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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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221.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 大変重く暗い実話です。 ショーシャンクの空にとよく比べられるんですが、 私には先に見たのと演出で後味が良かったので、 どうしてもショーシャンクの空にのほうがいいです。 かなり評価の高い今作品なのですが、 事実とわかっていてもどうしても一方的に描かれている気がする。 映像は不思議でいい味を出しているのですが、 やっぱりハリウッド映画なんだなぁと思いました。 それがどうしても感動できない理由かもしれません。 とても重厚ないい作品には違いないのですが、 共感できるのは怖さや孤独感や辛さしかないのです。 やり遂げたという爽快感はいくつもの犠牲の上に成り立ち、 それならなぜ最初にそういうことをしたのかと客観的に見てしまう。 一番良く描かれていたのは友情です。 でもこの友情仲間意識というのもバイセクシャルもあり、 例えれば戦場での狂気に近い日常から生まれたもの。 精神病院でのシーンがとても不思議で映像美さえ感じました。 音楽も大音量で聴けば気が変になりそうで合っています。 主役のブラッド・ディビスが気になりました。 体格を除きかなりブラッド・ピットに似ていました。 でももう亡くなっていたので(エイズ)亡くなった年が彼と 同じくらいなんですね。死因もショック・・ [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-17 06:47:07)《改行有》

222.  サムソンとデリラ(1949) 《ネタバレ》 さすがに賞を取っているだけあって映像は美しくカメラワークも見事です。 1949年の作品とは思えないくらい。 知らなければ最近の映画だと・・ ただしお話の内容は「ソドムとゴモラ」のほうがいいなぁ・・ こっち濃すぎる。 聖書の大御所セシル・B・デミルにしては恋愛の描き方がひつこすぎ?? 最近のリメイクもののようになってしまいました。 手を変え品を変え楽しませてくれる聖書のスペクタクルものですが、 こちらは恋愛や人間のドロドロした内面が描かれており、 正直そんなものは現代劇で見尽くしているから見たくない。 見所の宮殿が壊れる奇跡も思ったよりちょっと地味でした。 ペリシテ人 =今のパレスチナ人のことなのですが、 大昔から歴史は変わっていないというか、 逆に今の情勢がわかる現代人にはこれはわかりやすい。 [DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:45:28)《改行有》

223.  スケアクロウ 《ネタバレ》  案山子はカラスに笑われる。変な格好をしてて何をされてものんき顔・・ こういったようなキャラなんですがそれが実はパチーノなのでした。 ある意味弱い自分から逃げている案山子。 そして受け入れざるを得ない悟りの精神。 ハックマンにはわからない・・ 刑務所で受けたパチーノの暴行にハックマンは切れる。 この刑務所行きもハックマンはパチーノが笑わせようと仕組んだことが原因だと思って、 ハックマンはシカトしていたのですが・・ とにかく最終的には前に感動した場所と同じところで泣いてしまったのです。 案山子になれと教えた道化者が案山子でいられなくなる・・ やはりバーでダンスを踊るシーンから電話をかけるシーン、 噴水のシーンのクライマックスへとものすごいリズムが変わります。 今までの(刑務所シーンはのぞいて)のんびりしたロードムービーはどこへ?? クライマックスまではセリフの少ないいい演技をしていたハックマンのほうが際立ち、 電話ボックスからはもうパチーノの一人芝居といっていいくらい。 特に噴水のシーンは妻であった女性の嘘の突き刺さる責め言葉に、 いつもの案山子になりきろうとするパチーノはパニックを起こし意識を失います。 ここの演技もさることながら音が効果的で正直怖かったです。 めまいの音、いわゆる耳鳴りのようなキーンという音が鳴ります(ルメットの未知への飛行でもあった) 案山子が道化を忘れて倒れてしまう哀しさ・・ ハックマンの懸命ながなり声が病院に響くともうだめでした。 やっぱりここで今までの場面が頭で流れ出し感動してしまう・・ 自分の仕事のことしか考えてなかったはずなのに、 その貯めたお金をくれてやるから助けてやってくれと。 お金を調達するために往復キップを買おうとするハックマン。 まだ足りなかった・・ 靴の底にあることを思い出し底からお金を取り出す。 払い終えたあとカウンターを靴底で叩く。 窓口のおばさんは怪訝そうに見る。 叩き続ける靴底にエンドクレジットがかぶさるように流れ出す・・ 見事です。 後味のよろしくない作品のラストに救いを持ってくることはとても難しい。 たいていは付け足しのようにせっかくの場面さえうそ臭くなる。 この救いのセンスがとてもいい。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-17 06:43:34)《改行有》

224.  きのうの夜は・・・ 《ネタバレ》 恋愛映画・・見ないほうです。 でもこの作品は共感できるところが多くなかなか面白かったです。 なんと私はD・ムーアを作品で見るのは初めてで、 こんなに東洋人っぽかったんだとびっくり。 日本人で美人系にいそうな感じです。 あとR・ロウの作品も見たことがなくて初めてづくしでした。 憎めない顔ですねぇ。 ブラピにも似てるしアイマール(サッカー)入ってるしボバン(これもサッカー)入ってるし、 でもそんなに男前でもなくでもやっぱ、若かりし日のG・マイケル(Wham!ね)入ってる。 全編に青春恋愛ものっ!という感じの音楽がバシバシ流れて、 ちょっと安っぽい気もするんだけれども、 細かいところに共感できるものがちりばめてあり(ふたりでヘッドフォンをつけてるシーン) (デミが居候し棚に自分のものを入れようとしたら当たり前だがロブのものが入ってた) ほとんどの人は共感できるところがいくつかあるはず。 どちらかといえば男が神経質できれい好きで、女が大らかで大雑把。 このふたり逆ならもっとスムーズだったんじゃないかな? でもそれでは映画にはなりませんね・・ これは脚本がうまいんだなあと感心しました。 最近流行のキャピキャピしたラブコメでもないし、 嘘のように作ったラブファンタジーでもありません。 平気でエロいセリフもいっぱい出てくるしロマンチックには程遠い。 セリフもいやらしさとかさえ感じないリアルな等身大さがあります。 そして所帯じみたことをしてるのにままごとのようでおかしい。 そしてふたりの恋愛の他に同姓の友情もうまく描けてる。 女ふたりのうちひとりに男ができればこうなるなぁとうなづけます。 恋愛中の人にぜひ見てもらいたいですね。 ただし後半男のほうがちょっとうっとおしいかも(苦笑) ラストもほんの少し背伸びして爽やかな後味になっています。 私が想像した設定は男はA型気質で女はOかB型気質だなぁ・・ [DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:38:30)《改行有》

225.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 A.I.では泣きましたがもしかしたら泣かされたのかも・・ 感動というよりかわいそうという事と人類の問題まで発展させてたし。 神々しい迫力とどうにもならないものへの哀れみに。 このアンドリューも神々しい世界にやはり到達します。 両作とも(ありえるかもしれない世界)の暗さを描けてましたが、 A.I.は全て滅んでしまっていた世界を見せられる(未来人は除いて)。 こちらのほうが寒々として(特に子供が題材なだけに逆に) 大人の作った怖い童話、哲学的でさえあります。 いわゆる感動はしたけれども重い後味が残りました。 アンドリューのほうは救いがありました。 この感動の種類はまた違います。 ここを書くとネタばれになるので注意 未見の方は飛ばしてね。 ↓ アンドリュー=人類が彼を人類の仲間と認めた。 昇天のラストは違うけれどコクーン的で、 どちらかと言えば子供も一緒に見られるSFです。 ただし性の問題にも触れるので中学生くらいからかな。 A.I.=未来人が発見し彼を滅んだ人類の鍵と見て調べる。 こっちのほうが救いがないやん~(今考えても暗いSFで、 子供向きではないことがわかりますよ) 家族で見るには暗くて寒いんだろうけれど、 この疎外感もわりと好きですよ。評価も書いています。 さて・・アンドリューについて、 コメディがいい。テンポの緩急もよくたいくつしない。 感動したのは、人類の仲間と認められた瞬間、 まあそのあと旅立つんですが・・ もう最近で一番感動したかもしれません。 自分でも(あ、ダメこういう系の映画)と、 号泣しましたから・・ みんなが泣けると言うのもうなずけましたよ。 ピアノの連打シーンや木の馬もママのことなんですが、 それが孫娘の代に変わっても同じ性格と顔なのでだぶります。 アンドリューが一目ぼれしたのも間違ったくらい似てたから。 ここらがかわいいけれど説得力がありますね。 議員の採決シーン?はSWのエピ1を思い出し、 アンドリューのお友達ロボの女の子はまさにC3-PO! こういうストーリーに一番近い的をついてて観やすく感動できるのが、 ディズニーなのではないんでしょうか?? ピーターパンしかりピノキオしかり・・ 世界中の子供に受けてる世界なのですが、 深く考えるとかなりシリアスで哀しい物語ですね。 [DVD(字幕)] 9点(2005-07-17 06:35:25)《改行有》

226.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 これから行かれる方は大画面の劇場をお勧めします。 ルーカス映画にある中だるみが全くなくさすがに最終章なんだと感心し、 2番目に好きな作品となりました。 1番はやはり大逆転の帝国の逆襲です。 オープニングから面白く飽きることはありません。 特にR2D2のかわいらしくもマヌケな活躍(エレベーターでの)は見事。 一番好きなシーンは後半の皇帝VSヨーダ。 舞台の見せ所がまるで歌舞伎のせり上がりのようで面白い。 詳しくは書きませんがあんなものを投げるパルパティーンはいったい(爆) シリーズ中最古参のキャラですが(ロボ&CG&かぶりものは除いて) 独特な位置づけが面白く気に入っていたので大活躍?な本作は満足です。 エピ4では皇帝は違う役者さんだったんでしょうか?? クワィ=ガンジンのことにも最後にふれていましたし、 シスの歴史の悲劇が語られていましたが、 師匠を倒した裏切り者の正体はやはりこいつですかぁ・・??? (それならば歴史はジェダイの復讐(帰還)で繰り返されるということ) 展開が速いのでまた観に行って確かめようかと思いました。 CG映像美は全作の中でもちろん1番で前作より数段違和感なしです。 ほとんどのキャラが登場しますのでファンにはたまらないと思います。 大事な終わり方なんですが品よく大人向け。 救いのないストーリーですが最後の〆はジェダイの帰還(復讐)を超えています。 「天地創造」みたいな雰囲気です。 ああその前がもったいないかな・・ 実は自分の中で帝国の逆襲を超えるまでにはいたらなかったのが、 ベイダーの心の葛藤なのです。 エピ2から続けてジェダイの中で浮いていたアナキン。 愛のためとはいえ暗黒面に落ちるまではよく伝わります。 が・・救えなかった瞬間の怒りがあっさりしすぎ。 ああ、無情のように行き場のない怒りを感じさせてほしかったです。 ただしこの映画には特別な魅力があります。 やはり歴史を逆行させるという妙味です。 すでに知っている未来と辿ってゆく過去。 観終わった後にエピ4がすぐに観たくなりました。 でももう少し置いてから・・ エピ3のラストとエピ4のオープニングでは、 少し年月がたちすぎて違和感があると思いますので・・ ロードオブザリングもそうでしたが、 続き物は終わってみると寂しいものです。 SF大河ドラマを見終えたような後味があります。[映画館(字幕)] 8点(2005-07-17 06:27:04)(良:1票) 《改行有》

227.  ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 《ネタバレ》 脚本がクリス・コロンバスということで、ハリー・ポッターやらグレムリンやら入ってます。 私は刑事コロンボもですがシャーロック・ホームズはあまり好きではありません。 よって変に先入観なしに見れたのがよかったかもしれません。 最初のCG化け物=幻影や路地裏はグレムリン2を思い出しました。 そして先生とホームズがフェンシング競技する場面、 あれっこれ・・ハリー・ポッターの2作目にあったなぁと思い出し、 指輪が絡んでいたのでまさかその展開かと予想していたら、 嘘のようにその展開でした(苦笑)こっちが古いから元なんですが・・ おまけに砦の隠れピラミッドの儀式なんざ、インディジョーンズだし。 そういやインディ子供版はグーニーズでスピルバーグ製作だったなぁと調べたら、 コロンバスはグーニーズの脚本もやってたんですね・・ この方アンドリューNDR114の監督さんですよ。 子供心を忘れない冒険SFがお得意です。 本作はちょっと欲張りすぎたのか子供向きじゃあないかもしれない。 マニア系の映画かもしれません・・ ホームズのファンでないとわからないようなネタがあります。 最後なんてそう、クレジットが終わりまだ続くのですが、 先生の名がホームズの宿敵なんて普通わからないですよ。 でも面白そうで続編が観たくなったのですが製作されず・・ あと、ナゾナゾが出てくるのですがこれが気になって集中できない(笑) 窓が全部南に向いてる 外を歩くクマの色は? こんな問題だったと思うのね。理由も言わなきゃならないんだけれど・・ 理科、地理が苦手な私にはこの問いにはキチンと答えれなかった。 正解 北極=クマは白でしたね。 北極=白クマ 南極=ペンギン 北極点から南・・同じところに帰ってくる 案外学生のほうがリアルタイムで答えられそうですね。 小中学生には難しい映画で高校生でも小説読んでないとわからない・・ 大人もわからないラストでしょう。 よってマニア向けとしますが、ストーリーは面白いですよ。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:25:19)《改行有》

228.  カラーパープル(1985) 《ネタバレ》 この監督の一連の作品に共通点があります。 (つかみはホラー)何が始まるのか?といきなり脅されるのです。 この作品でもそうでした(出産シーンの撮り方からして) いや、ホラーというのは失礼かもしれませんが、びびらせようとは感じました(笑) アミスタッドのときなんかも怖くて止めたくらいですから・・ 一度でいいから情のないホラーを撮ってほしい(情のないというのも変ですが) この作品の書こうとしている題材があまり好きではないのですが、 こういう作品をもしアンソニー・ミンゲラとかが撮ってレンタル屋に置かれてたら・・ 観ないと思います(スピルバーグだから意外性で見てしまうというのはある) ところが予想に反してこじんまりとまとまったアカデミー向きの映画になっていた。 ちょっと残念なことです。 最近のアカデミーに受けそうな映画で、これ時代が早すぎたと思います。 実はアカデミーに受けようと監督は思ってたのではなくて、 キャサリン・ケネディー女史が持ってきたのです。 制約もおおいにあったようで、原作者が監督を逆オーディションしたらしいです。 この映画を(特に)泣かせ系あざといとか言う人がたまにいるのでびっくりです。 私は全然あざといとは思えなかったし、逆にもっと抑揚が欲しかったくらいです。 説明不足で時間がもっとあればなぁと思いました。 理解するには言葉ではなく3時間は欲しい作品ですよ。 随所に好きな変わったカメラワークがあったのでそれは楽しめたのですが、 特典を観ないと理解できない心理描写もあったので、 わかりやすさが売りのスピルバーグ映画にしては難しい。 テーマはウーピー中心の女性の自立と見れます。 兄弟や家族愛、人種差別や男尊女卑・ どちらかといえばゼメキスのほうがお得意の大河ドラマなのです。 映像的には今の青黒い撮影よりずっといいんですが、 音楽は私は合わなかったです。クィンシー・ジョーンズです。 というかジャズが苦手なので(同じクィンシーならルメット監督のシリアスものがいい) ジョン・ウィリアムスで盛り上げて感動作にしてほしかったなぁ・・ いつまでも夢のような子供の冒険作を期待するのも酷でしょうけど、 この作品のよさがわかるには私には3回くらいの再観賞が必要かも・・ [DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:23:46)《改行有》

229.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 監督変わってたんですね・・知らなかったです。 まあ作品のファンでもないのでショックでもなかったのですが、 変わってることに知らずに観ててなんか違和感。 この監督はホラーっぽい描写が入るのねとうなづきつつ・・ ん?グレムリンやヤングシャーロックやそりゃ感じるけれど・・違う。 だいぶ大人なファンタジーになっていた。 見る分には登場人物も成長しているしいつまでも絵本のような色も?だけれど、 なんか絵本のままのほうがこのシリーズにはよかったんではないかな?? 原作に全然興味はないから読まないけれど、 絵本のようなファンタジーさがないですねこれは。 いや、監督のせいというわけだけでもないと思う。 内容は一番まともというかサスペンス仕立てだし、 大人でも満足できるような凝ったストーリー。 親子愛もお約束で入れてるし次作が観たくなるような役者割りをしている。 でも・・前2作の中だるみあり悪趣味映像ありでも、 魔法使いのお話という童話=逸話性がなくなって新鮮味がなくなった。 そういう風に考えれば前2作はもろ魔法使いの童話の再現でした。 ハリー・ポッターは童話ではなくなってSFファンタジーとなってしまった。 映画のできばえはこちらが数段上でもヤングシャーロックのほうが好きですね。 今回の作品は特に魔法使いのおとぎ話ではなく、 バックトゥザフューチャーごっこをする映像と音楽のできのいい続編といったら失礼か・・ 映像はCGだなぁ・・とかなり思いました。SW3は気にならなかったのですが・・ 音楽が唯一気に入りました。やはりジョン・ウィリアムス。 特にハリー・ポッターはワルツっぽい軽快に変わるところが、 ミュージカルチックでウィリアムスの音楽の中でもかわいい(一番好きなのはE.T.です) ゲイリー・オールドマンが好きなので次も観るだろうと思います。 レイフ・ファインズも出るみたいだし、マギー・スミスも好きです。 大人はいいんですが子役がだんだん大きくなっていき心配ですね。 特に主役の子をあまり私は気に入ってないので・・ 1作目のときはかわいかったんですが・・ かなり映像に力を入れてあるのがわかることと、 バックトゥザフューチャーや銀河鉄道のパロであろうとわかりやすい脚本に、 おまけして★5つが限度かなぁ・・ [DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:19:06)《改行有》

230.  メル・ブルックス/珍説世界史PART I 《ネタバレ》 いやぁ・・ラストのすぐあとの予告編(続編はないんだけれどね)を見るまでは、 正直3点が限度みたいに思ってたんだけれども、 ものすごいおかしいぞ・・宇宙のユダヤ人! あまりにも面白いので歌詞を覚えようとしたくらい・・ 宇宙へ飛んだユダヤ人、彼らの種族を守るため~♪、 SW調の歌にのせて「SW」のようなエンドロール(出演・製作者名が流れてくやつ)・・ ・・まあなんてシュールな。 本編はたいしたことはなかったけれど、まんま創世記は「2001年宇宙の旅」、 ナレーターがまた「天地創造」のような語りだから期待したら、(なんとオーソン・ウェルズ) やはり「旧約聖書」ネタは「十戒」は実は十五戒であったとかで・・ ぶっ飛びモーゼはまたその後にも登場して例の術を使う。 そして「ローマ帝国」いきなりデブのシーザーが現れここらからあやしく、 下ネタ満載ズッコケ三昧で(私の好きな時代が・・)笑えなかった。 このあと急に時代が飛び、宗教弾圧になるとミュージカルです・・ 尼さんがシンクロ踊るしここらは引いた。 で、ルイ王朝ってかなり飛びますが、あらゆる時代で助けに来るのは、 「ベン・ハー」の白馬ミラクルでありこれは笑えるかも・・ かなり有名で誰でも知ってる名画や歴史がパロられていますので、 笑えなくてもヒマだから予告編は見てみたい??という方、 まあレンタル屋で見つけたら100円の日にでもどうでしょうか!? 本編中一番面白かったのはやはりこれも宗教ネタ。 「最後の晩餐」イエスが裏切り者は誰だろうと見回すシーンで、 (わりかんですかぁ?)と注文を受けた給仕が現れる。 (あ、ユダさん)ギクリとするユダ(ええとワインでした?)イエスは気づかない。 あの間の取りかたは最高におかしい。 [DVD(字幕)] 4点(2005-07-01 09:48:10)《改行有》

231.  タイタンの戦い(1981) 《ネタバレ》 ストーリーはほんとにゼウスの筋書き通りです。 妻と子供を夫が棺おけに入れて海に流すシーンから始まるのですが、 ゼウスの子供ペルセウスだったんで(あちこちに創っています) ゼウスはその子供に幸せな未来を約束します。 男の子は大きくなり魔法の道具を手にし冒険の旅に出ますが、 その盾や剣や兜は女神らにゼウスが頼んで手配したものです。 なんたる親バカというか・・女神らの中にはゼウスの子を持つものもいるし、 そしてそれなら獣にされたうちの息子も許してあげてとゼウスに請う女神。 その息子は許されずアンドロメダ王女との中を醜い姿にされ割かれます。 王女は呪いをかけられ謎々が解ける男としか結ばれない(爆) 眠る王女は幽体離脱が始まりワシが籠をくわえ王女は入ります。 そこに主人公が現れて王女を助ける旅に出るのです。 空飛ぶ白馬、メデューサの首、予知能力を持つフクロウ、などなど たくさんアイテムを手に入れてゆきます。 おなじみ洞窟やら宮殿やらも出てきますしほんっとに、 ドラクエまたやりたくなってきましたよ。 フクロウは女神にゼウスが譲ってくれと頼みたおしてくれてやったものですが、 女神もこんな勝手なお願いに付き合うのが嫌になったかフクロウが惜しいのか、 錬金術師に金のフクロウを作らせます。 このフクロウの声はまぎれもなくR2D2と思うのは私だけか・・ 怪しいやつ!?とか言って主役連中はフクロウの登場にびっくりしますが、 なにせ金属製なのに木の枝に止まったので落ちるマヌケぶり。 それを拾い上げ(これは重い)とか言いながら太い枝に止まらせ、 話を聞くシーンはおかしかった。(フクロウの言葉はR2D2のよう) あと、目を見たら命を奪うメデューサとの対決は見ごたえアリ。 ただし主人公が人にものを聞き用が済んだらあの態度は許せません。 いくら相手が人肉を食べる魔女連中とはいえ目が見えないのです。 その目の代わりの道具を奪い脅して話を聞いたら道具を捨てる・・ 子供向きであるかもしれない作品にはどうかと思います。 一応正義の主役という設定なのですから・・ そしてシリーズ最大の売りレイ・ハリーハウゼンの特撮が今回はイマイチ。 これがマイナスです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-01 09:45:23)《改行有》

232.  ニューヨーク東8番街の奇跡 《ネタバレ》 なかなかかわいい、そして暖かい作品じゃないでしょうか。 この作品たぶん前に見たような気がしたのにまったく筋が思い出せず、 また確認しようと借りました。 実は覚えていたのはかわいいUFO親子だけだったりするのです。 ここらのスピルバーグ総指揮映画によくあるパターンで、 内容は忘れているのにファンタジーのところだけ覚えていて、 見返せばああいい映画だったと思い出せるのですが・・ 正直前半は自分の感性がついてゆけるのか疑問でした。 過去の感性と違いますからね・・ 多くの作品を見るとその代償に新鮮さや感動は失われてゆきます。 この作品も子供向きですからどうなんだろうと。 最近私が見ている子供向きのようでいて毒のあるファンタジーとは違い、 スピルバーグのSFファンタジーの世界なのですが、 M・ロビンス監督は知らないなぁ・・ こういう大人のファンタジーを作れる人なんですね。 子供向けだと思っていたら主役は老夫婦だし、 粋な音楽も他の作品とちょっと違い古風でおしゃれかもしれない。 ラストも趣味がいい。 こういう風景は本当に癒されます。 もしかしたらこの世界のどこかの都会にあるかもしれない。 ・・と思いたいです。 タンディおばさんはまさにハマリ役なのですが、 特に私が気にいったのは黒人の元ボクサーと地上げ屋のチンピラ。 UFOがどこから来たのか何のために来てどこへ帰るのかが最大の謎ですが、 おじいさんが言うように「奇跡は疑うと消える」ものなのだからヨシとしましょう。 サスペンスドラマじゃあないんだからね。 でもこのミニUFOよくできててかわいいんですよ。 かなり気の強いUFOをパパと思っていたんですが、 ママだったのね・・ チビUFOを獅子の子を落とすように突き落とすわ、 コンセントに体をつけて自分を充電してるわ、おかしすぎ。 じいさんも「こいつは充電しに来たのか」って、そのとうりかも(笑) [DVD(字幕)] 8点(2005-07-01 09:42:20)《改行有》

233.  キャプテン・スーパーマーケット 《ネタバレ》  本作ではいきなり奴隷のように繋がれています。 決闘の邪魔をしたんだっけ??アーサー王とヘンリー王の・・ (アッシュが邪魔をしたのかヘンリーかはて??) とにかくアッシュは誤解されて魔物のいる穴に落とされます。 預言者のような老人がアッシュのチェーンソーを井戸に投げると、 アッシュの前作でおなじみの切断された腕にチェーンソーがドッキング! この瞬間、(なんでB・キャンベルが人気あるのかがわかった)かっこよすぎ! まあシュワちゃんやスタローンのアクションが大好きなら見て損はありません。 アクション嫌いの私も本作の切れのいいコミカルなアクションはお気に入り。 決めポーズに決めセリフがかっこよすぎておかしい。 中世だから騎士の像で義手を作ってくれるんですが、 その銀の手を入れたアッシュ「いかすぜ!」とまた決めポーズ。 T2のシュワちゃんかい?? 未来から来て魔物を倒して使者あつかいなんですが、 死者の書を手に入れないと現代に帰れない。 そしてその書は国にとっても必要なのです。 これを・・とアッシュに聖衣(だろう?ライミ?うれしいよ)を渡す女性を断わる。 そこに怒りのビンタ・・アッシュまたまた突然「ほれたぜ」爆笑! いざゆかん死者の書を求めて冒険の旅へ・・ 謎のじいさん(預言者か賢者?)が呪文を何度も教えるので、 「何回も言うな、もう覚えた!」とアッシュ・・ この呪文を忘れて大変なことになるのが本作の見所。 風車小屋で鏡を割ると破片に映ったアッシュが小人になり、 これはガリバーのパロディでおおいに笑えます。 笑いどころを全部書くところでした、自粛! ライミ監督と私の見る映画の趣味が合いそうで(笑)うれしいです。 最近見始めたレイ・ハリーハウゼン特撮のSF映画へのオマージュは、 飛ぶ死霊怪鳥に始まりCGなしの骸骨軍団! この動き方がギクシャクしてほんとにいいんです。 ただし人間が入ってるものもあり(それは死体が新しいという解釈をします) 洞窟に車を隠すバックトゥザフューチャーネタはまた懐かしい。 タイムトラベルとホラーが合体した楽しい成功例。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-01 09:40:43)《改行有》

234.  ロストボーイ 《ネタバレ》  ジェイソン・パトリック 、 コリー・ハイム 、 コリー・フェルドマン  キーファー・サザーランド、私は彼らの作品を知らないに等しいです。 まあスリーパーズくらいですね。だから逆に新鮮でしたし期待しました。 パッケージにはホラーとアドベンチャーの融合みたいな面白そうな紹介で、 しかも遊園地でバンパイアと対決するような書き方だった・・ いつから面白くなるんだろうかと待ちましたが、 全然面白くなかったです~! 怖くないのはもちろんのこと、グーニーズのようなワクワク感もないし。 良かったのは音楽だけかなぁ・・ エンディングがエルトン・ジョンの「僕の瞳に小さな太陽 」 だったと思いましたが、 この曲は彼の歌だったのかなぁ?G・マイケルのカバーしか知らないけどいい曲。 あと作品中にエアロスミスっぽい曲とかバンバンかかるので、サントラはいいかも。 映画としてはホラーとしてもコメディにしても寒かったです。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-07-01 09:35:46)《改行有》

235.  クリエイター 《ネタバレ》 よくあるSFファンタジーかなぁと見ていたのですが、 この青年の恋と科学者の妻への愛は関係はなくとも繋がっていました。 悲壮感さえ感じさせない信念の科学者はとうとう卵子提供者と会えます。 この女学生役がヘミングウェイの孫娘なのですが・・(どうも外見が合わなかった) 演技的には良い役者なんですが作品がファンタジーなだけに・・ 科学者の研究はさらに進み細胞は卵子を受けて育っていきます。 頭の中は妻以外考えられないし目はいっちゃってる。 あまりに幸せそうでかわいそうな人だなぁとも思えなかった。 でも妻の幻影を何度か見ちゃうんですね。 すごいリアルなうれしそうでさびしそうな表情で、 でも暗い映画では決してないのです。 コメディが半分入ってるしまあその点ではヘミングウェイは役が合っています。 科学者を好きになって告白しても相手にされず家出をしますが、 科学者も栄転になり助手も離れて行ってしまいます。 ひとりぼっちになったんだけれど妻の再生の夢がある。 助手の恋人がきれいな人なんですが彼女は脳梗塞で意識が戻らなくなります。 ここで助手と科学者の気持ちがリンクするような感じです。 呼び出された科学者は自分のある賭けをします。 これが医学の力ではないところが品がよくて好感が持てました。 海岸で決意した旅立ちはちょっぴりさびしくも優しくて感動しました。 誰もが一度は持っていた持っていた心の迷いがよく描かれている。 自分をそこに留めさせるものは妻ではあるんですが実は自分なのです。 失くしたものは帰らないから共有した自分も帰らない。 失くした=亡くしたと葬れるまで科学者は旅を続ける。 君がいた夏のようなちょっとほろ苦く爽やかな恋愛。 どうもオトゥール氏は史劇やサスペンス系が多く恋愛は珍しいので、 全く期待はしていなかったのでこれはびっくりしました。 こういったドラマは湿っぽいとかひつこくなるんですが、 メロドラマのようにならず逆にあっさりと品よくなっています。 そのときのセリフはないけれど5分くらいの哀しく幸せな表情はよかったなぁ・・ 見たあとにちょっぴりさびしいけれど暖かくなれます。 たぶんもう少し整理して時間も長くしたらこれ以上の作品になっていたでしょう。 [DVD(字幕)] 8点(2005-07-01 09:34:01)(良:1票) 《改行有》

236.  地球の静止する日 《ネタバレ》 宇宙戦争と同じH・G・ウェルズ 原作なのですが、 私的にはこちらのほうが好きです。 あと、スピルバーグにはこちらの映画のリメイクが合うと思いますが、 宇宙戦争はもう公開秒読みなので仕方ないでしょう。 (宇宙人=悪)をスピルバーグがどう作るのかは興味ありますが・・ さてこちらの作品は、攻撃しない友好的な宇宙人が主役です。 一見宇宙人に見えるロボットはそのまんまロボットで、 UFOから(デザインもこっちのほうが好感)降り立った人間が挨拶に来たところを、 撃たれ病院に運ばれ軟禁されるのです。 どこがE.T.と違うのか? それはUFOに乗り遅れたのではなく自ら地球にメッセージを届けに来たのです。 何の用かは地球人が持つ武器(核などの)に対する警告なのですが、 それは見ている私たちにも最初からだいたいわかりますが、 その目的を言わない(全世界にではないと言わないと言う)ので、 何もしてないのに迫害され追われる宇宙人がまるで、 人類を試しているようにさえ見えます。 人類から見れば、宇宙人=神の図式かもしれません。 この同乗させている守り神的なロボットは、 地球人が宇宙人クラトゥを殺したとき、地球を滅亡させるプログラムも組まれています。 私の大好きな横山光輝のマーズに似ています。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-01 09:31:35)《改行有》

237.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 このてのパニックものや有名な作品は見たことがないので、 何か機会がほしいと思っていた矢先、 ポセイドン・アドベンチャー がリメイクされると知りようやく見ることに。 宇宙戦争と同じ機会ですね~! タイタニックが超有名で話が実話であるにもかかわらず、 全部見ていないままだったからどうなんだろうかと不安でしたが、 主演がジーン・ハックマンだからちょっと楽しみでした。 いや、こんなにいい映画とは思わなかったです。 感動して泣けました。 転覆しさかさまになった船の中だから全部さかさま。 この演出はすごいですし人間ドラマもよく描けている。 やはり宗教ネタは出てきますが、主人公が牧師で神を信じない派というのも面白い。 信じないのではなくてそこまでやらなければ神は助けてくれないというのは説得力ある。 もうひとりの牧師(と思うのですが)は、神を信じてそこで待つ。 特に最後のほうでは旧約聖書の(天地創造)アブラハムの言葉が・・ いくらいけにえをささげれば救われるのですか!? ついてゆく人らはもう賭けをしているようなものなんですが、 ある意味ホラーより怖いです。 特に私は泳げないから水の恐怖はもちろんのこと、 閉所や高所のリアルな冒険シーンは自分もそこに参加しているようでした。 こういう人間ドラマがわかりやすく展開が読めない作品は楽しい。 自分ならこいつだろうなと思ってみていたら死んでしまうとか、 最後まで残るだろうと思い込んでいた人が死んじゃうし。 外の世界に出たときの開放感があと5分かけてほしかったなぁ・・ それをリメイクに期待しましょう。 登場人物で特に好きなのが、デブの元水泳選手。 そして泳げない女性を助ける優しい男性。 もちろんハックマン牧師が主人公ですが、 私はアーネスト・ボーグナイン刑事(J・ニコルソン似)が影の主役と思います。 引っ張ってゆく人、パニックになる人、口を挟む人・・いろんな人がありますが、 何か役にたてることを考えているのです。 最初からあきらめて大勢と沈むのを待つか、 危険でも自分が選んだほうに賭けてみるか。 何か気持ちのきっかけになる映画かもしれませんね。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-01 09:25:36)《改行有》

238.  マン・オン・ザ・ムーン 《ネタバレ》 なんとも評価が難しいドラマです。 実在したコメディアンの生涯を描いているのですが、 全く初めからついてゆけず中版まで苦痛でした。 私は向こうのギャグが合わないのか全然面白くないのです。 これは仕方がないかな・・ 例えばアメリカ人に吉本のギャグを言っても受けるかは疑問だし。 全てこの人のコメディを見たわけでもなくこの作品中で思ったことですが、 今の下品な日本のコメディに通じるものがあります。 でもネタが違うから笑えないんだけれど・・ 中版あたりからプロレスネタになりいっそうヤラセコメディはエスカレート。 ここらから主人公の人気が落ちだすのですが、 体感コメディのほうがわかりやすくて見ているほうには面白くなる。 時代が早すぎたのかもしれませんね。 今なら日本ではナイナイとかやってるじゃないですか。 あと、これは(やすきよ)の物語だよなぁとも思いました(爆) この作品はジム・キャリーの熱演による魅力(それだけかも)が大きいのですが、 私は表には出ないがいつも出てる鑑賞者にはわかる片割れから見たドラマ、 そういうのが見たかったなぁとも思いました。 演出が悪いのか切れがないんです・・ 身内受けというかこの人のファンかコメディに共感できないと辛い、 わからない私にはそこが伝わらないのでした。 わからない人にもわかるのは中版くらいから・・ J・キャリーはよくやっていたのですが、 最後のほうのフィリピンでの治療を受けるシーンで、 自分が笑う番が来たときにやっとわかったくらいですから・・ あのシーンは哀しくもおかしい。 そしてD・デピートの「自業自得だよ」これもうなずくしかない寂しさ。 なにせわけのわからない突飛なコメディアンの本当のことは、 このボブ・ズムダという親友くらいしかわからなかったのではないのでしょうか。 ポール・ジアマッティ がやってるんですが、サイドウェイでノミネートされてました。 このふたりのことを書いているのかどうか憶測ですが、 エンディング曲の歌詞がすごくいいのです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-01 09:23:56)《改行有》

239.  ヒドゥン(1987) 《ネタバレ》 ちょうど保存版でうちに置いてあったビデオを思い出し、 ものすごく久しぶりに見ました。 ラストや犯人は覚えていたのですが、 もうほとんど忘れていて楽しめました。 他の作品へのオマージュとこの作品から影響されたものもありますね。 ターミネーター2とかエイリアンとかブレードランナーが浮かんでくるんですが、 うまいこと融合させて一本の新しい作品にさせてるなぁ・・ まず久々に見た若かりし日のカイル・マクラクランの美しいこと。 ブルーベルベットから合わないと見るのをやめたのですが、 今彼を見直してみるとなんとも(オーランド・ブルーム)似なのですよ。 もっとはかなげですが・・ ただしこの作品の私的には唯一の気にいらないところ、 (王子様は王子様)で観賞者を裏切らなかったのがマイナス。 まあここがホラー作品にはなりきれなかったところなんですが、 裏切ってほしかったりするわけで・・ 見た人にはわかるネタですが。 まるでグリーンマイルでしたね。 SFファンタジーにも入るジャンルになってしまいました。 作品自体はテレビドラマのようにわかりやすくテンポもいい。 それでいて冒頭からのアクションは映画という感じで全然B級ではない。 どこかで見たような感覚は常にあるけれども、 うまく劇場映画として成り立っています。必見。 [DVD(字幕)] 8点(2005-07-01 09:21:41)《改行有》

240.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 友達が「エイリアンVSプレデター」を借りてくれと切願するのを断る変わりに、 これを借りる羽目になりあまりというか全然期待していなかった作品。 この作品で「エルム街の悪夢」に興味を持ち見てみたくなりました。 脚本アイデアがよい。 脚本が面白くなかったのと同様の追いかけキャラでは「悪魔のいけにえ」のほうがいい。 フレディに興味を持って見たのと何しろ初めて両方見たので不安でした。 エルム街の悪夢って確かややこしい精神にくるホラーなんだよなぁ・・ 見ててなんのことやらよくわからない箇所もありましたが、 登場人物が(被害者たち)語ってくれるのでたいへん初心者にもわかりやすい。 しかもフレディ=夢オチ ジェイソン=SEXシーン(この安っぽい安易なところが実は嫌い) どちらの場面になるかが即わかるのはもしかして、映画界の「トラフィック」か~!? 突っ込みどころもギャグもあるにはあるのですが、 予想に反して意外と真面目に作られており好感が持てました。 これはこのふたつの作品のファンは涙ものなんじゃないのかな?? こういう正攻法でやられたらバーサス映画も笑えません。 しかし本物のわがまま悪のフレディが頭もよく利用されるだけのジェイソンに、 あまり好きなキャラではないんですがかわいそうになりました。 登場人物も言うように、フレディに操られているジェイソンよりフレディを遣るほうが先。 が・・ジェイソン有利にしてあげたのにこの単細胞はやはり頭は空のよう・・ 感動作にしてジェイソンを勝たすのもありなんだけどなぁと思いましたが、 そうすればきっとフレディファンも怒るでしょうし(か?)あくまでB級ホラーにしたかったのか、 続かせようとするラストはまたこのふたりの続編が出る気配。 この作品はばかにしてたけれど、見てみると脚本がよくできてます。 エルム街の悪夢って・・キューブリックが一度でも監督してたらどうなんだろうか・・ 1対1の対決がマイナスです。 あれは・・ターミネーター中華版みたいだった。(キョンシーも未見ですよ) ワイヤー使いすぎて漫画の世界になってしまいました・・ [DVD(字幕)] 6点(2005-07-01 09:19:46)《改行有》

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