弱いんです、私。それが友達ってもんだよなぁって思うと胸にジーンとくるんですよね。プリンセス修行のほうは、こうも見事に特訓の成果が現れないというのも、逆にすごいなぁーと思うわけで(クククッ)それよりも、ミアの失敗をなんとかしようとした、大統領夫妻の優しさというのが、なんかね心に残っているかな。あっ、そうそう、最後のシーン、片足がクッとあがるところ、あのシーンって夢があって、キレイで、とってもステキですね。しーんとした庭がいきなり華やいで、自分たちを祝福してくれるようなシチュエーション、あれってちょっと夢です。できれば10代の頃体験したかったけれど(エヘヘ)。7点(2004-06-13 00:36:15)

194.  シャレード(1963) ケイリー・グラント演じるピーター・ジョシュアがインチキ臭くて……。善人なんだか悪人なんだか全然わかんな~い。どっちなんだろう?とレジーの気持ちになってドキドキしました。バカンスを終えて自宅に帰ると、家の中はがらんどう。何にも残っていないはずなのに電話が生きているのがちょいと謎ですが、それは置いておくとして、そんな状態で現れたピーターが怪しいだろう、普通。でも、ときめいちゃった相手だからね。第一印象が好みだと信用したくなるしね。それでもやっぱり怪しい。やっぱり誰を信じていいのやらわかんな~い、っていうレジーの焦燥感と恐怖がビシバシ伝わってきました。夫の葬式の場面だって、次々と怪しい男たちがやってきては、意味ありげなことをつぶやいていく。第三者的立場からみると滑稽ですが、レジーの立場だったら、そりゃもう怖いよなぁ~。でもレジーは落ち込むと食欲が出るタイプ。一般的な人は悩みがあるときには食欲をなくすものなのに。きっとレジーは華奢で守ってあげなくっちゃいけないようなナリをしているけれど、本当はとっても強いんです。怯えているのはポーズです、ポーズ。私にはそんな気がしてなりません。って、可憐なヘプバーンに対して、ヒガミ入っているのかなぁ??? それでもヘプバーンは大好きです。9点(2004-06-12 15:45:38)

195.  大いなる西部 《ネタバレ》 いろんなところで、いろんなストーリーが興っていそうな映画です。というのも、主役はもとより脇役であるはずの人々の生き様とか考え方というのが、やけにリアルで、とてもしっかりしているからです。この映画を観ると、ビッグマディをもらったあの女教師のお父さんって、どんな人柄だったんだろう?とか、どんな功績があったのかな?とか、テリル家とヘネシー家の家長同士の諍いって何だったの?(きっとしょーもないことだったんだろうな)とか、いろんなストーリーに思いを馳せることができるのです。素晴らしいですね。ワタシは、息子を撃ったヘネシーの親分の男気がとても好きです。父親としてはダメなのかもしれませんが、一家をまとめる家長としての、一本スジのとおった彼の男気がとても好きなんです。ただもったいないのは、もうちょっと牧童の見せ場があっても良かったのではないかなってところ。まぁ、それもストーリーを想像すればいいだけの話ですがね。とっても想像力のふくらむ映画です。8点(2004-06-08 21:04:51)(良:1票)

196.  ハリーの災難 これから紅葉のシーズンですね。山間部ではすでに見頃を迎えているようですが。紅葉の美しい、落ち葉でうまったのどかな風景を見ると、死体が転がっているんじゃないかって思うようになってしまいました。だから、「まるで死体が転がってそうなくらい、きれいな景色」って表現を使ったりします。知らない人が聞いたらギョッとしますね。8点(2004-06-07 02:39:26)

197.  恋は邪魔者 オープニングのレニーちゃんの歩き方、女ったらしユアンがサングラスをして3人娘を従えてヘリコプターからおりるシーン、ははは、もうその時点でやられちゃった(ノックアウトされた)ので、その後は一つひとつのエピソードをニッコリ(にんまり?たまに大笑い)しながら観ているだけ。できれば一緒に踊りたくなるような、そんな楽しいコメディでした。 いかにも作りものっぽいセットに、とってもカラフルな衣装の数々。各人の部屋だって個性まるだしの典型的なつくり。もう、むちゃくちゃ楽しい映画です。ちょっとラスト近くがくどくなったけれど(きっとどんでん返しを狙ったのでしょうが)、それはそれ、レニーちゃんの厚ぼったく突き出た唇と、どこを見ているのかわからない目線、そしてユアン王子のダメダメさ加減に大満足。さすがにアカデミー賞なんかにはノミネートされないだろうけれど、超個人的に衣装デザイン賞のノミネートくらいはあってもよかったんじゃないかな、と余計なことを考えてしまいました。まっ、そんなことはどうでもいいのですが、4人の男女の恋のかけひき、原色いっぱいで作りものじみた世界をご堪能あれ!8点(2004-06-07 02:23:30)(良:1票)

198.  ヒズ・ガール・フライデー 《ネタバレ》 あれよあれよという間にストーリーが進んでいく、非っ常~ぅにテンポのいい映画ですね。なんだかわからないうちに煙に巻くケイリー・グラントとロザリンド・ラッセルのトーク&トーク&トーク&トーク。こっりゃあ凄いわ。スピード勝負でまくしたてるだけじゃなく、観ていると自然にいろんな状況がわかってくるっていうのも凄い。とても圧倒される映画ですが、不思議と壮快感が残ります。人を騙して嘘をついて……っていう悪行を描いているのに、なぜかすっきりするという不思議な作品。私もヒロインと一緒になって、何かがおかしい???と思うことがよくありました。印象的だったシーンもいろいろとあるのですが、とにかく一番強烈に残っているのが、スカートをまくしあげて走るロザリンド・ラッセル。デブった保安官をタックルして、馬乗りになりネタをあげる。元夫の悪徳編集長(ケイリー・グラントね)の手はわかっているから、簡単にはまるめこまれないんだけれど、やっぱりあちらさんのほうが一枚も二枚も上手。保険勧誘員のくせに人に騙されやすい婚約者(私的にはジャック・レモンのイメージ、違う俳優さんだけれどねラルフ・ベラミーさんゴメンなさい)がどんどん罠にはまっていって、それを助けながら猛進していく彼女のすごいことといったら……。もう、むちゃくちゃ面白いです。最終的にはケイリー・グラントのところに戻っていくわけですが、婚約者のほうと一緒になったら彼女はもう、大変だったでしょうね。義母さんとうまくいくとは考えられないし。結果的にあの二人はアレで良かったのでしょうが、壮快感の中に釈然としないものが含まれ、何か騙されていると思ってしまう、不思議な作品です。多分、ロザリンドもこれから先、何かがおかしいと感じながら生きていくんでしょうね(汗)。8点(2004-06-07 01:27:15)(良:1票)

199.  ローマの休日 大学生のとき、初めて名画座に行くきっかけを作ってくれた映画です。そして初めて観た白黒映画でもあります。そのときは「映画ってなんて面白いんだろう!」って思ったものでしたが、それ以降劇場に通ったりしたわけではありませんでした。私が映画好きとなったのは、それより下ったヘプバーン主演の『麗しのサブリナ』を観てからです。さて、そんな話はどうでもいいことですね。この映画の魅力は、おじさまと娘っこの友情にあります。そしておじさま新聞記者とおじさまカメラマンの友情でもあります。そう、恋愛映画じゃないんです。新聞記者と若い王女様の友情の物語なんです。おじさまと娘っこの友情っていいなぁ。年上の異性に知らなかったことを教えてもらう……これは、男性女性を問わず誰もが思い描く、憧れの形じゃないでしょうか。そんな願望を疑似体験させてくれる、映画って本当にすばらしいですね。9点(2004-06-07 01:24:17)

200.  オールウェイズ みなさん書かれていますが、誕生プレゼントのドレスを着てダンスをするカップル二人の姿がとてもステキでした。男くささいっぱいのバー(なのかな?)でおもむろに♪煙が目にしみる♪が流れる。そして自然とよりそうように踊るホリー・ハンターとリチャード・ドレイファス。そこの場面がステキだからこそ、その後の悲劇が辛くって、哀しくって、死んだ後も彼女のことが忘れられない主人公の気持ちが痛いほど伝わってきて……それでも、自分に続く優秀なパイロットを育てるため、飛行機に乗り込み影ながらも後輩を助けていく。人間って、どこかで繋がっていて、誰の死も生も無駄じゃないんだという、なぜかしら安心感のようなものが沸き起こってきました。自分が一人前になるまでに、いろんな先人たちに助けられて、そして自分の役目が終わったときに今度は、後輩の指導にあたる。そんなプラスの循環に、人間っていいなぁって思わされるのです。さてさて、まったく話が変わりますが、いつもながらジョン・グッドマンという人は面白い役をもらっていますね。彼が出てくると、とってもコミカルで、悪いヤツなのに何故か憎めないキャラがなんともおかしく笑わせてもらっています。この映画での極めつけは、飛行機の消火訓練で、ジョン・グッドマンめざして消火剤が落とされたところ。パラソルにラジカセなんてリゾート気分でのほほん指導していた彼は、ちゃんと落とされておりました。そういうお約束っぽいのがいいですね。7点(2004-06-07 01:00:27)(良:2票)

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