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自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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261.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》 オリジナルは見てまして、あえて吹替え版を選択。配役も悪くなく、オリジナルのファンには分る小ネタも多く概ね満足できる内容ですね。ただもうちょっとキャラを掘り下げるというか、TVのOPにあるようにそれぞれの得意分野を見せて欲しかったかなぁ。チーム結成の話は次回にでもして、今回はAチームのハチャメチャっぷりを全開にした方がもっと良かったと思いますね。ハンニバルは風格はあるけど茶目っけが弱く、フェイスの色男ぶりは出てたけどあらゆる物を調達してくる口の巧さが無く、メカに強いB.A.(やっぱコングがイイな)も乗り物に乗るだけだしね。マードックの変人ぷりはまあまあかなぁ。シーンの切り替えが早くて余韻がない気もしたけど。 病院での映画の映像に合わせて車が壁を破って突っ込んでくるところは見え見えでベタだけど面白かった。あのノリで全編やって欲しかったですね。 まぁ歴史ある作品の強みというか、アレンジ版にしてもあのテーマ曲と「助けを借りたい時はいつでも言ってくれ!」を劇場で聴けたというのは感慨深いもんがありました。次回への期待値込みでこの点数。[映画館(字幕)] 7点(2010-08-26 22:15:54)

262.  インセプション 《ネタバレ》 夢の中を幾層にも創造でき、その夢の中を構築できるってのは面白いかも知れない。ただ、夢の中であそこまで現実と同じ自己を確立し自在に行動し制御でき、薬を使うって逃げ道があるが他人の夢に多人数が入り込めるってのにはリアリティ云々は抜きにしても違和感を感じる。夢ってのは現実離れしたモノばかり(私だけ?)を見たりするのが面白いな。(まぁ、そもそも現実と思わせつつアイデアを盗むってのが基本な話ですけども。) アイデアを盗む。潜在意識の投影とは言うけど、その意識下に置いておけるのか。アイデアが浮かんだら、どこかに書きとめるなり、打ちこんで保存するなりしないと余程のモノでない限り忘れそうだけどね。その人知れずアイデアを盗むってのも「う~ん」って感じ。 夢の中を創る「設計士」、夢の中に複数の人間が入り込める薬を作る「調合師」、様々な人に姿を変える「偽造師」だのとチーム色を出し、夢の中は時間経過が遅くなるなど色々な設定もあり考えてるなぁとは思いましたが、この映画の設定やストーリーをすんなり受け入れられるかが勝負かも。私は尽くピンとこなかったです。 夢を扱っているだけに案の定、夢オチ?現実?って観客にゆだねる最後で、結局は自分の意識下に存在する嫁に悩まされつつも心の拠り所に帰りたい男の物語でしたが帰れたんでしょうかね。 どうでもいいけどパンフのトム・べレンジャーの写真は可哀想だわ。[映画館(字幕)] 5点(2010-07-27 22:03:01)(良:1票)

263.  エアベンダー 原作のアニメは見た事ありません。アジア風味全開ですが、あいかわらず向こうの人はこの手の雰囲気が好きなんだなぁ、と。 この作品は尺が短めでつねに駆け足。人気の無い作品がTV放送の際、カットされまくった状態で放送されるような端折り具合が気になりました。世界観も悪くないしネタが無いという中で映画化しているんだから、シリーズ化を目指してもっとジックリと作りこめばいいのに。 主役を演じたノア君は少林寺から引き抜いてきたのかと思うくらい殺陣や演武が綺麗でしたが、テコンドーの黒帯保持者とは恐れ入りますね。続編を作るようなら急がないと急に大きくなりそうなので急いだ方が良いのかも。 4大エレメントを「気・水・土・火」と言ってますが、全ての根源は気であり、気によって操るモノが「風・水・土・火」な気がしますけどどうなんでしょ。[映画館(字幕)] 5点(2010-07-20 22:22:31)

264.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 あのテーマ曲が流れるとワクワク感がありますね。プレデターの一作目に敬意を払っていて雰囲気が良くなかなか楽しめました。細かく言えば、「プレ、もっと武器使って暴れろよ」とか「ハンゾーの中の人は剣道が得意なのはわかるけど、映画なんだから剣道的な殺陣じゃなく大仰しい振る舞いでやればいいのに」とか思いましたね。「男と男の真っ向勝負!」を好むプレらしいといえばらしいですが。 それぞれ戦闘のプロ、殺人のプロと言われているだけあって一筋縄じゃいかない奴らで悪くなかった。ナイフしかない死刑囚はジャンキーでありながら、しっかりと状況を見極め自分を守る防具をくすねて忍ばせていたし、唯一生き残っていた一見人格者っぽいノーランドも極限状態に長時間置かれているためか架空の友人を作っているのか?それとも二重人格者になっているのか?と思わせる壊れた描写もあり人間側のキャラはそれぞれ立っている。メキシカン・マフィア役のダニー・トレホが良い味出てたのに一番手でやられて残念だったなぁ。まぁ肝心のプレデターがイマイチ迫力がないけどロドリゲスはセンスありますね。出来が悪くてビックリした『エイリアンVSプレデター」も全部無かった事にしてリメイクして欲しいな。[映画館(字幕)] 7点(2010-07-13 22:58:55)

265.  エルム街の悪夢(2010) 《ネタバレ》 放火により焼けただれた皮膚をリアルに表現したかったのか、フレディは無駄にメイクが凝っていて、そのせいで表情が乏しい。その顔は即身仏のミイラ?どっかの宇宙人?と思うほどのブ男ぶり。セリフ回しもオリジナルのフレディを演じたロバート・イングランドのような「粋さ」が全く無く、ボソボソ喋るだけでただただ陰気。オリジナルでは怯えるティナの「Please God!」に対し「This!Is God!(ニヤニヤ)」って言い回しはシビレたんですがね。今作はオリジナルのシーンを劣化コピーしまくったようで、観賞中は「なんだかなぁ」ばかりでした。まぁこの人は背も小さいしフレディ役には向いてないと思うな。 オリジナルでは回を重ねる度にコミカルでブラックユーモアを交えた変態ドSキャラになっていきましたが、1作目は変態+冷徹な怖さを漂わせていた不気味でカッコイイ(?)凶悪殺人鬼だった。そのフレディが、ただの変態ペドになっているのには言葉を失います。こんなトコだけ現代風にしなくていいっての。ホラー界のスターを何だと思ってるんだろう。 ナンシーも暗くて華がないし、知恵も勇気も感じなかった。 ホラー作品のリメイクがメインのマイケル・ベイの会社であるプラチナム・デューンズが製作ですが、ここはお金はあるけどアイデアやセンスは微妙って印象しかないな。なんでこう名作ホラーをことごとく蹂躙するんだろうか。[映画館(字幕)] 2点(2010-06-30 00:42:31)(良:1票)

266.  プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 《ネタバレ》 プリンス・オブ・ペルシャはオリジナルを移植したSF版はやった事ありますが、今作はPS2版を基にしたそうなので元ネタは分りません。ブラッカイマーらしく、細かい事は気にせず勢いで突っ走れ系の作品でしたが、中世の中東のアラビアンな雰囲気は出てたし、アクションもまずまず。序盤は濃い人が多すぎて主役がどれかわかりませんでしたが、商人やナイフ投げなど出てくるキャラもそれなりに立ってたので悪くなかったです。あの全て無かった事にエンドは、分る人だけ分かってくれれば良いという潔さを感じたし、勘が良く短剣の秘密を知っている、その【分ってくれる人】である姫を引っ掛けるネタにはもってこいだったなと思いましたが、一緒に行動した彼らはスルーしちゃったのが残念。チラ見せで良いから出して欲しかった。[映画館(字幕)] 6点(2010-06-22 21:25:59)

267.  アイアンマン2 《ネタバレ》 原作未読。今回はミッキー・ローク演じるウィップラッシュは危険な匂いのする男としてキャラも立っててカッコ良かったのに、あっさり過ぎて拍子抜けだったな。スタークの敵対会社的なハマーもスタークの二番煎じ以下のキャラで小物感を出そうとしてるが、無駄に長く出ているだけで全力で空回りしているように見受けられた。ストーリーも終始グダグダしていて演出もテンポも悪かった。まぁお父さんのエピソードだけは良かったか。 あとスーツ装着シーンが一度しかないのはダメだな。携帯型を装着した時はテンション上がりましたけど、可変含めそれきりでアクションも単純なものばかりだったのが残念。エキスポの桜が舞い散る日本庭園でアイアンマンとウォーマシンを取り囲むドローン軍の画は綺麗でワクワクさせてくれたんですけどね。 エンドロール後のアレはマーベルの世界を広げたいのは分かるし次作やマーベル世界への伏線と理解はできるけど、マーベルファン以外はピンと来ないし、そもそもアイアンマンの映画を観に来てるんだからもっとアイアンマンのストーリーやアクションで楽しませてくれよと思いましたね。本作が納得のいく出来であれば、そんなモンも感じなかっただろうな。前作はそうだったし。[映画館(字幕)] 4点(2010-06-14 21:03:39)

268.  サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) ゾンビ三部作の最終作の『えじき』に出てきた学習するゾンビのバブ。賛否両論のその学習するゾンビが生者のように知恵と感情を思い出し文明社会を築くようなラストのゾンビのファイナル・アンサーとなるような『ランド・オブ・ザ・デッド』を撮り、その後に流行りの主観映像によるゾンビ発生のドキュメンタリー風味の『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』を撮ったまでは良いが、その後になんでコレになるの?というようなスケールの小さな作品。予算が無いのはわかるが、キャラも魅力がなく歴代シリーズの劣化コピーのような事を繰り返しているだけだった。毎度面白いゾンビの倒し方を見せてきたが、今回はイマジネーションも枯渇したか?と思うような陳腐さだったな。 最後に多少ゾンビの新要素が出て「ロメロ、やっぱり生涯ゾンビなんだな」と思わせますが、『ダイアリー』の傭兵も出てる事だし、この作品は『ダイアリー』のDVDにオマケ短編として入れとけば良かったんじゃないかな。『ランド』までがメインストーリーとしたら、脇道逸れまくってるという感がありますね。[映画館(字幕)] 3点(2010-06-13 21:42:58)(良:1票)

269.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 連日ニュース映像で見せられてきた空爆後のイラクとしか思えない街並みなど、実際の映像を見ているだけあってかとてもリアルに感じられるほど見事に再現されていましたね。ボーン・シリーズのグリーンダラス監督らしいカット割りの速さとカメラワークは巧みで、実際のイラク戦争が舞台なので緊張感、臨場感はあったな。大量破壊兵器に関しては歴史的事実としてネタばれしてしまっているわけでストーリーはイマイチ弱かった。社会派とも娯楽映画とも言えず微妙でしたが、最後のイラク人の「お前たちにこの国のことを決めさせない」ってセリフは響いたな。あらゆる戦争や争いで敗者側のセリフになるとおもうけど。 某首相にも某国に言ってみて貰いたいもんだ。[映画館(字幕)] 6点(2010-05-22 22:11:55)

270.  運命のボタン 《ネタバレ》 原作未読。「ボタンを押したら100万ドル手に入る。しかし、あなたの知らない誰かが死ぬ。」。結局、ボタンを押すと前回の人が死ぬって事で、いずれ己に返ってくる詐欺のような仕組み。対象が身近な人の場合でも「本当にその人を知っているか(理解しているか)?」という強引さは屁理屈でしかない。70年台後半、NASA、NSA、CIAだのと思わせぶりな舞台設定をし、人知の及ばない存在を匂わせてはいるが、何かを起こすわけでもなく、ただテストと称した馬鹿げたゲームを人類にさせているだけ。たかだか一人の「お金を取るか?他人の命を取るか?」のルールすら正確に伝えていない後出しジャンケンのようなゲームで、人類の行く末まで選択されるにはどれくらい統計を取りゃ納得してくれるんでしょうかね?力を持った者の暇潰しと道徳観の無い人間に対する天罰でしかないでしょ。ルイス夫妻には「尊敬と称賛の念を抱いた」と言いつつ更なる選択を与えてるし、それならその選択の後に人類に対する明確な回答を見せるべきだな。 スチュワードなんか不気味さを漂わせてたし雰囲気は抜群にあったんだけどなぁ。無駄に風呂敷を広げないで、リアリティのある設定に止めたサスペンス物にして欲しかったです。[映画館(字幕)] 3点(2010-05-19 21:02:39)(良:1票)

271.  ウルフマン(2010) 《ネタバレ》 デル・トロとホプキンスはさすがの凄みがあり、ヴィクトリア朝のイギリスの雰囲気など抜群で、闇が深くそこに何かが潜んでいる怖さも感じさせてくれた。 メイク・アップにリック・ベイカーを起用するなどツボは押さえており、狼男への変身シーンは骨格があらぬ方向へ動いたり、狼男に襲われるシーンもなかなか陰惨なシーンが多くテンポも良いので悪くないんですが、狼男の悲哀も何もなくアッサリ過ぎたのがもったいないな。精神病院とか、訳知りの使用人とか、狼一族などもっと掘り下げて欲しかった。話によるとだいぶカットしたそうなのでDVDで補完して欲しいところ。[映画館(字幕)] 6点(2010-04-27 22:51:07)

272.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 オリジナルは大好きです。 リメイクの今作はそれなりに見せ場も多く、クリーチャーも迫力があって見応えありましたが、尺が短く駆け足なのがもったいないですね。もっと時間を増やして戦闘シーンや仲間との触れ合いなど補えば次々に死んでいくシーンなども重みが出たと思います。最近は「お気楽に見られますよ!」って作りのモノが多く軽いのが残念ですね。 なんでペガサスが黒いんだろ?とかブーボーそれだけか!とか思いましたが、一番はペルセウスはロン毛の方が好いよなぁですね。ワーシントンは悪くない役者ですけど、一人だけ現代の傭兵のような頭だし違和感ありましたね。 あとメデューサの生い立ちを聞いた後にあの仕打ちは不憫だった。シークを捕まえて「どう!」とばかりに睨んだが石化が効かず、「あ~ん、どうしましょう…」って素に戻った困ったような悲しげな表情がまた哀愁を漂わせてました。飲み屋のおネーちゃんになったら、あの憂いを帯びた瞳にイチコロで貢いでくれるオッサンがいっぱいだろう。[映画館(字幕)] 6点(2010-04-27 22:48:09)(良:1票)

273.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 世界的に有名な原作のオリジナル続編ってどうなんだろう?と思いましたが、バートンだけあって美術は素晴らしかったし雰囲気は抜群だった。アリスを演じたミア・ワシコウスカは少女っぽさを残し、大人にもなりきれていない微妙なお年頃のアリスにぴったり。非道ながらも悲哀のある赤の女王、白いのに腹黒さを感じる白の女王(あの身のこなしは高貴で可憐さなどなんだろうけど、プロレスの武藤のラブ・ポーズを思い起こさせたなぁ。観ながら武藤バージョンの白の女王を想像したら笑ったけど。)、神出鬼没のチェシャ猫、イケイケのヤマネなど主役から脇までキャラは魅力的だった。 ただ思ったよりストーリーやキャラに毒がなく、デップが演じたマッドハッターもデップらしい挙動を見せるので悪くはないけど、もっと弾けてブっ飛んだキャラを期待してたのでイマイチ。最後のダンスはおそらくマイケル・ジャクソンへのレクイエムだと思うが、唐突すぎとセンスの無さで覚めたのも残念。幼年時のアリスを記憶として見せられてしまったので、そっちの方も観たくなりましたね。[映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 21:41:10)

274.  第9地区 《ネタバレ》 序盤は本物の暴動や事件の映像を取り入れたり、手持ちカメラでドキュメンタリー風に見せたりなど編集がとても上手く、人類と宇宙人の置かれている状況や世界観がすぐに理解できますね。エイリアンが現れ難民として扱われる都市が、「世界最悪の犯罪都市」と呼ばれるヨハネスブルグってのは思い切りアパルトヘイトへの当てつけで面白い。異形の外来種であるエイリアンが、実は人類と全く変わらないんだなと思わせるラストも各国の人種間問題的にも考えさせられ上手かったな。それにしても小エビが可愛かった。 エイリアンのDNAに反応して使用できるという各種武器は変わっていてビジュアル的にも楽しめました。そんな中で一番良かったのはパワード・スーツのようなロボットの活躍ぶりかな。RPGのようなロケット砲が発射され司令船ピンチ!って時に弾をキャッチした時は「おおっ!」と思いました。SFとして設定も戦闘シーンも良く出来ているのでコレ系が好きな人は堪らないと思います。[映画館(字幕)] 8点(2010-04-14 20:57:07)

275.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 原作未読。驚愕のラストとか煽るのは逆効果だから、良い加減に止めた方が良いと思いますね。 孤島とゴシック調の建造物などは、何かありそうな雰囲気が抜群だったし役者も良かった。ラストも正気に戻り、現実を受け止めた上であの選択は何とも言えない後味があったけど、この手は飽きたんだなぁ悪いけど。 【余談】「字幕」についていけない、内容が理解できない、漢字が読めないなど教育の問題やDVDの普及などもあって、最近は劇場でも「字幕」で観るより「吹替」で観る方が増えているそうで続々と公開されている。映画会社的には「吹替」にタレントでも使えば宣伝になるし一石二鳥なんだろうけど、俳優の声とイメージが違いすぎて映画ファンには敬遠される傾向があるが、気にしない人も増えてきたってコトなんだろうな。まぁ確かに聞きなれた言語であれば理解度も増すだろうが、本物で観ようって嗜好が減ったんだろうか(「字幕」にもきちんと本質を捉えているモノが望まれますがね)。 海外は他国の映画を「吹替」で観るのが主流だそうだが、日本は昔から「字幕」で観る方が多かった。本物志向でオリジナルに敬意を払って観てくれる日本のファンをありがたいと思った海外の映画スターも多かったそうだ。 そんな中、公開された本作の「吹替」は「超日本語吹替版」。本職の声優を使うだの、違和感の無い台詞だの色々と能書きを垂れてるようですが、わざわざアピールするほどのモノじゃなく、やって当たり前だろうという内容で呆れるばかり。 これからドンドン増えていきそうな「吹替版」ですが、作るのであれば本気で作ってくれと願います。観るかは分かりませんが。[映画館(字幕)] 4点(2010-04-09 23:01:04)

276.  シャーロック・ホームズ(2009) ホームズに関してはシャーロキアンではありませんが多少原作を読んで知ってる程度。 今までのホームズのイメージを脱却させたのは冒険だと思いますが、原作やドラマ版にそれほど思い入れはないのでアクティブでエネルギッシュなホームズ像はなかなか面白かったです。探偵らしい推理の面では期待外れでしたけど世界観はよく出来てます。 原作などではホームズより格が落ちるちょっと間抜けな相棒程度だったワトソンが同格的な活躍を見せるのも悪くないし、全力でワトソン依存症なホームズも微笑ましい。ホームズが唯一愛した女性アイリーンとワトソンの婚約者も、ホームズ、ワトソンとそれぞれ微妙な三角関係を形成していて雰囲気が良かった。ブラックウッド卿も邪悪でミステリアスな雰囲気を醸し出してて良かったけど、今作でも軽く出ていたホームズ最大のライバルであるモリアーティを今後どう持ってくるか楽しみですね。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-20 20:54:02)

277.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》 オリジナルは未見。裏の顔を持つ正義の警官。警察署内でもあれだけ大胆に賭博に関する会話とお金のやり取りをするわ、押収品を失敬するわ、民間人を脅して薬を巻き上げ性欲処理するわ、薬も至る所で使いまくりでハイテンションだわ、よく捕まらないなぁって思った。周囲の刑事は悪業にある程度は気づいてはいるがお互いさまで我関せずなんだろうけど、警察そのものが腐っているという描写があるのかと思えば無いし、能天気に大喜びで表彰する辺り警察は抜けてるってことで宜しいんですかね?基本は悪だけど多少の正義で成功しちゃうのは昨今の子供たちを見る限り教育上よろしくないな。結果オーライながら成功を収めている人生。とっとと捕まえてくれと思ってるのか、もう疲れたなぁという表情のラストはなかなか意味深だった。 それにしてもヴァル・キルマーは干乾びたというか生気を失ったというか華が無くなったな。[映画館(字幕)] 5点(2010-03-09 22:25:20)(良:1票)

278.  コララインとボタンの魔女 原作未読。この原作者のゲイマンって、クレア・デインズやロバート・デ・ニーロが出たファンタジー映画「スターダスト」の原作者なんですね。アレが原作つきとは全く知りませんでした。 奇妙で不気味さを漂わせつつも可愛いらしさもある極彩色のダーク・ファンタジー。つまらない事ばかりの現実の世界ともう一つの楽しい世界、実はその楽しい世界は…という昔からある題材ながらキャラクター、美術、音楽と抜群な雰囲気を備えててちょっと怖いけどワクワク感がいっぱい。惜しむらくは吹替え版のみの公開で主役の声かなぁ。戸田恵子はさすがだったし、劇団ひとりや他は好かったが主役はちと微妙だった。でも絵本のように分かりやすいので大きなお友達だけではなく小さな子にも観せてあげたい作品ですね。 それにしても手作り感にあふれ愛を感じるストップモーション・アニメは良いわ。気の遠くなるような作業だし、CG全盛の世の中じゃ需要は少ないかもしれないけど、この分野を絶やしてはいかんと思います。[映画館(吹替)] 7点(2010-03-04 21:59:27)

279.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 原作未読。メインの三人は華が無くハイティーンらしく大騒ぎするだけで、ストーリーも常に時間に追われるように駆け足なので大雑把にしか映らない。ロード・オブ・ザ・リングやハリー・ポッターなどは非常に綿密な撮り方で重厚さを感じたが、こちらは物凄く軽く薄っぺらい。メデューサ討伐もあっさり風味でアレで満足してたら、レイ・ハリーハウゼンの「タイタンの戦い(1981年版)」なんか失禁&失神モンです。それからエンドロール途中の一緒に暮らしてた臭いオッサンを石にってのは、物凄くナンセンスで感性を疑うわ。あまり考えず、ギリシャ神話の神々や怪物を出してみただけの上辺だけファンタジー風にした先駆者の後追い二番煎じ企画でしかないなって感じ。大味ぶりがアメリカらしいと言えばらしいけど原作は面白いのかなぁ?シリーズ化する気があるならもっと作り込まないとダメだな。 まぁ荒井注の往年のギャグが聴きたい人はどうぞ。[映画館(字幕)] 2点(2010-02-26 22:36:09)(笑:2票)

280.  ファイナル・デス・ゲーム 《ネタバレ》 若者たちが面白半分に始めた古いボードゲームが実は魔女の呪いがかかった死のボードゲームだった、という面白く出来そうな設定でしたが、ゲームのルールも把握しづらいうえ、カードに示された内容(お告げ)も分かりづらい。敗者となった脱落者へのお仕置きも中途半端で見所ないですね。 ゲームの世界に入ってしまうとか、その場でお仕置きが始まった方が参加者に緊張感が出て必死になり面白味も増すんじゃないか?と思った。誰もいないところで意味の通じない暗示の罰が下されてもパッとしないしね。 最後、ひとり勝ったけどボードゲームだけに振り出しに戻るってオチはいいとは思うが、映像も流用でまんま同じじゃ、「製作費ないんだなぁ」としか思わなかったです。[映画館(字幕)] 3点(2010-02-10 21:20:33)

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