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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
241. ベン・ハー(1959) この映画を初めて見たのはもう30年近く前、TVででした。当時はVTRなど無いワケですから「良かったから何度も見る」というのは不可能で、一所懸命心の中に焼き付けておくのが常でした(カセットデッキが登場してからはカセットに録音して、音を聞きながら場面を想像したもんです)。この作品はそんな私の心に強烈に焼き付けられた映画で、今見てもあの頃の興奮を思い出します。子供の頃見た時には冒険物語としてワクワクしましたが、大人になってからはベン・ハーの自分の人生は自分で切り開いて行く意思の強さや常に自分を裏切らない姿勢に心打たれました。「少年少女文学全集」的なモノを読んで育ったロマンチストには堪えられない映画と言う気がします。10点(2003-07-08 18:17:13)(良:2票) 242. 市民ケーン 人生における成功ってなんだろう。孤独を抱えて生きる運命の人間は、どんなに努力して様々なものを手に入れても結局は満たされず、老いることによってその空洞は更に深まっていくのだろうか。オーソン・ウエルズの冷え々とした映像も相まってすっかり気が滅入ってしまう映画でした。ところで『ザ・ディレクター・市民ケーンの真実』では「薔薇の蕾」とはハーストの大事なところでは?それくらい小・・(以下略)7点(2003-07-01 11:52:48)(笑:1票) 243. ショーシャンクの空に この映画と普通のどうでもいいハリウッド系ヒューマンドラマとの違いがどうしても分からん。私には良くも悪くもない、全然印象に残らない映画でしたが・・。3点(2003-06-18 12:17:42)(良:3票) 244. ゴースト/ニューヨークの幻 多分私にはデミ・ムーアがダメなんです。彼女の襟足が気になってしゃーなかった。なんなのよ、あのカット。3点(2003-06-17 17:15:15)(笑:1票) 245. スター・ウォーズ 何度見てもあきない。ルーカスが語る通りこの映画の素晴らしさはテクノロジーではなく、そのストーリーと想像力にあるのです。理力がともにあらんことを!10点(2003-06-17 15:09:25) 246. がんばれ!ベアーズ 公開当時映画館でこの映画を見ました。その時私はまさにアマンダと同じ歳だったので(歳がバレる!いや、別にバレてもいいのか・・)、テイタム・オニールに強烈に憧れました。同じ歳なのにあっちはなんであんなに大人なんだ!もうブラをつけるのか!その上バイクで男とデートかよ!ってなもんです。昨日何十年か振りにTVで見て、あの頃のアメリカに対する憧れを懐かしく思い出しました。しかしまぁ小学生なのにビールは飲むは、タバコは吸うは、バイクに載るは、おまけに帽子のつばにワセリンとは・・。反則だらけの随分おおらかな映画だったんですねぇ。8点(2003-05-13 17:29:32) 247. アパートの鍵貸します シャーリー・マクレーン曰く「女房持ちと付き合う時はマスカラは禁物なのに・・」。全くその通り!わかるよ~。8点(2003-05-07 17:41:34)(良:1票) 248. おいしい生活 おっしゃる通りウディ・アレンのファンには、ちょっとゆる過ぎて物足りなかったです。彼の場合「歳とって日和ったか?」と思っていてもまた鋭い作品をつくったりするので、諦めず今後に期待。それにしても「おいしい生活」とはその昔糸居重里が書いた西武デパートのコピーで、ポスターの写真はウディ・アレンの顔だったような。その辺と絡めた日本語タイトルなんですかね。ウロ覚えなんで間違っていたらごめんなさい!5点(2003-05-07 16:52:19) 249. 地球は女で回ってる 私の個人的意見では「ハンナとその姉妹」以降「おいしい生活」(「スコルピオン」はまだ見てないので)迄の彼の作品では一番ウディ・アレンらしくて面白い映画だと思います。8点(2003-05-07 16:37:33) 250. スリーパー 「泥棒野郎」とか「バナナ」とかこの辺のウディ・アレンものはバカバカしくてかなり好きです。意に反して冷凍睡眠するハメになったウディが、未来の科学者から20世紀の「遺跡」の説明を求められるシーンが笑えます。雑誌の「プレイボーイ」にも意味深長な解釈がなされていたりして、振り返って現代に置き換えてみるとドキッとします。他の作品もそうですが、ウディ・アレンのコメディはまず一度吹き替えで見てから字幕を見ることをお勧めします。字幕だけだと訳がはしょりすぎてて、ワケわからない事が多いです。 7点(2003-05-07 16:19:57) 251. エイリアン4 なんつー騒がしいスプラッタムービー。疲れました。リプリーが「おふくろさん!」と叫んでいた頃が懐かしい・・。あと多分エイリアン入りの宇宙船は、大気圏突入の際燃え尽きて地上には届いてないのでは?3点(2003-04-14 11:37:04) 252. ボウリング・フォー・コロンバイン 見ているものに思考停止を許さない、考えさせる映画。ドキュメンタリーの形式をとっているが、エンターティメントとも言える、まったく新しいカタチの表現方法で非常に興味深かった。アメリカ人がよくぞここまでやったと拍手を送りたくなる。但し、最後にチャールトン・ヘストン邸に、銃で撃たれて殺された女の子の写真をおいてくるようなパフォーマンスを演じてしまうあたり、マイケル・ムーアもやっぱアメリカ人なんだなぁ。7点(2003-04-03 15:34:15) 253. ショコラ(2000) 最初はキュートで楽しかったが、だんだん飽きてきて最後はかなりうんざりした。まさに匂いまでしてきそうな程の大量のチョコレートに、胸が悪くなる感じ。ジュリエット・ビノシュもオバサンくさくなっちゃて、魅力なくなったなぁ。3点(2003-04-03 15:17:00) 254. フィラデルフィア とても良い映画だった。絶望的に困難な状況で命をかけて偏見と戦っているのに、決してヒステリックに叫んだりしない。トム・ハンクスの演技も素晴らしくて、特にオペラをバックに感情を爆発させるシーンは圧巻。号泣しました。この映画を見て私も、自分自身を裏切ったりしない、強くて優しい人間でありたいと強く感じました。9点(2003-03-28 10:48:19) 255. ラスト・オブ・モヒカン 傲慢な西洋人の「文明」と言う名の侵略にもの申した映画かと思っていたら、そう言った歴史的背景はお飾り程度の単なるアクション&メロドラマだった。マイケル・マンだもんなぁ、そんな思慮深い映画のワケないスよね。3点(2003-03-27 11:28:15) 256. 紳士協定 反ユダヤ主義に関する連載を掲載するにあたり、ジャーナリストである主人公のグレゴリー・ペックがユダヤ人になりすまし、その苦悩を自ら経験することによって差別がどこに存在するのかと言うことを暴いて行く非常にストレートなコチコチの社会派ドラマ。この映画の肝はグレゴリー・ペックではなく、その婚約者の女性にある。つまり、積極的に差別をしていない自分には罪がない、自分はリベラルだと思っている私のような人間である。「沈黙していると言うことは現状を認めていることだ」と言うことをこの映画で教えられた。これは何も差別問題に限ったことではない。例えば選挙。或いは戦争。「自分ひとりが言ったところで・・」と沈黙したなら後から文句言う資格なんて無い。自分も同罪なのだ。7点(2003-03-06 11:22:54)(良:2票) 257. 麗しのサブリナ ビリー・ワイルダーの映画はホントに粋。たまりませんね。ヘップバーンもとってもかわいかった。けど、サブリナ自身はなんだかあまりにもバカみたいだと思うのは私だけか?シンデレラストーリーと言うやつに素直に感動するには、あまりにスレてしまった自分が悲しい・・。7点(2003-03-04 12:32:38) 258. ラウンド・ミッドナイト 音楽映画はやはりミュージシャンが演じるに限る。ディクスター・ゴードンは本作で主演男優賞にノミネートされたが、彼の演技というよりは感性そのものが滲み出るような立ち振る舞いに魅了された。ハービー・ハンコックのスコアも素晴らしく、作品全体がゆったりとしたJAZZを演奏しているかのよう。当時ビデオデッキを持っていなかった私は何度も映画館に通い、サントラを聞き倒しました。9点(2003-02-20 11:06:28)(良:1票) 259. グッドモーニング,ベトナム 何ともアメリカ人らしい、胸くそ悪くなる映画。1点(2003-02-19 12:44:02) 260. ガールファイト ミシェル・ロドリゲスが愛おしかった。ティーンエイジャーの繊細な心を良く表現している映画だと思います。しかし女の子が男をぶっ飛ばすのって、見ていて何て気持ちいいんだろ~。オンナとしてやはり心の何処かで、そう言う願望があるんだなぁと思いました。6点(2003-02-19 12:39:26)
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