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281.  から騒ぎ 本場シェークスピア俳優にアメリカ俳優が混じってなんともにぎやかで大胆なキャスティングと作り。親しい仲間内で現場は和気藹々という雰囲気が伝わってきて楽しく見られます。最後のエマの笑顔なんて「素」のまんまみたいで、見てるこちらまで思わず微笑しちゃうような感じ。エマやブラナーが手馴れた感じでシェークスピアの芝居をこなし、ちょっと違和感もあったディンゼルも風格のある演技で応えてます。7点(2004-05-13 23:46:43)

282.  スパイダーマン(2002) 漫画は知らないけれどスパイダーマンやゴブリンのアクションシーンだけで元の漫画の想像がつくくらい漫画チックに見える。普段弱いのが変身するととたんに強いヒーローになり、それと同等の力のある悪役がいてヒロインがいるという典型的な作りで分かり易いことこの上ない。飛翔感のあるダイナミックなアクションシーンが面白いがスクリーンならもっと迫力があっただろう。公開当時敬遠して見なかったのは失敗だった。トビーははまり役だと思うがそれ以上に悪役のデフォーの存在感が作品を引き立てる。悪役ってとても重役で、「バットマン」の謙さんもこれくらい頑張って欲しい。最後の「大いなる力は大いなる責任を伴う」という言葉はこのままアメリカに贈りたい。 7点(2004-05-09 17:29:10)(良:2票) 《改行有》

283.  踊るニュウ・ヨーク アステアの相手役はエレノア・パウエル。これにジョージ・マーフイーが加わり恋と友情がダンスに絡めて描かれる。まだ売れないダンスコンビのアステアとジョージのうち、間違いでジョージが抜擢される。それでも彼を恨まず支えるアステアがいい人で引き立つ設定。30年代に多い脇役も活躍するコメディ路線とはやや 趣を変え結構シリアスな話。最初のジョージとのタップやエレノアのバレエダンス、ジョージとエレノア、アステアとエレノアなど組み合わせやバリエーションを変えてショー場面がありたっぷりと極上のダンスが見られる。いずれも名人芸なので十分堪能できます。7点(2004-05-08 16:40:34)(良:1票) 《改行有》

284.  オーシャン・オブ・ファイヤー 別段ファンというのでもないのだけれど、主人公はヴィゴの人柄そのものを生かしたような素朴なヒーロー像。乗馬に堪能な彼が裸馬に乗って疾走するという見事な見せ場があったりで、セリフ回しがぼそぼそしてるとか地味だとかいう点をあえて生かしているようなはまり役になっている。やたら英語で押し通すような作品が多い中で、インディアンはインディアンの言葉を、アラブ人はアラブ語を話すという当たり前の異文化への理解と尊敬がきちんとされているのも好感が持てる。(ハーフのヴィゴもインディアンの言葉を話す)CGは砂嵐とイナゴだけで実写で迫力あるレースのクライマックスや、砂漠の過酷さ、フィクションだという話の展開も飽きさせず面白かった。 7点(2004-05-03 20:47:43)《改行有》

285.  コールド マウンテン ラブストーリーがメインかと思ったら、これは抑えた描き方でしかもからみの描写部分が少ないので激しい恋情というほどのものは薄い気はする。が、畑仕事をするインマンにエイダが馬車の上でピアノを弾いたりするところなどで抑制された情熱を描く。それより戦場内外での悲惨な描写や、愛する人恋しさにインマンがたどる過酷な帰郷へのエピソードの中に戦争の虚しさ、残酷さ、悲しみなど様々なメッセージを感じる。ルビーは戦争を雨に例えて直裁に愚かしさを語っているし、未亡人は「銃やナイフの金物は社会を悪くするだけ」と言っている。その彼女でも憎しみから兵士を撃ち殺してるし、味方が脱走兵や家族へ加える残酷な仕打ちも愚かしい。舞台の南北戦争は唯一アメリカが戦場になりアメリカ人同士が戦った戦争だけれども、込められたメッセージには今の戦争への思いに通じるものがある。、、ということで私はこちらのインパクトのほうが強かった。実際じっくり見せる脱走の紆余曲折やエイダとルビーの話に比べ再会やラストはあっさりした感じで恋愛への感情移入は薄い。それより迫力ある戦闘シーンやメッセージ性、何気に出てくる豪華なゲスト出演者、性格のはっきりしたメインキャストが良かった。 7点(2004-05-03 20:17:47)(良:1票) 《改行有》

286.  フライド・グリーン・トマト J・タンディが語りK・ベイツが話を聞く現代と、語られる話の二つが交互に繰り広げられるがこの過去の話が最後まで興味深く展開する。更年期の主婦のベイツはとても可愛い。夫が自分に関心を持ってくれない欲求不満からチョコバー中毒で太りすぎに自己嫌悪しつつ、どうしたらいいかと暗中模索している。身寄りのない老女の話が彼女を変えると言うのも今ひとつ分からない気もするが、偏見のひどい時代にヒューマンな人たちが助け合ったという話は気持ちいい。そんないい話なのに唯一グロいあのエピソードは何とかならなかったのだろうかと残念。ところで青いトマトのフライ(ソテー?)ってどうなんでしょ? 映画以上に興味しんしんでこの夏にはぜひ試そうかと、、、 7点(2004-04-28 18:51:44)《改行有》

287.  カーラの結婚宣言 知的障害者の性と自立をテーマに描いた作品。思春期を迎えれば障害があろうとも性の問題は起こる。家族は特に不安や心配が大きい。母親が娘のセックスのことや自立して一人暮らしをするのにまず火事を心配するのはしごく当たり前のことで、障害者を持つ母親として悩むキートンの言葉にも実感がこもる。そのあたりなど微妙な問題を扱っているので、描き方にも現実をふまえた配慮がされているように思う。演出も細かい。たとえば家族会議でカーラの作った首飾りを母親だけがしてない。微妙な彼女の心情が分かる。カーラの家族など彼女の周りはみなやさしく裕福でと条件が良すぎるし結末も甘いのだが、このハートフルで可愛らしい作りに素直に納得する。まぁ現実には障害者に対して冷たい日本より、手厚く進んでるらしいアメリカでもこううまくいくかは分からないけど、、私もJ・ルイスはそこそこだったと思うが恋人の彼はよかった。7点(2004-04-25 18:42:32)

288.  小さな巨人 白人でありながらインディアンに育てられ、しかしインディアンの勇者にはなりきれず、おかげで生き延びたという男の波乱万丈の人生回顧録。二つの社会を行き来するので白人側でインディアンたちを迫害したり虐殺したりするのと、インディアン社会での生活で独自の思想・風習、生活などが交互に描かれる。ダスティンは臆病ぶり、酔いどれぶりなどとてもうまいが、それ以上に印象的だったのは彼を育てた親代わりのシャイアン族の酋長。盲目になったことも、白人の襲撃にも「死ぬにはいい日だ」と悠然としているなど全てを超越したような自然体の大物ぶりがとても印象的。こうもり男のような彼が戻るたびに「息子よ」と迎え入れる度量の大きさに感服してしまう。インディアンの考え方はアイヌにも共通するのが興味深く、共感する。 7点(2004-04-19 17:12:15)《改行有》

289.  母の眠り 重い癌を患っていた母親が死んだだけなのになぜ娘が取調べを受けているのか、なぜ娘はああも母に反感を持っているのか、などの疑問は展開と共に明らかになっていく。ドロシーに扮したメリルがかなりのボリュームに見えるのに、病にやつれてからはかなり頬がこけているように見える。(さすがに裸の骨が浮いてるのは吹き替えかもしれない)完璧な主婦というだけの母に反感を抱きキャリアウーマンとして仕事にこだわる娘。でも自分がいざ主婦をやってみるとそれがいかに大変でしんどいことかと思い知る。夫や子供達が何不自由なく自由にそれぞれの好きなことができるのも、彼らの生活基盤を支える地味で退屈な家事を担当する母がいればこそ。父はやはり仕事を口実に現実から逃げていただけなのか。あまりのしんどさに娘は切れてしまうが残り少ない命の母が娘に諭すシーンのメリルがいい。 7点(2004-04-14 19:19:29)《改行有》

290.  ビッグ トム・ハンクスが若い、かわいい! 文字通り子供になりきってやってるように見える。これが後のフォレストガンプの純粋な心にも通じる気がする。突然大人になってしまって、一人心細くて安ホテルのベッドで泣くところなんぞはほんとにうまい。親友の援助もあって大人としての生活を始めると、これがトントン拍子にうまくいくなんてありえないけど夢がある。仕事がおもちゃ会社で遊んでればいいなんて、子供が見たらどんなにうらやましいことだろう。まぁでも一気に大人になるのも大人がもう一度子供になるのもどだい無理なわけで、楽しい仕事よりもママが恋しいと無事家に戻っていくラストはちょっぴり切なさを漂わせながらもホッとする。 7点(2004-04-14 00:03:51)(良:2票) 《改行有》

291.  遠い空の向こうに 炭鉱町を舞台にさまざまな困難に出会いながらも好きなことに打ち込み、自らの道を切り開いた少年達の感動的な話。父や周囲の無理解、資金難、山火事の濡れ衣、父の怪我、夢の断念など数々の困難は実話と言われなければ作りすぎかと思ってしまうほどだが、最後は気持ちよくサクセスと絵に描いたような感動王道ストーリー。好きなジャンルではあるのだが、こうしたてんこ盛りのエピソードで後半駆け足になり感動を薄くしてしまったようなのが残念。主役4人のロケットボーイのうち半分は描き足らないし、といいながらもこういう作品は結構好きです。 7点(2004-04-02 20:26:58)《改行有》

292.  踊らん哉 ロシア人バレエダンサーのアステアがフライパンの上の煎り豆のようにはじけたタップで登場する。踊りはホテルで、ローラースケートで、ロジャー仮面をつけたものとどれも軽快で楽しく、ロングショットでじっくり見せてくれる。改めていうまでもないが素晴らしい。音楽はガーシュインだがこれが完成して間もなく亡くなっているので最晩年の作品らしい。話はアステアが一方的にロジャースに恋して、、とおなじみのたわいないものだが、おかしなロシアなまりのとぼけたアステアやおなじみの三枚目の脇役たちもおかしくて結構楽しめる。最後の踊りはロジャー仮面だらけの中で「本物のロジャーはどこ?」といった振り付け。ロジャー人形といい仮面も見事に本物そっくり。見た内のアステア・ロジャースコンビではかなり好きな作品です。 7点(2004-03-30 22:54:43)《改行有》

293.  波止場(1954) 港の労働者たちの組合のボスがまるでマフィアのような悪辣さで描かれている。そんなボスに搾取され牛耳られていても誰も彼に異を唱えることができないでいる。ボクサーくずれのブランドもそんな彼に利用されても反抗できない。不正の暴露に立ち上がるようにアジテーションを飛ばすのは神父のみ、彼の一貫した励ましで兄を殺されたブランドもとうとう証言台に立つ。組合の幹部の不正とか告発など社会派の地味な題材だが、出演者が舞台出身の演技巧者だし緊迫感のある展開で見ごたえがある。ここでは不正に敢然と立ち向かう勇気が描かれているが、監督が赤狩りで裏切り者とされるカザンだからちょっと複雑な感じもする。若いM・ブランドの横顔はP・ニューマンにそっくり。7点(2004-03-21 21:39:04)

294.  ホワイトナイツ/白夜 最初のM・バリシニコフのバレエが圧巻の素晴らしさの上、次に緊迫した飛行機の墜落シーンだからこれだけでもう話に引き込まれる。ソ連から亡命したロシア人のバレエダンサーと、アメリカからソ連に亡命した黒人のタップダンサーとその妻のロシア人の3人が軟禁状態から脱出するまでをスリリングに描く。ソ連を自由も人権もないという極端な描き方なのはどうかと思うが、ある面事実だったのかもしれない。大使館への駆け込みからラストまでスリルが持続しハラハラした。I・ロッセリーニはやっぱりバーグマンに似た雰囲気がある。G・ハインズのタップはともかく、バリシニコフのバレエシーンは全て素晴らしいのでこれだけでも十分見る価値はある。 7点(2004-03-20 20:15:21)《改行有》

295.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 現金強奪や殺人、麻薬と犯罪の裏社会の話などというと好みのジャンルではないのに、つい引き込まれて見てしまったという不思議な魅力のある作品。地道に働き生きるというまっとうな暮らしを嫌い、楽に稼げて贅沢に暮らせるマフィアの世界を選んだ主人公の半生を追うことで実録のマフィア社会が垣間見える。いとも簡単に殺したり盗んだりという犯罪と隣り合わせの暮らしの代償は、いつ自分がその立場になるかもしれないという恐怖と不信で安らぎがない。凄惨な死体がいくつも転がり犯罪者達の無法ぶりに怒りながらも、さほど拒否感がないのは終始主人公の淡々としたナレーションと共に話が進むせいかもしれない。自分や周囲の世界を話しながらまるで第三者のような語り口で、ラストの法廷シーンの独白からはは観客に語りかけてくる。ピザがまずいとか普通の暮らしが退屈だとか言いながらも案外淡々としている。見ている間中、こんな暮らしをしている人間達は最後には皆悲惨な結末になるのだろうと思っていたのにそうはならなかったのが意外だった。しかし最後にこれはマフィアたちの生き方がいいとか かっこいいとか肯定しているわけではなく、犯罪世界の人間模様を突き放して描いているのだと分かった。 7点(2004-03-20 20:11:27)(良:1票) 《改行有》

296.  有頂天時代 アステアとロジャースのダンスだけで言えば見事というしかない。軽やかで身ごなしの優雅でしなやかなこと!このダンスコンビ以上のカップルは他には思いつかない。アステアが影と踊ったり、タップからボールダンスまでいろんな踊りが堪能できる。ただ、ストーリー運びはアステアの婚約者やロジャースを愛する婚約者をあっさり都合よく片付けて、主役達のハッピーエンドというイージーさが今ひとつというところだった。7点(2004-03-15 19:10:24)

297.  チャップリンの寄席見物 当時の寄席の姿らしく1階席は上流階級、2階席は庶民と分かれているがチャップリンはこの上下の2役をやっている。1階の金持ちは酔っ払って席をあちこちフラフラし騒動を起こし、2階の庶民も酔っ払っている。芸人が火を出す奇術をやったから「火事だ、大変!」とホースで水をかけまくる。小屋の中は水浸しで大騒ぎ、というドタバタコメディ。寄席芸人に投げつけるパイ?は元祖パイ投げでしょうか。ハチャメチャが笑えて単純に面白い。7点(2004-03-15 18:23:49)

298.  プレイス・イン・ザ・ハート 突然の事故で夫を失った婦人が暮らしのために綿花栽培に奮闘する。この話を中心にした展開自体静かな感動なのだけれど、婦人のサリー・フィールドが流れ者の黒人、盲目の下宿人などに示すやさしさ、包容力が穏やかな雰囲気でとても印象的だった。ラストでは白人至上主義の脅しでこの地を去った黒人、銃で撃たれて亡くなった夫、その夫を誤って撃ってしまってリンチ殺人された黒人の少年、浮気した夫、それを許す妻、浮気相手など全ての出演者が共に教会で集っている。このシーンが象徴するようにこれはキリスト教的で、罪人も含め全ての人を祝福するかのようで愛と許しを描いているような気もする。一家の大黒柱を失って途方にくれ、でも必死にがんばって子供たちと生きていこうとするサリー・フィールドがとてもいいし、脇もエド・ハリス、ジョン・マルコビッチなど実力派キャストで見ごたえがある感動作。 7点(2004-03-04 23:50:37)《改行有》

299.  リトル・ロマンス 主役二人は賢すぎておませだけど可愛い! 彼ら以上に貢献してるのがローレンス・オリビエ。品が良くてさすがに存在感が際立ってます。監督が自作の「明日に向かって撃て!」を最初に、ラストに「スティング」をもってきてますが使ったのは見せ所のシーンで、きっと監督もお気に入りの場面なんでしょう。パリやベニスのロケ、少年が映画好きというのでローレン・バコールに合わせてボギーを気取ったりと遊び心一杯の楽しい作品。青春時代に見ればもっと共感して感動するのかもしれない。7点(2004-03-04 23:36:02)

300.  ハンナとその姉妹 3姉妹とその関係者などの登場人物たちは皆個性的で、常識的でまともなのは長女のハンナだけのように見える。アレン演じる心配性で病気恐怖症の男のセリフはおかしくて笑える。短い話をつないでいくような作りだが、それぞれの性格や人間模様が浮き上がってきて面白い。ダイアン・ウィーストやマイケル・ケインなど達者な人たちが意外な変わり者を演じてて楽しめる。7点(2004-02-26 22:30:16)(良:1票)

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