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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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241.  マン・オン・ザ・ムーン 《ネタバレ》 なんとも評価が難しいドラマです。 実在したコメディアンの生涯を描いているのですが、 全く初めからついてゆけず中版まで苦痛でした。 私は向こうのギャグが合わないのか全然面白くないのです。 これは仕方がないかな・・ 例えばアメリカ人に吉本のギャグを言っても受けるかは疑問だし。 全てこの人のコメディを見たわけでもなくこの作品中で思ったことですが、 今の下品な日本のコメディに通じるものがあります。 でもネタが違うから笑えないんだけれど・・ 中版あたりからプロレスネタになりいっそうヤラセコメディはエスカレート。 ここらから主人公の人気が落ちだすのですが、 体感コメディのほうがわかりやすくて見ているほうには面白くなる。 時代が早すぎたのかもしれませんね。 今なら日本ではナイナイとかやってるじゃないですか。 あと、これは(やすきよ)の物語だよなぁとも思いました(爆) この作品はジム・キャリーの熱演による魅力(それだけかも)が大きいのですが、 私は表には出ないがいつも出てる鑑賞者にはわかる片割れから見たドラマ、 そういうのが見たかったなぁとも思いました。 演出が悪いのか切れがないんです・・ 身内受けというかこの人のファンかコメディに共感できないと辛い、 わからない私にはそこが伝わらないのでした。 わからない人にもわかるのは中版くらいから・・ J・キャリーはよくやっていたのですが、 最後のほうのフィリピンでの治療を受けるシーンで、 自分が笑う番が来たときにやっとわかったくらいですから・・ あのシーンは哀しくもおかしい。 そしてD・デピートの「自業自得だよ」これもうなずくしかない寂しさ。 なにせわけのわからない突飛なコメディアンの本当のことは、 このボブ・ズムダという親友くらいしかわからなかったのではないのでしょうか。 ポール・ジアマッティ がやってるんですが、サイドウェイでノミネートされてました。 このふたりのことを書いているのかどうか憶測ですが、 エンディング曲の歌詞がすごくいいのです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-01 09:23:56)《改行有》

242.  ヒドゥン(1987) 《ネタバレ》 ちょうど保存版でうちに置いてあったビデオを思い出し、 ものすごく久しぶりに見ました。 ラストや犯人は覚えていたのですが、 もうほとんど忘れていて楽しめました。 他の作品へのオマージュとこの作品から影響されたものもありますね。 ターミネーター2とかエイリアンとかブレードランナーが浮かんでくるんですが、 うまいこと融合させて一本の新しい作品にさせてるなぁ・・ まず久々に見た若かりし日のカイル・マクラクランの美しいこと。 ブルーベルベットから合わないと見るのをやめたのですが、 今彼を見直してみるとなんとも(オーランド・ブルーム)似なのですよ。 もっとはかなげですが・・ ただしこの作品の私的には唯一の気にいらないところ、 (王子様は王子様)で観賞者を裏切らなかったのがマイナス。 まあここがホラー作品にはなりきれなかったところなんですが、 裏切ってほしかったりするわけで・・ 見た人にはわかるネタですが。 まるでグリーンマイルでしたね。 SFファンタジーにも入るジャンルになってしまいました。 作品自体はテレビドラマのようにわかりやすくテンポもいい。 それでいて冒頭からのアクションは映画という感じで全然B級ではない。 どこかで見たような感覚は常にあるけれども、 うまく劇場映画として成り立っています。必見。 [DVD(字幕)] 8点(2005-07-01 09:21:41)《改行有》

243.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 友達が「エイリアンVSプレデター」を借りてくれと切願するのを断る変わりに、 これを借りる羽目になりあまりというか全然期待していなかった作品。 この作品で「エルム街の悪夢」に興味を持ち見てみたくなりました。 脚本アイデアがよい。 脚本が面白くなかったのと同様の追いかけキャラでは「悪魔のいけにえ」のほうがいい。 フレディに興味を持って見たのと何しろ初めて両方見たので不安でした。 エルム街の悪夢って確かややこしい精神にくるホラーなんだよなぁ・・ 見ててなんのことやらよくわからない箇所もありましたが、 登場人物が(被害者たち)語ってくれるのでたいへん初心者にもわかりやすい。 しかもフレディ=夢オチ ジェイソン=SEXシーン(この安っぽい安易なところが実は嫌い) どちらの場面になるかが即わかるのはもしかして、映画界の「トラフィック」か~!? 突っ込みどころもギャグもあるにはあるのですが、 予想に反して意外と真面目に作られており好感が持てました。 これはこのふたつの作品のファンは涙ものなんじゃないのかな?? こういう正攻法でやられたらバーサス映画も笑えません。 しかし本物のわがまま悪のフレディが頭もよく利用されるだけのジェイソンに、 あまり好きなキャラではないんですがかわいそうになりました。 登場人物も言うように、フレディに操られているジェイソンよりフレディを遣るほうが先。 が・・ジェイソン有利にしてあげたのにこの単細胞はやはり頭は空のよう・・ 感動作にしてジェイソンを勝たすのもありなんだけどなぁと思いましたが、 そうすればきっとフレディファンも怒るでしょうし(か?)あくまでB級ホラーにしたかったのか、 続かせようとするラストはまたこのふたりの続編が出る気配。 この作品はばかにしてたけれど、見てみると脚本がよくできてます。 エルム街の悪夢って・・キューブリックが一度でも監督してたらどうなんだろうか・・ 1対1の対決がマイナスです。 あれは・・ターミネーター中華版みたいだった。(キョンシーも未見ですよ) ワイヤー使いすぎて漫画の世界になってしまいました・・ [DVD(字幕)] 6点(2005-07-01 09:19:46)《改行有》

244.  デューン/砂の惑星(1984) 《ネタバレ》 いやぁ、好きですねぇこの世界。 近所のシアタールームに「ミッドナイトエクスプレス」とこれを持って行き、 やはり大画面ということでこちらにしました。 まず異様な音の世界が宗教映画のようでいてホラー映画のようでもある。 重低音と怪しげな世界に語りが入る。 この映画、もっとわかりやすく完成されてたら、SWより好きかもしれない。 わかりにくいところにまた味があるのかもしれないんだけれども、 筋がわかりにくいというんじゃなくて世界観がわからないんです。 ホラーSFが好きなので余計なことは考えずに、 (そうだこれは宗教SFだ)と見続けていると・・ 香料が星の争いの元になっていること=石油。 その星は砂漠がほとんどで侵略されている=中東。 この解釈だととてもわかりやすいのですが、 なんと見終わったあと検索すると、 何人もの人が同じ見方をしていておかしかったです。 SWもそうなんですがこの作品も帝国は悪者=ローマ帝国 で、裏切り者が内部にいて主人公はメシア(救世主)=新約聖書か? 自己との戦いで奇跡を起こし閃光が走り指導者となる=旧約聖書&イスラムか?? 違う星から砂漠の星へ着いたカイルは地下に住む原住民を誘導。 おまけに主人公の妹がアリアなんて名で、 この救世主とアリアは奇跡のあと血の涙を流すのです。 ホラー+宗教+SFという実にわかりやすいけれども、 一般受けしない調合法で映画化されたのでカルトSFとも呼ばれています。 でも2001年宇宙の旅より好きです。 放浪から試練、奇跡から解放と・・これ、こういう見方をすればわかりやすい映画。 砂漠の香料を守る虫のオバケも相当大きくて、 大画面いっぱいでかなり圧倒されました。 映画全体に不思議なメッセージやら映像やらが浮かび、 暗くマニアっぽい仕上がりになっています。 こんな不思議な映画に飽きもせずついてゆけたのは、 やはり登場人物のユニークさとちょっとはまる映像感からでしょうか。 帝国は十字軍とも取れるしまあ見方によっていろいろ想像で遊べます。 いつもフワフワ浮いてるデブやら魔女やらたいくつしません。 イギリス系の音楽の好きな方なら見て損はないと思います。 スティングが半裸で現れたのにはぶっ飛びました・・ [DVD(字幕)] 7点(2005-07-01 09:15:45)(良:1票) 《改行有》

245.  トラフィック(2000) 《ネタバレ》 な・・難解です。そしてわかりやすい。 この両極端な作品です。 きっかけは、アカデミー作品ということと、あのベネチオ・デルトロの助演男優賞。 そして、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの競演。 この作品はドキュメンタリービデオみたいなつくりで、 まず最初はその手法にとまどいます。 しかし慣れてきます。その手法とは・・ メキシコ領に入ると(最初ここから始まる)セピアっぽい色で、 ベネチオ中心のお話です。 変わってマイケル・ダグラスこの人の場面では最初普通の色、 ところがその子供の場面に関連すると青い画面へ・・ 子供の世界が青い画面で父親がドラッグにおぼれた娘を探しに行く。 その青い画面にダグラスが入ることで子供の居場所の近さがわかります。 メキシコも国境を越えるとセピアから普通の画面に戻る・・ そういえばと気づけば、この監督のデビュー作、だいぶ昔に見ました。 理解できずに忘れていました。「セックスと嘘とビデオテープ」 ジェームズ・スペーダーのファンで見たのですが・・ あと「カラーパープル」も変わっていました。 撮影手法が変わっていることと、ドキュメンタリー出身ということも面白い。 ベネチオ・デルトロ・・そんなにうまいとは思わなかったことと、 (ユージョアルサスペクツのほうがよいと・・)すごい太ってて予想してたのと違い、 ああでも古谷一行に激似だと再確認(もっとセクシーだと思うんだが・・) ダグラスよりゼタジョーンズのほうが食っていた。 しかしこの作品、実にまじめでストレート、立派な社会派映画です。 が・・長すぎる。もちろん無駄もなくわかりやすく親切なのですが、 映画としての娯楽が色分けくらいしかない。 日本人がこの問題を映画として見るのは難しいものがあります。 私は途中から面倒になり、青い画面中心に考えて見ていました。 嫌いではないのですが、深すぎる問題ですね・・ 最後にセピアのメキシコの場面で、この国の子供らにはドラッグの世界はなく、 ドラッグを輸出する(というか・・)国のほうはまともで、 買うアメリカ側の色は病んだ青のままなのかと想像してしまう。 この余韻が深いのです。 もう一度見たいとは思わないですが、残る作品ではあります。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-20 05:08:52)(良:2票) 《改行有》

246.  ヒッチャー(1985) 《ネタバレ》 カメラワークから大筋からなにもかも「激突!」とよく似ていて、 それなりに楽しめましたが今見てみると新鮮味はないです。 E.T少年と、ブレードランナーのレプリカの対決というSFちっくなキャストも、 おおいに面白かったけれどもまるで怖くはなかった。 悪乗りしすぎなひつこい犯人もどこかこっけいで、 これはサスペンスですがある意味ホラーのおかしさがある。 怖さは「激突!」のほうが上でした。 そしてひつこさの生理的な嫌悪感は「ゲーム」のほうが上。 でもアクションは楽しめます。 ただしモノを食べながら見ないほうがいい。 よくトーマス君が吐くのです。吐く場面嫌い(殺戮はまだまし) 「激突!」は理由が深くないので(追い越しただけ)単純に怖いけれど、 これ・・私が思うに殺してほしかったというもっと深い理由があり、 やってることは「セブン」の犯人と最後の最後が似てるなぁと。 犯人も最後に自分を遣る人間を選ぶ自由があるというふうに考えれば怖いですね。 あと、ネタバレしてるようですが、最初から犯人はいきなり出てきますので、 安心してひつこさを味わってください(苦笑) 「激突!}の犯人の顔がブレードランナー(未見)のレプリカだと思えばよいです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-20 05:05:37)《改行有》

247.  スタントマン(1980) 《ネタバレ》 これは面白い! ちょっと探すのに苦労しますが、古いレンタルビデオを探せばなんとか・・ 私の好きなタイプの作品です。 P・オトゥール関連では作品としては娯楽もあり、とても楽しい映画です(史劇が多いので) 映画好きなら一度は見たほうがいいですよ。 映画の中で映画を撮るというよく使われる手法ですが、 この脚本はすばらしくどこまでが映画の中なのかわからなくなる。 撮影現場の裏も見せてくれ、飽きることがありません。 スタントマンをやることになってしまう青年は、警察に手錠をかけられる逃亡の身。 映画撮影中の(橋を渡る車のシーン)車を発見して停めるも乗車拒否に。 本番ですから当たり前なのですが、スピードを出して橋から転落してしまう。 このスタントマンの代わり(川に落ち行方不明に)にと、 鬼監督(というのが最初わからなかった)の支持でスタントマンになるのです。 彼は監督は川に落ちた車を助けるより撮影に夢中でした・・ と・・お話を思い出してゆくと(ああネタバレしたくない)と、ここらでひかえておきますね。 アクション好きな人も楽しめるし、サスペンス好きの人も頭使いますから十分楽しめますよ。 ほんと、掘り出し物を見つけたというか、これだから俳優繋がり&監督繋がりは楽しい。 ラストも言うことなしで保存版にして何度も見たいくらいです。 オトゥールの演技も、アカデミー賞にノミネートされてるくらい不思議。 どう見ても優しい物分りのよさそうな線の細い監督で、 終わったあとも狐につままれたみたいに監督は悪くないと庇護していました。 ところがどっこい、メリル・ストリーブがこの演技を褒めていたのはそうなんですね。 何を考えているかがわからない人。 一言で言えば胡散臭いやつ・・でも普通の人にも見えて困ってしまう。 私の見解では、そんなに悪いやつとは思えないのです(こういう人はたちが悪いですねぇ) [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-20 04:52:27)《改行有》

248.  ヒットラー 第1章:覚醒/第2章:台頭<TVM> 《ネタバレ》 ヒットラーといえば、歴史の汚点、悪の代名詞のような描かれ方を どの映画でもしていますよね。 もし本作品を見て、悪役=ヒットラーでもないかもしれないなどと、 洗脳され感化されたら今までの歴史&戦争映画は意味がなく、 2枚組みということもあり躊躇していました。 ヒットラーのユダヤ人嫌いがどこから発祥したのかがよくわかり、 その性格さえもこの作品を見ればなるほどなとうなづけます(本人でないのにわかるのか?) 面白いのは生まれてから改革に燃えるまでの1巻目なのですが、 私的には2巻目のほうがより現実的で狂気に満ちて面白かった。 まるで、「ゴッドファーザー」の殺戮のようで、これは妙な気になりました。 その殺戮のリズムにテレビ映画ということも忘れ見入ってしまった。 が・・エンディングでその後のみんなが知っている歴史が語られると、 ヒットラー=悪という気持ちに穏やかに変わってゆくのです。 自分でもこういう洗脳映画は怖いなぁとおもいました。 本当にこのエンディングがなかったらと・・ オトゥールさんは、ヒンデンブルグ役ですが、これもしかしたら ヒットラーが大統領を殺したんじゃないのと疑うほど、ことがうまく進んでゆくのが怖い。 ストリーテラー役の新聞記者がまたいいんです。 「メンフィスベル」に出ていた、マシュー・モディン。 この人の最後も残酷でした・・ 結局ヒットラーは、自分にはむかう者、そしてユダヤ人は惨殺してゆきます。 この世に悪の世界を作るなら、まず善良なものを殺せばいい・・ こんな風な言葉がエンディングで流れます。 悪の冷酷で切れのある優美な匂いと、善が壊される恐怖とはかなさ。 でもこれ、現実なんですから、それもなん100年も前のことじゃなくて。 この作品を見た後に、「シンドラーのリスト」を見たら、精神はまともになるでしょうが・・ かといって(この世で一番かしこくて偉いのはユダヤ人)というのもないでしょう。 みんなどんな人種も平等なはずだから・・ 不平等に扱ったヒットラーがドイツ人だからといって、 ドイツ人は悪いというのもまた、ヒットラーと同じ狭い人間になるのです。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-20 04:50:09)《改行有》

249.  白鯨 《ネタバレ》 古い映画ですが、これもまた掘り出し物でした。 退屈で固いんじゃないかと思っていただけに、予想を裏切る面白さでした。 笑えるところもきちんとあるし、見せ所のパニックアクションは、ジョーズをしのぐと・・ ジョーズは何度も見ていて評価をまだつけていないので、もう少しお待ちくださいね。 そのジョーズに匹敵する、いや時代からしたらしのぐんじゃないかと思いました。 まじめな文芸作品、でも単純でそして深いドラマです。 ただ単に仕返しの鯨退治じゃあないのです。 私はこの船長はもしかしたら白鯨、そして白鯨もまた船長と思います。 同じ敵同士でその時を待っていたかのように・・ この映画もまた他の洋画の例にもれず、キリスト教の教えがあります。 単純なストーリーですが深い深いものがあります。 途中に出てくる船員の言葉、「鯨を捕って油を売るのは人様のためになり神も喜ぶ」 「けれども復讐のために鯨を殺すのは神にそむく行為だ」こんなような言葉・・ うまいこと言ったものだと納得しました。 あの白鯨は守り神なのかもしれないし、殺された鯨の怨念かもしれない。 船長の言葉も「この船では私が神だ」のような言葉を言いますが、 あの驕りは前者の言葉とリンクしているような・・ 最初に主人公が出会う預言者の言葉が怖いです。 ひとりを残してみんな死ぬ、船長は手招きして呼ぶ・・そんな風な言葉。 見終わるともう一度すぐ見たくなる。 すべて登場人物から言葉からつながっています。 あまり古い役者は知らないのですが、教会の牧師がオーソン・ウェルズだった。 とにかく暴れまくる白鯨のすごい迫力に圧倒されます。 たまに海が船と色があってなくて合成技術の甘さは感じるものの、 それでもこれだけの無駄のない面白い作品が作れるんですね。 今の映画のアラは気になりますが古い良質の映画のアラは気にならない。 ラストのあるモノが浮かび上がりたったひとり生き残った人物は・・ そのあるモノにも深い意味があるんですよ。 後味は普通悪いものなんですが救われました。 私はどの人間になれるのだろうかと少し怖かった。 ある意味宗教がかっていて、ホラー感覚も味わえます。 小説で読んだ人にも映像が迫力あるのでおすすめ! [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-20 04:38:07)(良:3票) 《改行有》

250.  ドクトル・ジバゴ(1965) 《ネタバレ》 そう私、こういう映画は好きじゃあありません。 アカデミー作品だから期待したのですが・・ 不倫ドラマの背景に戦争ともりあがる内容なのですが、 全然もりあがらない・・イングリッシュペイシェントのほうが華がある。 ロシアが舞台でセリフは全部英語というのは覚悟してたのでまあいいとして、 主役ふたりが勝手で自分たちのことしか考えていない。 で、そこまで愛しあっているふうにも見えない。 ジバゴもふらふらしてるし共感はできない。 これはその時々の都合よく進んではまた引き裂かれるという、 メロドラマを見ているようで、もう勝手にすれば?と思いました。 ラーラの美しさだけが理由ならばもうちょっと主人公の描き方に情熱がほしい。 調べて見たら賞も助演が夫役、 主演ふたりはノミネートすらされていない・・ イングリッシュペイシェントも不倫&戦争ですが、賞は交わることのない看護婦役。 たしかに音楽はよかったし、映像も風景画のようでよかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2005-05-20 04:34:24)(良:1票) 《改行有》

251.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 見終わった後、3時間は越えているなと思いましたが、そんなに長くはなかったようです。 歴史モノは我慢して楽しめるのですが、これはきつかったです。 「トロイ」のほうが面白かった。たとえ理不尽であり結果がばからしくとも・・ この作品を娯楽大作と楽しめるでしょうか・・ 最後のほうでようやく、司祭が「この場だけイスラム教に」と言った瞬間、 面白いんだけれどこういうの遅いんだよと思いました。 ガチガチの真面目な映画だった・・ 風刺とかじゃなくストレートに作ってて、面白くないのです。 私もオーランドが出ていなければ見に行かなかったけれど、 アップの多すぎでこの点は唯一の娯楽なんでしょうか・・ 昔の史劇ばかり最近見てきたので、やはり役が物足りない。 昔の史劇ではあちこちの土ぼこりで馬や兵士が見えないのが難点ですが、 それが本当の臨場感というものだと納得しました。 あと、エルサレムに入るまでがあまりにもたいくつで、 アクション過多がよけいにそう思わせました。 よかった点を書きます。 史実に基づいているので、やはりサラーフッディーンはとても魅力的でした。 それと、エドワード・ノートン演じるエルサレム国王。 まあ平和が一番ですからこのふたりがよいのは当然ですが、 やはり国王たるものはこういう人格者でないと・・ 「トロイ」の王様も人間的に好きですが聖職者のようではなかったです。 こういう時代のあまり触れたくない(特にハリウッドは)十字軍のことを、 真面目に映画化したことは素晴らしいとは思いますが、 もう少し映画としての娯楽性を考慮してほしかったですね。 派手な戦闘シーン、豪華な建物、それもまた娯楽ですが、 私の思う娯楽とは脚本の娯楽がたりなかったんじゃないかと・・ 身を固くして見続けると結構くたびれますからね(笑) [映画館(字幕)] 5点(2005-05-20 04:23:35)《改行有》

252.  SF巨大生物の島 《ネタバレ》 好きですねぇこの映画! ちょっと真面目な映画ばかり続いたので、 たまにはSFと思いパッケージを見て即借りました。 もしまだ未見の方で目新しいものを探してらしたらお勧めですよ。 私は特に日本の特撮モノが苦手でこのたぐいのは見る機会がありませんでした。 これはファンタジー冒険モノに特撮を使ってるので面白い。 レイ・ハリーハウゼン のシリーズを全部見たくなりました。 特典にある中でも特に見たくなったのが、 シンドバッドシリーズとUFO(ビルに突っ込んでくる暴力的さが大笑い) この人の作品はこれが初めてですが、いろんな映画の中で使われてます。 家族や子供がテレビを見ててその画面の中で怪しい動きをする生き物・・ それと予告編を見るだけで、後々の映画にどれほどぱくられているかわかる。 真面目な映画を見続けた頭はこの映画も真面目に捉えてしまい、 これは共産主義の風刺だと自分で感心しました・・自給自足=共産主義って。 すごいこじつけですが(笑) ニモ船長が(ネモとも発音する)出てきたいでたちは大笑いでしたが、 この姿も日本のバラエテイでお見かけしたことがある・・ 巻貝を背中と頭につけて登場。 映画自体は特撮のばかでかい生き物が目立つのでメッセージは感じにくいですが、 いいこと後半に言ってましたよ~。 確かに食べ物が大きくなれば人類は戦争などおこさないであろう? んん~違うよ、今の人類は食べ物も大切だがそれ以上に名誉や地位がほしいんだ。 それらはお金があればある程度は手に入れれるけれど、 まず国王や大統領になるにはお金だけではなれないし・・ これはやはり共産主義の考えだよ船長、とまた勘違いをしてみる。 この映画の売りは特撮なんですが、この手作業の動きが実におかしい。 一番よかったのは蜂の動きで、一番大笑いしたのが鳥です。 あの鳥はなんなんでしょう?? コンビニでそういえば見た記憶があります。 フィギュアにお菓子がついてるの。 変なデザインだなぁと気になったんですが(悪趣味ということ) 映画で見たらほしくなりましたよ。 こういうの現在の映画では無理なんでしょうね・・ [DVD(字幕)] 8点(2005-05-20 04:16:34)《改行有》

253.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 ごめんなさいファンのみなさん! この時代にこの映画というのは評価できるし、ロボットも思ったよりかわいい。 特にR2D2?あの独特のゴミ箱のようなフォルムは欲しいくらい。 でも・・合わなかった。大画面で観たのは大正解ですが・・ なんと日本語吹き替えを借りてしまった。これがだめなわけ?? ルーク役の子もかわいいしハリソン・フォードもかっこいい。 あ、これが噂のダース・ベイダーか。変だ、子分が変だ、蟹みたい。 しかもまぬけで脚本が都合よすぎる・・ 酒場のシーンではもう冷めていました(だめだよね真面目に観ちゃ) 悪者が自分の武勇伝を自慢してルークが同意して褒めたら、 なんだとって怒るところとか(はあ?)と退いた。 コメディなのかこれは。 旅立ちのときルークに親が(刈入れどきだから)と、 か、刈入れ!?この宇宙砂漠に刈入れ?ってこいつ農家? しかも柔道着のようなもの着てる・・ ひ、姫がまるで邪馬台国の姫だ。ハリソンもなぜベストを着ているのか・・ いや初めて観たらすごいです。頭の中で(刈入れとか大学とか回る) アレック・ギネスがオビワン・ケノービをやっていたとは、 よかった「アラビアのロレンス」観ておいて。ファイサル王子やってたのね。 ん?ロレンスの砂漠に白い衣装とか画面構成、似てるんですよねSWに・・ ドラゴンボールのような展開になり、ここ、これはあの有名なヨーダがと期待。 ヨーダはかわいいので次回に期待します。 もっとこう怖さやシリアスさが欲しい。変なキャラばかりじゃなくて。 痛さや辛さ、そういう深い冒険が観たい。 それも次回以降なのかな?テレビでちらっと観た覚えはあるけど、 変な動物や戦闘が苦手で見終えなかった。 たぶん次はいい点でしょう。なぜなら、ヨーダがでてくるみたいなので。 [ビデオ(吹替)] 5点(2005-05-07 08:19:41)(笑:1票) 《改行有》

254.  フェリスはある朝突然に 《ネタバレ》 昔見たときはとても面白かったのですが、 最近これ見て、最後までもたなかったです。 マシュー・ブロドレックのファンだったのですよ。 当時はこのコメディがかわいらしく受け取れたのですが、 う~ん今見たらひねた子供ですよね、この役は・・ 校長役、どっかで見たことがあるのだけれども・・ 筋は題名そのまま、フェリスという学生が ある朝突然学校をずる休みして街に出るいちにちの話。 振り回される同級生役に、ジョン・レノンそっくりの俳優が。 いや、初期のレノンにある顔が似てたんで・・ [ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-07 08:09:51)《改行有》

255.  ツイスター 《ネタバレ》 「スピード」の監督さんなんですね。 この映画でもっとも印象に残っているのは、 竜巻の中で牛がもがいているところです。 どうやって撮ったんだろうか・・? 実際に牛をああいう状況にしたのだろうか?? そこだけすごかったので、脚本が弱いのですね。 「バックドラフト」のようなドラマにしてもよかったのにな。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-07 08:09:01)《改行有》

256.  穴/HOLES 《ネタバレ》 公開映画のほうと勘違いして借りてきてしまったのですが、コレが面白かったので得した感じです。 出演者がすごい顔ぶれで、えっこれが未公開?とちょっとびっくり。 さすがディズニー映像はきれいでファンタジーです。 やっぱり私は冒険映画が好きなんだなぁ・・ シガーニー・ウィーヴァーなんて久しぶりに見た。「ワーキングガール」の時っぽかった。 あと、パトリシア・アークエットがこんなにきれいだなんて再発見。 謎解きサスペンス、冒険ドラマ、ファンタジー、コメディと欲張ったわりにまとまってる。 このところ、こ難しい作品ばかり見ていたので、たまにこんなものもいい。 本当に軽い気持ちで見たのですが、感動できるところまでありまして・・ 難しい映画ばかり観てると子供の心が失せると危ぶんでいたのですが、 また取り戻せたような気がします。 一応子供向けにはなってはいますが、気を抜くと筋がわからなくなるので注意。 感動したところは・・回想シーンで黒人の子が女教師につたない愛をうちあけるところ。 恋愛も入っていますけれど、恋愛苦手なわりにこんなところに感動しました。 雨漏りを「直してあげる」と修理する、次の雨漏りは先生の涙。 「治してあげる」あ~こういうのに弱いのかな・・ [DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 08:05:54)《改行有》

257.  未知への飛行 《ネタバレ》 私がシドニー・ルメットのファンだということを差し引いても、こんな映画を悪くは書けない。 でもまあ悪いところも書きます。 最初のシーンからパーティのシーンそこまでを除く、 軍事会議までがいやにだるいのです。映画的ではない。 つまり面白くない。ただし、悪いところはその中半だけであとは満点に近い。 キューブリックの博士と私情抜きで比べるためどちらも2回見ました。 いやなんでそこまでといっても・・ほとんど良く似た映画だからです。 似てる・・もちろん捉え方はまるで違うのだけれども・・ さらにまたよく似せてしまったのが訴訟問題後、コロムビア映画が両方の上映権を持った。 同じ会社から配給されてたなんて・・(なんか怪しいコロムビア) 題材が題材なだけにこちらを8点にしました。満点にはできません。 好きな題材ではないから。 この映画はすごいです。ラストの衝撃がすごいということは調べていたのですが、 どういう衝撃か知ってしまうと面白くないのでそこまでは調べなかった。 けど2回目見てもまだ衝撃でした・・ よく私ネタバレしますが、コレはふせておきますね。 ちょっとマニアックな映画なので見てない人も多いと思うので・・ ヒントは、昔の映画は最初と最後がつながっている・・ 最初に出てくるのはニューヨークシティの闘牛場です。 う~んまた見たくなってきた・・でも売ってない。 十二人の怒れる男でも有名な、ヘンリー・フォンダが大統領をやっています。 うまいです。でもその隣に座っていた通訳の俳優が気になりました。 あの役は難しい。座ったまま感情を示して同時通訳しないといけない。 俳優の鬼気迫る演技もすごかったけれど、緊迫感が怖くて 1回目に鑑賞した途中でもういやになったほど・・ うわ、じわじわと絞められてるようなキツイ映画だと。 割り切ってホラーやサスペンスと思って見たらなんてことないのだけれど、 実は本物の戦闘機に乗って演技している俳優や、 事務仕事のように冷静に分析する政治家役。 リアルすぎて演技かどうかわからないくらいでした。 で、終わった結果「戦争はよくない!」と思うしかなかった。 こういう真面目な作りの映画を観るとしばらく戦争娯楽映画が観れない。 ので・・キューブリックの映画でまた平和ボケに戻ろう・・!? [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:03:56)(良:1票) 《改行有》

258.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》  まあ映画って観る人それぞれが感じればよいのだけれど、 この監督の独特のものがわかったような気がしてきました。 色や撮り方それは手法であり実はもっと単純なもの。 (わからない)ということです。 この多くの人にわからないということが、芸術性価値ともファンに認められていること。 そしてこのわからない価値というものが、また見てみようという気にさせるのです。 その価値観ですが、私はわかりやすい未知への方を選びました。 それがラストの芸術性です。 結局同じことなのですが、それの描きかたは筆が違うように全く別物になっています。 キューブリックのそれは、ミュージカルのようで宗教がかって美しい哀しさ。 ルメットのほうは、それを映さぬ方法でしかも冷酷なまでに切り落とします。 私の見解で申し訳ないのですが、 キューブリックが中世の壁画なら、ルメットは衝撃的な報道写真・・ どちらも芸術なのです。 コメディであるこの映画で笑えた箇所は2箇所でした。 最初の方で爆撃機が登場するたび流れていたソ連の民謡のような曲。 あれはひつこいくらい流れててコメディホラーのようだった。 そしてもうひとつがP・セラーズではないんです。 大統領!ばかばかりの中にひとり場違いな普通な人がいる・・ ロシア通訳の電話の応対でおかしかった。「受話器がない」指を鳴らす大統領・・ 1941(かなり好きな映画ですが)の大失敗は、ばかばかりだったところ。 この博士のほうは、ひとりまともな普通の人間(それも大統領、に見えないのがミソ) を絡めて、その他ほとんどのばかが目立つという、コメディの基本をはずしていない。 コレは見事だと思いました。 さてラストの謎ですが・・ あの車椅子で立ち上がる博士の意味は何なんでしょうか?? 私が理解するには頭が痛くなるどうでもいいと。 たぶん「私は立てた、まだ戦えるぞ!」ということなのかな? しかし時間がないでしょうに潜る時間が・・・ わかりませんなぁ・・ 1回目は未知への飛行と比べて実は怒っていたんですが、 2回目の博士の異常な愛情を観てると戦争もいたしかたなし、 みんななくなるのも楽しいかもなんて堕落的に考えてしまうのって、 どういうことなんだろう・・ [DVD(字幕)] 3点(2005-05-07 08:02:48)《改行有》

259.  フィッシャー・キング 《ネタバレ》 この映画もDVDを持っております。 テリー・ギリアムの作品はくせがあり好き嫌いが分かれます。 でも実はこれ、12モンキーズ、バンデッドQ、未来世紀ブラジル(ビデオ)と、 4本も持っているのです。 そんなに好きなのでしょうか・・・ このフィッシャー・キングはしかしこの監督にしてはまともな?? まだ大衆受けする作品だと思います。 この監督の作品で泣いたのはめずらしいことです。 幻想の世界は例によってここでも出ますが・・ ラストが宗教落ちで終わるのが、いかにも向こうの映画なんですが、 やはりこういう使い方がうまいんですね。 テリーはそういえばイギリス人ではなかったっけ? よくわからないコメディ映画にも出てて見たけど笑えなかった。 本作は私の好きなジェフ・ブリッジズが出ております。 鍵を握るのが名優ロビン・ウィリアムス。 確かこの作品で女優さんの方がアカデミー賞を取ったと思うのですが・・ 俳優がいいし脚本も秀悦です。 ただしこの監督のアクのある映像に慣れていない方は最初とまどうかも。 かなりゲロいシーンもあるので・・ ホラー好きでよかった・・ 大人の冒険、ファンタジー、両方味わえます。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:00:31)《改行有》

260.  天地創造 《ネタバレ》 長さは感じませんでした。観てよかったです。 ただ前半のアダムとイブの章に使いすぎている。 それがたいくつで正直眠くなった。 語りも長い。 もっとも面白そうだった「ケインとアベル」「バベルの塔」を、 もっと詳しく時間をかけてくれてたら、もう1時間増えても我慢できる。 だってこのふたつは面白いし興味ありませんか? 小説や漫画にもネタとして取り上げられるいわば見せ所なのに。 実はこのふたつの本を持っているのです。 聖書は読んだこともないけれど、「バベルの塔」の秘密にはとても興味がある。 漫画バビル二世のネタですよね。 神に近づくために作った、言葉を統一させるために作った、UFOの発着場として建てた・・ いろんな面白い話ができていますが、結局普通の解釈でした。まともな聖書。 「ケインとアベル」これも、カインとアベルとも読みますが、 現代小説として有名です。ここの章があっという間・・ 「ノアの箱舟」のノアにつながる話なのにもったいない。 ノアの章は面白いです。 CGを使わずにあの箱舟を撮影したのはすごいこと。 つがいで動物を乗せるのですが、ワクワクしますよ。 で最後の章があまり知らないところなのですが、 それはやはり私が聖書を知らないからでしょう。 イスラエルの父祖アブラハムの章がこのDVDの表紙になっています。 神が授けたひとり息子を神にいけにえとしてささげるのですが・・ 年老いたアブラハム婦人サライとアブラハムの元に現れたエンジェル。 SFっぽくて面白いですよ。P・オトゥールがみっつめの天使役なのですが、 怒って罪をさばくためにあの碧眼で村を焼き尽くします。 おかしくも真面目なSFだ・・ [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 07:59:27)《改行有》

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