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221. 黄昏(1981) 老いを正面から取り上げた佳作。ヘンリー・フォンダはこれまでのキャリアを併せて見事に一本、といった感じでアカデミー主演男優賞を受賞。いいもん見させてもらいました。キャサリン・ヘップバーンの方が実は力演していたのではないか、と思ったら、こちらも主演女優賞受賞。しかも4度目。さすがです。監督は「11人のカウボーイ」を撮ったマーク・ライデル。実に手堅いです。[地上波(吹替)] 7点(2008-04-01 02:04:30)(良:1票) 222. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク ジェフ・ゴールドブラムは、このような大ヒット作品に出演するまで、よくぞ出世したものです。博士役をよく演じるが、私には彼が博士には見えないんだけどなぁ。[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-04-01 01:05:26) 223. ノーカントリー 緊張・恐怖・驚愕・静寂。乾いたタッチの上質なサスペンス。だが、期待を裏切る終盤の展開に、煙に巻かれた。ルウェリンに私が感情移入していたからだろう。[映画館(字幕)] 8点(2008-04-01 00:32:37) 224. 悪魔のいけにえ 公開当時予告編が怖くて興味があったが、さすがに映画館には足を運べなかった。テレビ放映で初めて鑑賞した時は、B級映画の中でも、やや落ちるか、といった印象だった。それがなんと今や古典的名作の域に達してしまった。いろいろな意味で、常識や、タブーを破って、「やっちまった」ことが成功につながったと思う。気味が悪くて、面白い。[地上波(吹替)] 7点(2008-03-30 20:29:01) 225. シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 《ネタバレ》 これはなかなか良くできていたと思う。物語の発端となるエピソードから、惨劇が繰り広げられる閉鎖空間を作り上げるまでの導入部が良い。まさにツカミはOK。残念なのは、進行につれ、こちらが慣れてくるせいか、恐怖感がトーンダウンすること。犯人の背景を説明的に描いたことがかえって徒だったかもしれない。まさか続編ができたりして。[DVD(字幕)] 7点(2008-03-30 20:14:00) 226. ブレイクアウト(1975) 《ネタバレ》 実話に基づいた脱獄もの。遠い国のこととはいえ、大胆にして豪快な手口は日本でも報道された。脱獄一本に絞って進めるストーリーは実に薄っぺらいのだが、オールロケの荒っぽい作風を結構楽しんで見てしまった。ジル・アイアランドは場違いなほどに美しい。[地上波(吹替)] 5点(2008-03-27 23:23:46) 227. 狼よさらば チャールズ・ブロンソンとマイケル・ウイナー監督の組み合わせ作品はいつもそこそこの完成度ですね。しかし本作は私刑ものの白眉と言ってよいと思います。荒い作りですが面白いです。まさか続編が作られるとは思いませんでしたが。あらためて見てみると、ジェフ・ゴールドブラムが出演していたのには驚きました。[地上波(吹替)] 6点(2008-03-27 23:15:53) 228. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 爽快! シナリオがすばらしいです。想像以上の出来の良さに、舌を巻きました。タイトルバックがまた秀逸です。[DVD(字幕)] 9点(2008-03-27 22:58:31) 229. スターシップ・トゥルーパーズ2 「2」の名を借りた、バッタモンの映画。ところどころ面白くはあるが、話がどこへ向かっていこうとしているのか皆目不明。致命的なのは画面が暗く、とても見づらいこと。あきまへん。[DVD(吹替)] 3点(2008-03-08 21:32:07) 230. 恐怖のメロディ 《ネタバレ》 クリント・イーストウッド初監督作品です。評論家筋の評価は非常に高いものでした。彼が後にアカデミー監督賞を受賞するまでの名監督になると、誰が予想しえたでしょうか。久々に見返しましたが、注文があるものの、十分なクオリティで、面白かったです。海岸風景や、オープンカー、ジャズフェスティバルにラブシーンと、イーストウッドが撮り放題にしたことが好結果に繋がったと思います。山田康雄の日本語吹き替えはやはり安心して聞くことができて、素晴らしいです。[地上波(吹替)] 6点(2008-03-08 19:01:02) 231. モンスターズ・インク 《ネタバレ》 最高! 映像良し、ストーリー良し、音楽良し。石塚英彦・田中裕二の吹き替えも素晴らしかったです。アカデミー賞の長編アニメーション賞を逸したことが信じられません。ロサンゼルスのディズニーランドには、車に乗るタイプのお子様向け「モンスターズ・インク・ライド」があります。私はこれでは生ぬるいと思います。扉にしがみつくタイプで、危険きわまりないハイスピード・アトラクションをディズニーはぜひ作って欲しいです。追記;東京ディズニーランドには大人も子供も楽しめる素晴らしいライドができました。しかし、私は扉にしがみついてみたかったです。[映画館(吹替)] 10点(2008-02-29 01:42:20)(笑:1票) 232. ポセイドン(2006) リメイク作品としては、想像以上で、映画館に行けば良かった、と思わせる出来映えだった。何よりテンポがよい。息が詰まりそうになる閉塞感は、ペーターゼン監督ならではのもの。[DVD(吹替)] 8点(2008-02-27 00:51:33) 233. デッドマン・ウォーキング やはり、ショーン・ペンは凶暴な役が似合います。[DVD(字幕)] 5点(2008-02-21 23:16:49) 234. I am Sam アイ・アム・サム 良い話、良い演技。けど、心の汚れきってしまった私には響きませんでした。[映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2008-02-21 23:11:05) 235. ウイラード(1971) 《ネタバレ》 「恨みを晴らす」ことについて、いろいろと考えさせられる映画でした。続編ができるだけのことはある出来映えです。「ソクラテス」が良い白ネズミ役、「ベン」が黒ネズミでちょっと嫌われ役と、わかりやすく上手に描き分けられていたと思います。俳優陣も良いです。続編の「ベン」を先に鑑賞していたので「ウイラード」がてっきりネズミの名前だと思いこんでいました。[地上波(吹替)] 6点(2008-02-16 22:49:16) 236. ベン 《ネタバレ》 「ウイラード」の続編です。私は多感な幼少のみぎりに本作から鑑賞することとなりました。そのせいか、病弱な主人公に思いっきり感情移入し、いたく感動した覚えがあります。まずまず良くできた作品で、マイケル・ジャクソンの主題曲も良いです。ベンは少年と仲良しですが、明晰な頭脳を持つスーパー・ラットで、人間にとって脅威的な存在です。単なる動物パニックものではなく、ちょっと考えさせられるものがあります。見る順番としては、やはり1971年の前作から鑑賞されることをお勧めします。[地上波(吹替)] 6点(2008-02-16 22:34:25) 237. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 ショーン・コネリーの参加で俳優陣の厚みがぐっと増したが、面白さは前二作に比べるとやや落ちる。でも、リアルタイムで劇場で鑑賞できたのは幸せだったし、楽しかった。第四作に期待![映画館(字幕)] 7点(2008-02-12 22:35:46) 238. 黒い絨氈 《ネタバレ》 これは名作ですね。当時の撮影技術をうまく駆使し、恐怖感を上手に煽っています。予定調和的とはいえ、一気にクライマックスへと突っ走るカタルシスは爽快です。あらゆる動物に慣れ親しんだムツゴロウこと畑正憲氏が、最も恐怖を抱いた体験として「蟻塚に近づいたら一瞬にして頭の先まで全部蟻に包まれたこと」と言っていたのを思い出します。[地上波(吹替)] 7点(2008-02-10 23:21:46) 239. グリズリー 俺の最大の敗因は、動物好きの彼女との初デートに選んじまったことだ。[映画館(字幕)] 4点(2008-02-10 22:23:41) 240. ドーベルマン・ギャング 《ネタバレ》 その昔、名画座で他の映画と抱き合わせでたまたま鑑賞しました。タイトルのとおり、ドーベルマンを使って銀行強盗する話です。このアイデアひとつで勝負した本作のコンセプトは実に筋が一本通っています。しかし、予定調和的な結末までは全然筋が通っていなくて、全体の完成度はとっても低いです。なお、ドーベルマン諸君は十分に健闘して良い演技を見せてくれております。驚くべきは、続編(日本公開)、続々編(日本未公開)が作られたことです。漫画「ドーベルマン刑事」のタイトル決定に本作は影響を与えたと私は睨んでいるのですが、全くの個人的な意見であって、確証はありません。[映画館(字幕)] 4点(2008-02-10 22:14:12)
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