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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
181. ジュディ 虹の彼方に 《ネタバレ》 大スター、ジュディ・ガーランドの波乱万丈の人生を綴る伝記ドラマ。「オズの魔法使」で、17才にしてトップに上り詰めたアタシ。だけど決して順風満帆にゃいかねえ我が人生。ヤク漬け、不眠、うつ、繰り返す離婚…。ステージに昇ると華やかだけど、降りると結構孤独なアタシ。ストレスを酒とタバコにぶつけるアタシ。そんな苦悩する天才をレネー・ゼルウィガーが本人そっくりに熱演して、米アカデミー主演女優賞受賞。[映画館(字幕)] 6点(2020-12-31 18:19:58) 182. スキャンダル(2019) 《ネタバレ》 1500本レビュー達成。訴えてやる…エロエロのメディア王を相手にしたオンナたちの戦い。実際のスキャンダルを題材にした社会派ドラマ。番組に出たけりゃ、オイラに身を委ねたまえ。そんなセクハラ・エロオヤジを叩き出したアタシたちだけど、胸がすくような爽快感はない。女性キャスターを見事にメイクアップして2回目の米アカデミー賞受賞。辻一弘改めカズ・ヒロ氏、またまたいいシゴトされてます。[映画館(字幕)] 6点(2020-12-31 18:19:37)(良:2票) 183. ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 「ハーイ、ヒットラー」。愛を知らぬ、熱烈なナチ教徒のガキんちょ。その敬愛ぶりは、何だかユルいヒトラーのオバケがくっつくほど。そんな一途なオイラだけど、屋根裏に匿われたユダヤ人のおねえちゃんと出会い、徐々に心ときめいちゃう。らしくねえと思いながらも、大好きな肝っ玉母ちゃんを亡くしてからは恋に本気モード。オバケのヒトラー吹っ飛んじゃえ。真面目に語ると重苦しくなるような戦争ドラマだけど、コメディ調で面白可笑しく紡がれて好印象。映画館観賞において久々の傑作。[映画館(字幕)] 8点(2020-12-31 18:18:20) 184. リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 正義感に燃ゆるデブ警備員、リチャード・ジュエル。アトランタ五輪爆破テロから人々を救った英雄より一転、爆弾設置犯の容疑者に。敵はFBIとマスコミ、味方は母ちゃんと弁護士だけ。 温かい母子愛と熱い漢の友情。イーストウッド節で淡々と語られるが、静けさが感動を呼ぶ。おいらはやってねえ…懸命な訴え。爽快な結末。良作。[映画館(字幕)] 7点(2020-12-31 18:16:48)(良:1票) 185. 1917 命をかけた伝令 《ネタバレ》 走れ、はしれ、ハシレ…将軍の攻撃停止命令を携えて、戦地を駆ける。キャメラ長回し、全編ワンシーンで撮られた戦争アドベンチャー。最前線にいるアニキを助けようとする相棒を失っても、その歩みは断じて止めねえ。車で進む湿って緩い山道、崩れた橋、敵が潜む廃墟、急流な滝壺、遺体が浮く川、砲弾飛び交う最前線。様々なステージを観衆と共に乗り越えていく感覚。そして任務達成。第一次大戦、戦況を変えたかもしれない取り留めもない漢のファインプレーやな。良作。[映画館(字幕)] 7点(2020-12-31 18:16:03) 186. ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 《ネタバレ》 これが3本目の映画「若草物語」観賞。時代と場所を細切れにして散りばめた斬新な構成。筋書きは分かっていたけど、新解釈が加えられて新鮮。4姉妹それぞれが気丈に、逞しく生きる。オンナの恋と自立を明るく前向きに描いたドラマ。シアーシャ・ローナン好演。良作。[映画館(字幕)] 7点(2020-12-31 18:15:12) 187. ランボー/ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 13年ぶりのシリーズ第5弾、最終章。面のしわは年輪のように深く、まさに鬼のような形相のスタローン。メキシコでさらわれた、前田敦子みてえな義理の娘を取り戻す闘い。非道なる極悪兄弟。結局助けられず。終盤は要塞を拵えてゲリラ戦法、元グリーンベレー真骨頂。血みどろの復讐劇、アニキの心の臓をつかんだりっ。最後までランボーは乱暴者やな。ストーリー性は別として、良作。[映画館(字幕)] 7点(2020-12-31 18:13:39)(良:1票) 188. 34丁目の奇跡(1994) 《ネタバレ》 クリスマス前にもう一度、約9か月半ぶり2度目観賞。サンタクロースは居るのか居ねえのか、ガチで問う法廷ドラマ。いかにも優しそうだけど、ちょっと凶暴な一面も併せ持つサンタ役は名優リチャード・アッテンボロー。クリスマスソングが次々流れ、聖夜ムードがよく出ていた。お家とお父ちゃんゲット。そして弟も一人ヨロシクね。[DVD(字幕)] 6点(2020-12-23 02:15:25) 189. ローガン・ラッキー 《ネタバレ》 セリフ回しが軽妙な犯罪コメディ。意外と豪華キャスト共演だけど、中身が支離滅裂で入り込めなかった。駄作。[DVD(字幕)] 5点(2020-12-13 23:57:20) 190. ゲティ家の身代金 《ネタバレ》 実話に基づいた犯罪サスペンス。息子が誘拐され、多額の身代金を払ってくれない大富豪の義父にイラ立つアタシ。不安で心配で、思わず煙草をスパスパ。業を煮やした誘拐犯一味から送り付けられる、引きちぎられた息子の耳。段々と憔悴していくアタシ。土壇場で腹をくくり、大見得を切って義父にカネを払わせる。終盤の息子の逃走劇は白熱。終始、焦燥感に染まる「アタシ」をミシェル・ウィリアムスが好演。[DVD(字幕)] 6点(2020-11-15 02:22:53) 191. 戦争と平和(1956) 《ネタバレ》 上映時間3時間半に及ぶ戦争恋愛大作。時代は天下のナポレオン率いる仏軍と露軍の戦い。さすがは大女優オードリー、天真爛漫で尻軽な小娘から戦況が進むにつれて徐々に大人の女性に成長していく様を見事に体現。寒すぎる露の国土、「冬将軍」を食らわされて倒れるナポレオン軍。疲弊しきったチビな皇帝。戦争で多くを失ったアタシ、最大の理解者であるあの人と再会。長尺の割に、戦争スペクタクルとしても恋愛ロマンとしてもイマイチですな。[DVD(字幕)] 6点(2020-11-08 04:37:09) 192. オリエント急行殺人事件(2017) 《ネタバレ》 約3年ぶり2度目観賞。続編公開に向けての復習。アガサ・クリスティー原作。雪崩で立ち往生している列車内で起きた密室殺人事件を名探偵ポアロが解き明かす。クセ者揃いの乗客たちは豪華俳優競演。殺され役はジョニデ。難航を極めた推理の末に達した真相。結局、み~んなが犯人だけど誰も罪には問わない。オチはあまりに有名。次作の舞台はナイル川。事件がオイラを呼んでいる。[映画館(字幕)] 6点(2020-11-04 02:23:27) 193. 007/スペクター 《ネタバレ》 数か月ぶり3度目観賞。シリーズ第24弾。因縁の宿敵、悪の組織・スペクターとの死闘。ボンドガールはレア・セドゥ、妖艶にして気性が鋭く尖った女性を好演。ガイコツいっぱいのスカルパーティーに沸くメキシコでのひと悶着に続き、サム・スミス熱唱の主題歌で幕開け、圧倒された。音楽評価は最高級の9点献上。列車の中での怪力男とのファイトの後は、お決まりのアレ。アフリカ荒野の城の大爆破シーンはものすんげえ。ボンドカーに飛行機、水上クルーザーなどいろんな乗り物を乗り回し、ダイナミックなアクションをスマートにこなすボンド。今作は細いドリルでドリドリッ…ゴーモンの方も絶好調。良作。これにてシリーズ全24作観破。[映画館(字幕)] 7点(2020-10-11 23:08:55) 194. 007/スカイフォール 《ネタバレ》 数年ぶり3度目観賞。シリーズ生誕50周年記念作、第23弾。もはやただのドンパチアクションではない濃厚なサスペンスドラマが展開される。冒頭のスーパーアクションの末の「007落下」より謎の復活。長崎・軍艦島で不気味な存在感を放つハビエル・バルデム怪演のシルヴァ登場シーンでは、今回お預けと分かっていても思わず“アレ”を夢想。今作のボンドガールは歴代最高齢となるМ、イカすボンドカーにてドライビングデート。故郷スカイフォールにて史上最恐の敵と史上最大の戦いへ。ボンドカー大破、ボンドハウス全焼。そして007無二の上司にして母親とも言えるМ、ボンドの腕の中で眠る…。ジェームズ・ボンドの出自に迫る貴重な作品。良作。[映画館(字幕)] 7点(2020-10-11 02:10:32) 195. 007/慰めの報酬 《ネタバレ》 数年ぶり3度目観賞。シリーズ第22弾。前作からわずか1時間後より物語は始まる。まだまだ未熟なボンド像が描かれる。暗い過去を持つボンドガール、とにかくカオが濃ゆすぎ。ショーグンはただのエロエロオヤジやったな。今作もアクションは圧巻だけど、黒幕・グリーンが弱くて尻すぼみな印象。最後は広大な砂漠に放置プレー。出色のできばえだった前作には及ばねえ。[映画館(字幕)] 6点(2020-10-04 23:04:17) 196. 007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 数年ぶり4度目観賞。シリーズ第21弾。我らが6代目ボンド、ダニエル・クレイグ見参。青い瞳にキン肉マンみてえな顔立ち。まだ007として駆け出しの頃のジェームズ・ボンドを熱演。当時から戦闘能力抜群、頭脳明晰。圧巻のアクションシーン、頭キレッキレのカジノシーン。そして、天然ボケボケのゴーモンシーン。だけどそのココロは未熟でまだまだ粗削りなオイラ。大いに気を許していたボンドガールにすっかり騙されて、死なれてしまった上に実は命を助けられていたという始末。このままじゃ辞められねえ。前20作とは異なり、しっかり中身のある007。質が違う、まさに別格。傑作の域。[映画館(字幕)] 8点(2020-10-04 05:28:49)(良:1票) 197. 007/ダイ・アナザー・デイ 《ネタバレ》 シリーズ第20弾。5代目、ピアブロ・ボンドの最終章。今作も世界中を舞台にしたスーパーアクションの連続。フェンシング対決の2戦目はルール無用、ガチでの殺し合いやな。ボンドガールがハル・ベリーとロザムンド・パイクじゃ物足りねえぜ。そして我らがゴーモン王の6代目、ダニクレ・ボンドへと続く。[DVD(字幕)] 6点(2020-09-27 04:00:46) 198. ネバーセイ・ネバーアゲイン 《ネタバレ》 「007 サンダーボール作戦」のリメイク版。初代ションコネ・ボンド、今作限りの復活。なぜか若きMr.ビーンも参戦。本家よりも中身がなく、入り込めなかった。稀に見る駄作。[DVD(字幕)] 5点(2020-09-24 02:00:31) 199. 007/カジノ・ロワイヤル(1967) 《ネタバレ》 007を茶化した番外編。大味なドタバタコメディ・アクション。登場人物が多くて豪華キャストだけど、筋が支離滅裂でナニやってるか分かんねえぞ。稀に見る駄作。[DVD(字幕)] 5点(2020-09-22 00:48:24) 200. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 《ネタバレ》 シリーズ第19弾。核兵器をめぐり、世界中を大冒険。アクション満載。裏切りの女狐をソフィー・マルソーが好演。[DVD(字幕)] 6点(2020-09-20 08:02:56)
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