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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
281. インソムニア 「メメント」と「フォロウィング」が好きだったし、パチーノファンなので期待していたのですが、なんかフツーでがっかりした。面白くないとは言わないけど敢えて映画館で見る程のこともないかな。クリストファー・ノーランである必要も、ロビン・ウイリアムスである必要も感じられなかったし。それにしても何処が「異常な殺人」だよ!確かにあんだけ大勢集客するのに一役買ったかもしれないけど、これは詐欺だよ!4点(2002-09-17 13:46:15) 282. キリング・ゾーイ えっ?みなさん退屈?そうなんだ・・。やっぱ人ってそれぞれですね。私はこの映画最後までワクワク見てました。ジャン・ユングのキレ方最高です。7点(2002-09-04 13:20:00) 283. オースティン・パワーズ:デラックス 前作があまりにもつまらなかったので、見る気なかったのですが折角借りたし一応見ておくかと言うノリで見たらこちらは格段に良くなっていて驚きました。ミニ・ミーとDr.イーブルのお陰でしょう。マイク・マイヤーズの仕草も、前作の様に執拗なまでのセクシー系だけでなく、ちゃんとお笑いの基本を踏襲していたし。オープニングとエンディングの相談番組は日本でも以前夜中に放送していて、まさにあんな感じなんで結構おかしかったですね。ちょっと評価上げました。5点(2002-09-04 13:06:27) 284. オースティン・パワーズ 「カジノロワイヤル」ですね、完璧。でも「カジノロワイヤル」のバカ々しさの方が断然おもしろい。オースティンはギャグにあんまり毒が無いし、殆ど下ネタで全然笑えなかったです。アメリカ映画見ていると、駄目そうなオヤジがバーで下らない小話を披露しているシーンが良く出て来ますよね。大抵は下ネタでどこが面白いんだがと思うのだけど、周囲は大笑いしてたりして、あの雰囲気に近いかも。アメリカ人に脈々と流れるそう言うお笑いってあるのかもね。2点(2002-09-03 12:13:06) 285. ガンモ 映画館で見ていて、途中で席を立とうかとマジで思ったのはこの映画が初めて。それらしい雰囲気でショッキングな映像流して自己満足に浸ってるとしか思えない。こんなん、映画館で流す意味がない。どっかのギャラリーで流しっぱなしにしとくので十分でしょう。大体どんな表現の手段であろうと、ネコを殺すヤツは許さんゾ!2点(2002-08-29 11:31:56)(良:1票) 286. エデンの東(1955) ジェイムス・ディーンの魅力が遺憾なく発揮された青春映画らしい青春映画であり、アメリカ映画らしいアメリカ映画。音楽も良いし、一見の価値はあると思います。原作ではキャルの父親の話が大半で、彼は自分の父親が軍のお金を盗んで財を成したと疑っており、そのことに罪悪感を抱き続けています。「自分は泥棒の子孫であり罪人なのだ!」というワケです。キャルが「自分は娼婦の息子であり、自分がひねくれてしまっているのは母親の血が流れているからなのだ!」と悩むのと同じなのです。しかし最後には人がどのような人生を選ぶかは、だれのせいでもなく自分なのだという結論に達するという、実に示唆深い素晴らしい話です。私にとっては聖書の中でカインはアベルを殺してしまったが、その前に神はカインに選択の余地を与えたのだと言う新しい解釈が目からウロコでした。映画にはその辺が表現されてないのが残念です。6点(2002-08-28 18:14:25)(良:1票) 287. ウエストワールド 私も子供の頃見てもの凄く怖い映画として心に残りました。ユル・ブリンナーの容赦の無さが怖いのなんのって・・。当時「日本沈没」やら「タワーリング・インフェルノ」やらが流行っていて、お陰で「世の中はキケンに満ちている」と幼かった私は真剣にビビらされていたことを思い出します。「ウエストワールド」は確か続編もあったハズ。主演はピーター・フォンダだったような・・。(間違っていたらご免なさい)7点(2002-08-28 17:44:59) 288. 追憶(1973) 何度見ても泣いてしまう映画。いくら愛し合っていても、一緒に生活していくとなるとまた別物なのよね。ラストでばったり出会ったレッドフォードとバーバラ・ストライサンドがお互いを愛おしそうにしばし見つめ合うが、またそれぞれの道に戻って行く。そして流れるエンディングの「The Way We Were」。あぁ、思い出しただけでも泣きそうだ。10点(2002-08-23 16:43:44)(良:1票) 289. スナッチ 「ロックストック~」と殆ど同じノリだけど、見ていてすごく楽しかった。私としては「ロックストック~」よりブラピの存在にハナがあるし、益々冴えてるという感じがしましたが。それにしてもイギリス人のマヌケぶりってなんてラブリーなんだろう。大好きです。7点(2002-08-23 16:11:49) 290. オー・ブラザー! コーエン兄弟独特の不気味さを求める方にはモノ足りなく感じるかもしれませんが、爽やかテイストに創ってあるだけで、やはり彼らの作品らしさは感じます。音楽も映像も脚本も洗練されていて、且つ、遊び心いっぱい。大人版の童話といった雰囲気が見終わって非常にハッピーな気持ちにさせてくれました。しかし「クロスロードで悪魔に魂を売り渡したギタリスト」って、おいっ!それはロバート・ジョンソンでしょう。サイコーですね。8点(2002-08-09 12:48:36) 291. アンジェラの灰 貧しい生活の中でも家族を愛し自然体で生きていく様が描かれ、子供の目で見たアイルランドと言う国の人々の生活や考え方がユーモラスでもあり、そして16才のフランキーが心の中にずっと蓄積させていた様々な悲しみや想いを告白するシーンではこちらも号泣してしまう。原作はそんな大傑作なのだが、映画の方は悲惨さばかりが強調された退屈な作品になってしまってガッカリ。キャスティングも脚本も失敗という気がした。3点(2002-06-27 15:03:34) 292. マンハッタン モノクロのニューヨークとガーシュインの音楽が美しく、ウディ・アレンのニューヨークに対する愛情に満ちあふれた作品。インテリの編集者であるダイアン・キートンに「人間の身体のなかで脳は過大評価されている。本当に大事なモノは違った形で自分の中に入ってくるんだよ。カタチの醜さは我慢しなくちゃ。」と言うシーンが印象的。9点(2002-06-27 14:30:55) 293. アニー・ホール TVでやっていたので久しぶりに見たけど、やっぱりイイ!この頃のウディ・アレンは冴えてるなぁとホント、楽しくなりました。ダイアン・キートンも若くてかわいいし、映像も音楽も美しい。分かっていても繰り返してしまう男と女の微妙な関係もよく描かれていると思います。ウディ・アレンの作品の中ではやり過ぎてなくて、かなりまとまっている、見易い作品だと思いますが、嫌いな人にはこれでも我慢ならないのかも。10点(2002-06-27 14:22:44) 294. ミスター・ベースボール TVでやっていたから見ましたけど、くだらなかったー。しかし、いかにもアメリカ人が考えている日本って感じが、かえっておかしかったです。この類の映画で一番辛いところは、どう見ても俳優が野球選手に見えないし、試合も全然野球やってるように見えないところですね。へなちょこ過ぎます。あと、日本人の英語を延々聞かされるのは苦痛でした。ただ、昔の球場や中日の応援歌は懐かしかったなー。2点(2002-04-22 12:10:26) 295. グラディエーター 余りの酷さに吐きそうになった映画。大食い選手権を見た時に感じるような醜悪さに、心の底から嫌悪感を感じた。それだけならB級悪趣味映画として片づけられるが、無理矢理「善玉」と「悪玉」を設定してヒューマニズムをうち出そうとするあたりが更に悪質。西洋人がいかに野蛮で自己中心的かと言うことを言いたかったのなら成功でしょうが。私が映倫関係者なら絶対「R指定」にする映画です。0点(2002-04-15 13:38:57) 296. マルコヴィッチの穴 71/2階など最初はおもしろそうと期待したけど、なんだか何もかもが中途半端だった。シュールと言う程シュールじゃないし、コメディにしてはマジメだし、登場人物のキャラもいまいち曖昧。これではアイデアをただ並べているだけで しょう。もうちょっと自分自身でこの話を消化してから創った方がよかったのでは。ただジョン・マルコヴィチその人はちょっと好きになったです。私なら彼の脳を覗くより彼と愛し合った方が断然いいなぁ。3点(2002-04-15 13:19:39) 297. わが谷は緑なりき 私の好きな映画ベスト3に入る作品。ウェールズの炭坑町に生きる人々を描いたジョン・フォードの傑作。この映画を見ていると「生きる」ことの素晴らしさを素直に感じる。古いモノクロ作品であるにも関わらず、全編叙情的な美しさにあふれていて映像的にも素晴らしい!10点(2002-03-26 17:39:58)(良:1票) 298. ミリオンダラー・ホテル ヴェンダースのファンとしては、この映画のヴェンダース的映像とU2の音楽にやはりやられる。コメントを聞かれれば「私は好き」と答えるが、他人に薦める気には慣れない映画。7点(2002-03-26 16:34:28)
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