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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
261. ゲーム(1997) 《ネタバレ》 みなさんに聞きたいのだが、真相は弟が兄を改心させるために企画したパーティーということ? もしこの解釈があっているのだとすると、ちょっとこれはどうしようもないほど馬鹿げている。墓にまで埋められて・・・死ぬよ、お兄ちゃん。俺は理解が足りないだけだと思っていたが、本当にパーティー以外の真相はないのか? 気になってきたが、どうも見直す気が起きない。2点(2003-11-25 01:47:37) 262. ケーブル・ガイ 《ネタバレ》 人付き合いが下手な男が友達をつくるべく努力するが、ことごとく空回りし狂ってくる。この基本線はなかなか興味深いものがある。にも関わらず完成した作品は迷走をくりかえす。脚本が未整理なのも要因の一つだろう。またキャリーがいささか暴走しすぎた感もある。単独で見ればなかなかの熱演だが、持ち味とキャラクターのすりあわせがうまくいかなかったのかもしれない。2点(2003-11-25 01:42:47) 263. ケープ・フィアー 宗教色もまじえ、スコセッシならではのリメイクとなっている点にリメイクのあるべき姿を思う。とはいえ、少々詰め込みすぎた感もあり、もう少しシンプルにストーリーを転がして言った方が良かったようにも思える。デニーロ、ルイスへの言及が多いが、むしろノルティの演技巧者ぶりに驚いた。強面というハンデを乗り越え、デニーロに押し込まれつつも家族を守ろうと奔走する父親役を見事に具現化していた。もっと評価されてもいいのでは?6点(2003-11-25 01:32:03) 264. K-9/友情に輝く星 ジェームズ・ベルーシのとぼけた演技は上手く笑いを誘発してくる。同時期に『ターナー&フーチ』を観ていたこともあり、内容がはっきりとは思い出せないところが多いが、犬とのかけあいではこちらに軍配があがる。5点(2003-11-24 22:01:48) 265. ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM> 二人の男の皮肉な人生を壮大なスケールで上手く映像化している。テレビで本作を観た後原作小説を読んだが、原作をうまく刈り込んでまとまっていてよい。キャストも主演二人は役にはまっている。7点(2003-11-24 21:56:22) 266. 刑事ジョー/ママにお手あげ 《ネタバレ》 スライファンの間ではタブーとなっている本作でのおむつ姿。しかし、俺は意外とこの作品好きだったりする。コメディ初挑戦作『オスカー』(本当はこれ以前にも出てるが)にて、スタローンは受け身になった時のリアクションにおかしみをにじませることができると感じていたので、この設定は彼向きだったと言える。スポティスウッドの演出も快調で気軽に観るには適した仕上がりだと思うが・・・。6点(2003-11-24 21:42:42) 267. クロウ/飛翔伝説 脚本の出来としては決していいとは思えない。しかし、どうしても本作にはブランドン・リーの死がちらついてしまうわけで、大して彼に思い入れのない俺でも、観ていて涙が止まらなくなってきた。ダークな雰囲気を演出しつつ、主演スターの死に立ち向かった監督並びにスタッフの方々には拍手したい思いだ。7点(2003-11-24 21:21:44) 268. クリムゾン・タイド 正義感デンゼルと熟練ハックマンの熱い対決。ポイントはどちらも正論であること。ゆえに画面には息苦しいほどの緊迫感が漂っている。潜水艦が舞台であるおかげか、T・スコットの鼻につく画像処理が控えめなのが功を奏し、テンポある快作に仕上がっている。8点(2003-11-24 20:04:03) 269. グリマーマン 当時流行のサイコサスペンスにアクションスター・セガールを組み合わせるとどんな味がするのか?・・・いつものセガール映画とあいなりました、はい。3点(2003-11-24 19:55:08) 270. クリフハンガー 『ダイ・ハード2』の続編かと思うような展開で、ひねりがなく、敵の倒し方も残忍性にあふれていて悪趣味。ちなみにスタローンは台詞の直しを行っただけで、メイン脚本家は別の方。それにしても・・・「スタローン映画はヒットしない」という定石に忠実に徹底してちらし・ポスターからスタローンの存在を消す手法はいかがなものか? まぁ、その結果日本でも大ヒットしたので正解だったのだろうが。 5点(2003-11-24 19:45:14) 271. グリーンマイル さすがはコメディアン出身と思わせるT・ハンクスのさりげなくもペーソス溢れる演技が陰鬱になりがちな作品を程良く軽くする。M・クラーク・ダンカンも役に見事にはまっている。しかし、この作品は何を訴えたかったのだろうか? 巧みな演出に飽きはしないが、あまりにも残酷なラストの真意が理解できず、評価は下げざるをえない。6点(2003-11-24 19:37:52) 272. グリーン・カード 大人のための落ち着いたラブストーリー。この手の映画が苦手な俺も本作には深く感情移入できて楽しめた。さて、その要因はなんなのか? 彼らが人生をしっかり生きているからだろう。とかく恋だけが人生というプロットになりがちだが、ウィアーは生きる上での優先課題を主人公2人に与えることで、予想外に訪れた恋の大きさを観客に痛感させることに成功している。8点(2003-11-24 18:58:16)(良:1票) 273. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 映像というよりはロケーションには魅力があった。しかし、そこに乗せられたプロットには今ひとつ必然性が感じられない。熱狂的な支持者が多い作品であるが、残念ながら俺には響いてこなかった。まぁ、これだから映画は面白いのだが。4点(2003-11-24 18:52:52) 274. グラディエーター R・スコット渾身の力作で最後までひきこまれる。しかし、R・クロウに主役としてのオーラはなく、プロットに上積みできなかった感が画面に漂っている、当初予定されていたM・ギブソン、S・スタローンといったオーラを持ちつつも観客に共闘精神を持たせられるスター俳優が出演していたらもっと説得力を増したことだろう。演技力とスター性が異なることを証明した作品。7点(2003-11-24 18:48:22) 275. メン・イン・ブラック2 《ネタバレ》 白人至上主義が根付くアメリカ人の意識を変えるべく黒をまとって暗躍するMIB(エイリアン=白人以外)。黒人でありながら白人になりたがったM・ジャクソン(本人は否定しているが)をMIBが受け入れない姿勢からは、前作にあった辛辣な批判精神が感じられてよい。ジョーンズがエイリアンの存在を認められない様もテーマを補強している。しかし、プロットが未整理のため消化不良に終わったのが残念。6点(2003-11-24 18:30:09) 276. メン・イン・ブラック 《ネタバレ》 本作でのソネンフェルドの試みはなかなか刺激的だ。アメコミの世界観を借りて、いまだ閉鎖的なアメリカ人の思考にメスを斬り込んでいる。冒頭の検閲シーンでそれに気付くかで評価が変わってくる。「エイリアン=白人以外」と認識して見直してください。タイトルの真意や「ミスター・ホワイト」などのギャグもきっとわかってもらえるでしょう。ラストのちっぽけな地球が人種がいがみあうことのばからしさを象徴的に語っている。9点(2003-11-24 18:17:01)(笑:1票) (良:2票) 277. グッドモーニング,ベトナム 採点では個人的な思い入れの強い『いまを生きる』よりも一段落としたが、演技・内容ともにR・ウィリアムズ主演作としては最高傑作。この作品でのロビンは奇跡的なほどに抑制が効いており、心を揺さぶってくる。ベトナム戦争の背景を鑑みると、またハリウッドは・・・といった批判も納得できるが、一人の男の目を通した戦場のドラマと捉えれば不自然な描写はない。8点(2003-11-24 14:04:27) 278. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち デイモンとアフレックのぎこちないが味わい深い関係性は見事。しかし、どう見てもデイモンの表情には天才としての才気・苦悩が感じられない。ロビンもいつものごとく不器用な優しさを表現しようとすると演技過剰になってしまい、空気を壊している。それなりにそつなくまとめる演出手腕は見事だが、観客の心を揺さぶるにはパワー不足。第一、天才でもない俺に何を言いたいのかな、この作品は。5点(2003-11-24 13:52:59) 279. グッドフェローズ スコセッシ作品としてはやや期待はずれの部類。レイ・リオッタの演技は手堅く難はないが、デニーロ、ペシに対抗しうるだけの存在感が足りないい。酷だとは思うが、『ゴッドファーザー』のパチーノのようにアクの強い周りの中でも「普通」さで個性を漂わせる役者が必要不可欠な作品だった。6点(2003-11-24 13:43:27) 280. クッキー・フォーチュン う~ん・・・期待しすぎたためか、全然ノレなかった作品。ラストに向けて話が収束している感じはしたものの、そこに面白みを感じ取れることができず。アルトマンにはたまにこういった作品があるんだよなぁ。4点(2003-11-24 13:38:06)
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