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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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261.  未来は今 《ネタバレ》 3回も見ちゃったので新鮮味と感動も薄れてしまったのですが、 あまりこの監督の作品が合わない私が3回も続けて見れたのだから、 まあまあなのでは・・? 凝ったサスペンスでもないしコーエンらしくはないんだけど、 ミラーズ・クロッシング(苦手なのでまた今度)が合わなかった私は、 おや?わかりやすい絵本のような見せ方だと、 そりゃあもう最初は「どうしょう大変だ」と感動したのです。 8点だよこれ、とよく見ないで絵で感動してまた見たら、 もっと落とそうか・・とさめてきたのですが3回も(1週間で) 見たのですから飽きたのでしょうね。8点はきびしいが6点。 この映画を観るきっかけになった大きな原因は私が、 サム・ライミのファンであること。 脚本のひとりとしての参加なのですが、 怪しい・・ホラーがかっているのですよ。 ブルース・キャンベルもなぜか出てるし・・ ポール・ニューマンが悪役というのも面白いし、 ティム・ロビンスがまぬけな社長役というのも見たくなった原因。 しかしこの映画って筋がよく似ているのです。 「素晴らしき哉!人生」に。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にも。 コメディだから笑うしかけもあるのですが、 どちらかといえば笑えないドラマなのです。 フラフープの発明で成功したロビンスからテンポはよくなるのですが、 だまされおだてられ恋愛も絡むあたりがちょっとたいくつでした。 ジャンル的にはコメディで、ホラーっぽいファンタジードラマですね。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-07 07:52:57)《改行有》

262.  チップス先生さようなら(1969) 《ネタバレ》 さてさてこのての映画をどう評価すればよいものやら・・ 用意周到感動したいがために、あらかじめ調べちゃったんです。 小説を読んで知っていたというならともかく、あらすじを映画サイトで調べちゃった。 結末まで!もちろん知ってても感動できるとは思うのですが、私はさらにミュージカルが合わない。 これがミュージカルでなければ感動してたかもと言い訳かな・・ こう人間ドラマのミュージカルって退いてしまうのです。 学園&恋愛ものなのでよけいに・・史劇やファンタジーならば心の用意もできるのですが・・ 確かに脚本はよいと思います。こちらはリメイク版のほうなんですね。 題は知っていましたが内容を知らなかったので、 カラーということ、監督が、グッバイガールのハーバート・ロスということ、オトゥールが先生。 それでミュージカルとは知らずにあらすじを調べてしまい、鑑賞の相違があったのです。 チップス先生は・・それでも時代のギャップというか合わなかった。 でもいいオハナシなので、ミュージカルも合うよという方はぜひ見てください。 あえて筋やラストは書きませんので・・ レンタル屋にあるかどうかですが・・ 実は本作はDVD化もされていなかったのと、レンタル屋になかったので、 オークションで購入したものです。いや、高かった・・ [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-07 07:51:58)《改行有》

263.  ダークマン 《ネタバレ》 なぜ彼の作品にはいつもブルース・キャンベルが出ているのだろうか?? そりゃ「スパイダーマン」のほうが有名だし人気があるのはわかる。 なんといっても主役。トビーマグワイアとリーアム・ニーソンでは・・ でもストーリー的にはこちらのほうが優秀だと思う。 この独特の暗さ、ホラーSFには欠かせない。 これぞサム・ライミ。私は飽きもせず変わらない手法を使う監督が好き。 手術シーン、えぐい描写、ホラーなのに受けようとするコミカルさ。 そしてラストのかっこいいけど寒いセリフ落ち。 どれをとってもサム・ライミ。 スパイダーマンであることを誰にもしゃべってはいけない。 ダークマンであることももちろんね! 限られた人間の独特な救われない暗さにまだ、恨み執念まで加え、 さらに不思議なこっけいさが哀しい。 スピルバーグと並んで好きだなぁライミのホラーは。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 07:49:12)《改行有》

264.  リチャードを探して 《ネタバレ》 今でこそ史劇も見られるようになりましたが、 実はこの映画が見てみようという興味を持たせてくれたきっかけなのです。 映画というよりはドキュメンタリー作りなのですが、 舞台出身のパチーノはやはり史劇がよく似合う。 気品と凄みと悲壮感、この3つがそろってるんです。 考えれば私がホラー好きなのもこの条件があるから・・ リチャード3世をパチーノが演じてるんですが、 いきなり「ね、3世をやらないか」みたいな感じで、 すごい俳優をスカウトするくだりから始まる。 アル・パチーノ、アレック・ボールドウィン、アイダン・クイン、ウィノナ・ライダー、 ケビン・スペイシー、ペネロープ・アレン、ハリス・ユーリン、エステル・パーソンズ・・ すごいわかりやすく道案内してくれて、舞台劇とシンクロさせる作りはうまいです。 パチーノ、また史劇に出てくれないかなぁ・・ [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-07 07:48:13)《改行有》

265.  何かいいことないか子猫チャン 《ネタバレ》 すごいマニアックな映画を見たような気がします・・ でもまだまだ序の口、P・オトゥール出演作では禁断の(?) 迷作カリギュラがまだあります。それはまた別の話・・(書きたくないよぉ) この子猫チャンはもう、ドタバタコメディなんですが、 私には合わなかったなぁ・・1941は合うのになぜだろうか? 博士の異常な愛情も合わなかったということは、 P・セラーズが合わないのだろうか?? でもこの作品のセラーズはわりと気に入っています。 真剣なバカ医者です。ある意味本当にいそうなリアリティがある(いるのか??) ファッション雑誌の編集長が、女性にモテすぎて困り、精神科の教授に相談する。 教授は、彼を羨ましく思って、自分もプレイボーイを目指すが……。 女性に囲まれて過ごすプレイボーイの悲喜劇を描いたコメディ。 ファッション雑誌の編集長(P・オトゥール)精神科の教授(P・セラーズ) なんとも変な取り合わせですが、妙にボケとボケ(つっこみではない)が合い、 突っ込む役は誰だ・・(いないからわけがわからない)そのうえ、 これがデビュー作というウッディ・アレンまで大ボケをかましている。 唯一まともな突っ込み役は編集長のフィアンセ子猫チャン。 女性がたくさん出てるんですが初期ボンドガールまでパラシュートで登場と、 なんかオースティンパワーズのようなめちゃくちゃな筋。 笑いのセンスがずれてるのか私はついていけなかったんですが、 まあコメディ初のわりに予想外にオトゥールが天然バカ演技がうまかったのと、 セラーズの志村ケン的な確信犯的バカ演技に品を感じ(って変か)、 題名が小沢健二の歌なので(わかる人にはわかる)保存版にしました。 ひとつ、いいえふたつ間違えばおしゃれな恋愛コメディになっていたのになぁ・・ ドタバタなしの正統派で見たかったなぁ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-07 07:46:56)(笑:1票) 《改行有》

266.  レディホーク 《ネタバレ》 ミシェル・ファイファーがきれい! 最初誰かわからず、ラックスのおねえさん(シャーリーズ・セロン)かと・・ 髪の長いイメージがあったのでこんなキュートだったなんて。 彼女は呪いをかけられた鷹です。 ルトガー・ハウアーがSFちっくでかっこいい! 時折違和感(あまりにSFちっくで)もありましたが、 宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統(ふるっ!)のようなかっこよさ、 ある意味怖いまじめな演技にほれます。 彼も呪いをかけられて狼になりました。 この愛し合うふたりはお互いの時間を人間の姿で共存できないのです。 その切なさはプラトニックでありながらよくあらわせてる。 で、このふたりに仕方なく協力することとなったのが、 脱走した少年役のマシュー・ブロデリックです。 彼の初期の作品はよく見ていて写真集も持っています。 どうも私はタレ目の人が好きなようだ・・ どこにいったんでしょうか?? 最初はわけがわからないのですがよく見てみると紙芝居のように、 童話の世界に連れて行ってくれます。 大人の童話とでも言うのでしょうか・・ 鶴の恩返しみたいなところもあり面白い脚本です。 映像がファンタジーですが妙にホラーっぽい色を使っています。 音楽が教会のシーンとかになると、グレゴリーチャット(というのかな?) が流れ、より不思議なホラー感でちょっとおかしい。 以前この教会音楽に興味を持ち寝るときに聞こうと思っていましたが、 落ち着くどころか声の抑揚が怖くて催眠音楽にはなりませんでした。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 07:44:46)《改行有》

267.  カリギュラ 《ネタバレ》 P・オトゥールが出てる作品を制覇する目標のネックがまずこれ。 現在ふたつのレンタル屋さんの会員にはなっているものの、 ただでさえ困難な作品が多くネットDVDレンタルも利用しています。 このネットレンタルというのが意外と便利で、DVDボックス5枚組みのうちの一枚とかが 借りられるので「未知への飛行」「将軍たちの夜」はここで借りたのです。 この「カリギュラ」もそうです。レンタ屋には置いてない。R指定、置いてあったとしても聞けない。 というか(ポルノと知り)見たくなかったのですが、この谷を越えなきゃと決心(苦笑) ・・同じように全作品見れてない監督、俳優ももちろんいますが・・ なんでこんなジャンルによくまぁと思ったのだけれど、 うまくまるめこまれたらしいですね。ほとんどの出演者は知らずに真剣に演じ、 あとで関係のない映像を差し込まれたというから驚き。 しかもR指定になる前に劇場をまるごと借り切り大ヒットさせたとか・・ オトゥールさんは、まったくわかってなくて、監督がこの映画の意義を理解していない、 困ったものだったって・・主演は確信してたと思う。 あの、「時計じかけのオレンジ」の、アレックスことマルコムですから。 いや、映画の本質は時計じかけと近いものがあると思う。 でも一番激怒したのは、執事役?の俳優さんで、かなりな人です。 サーの称号を持つジョン・ギールグッド 氏。ていうかこの映画、俳優が豪華すぎ。 すごい投資してたんですね・・ ただね、この映画もしきちんと作ってくれてたらば、かなり私はいい評価をつけると思う。 この時代の残忍なシーンや奴隷の裸なんて、教科書や博物館でも目にするし。 巨額をかけたわりに舞台のようなセットとなぜか合う、豪華な舞台名優のオペラ調の演技。 マジうまいのですよ。この映画にこのひとらを、だまして使うのは悪いよなぁ・・ と思えるくらいエロ以外はまじめに作られていました。 ミュージカルは苦手だけれど、オペラや舞台劇は興味あるので残念。 [DVD(字幕)] 3点(2005-05-07 07:43:06)《改行有》

268.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 私の好きな俳優ばかり出てたので当時劇場に見にいこうかなと迷っていましたが、 DVDを購入しじっくり見てみると「行かなくてよかった」とマジ思いました。 オーランド・ブルームが・・なぜあんなヘタレ役。 この役どころはまるで、ロード・オブ・ザ・リングのフロド役みたいですよ。 ブラピが主役なら「アキレス」とでも題名を変えてほしい。 とか、「トロイーアキレスの章ー」でもいい。 P・オトゥールがトロイの王なんですが人間はもう最高にいい。 けれど、バカ息子のおかげでトロイの木馬の上陸を許す・・ バカばっかりのお人よしの国なのでしょうか、このトロイって国は・・ 長男のエリック・バナはこの作品で一番いい役なんですが、 アンチ、オーランドが増えそうなくらい犠牲的な役。 ああそういえばロードオブザリングのショーンもかわいそうな役だった。 人気者がみんなかわいそう。というか不条理。 でも事実なのでしたら、戦争なんてそんなバカなきっかけで始まるんでしょうね。 戦闘シーンは1対1のほうは見ごたえがありました。 大勢になるともうCGっていうのがわかるんです。 劇場向きだろうけれど、劇場でなくても別にいいかな。 アキレスを主体にして作ってほしかったですね。 そうしたらオーランドの役もあまり気にならないし(悪役で終わりそうだけど) 中途半端というか、何が作りたかったのという歴史長編です。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-07 07:33:19)《改行有》

269.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) 《ネタバレ》 さて遅まきながら行ってきました。邦画を予習として鑑賞して日もあまりたたないうちに・・ 観賞結果はもう、やはり、私の中ではこちらが大好き。 その答えは簡潔で、私が日本人でありダンスをやっていたからです。 邦画のほうで子役が言っていた言葉「なぜ日本人が社交ダンス?」 そのコンプレックスが確かに昔の私にはありました。 あと、こちらの洋画のほうはずるいんです。 邦画のほうのラストがイマイチ(と私は思う)現実的な話のラストが非現実的で、 まるでハリウッド映画のようなラストにしてあるのに対して、 こちらのリメイク版のほうはなんと非現実的な(教室の生徒やパーティに老人がいない!) 内容にたいして現実的なうまくまとめているラストは日本のドラマみたいじゃないですか。 「まいったなぁ・・こんなに爽やかに終わってくれたらまた勘違いする人が出てくるよ」 と思ったものです。いや、私が先に洋画のほうを見たら、夢の社交ダンス♪と・・ 邦画のほうは苦労やきちんとした理由や暗いこと描いてたじゃあないですか。 そこを描いてないのが逆にまたいいんですが(恋愛ものとしては) ぜひ両方見ることをお勧めします。どちらも現実的なところもあるし、 非現実的なところもあるので面白いですよ。 さて洋画の評価というか個人的な感想ですが・・・ 違和感があるとすれば、ジェニファー・ロペスですね。 まず若すぎることと、踊りが(うまいへたの問題でなくて)ラテンスポ根なのです。 草刈さんと比べるのもなんですが、フラッシュダンス系というかダンスの種類がまた違う。 でまたちょっとチャン・ツィイー似だなぁ東洋系の顔立ちなんですよね。 ギアはもう言うことなしです。ちょっと猫背が気になったくらいで演技は抜群。 でもこの映画で特によかったのは、ラテン野郎竹中役、そしてギアの妻ですね。 デパートでチークも許しましょう。共働きの現実的さとサランドンの品のよさに。 ラテン野郎竹中役のスタンリーさん、もう竹中直人を超えている! [映画館(字幕)] 9点(2005-05-07 07:23:46)《改行有》

270.  レナードの朝 一番苦手なジャンルの映画です。 ロバート・デニーロの演技が特に・・ ここまでやると役者が演技してると見てしまい、 何の共感も感動もなかったのです。 病人の末までをビデオに残すというのはわりとあるのですが、 どうしても演技していると見えてしまうのは、 脚本だけではない気がするんだけど・・ [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:16:41)《改行有》

271.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い ブラピだけで見たのですが、長かったなぁと感じさせるのは、 大河ドラマ系の作りだからでしょうか・・ 俳優陣は豪華でした。映像もきれいだった。 でもあんまり印象がないのです。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:15:42)《改行有》

272.  ハスラー2 《ネタバレ》 この2はもちろんカラーなのですが、 不思議と1よりも古さを感じました。 80年代の古さです。このカラーであるバブルの時代の娯楽作。 そこにまた変に哀愁も感じます。 ボウリングやビリヤードといった娯楽。 それがいつかはまた廃れる娯楽。 ところがまた1から2のように静かなブームになっています。 お金を賭けるゲームからファッションへ変わり、 今また新しい懐古として不思議な娯楽なのです。 この映画こそ、ポール・ニューマンの映画だと思いました。 確かに1も主役でしたが、脇役に食われていた。 ところがこの2では、ニューマンが見事にトム・クルーズを 食ってしまうワガママな中年ハスラー役。 中年も超えた年のおやじが、子供のように本能のまま 突っ走るさまは見ていて腹立たしくもありいとしい。 「おやじがんばれ!」と応援せずにはいられない。 その情けなさ、ありのままの勝負師の姿は、 まるで往年の「ロッキー」のようでもあります。 最初は、なんだニューマンも年を取ったな。 教師役かよ~と見ていたのですが、誤解でした。 どんどん化けの皮がはがれ、1の若かりし日のニューマンに 帰ってゆく意気込みに、変わってないじゃん!とあきれながら、 少し嬉しい。こういう役、情けないけど実直な我の強いおやじ。 ニューマンがやると色気や品まで感じさせるから不思議。 ラストでは逆に教え子のトムに諭され種明かしまでされ、 引くということをすればまた大人の魅力を発揮できたのにね。 それができなかったところに、いい裏切りがあるのです。 教える側にはまだなれなくていい。 1でさえ、ニューマンの性格が把握できなかったのに、 これはただこの作品の主役は俺だ!と言わんばかりの活躍。 ただし、老年ハスラーの哀愁や暗さがあまり出ず、 1の方が若年寄に見えるのは時代と色と、作り手の娯楽性か。 色がつき玉のスピードが見える方が映画としては面白い。 [DVD(字幕)] 8点(2005-04-03 02:14:49)《改行有》

273.  背徳の囁き リチャード・ギアの悪役がこんなにはまってるとは・・ でもこういう善人顔がこういう役やると、映画としてはいいんだけど、 人間不信になりそうだね。あまり観たくはない。 メグ・ライアンの汚れ役見たくないようにね。 女たらしの役ならいいんだけどこういうのは・・ [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-03 02:13:49)《改行有》

274.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》  ホラーの要素も入っていますので、 少したいくつしたときにいかがでしょうか。 はまる人ははまるという特定なファン向けの種類の作品を、 ここまで一般受けするように演出したのは成功。 ところでこの作品の見所は、 一番観やすいのがインタビュー役のスレーターの目で観る。 彼が観客役をしてもいるのでわかりやすいのです。 そして次がクルーズの役の目。 こちらは演技のしがいもあるおいしい役でもあり、 征服欲を下地にとにかくブラピに対する愛(きもいけど)で観ればいい。 ・・最初この図式が受け付けなかったのですが、 ここを理解すれば同性愛を超えて哲学的な人間の生死まで考えられる。 次に理解したいのがダンストの目で観ること。 理解しやすそうに見えて実はややこしい。 私は久々に観てやっとわかりましたから。 命を奪ったのはブラピでさらに仲間に引き入れたのがトム・・ ところがダンストはブラピを憎めない。 なぜなんだろうか。 彼に人間を感じたことと彼女の血にはトムの血も入っている。 つまりはそこを考えるとかなりヤバイ映画になってしまう。 自分の中に嫌いな男がいてその血は誰を愛しているのか怖い(難解) さてバンデラスの目といえば出番は少ないけれど、 こういう背景のルーツと未来がそこにあるので重要。 バンテラスを理解できれば一番難解なブラピの役も理解できる。 人間として命を終えたかったブラピは永遠の命を与えられる。 欲しくないのに与えられた永遠の命という矛盾は、 まさに悩める人間の苦悩とダンストとブラピの役は一致します。 バンデラスは時代を謳歌しながらも人間性を保ちたかった。 確率的に時代に流されながらも人間を捨てられないブラピは稀でした。 取りように見ればかなり難解な(どうにもならないことが)テーマを、 娯楽だけに走らず映画化できた作品だと思いました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 02:12:55)《改行有》

275.  危険な情事 マイケル・ダグラスは結構いろんなジャンルに出ているのですが、 もうこの作品からエロおやじの称号を欲しいままに・・? 不思議な魅力があります。根は悪くはないんだろうけど、 絶対仲良く出来ない嫌な金持ち役をやらせたら右に出るものがない。 そして不倫おやじ・・日本では役所さんか? この不倫ミステリーは、はっきり言ってホラーですよ。 特に怖いのが、後半の鍋にうさぎが入ってるかも??の場面に浴室。 そしてエロチックで衝撃的な、エレベーターのシーン。 この監督って・・私が感動の涙を流した「ジェイコブズラダー」も 撮ってるんでしたよね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-03 02:10:55)《改行有》

276.  チャンス(1979) 《ネタバレ》 いったいあの庭師はどこへ行くのか? 主を亡くし孤独になった庭師はあるきっかけで大富豪に雇われる。 でもその新しい主人もまた余命はわずか。 庭師のチャンスはただ思いついたことしか言わない朴訥な性格。 そのひとことひとことに意味を求め、周りは騒ぎ耳を傾けあがめる。 ・・と昔の童話のような話なのですが、最初見たときには このチャンスが住み着く家の主人は亡くなる。怖いやつだと・・ 何がいいたいのかわからなかったです。 つまり何もないということなのでしょう。 意味はない。欲得を求め意味を探ろうとしても、 人間の生死には意味などない。全て無から生まれ無に帰る。 体も軽くなったチャンスが湖の中を歩いてゆく。 哲学的で少し怖いです。 でも人間って意味がないことを悟ってしまうと、面白くなくなるのでは・・ と、欲も得もおおいにある私には程遠い悟りの映画でした。 意味を見つけるために生きて、やがて意味のないことを知る・・ [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 02:09:39)《改行有》

277.  恋におちたシェイクスピア 根本的に中世&ミュージカルが苦手な私には合いませんでした。 ミュージカルもファンタジーものとか冒険モノとかならいいけど、 モロ史劇です。 前に現代版ロメオとジュリエット見たのだけど、 ディカプリオが見たくてではなくクレア・ディンズ見たくて。 シェイクスピアは合わないみたい。 置いていかれてしまうのです・・ [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:08:34)《改行有》

278.  恋のためらい/フランキー&ジョニー アル・パチーノが見たくて見たのですが、大失敗。 非常に現実的で所帯じみている。 映画でそんなものは見たくないなと思いました。 アパートはいい感じでしたが・・ まだこういう恋愛はわからないです。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:07:28)《改行有》

279.  告発の行方 ジョディ・フォスターは女優で一番好きなのですが、 期待以上の演技をしてくれていつも感心します。 もちろんこの役を他の人がやってもやれるんでしょうが、 彼女がやるからすごいんだと思う。 脚本的には別にどうこうというものでもないのですが、 演技とはいえないくらいのリアルさで、 感情移入していました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-03 02:06:18)《改行有》

280.  ジュマンジ サイコロ転がしゃタイムスリップ~! 面白い!でも終わると忘れてる・・そんなコメディ。 大画面で見たほうがいいですね。 でないと紙芝居の中で動物が暴れてるみたいなエポックさがしょぼい。 テレビで見てもあんまり面白くはないだろうな・・ ロビン・ウィリアムズは、子供といるのがよく似合う俳優。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-03 02:05:14)《改行有》

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