みんなのシネマレビュー
Pewter Allさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 53
性別 男性
自己紹介 久しぶりに自分の採点を見て思った。

「これ、ちょっと厳し過ぎるんじゃないだろうか?」

なにしろ、6点以上をつけている作品は、
これから何度でも観たいと思える傑作ばかりなのである。

…というわけで、全体のバランスを見ながら点数を変更してみた。

『有頂天ホテル』5点→4点。


……(汗)。




こんな素敵なサイトを作ってくれた管理人さんに感謝。
ありがとう!

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

21.  キャット・バルー 《ネタバレ》 ジェーン・フォンダもとてもキュートでカワイイけれど、やはり本作成功(したんだよね?)の最大の功労者はアカデミー賞主演男優賞を受賞したリー・マービンに尽きます。“銀の鼻を持つ”悪役ストロウンとして登場したときのインチキ臭。請われて(壊れて?)キャット・バルーの元へやってきたキッド・シェリーンのダメダメぶり。その芸達者ぶりにはとても驚くと同時に、思いきり笑わされました。この人、本当に『リバティ・バランスを撃った男』や『特攻大作戦』に出演してたのと同じ人なんでしょうか。極めつけは、ストロウンを倒すために酒を絶って変身を遂げるシーン。僕は映画を観るようになって20年位になりますが、これほど尊大で崇高な雰囲気が漂う“着替え”は記憶にありません。リー・マービン マニア(そんな人がいるかどうかは謎ですが)には絶対に見逃せない5分間である!とここではあえて断言しましょう。リー・マービン万歳!!7点(2004-01-21 23:53:17)

22.  胸に輝く星 正義感あふれる若き保安官が、たまたま町に立ち寄った元保安官の賞金稼ぎと行動をともにするうち、真の実力を備えていくというストーリー。ちょっと頼りなさそうな雰囲気の中に、誰にも負けない強固な信念を秘めた主人公を演じるのは、見るからに好青年のアンソニー・パーキンスである。嗚呼、アンソニー・パーキンス。ずっとこのままの路線を行っておけば、二枚目スターとして人々の記憶に残ったかも知れないのに……。そのスマートな風貌と類稀な演技力が、超極悪映画監督・ヒッチコックに目を付けられたばっかりに、彼の役者人生とんでもないことになっちゃったのである。アーメン&合掌&ポクポク……(木魚)。運命は残酷なり。7点(2004-01-20 00:43:16)(笑:1票)

23.  ハードロック・ハイジャック 一応はブレンダン君が中心の映画ですが、僕のお気に入りはバンド仲間のアダム・サンドラー。ローンレンジャーズ(注:バンド名)でドラマーを務める彼は、バカっぽいくせにやたらと女性にモテモテで、それでいてやっぱりバカっぽいので、まったくもって憎めません(笑)。ユニークな彼本来の持ち味が大いに活かされているのではないでしょうか。あと、僕は音楽に詳しくないのでよくわからないのですが、結構大物のミュージシャンもカメオ出演してるとか。ロックが好きな人なら、僕なんかよりもっと楽しめるかも知れませんね。(逆に頭に来たりして……)6点(2004-01-17 18:33:25)

24.  ショーシャンクの空に 無実の罪で投獄されるなんて、普通に考えれば“絶望”というより他にない境遇だ。しかし本編の主人公は、密かにずっと“希望”を持ち続け、チャンスを待ち続けていた。そして自由を得るという大きな目的を果たしたとき、観ている我々は感銘を覚えずにはいられないのである。本編に出会ったことにより、人生に少なからずの影響を受けた人は沢山いるに違いない。映画の100年の歴史の中で多くの名作が生まれ現在にも生き続けているが、本編が近い将来そういう映画の仲間入りするのはまず間違いないだろう、と思う。 ところで、僕がこの素晴らしいシネマレビューサイトを訪れた最大の理由は、自分の好きな映画や思い入れの強い映画に対して、他の人たちは一体どのような見方をしているのかを知りたかったからである。自分が最高だと思っている映画に対して、同じ気持ちを持っている人を見つけたときの喜びは何とも言えないし、ときに辛辣な批判的コメントを見つけて「なるほど、そういう見方もあったか」と新鮮な驚きを覚えるのも、大いに楽しい。映画ファンが100人いれば100人の見方があって当然で、むしろ自分と異なる角度から鋭く核心を突いたコメントを見つけると、そのレビューアの方が他の映画に対してどんなコメントをしているのか、とても興味をそそられる。そして、意外な映画について自分と共有する部分を見つけ出しては、モニタの前でニヤリとひとりほくそ笑む、というのが僕の密かな流儀なのである。 さて、本編については実に700人以上の方が評価をされており、そのうち400人以上が10点満点を付けている。この状況については僕だけでなく、多くの方がとまどっているのではないだろうか。とくに、本編を自分の中で最高傑作に位置づけている人こそ、その思いが強いのではないかと推察する。自分が愛する映画だからこそ、客観的に正しい位置づけを知りたいと願うものだし、自分とは異なる評価を見てみたいとも思うものだからだ。本編をこよなく愛する当サイトの管理人さんに敬意を表す意味でも、遠慮のない評価・コメントのさらなる投稿を期待したい。 ★追伸★我が偏愛する映画『ペティコート作戦』に対しても、遠慮のない評価・コメント投稿をよろしく。 7点(2003-12-31 06:55:08)(良:9票)

25.  腰抜け二挺拳銃 《ネタバレ》 いかにも強そうなカラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)と、いかにも頼りなさげな“ペインレス”ポッター(ボブ・ホープ)が、見た目通り&期待通りに大活躍(笑)! 倒したインディアンの数が話す度に増えていく、というようなベタベタギャグのオンパレードも、今あらためて見るとかえって新鮮だったりします。インディアンに捕まって拷問にかけられそうになっても、主人公はもちろん観てる僕らまでまったく危機感を感じないというのがスゴイ。そんでもって期待通りにまんまと逃れてるし(笑)。そしてエンディングは、誰もが予想した通りの結末。「やっぱ、そうくるよね~」と思った瞬間に!!! 「おいおい、マジかよ……(汗)」5点(2003-12-22 02:45:24)

26.  有頂天時代 《ネタバレ》 アステア&ロジャースによる傑作ミュージカル。2人が出会う→誤解が生じて嫌われる→誤解が解ける→でもまだ障害が残っている→上手い具合にことが運んでハッピーエンド、という極めて単純な(そしてありがちな)ストーリー展開でありながら、ふたりのダンスやアステアの歌などを織りまぜて観る者を存分に楽しませてくれる。主人公ラッキーの幸運のコインや、手品が得意?な相棒のカード(スペードのエース)、折り返しのある燕尾服など、小道具を用いたエピソードも楽しい。なお、アステアが歌った主題歌“The Way you Look Tonight”はアカデミー主題歌賞を受賞。映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』の中では、ジュリア・ロバーツとダーモット君の「二人の曲」としても用いられている名曲です。 8点(2003-12-16 23:27:07)

27.  フランケンシュタインの花嫁 《ネタバレ》 “トモダチ”のいないモンスターに、新たに女性の仲間を造ってやるというのが大雑把なストーリー。バイオリンを奏でる盲目の老人との心のふれあいによって人間らしさを取り戻していくモンスターの描写や、マッド・サイエンティストが生み出した小人たちの特撮など、見どころはたくさんあります。中でも一番見逃せないのは、エルザ・ランチェスター演じる女性モンスター! 髪の毛がとんでもないことになっちゃってるうえ、「あ~た、原作者じゃなかったの?」と素朴なツッコミも入ります(笑)。ホラー映画のファンはもちろん、コメディやドラマの好きな方にもオススメしたい一本。なお本作は、『アバウト・ア・ボーイ』の主人公ウィル(ヒュー・グラント)が、例年クリスマスになるとレンタル鑑賞している映画です。真の“トモダチ”がいないウィルにとって、特別な作品なだったのかもしれませんね。7点(2003-12-10 19:55:44)(笑:1票)

28.  さすらい(1957) 《ネタバレ》 僕がこの映画で思い出すのはガソリンスタンドの女性。主人公と一緒に住んでいた頃は酔っぱらいの父親を施設に預けようとしていたのに、立ち去った彼がしばらくして荷物を取りに戻ってきたときには、ちゃんと一緒に暮らしていたんです。彼自身は最後まで幸せになれなかったけど、きっと誰かの幸せの糧にはなっていたんだな、と僕は感じました。だからこそあのラストシーンには哀しさが漂っているんじゃないかと思うわけですが、ハッピーエンド慣れしたミーハーな僕にはちょっと難しい映画でした。 5点(2003-12-04 06:04:28)

29.  恐怖の洞窟 何気なく立ち寄ったモーテル。部屋に掛けられた不気味な剥製。モーテル経営者の怪しい動き。なんだかどっかで観たような展開ですね。でも、こちとらタイトルからして『恐怖の洞窟』なんですから、“恐怖”の度合いはとんでもなく桁違いです(どう桁違いかは観てのお楽しみ♪ということで)。なお、本作は非常に衝撃的な映画ですので、大勢で一緒に観ることをオススメします。ひとりで観ると、きっと後悔しましょうぞ!5点(2003-11-29 05:38:37)

30.  ペティコート作戦 もし我々が、レンタル屋に居並ぶ大量のビデオの中にこの珍妙なタイトルをうっかり見つけてしまったら、これを手に取らずに我慢できようか? はっきり言って無理である(断言)。ではタイトルだけの見かけ倒しかと言えば、決してそうではない。もしも“ペティコート作戦”が不発に終わっていたら――想像するだけでもゾッとするが――米海軍の最新鋭潜水艦「シー・タイガー号」は、後に海軍のトップに立つシャーマン艦長を筆頭とする多くの乗組員たちと、数人の美人看護婦とにぎやかな子どもたちと艦内で生まれたふたりの赤ん坊とその母親たちと乳の出の良い黒ヤギ一頭らとともに、ピンクの藻屑となっていたに違いないのである。僕は本作を観るまで、『眼下の敵』の右に出る潜水艦映画はまずないだろうと信じていた。今でもその気持ちには微塵の揺るぎもないが、本作がかの名作に匹敵する浸水艦映画であることに異論をはさむ余地など皆無であろう。さぁ同志よ、レンタル屋に急げ! 但し本作が“戦争映画”の棚にあるかどうかは保証できかねますぞ!7点(2003-11-23 04:55:59)(笑:2票)

31.  ショウほど素敵な商売はない ショウビジネスの世界に生きた一家の物語。コンビで歌い踊っていた夫婦に子供が産まれると三人で舞台に立ち、さらにもう一人生まれると今度は4人で……という具合に話は進む。さらに時が経ち、子どもたちが大きくなると、その恋人まで加わってショウはますます華やかになっていく。一家の長男ドナルド・オコナーは、『雨に唄えば』でこそ三枚目に甘んじていたが、本編ではあのマリリンを恋人にしているのだから侮れない。なお、フジテレビの『クイズ世界は SHOW by 商売』は、企画自体がこの映画の邦題にヒントを得たものではないかと、僕は密かに確信しています。 6点(2003-11-23 04:12:10)

32.  バッド・ガールズ(1994) 《ネタバレ》 ……(前略)…… あれは、この映画の脚本を初めて手にしたときじゃった。ワシは非常に驚いたのを覚えておる。今まで多くの西部劇を観てきたワシじゃが、こんな登場人物はただのひとりもおらんかったからじゃ! かつては……いくら親の仇じゃろうと、ロープで縛られた丸腰の男を撃つのは悪者と相場が決まっておった。それが、西部劇というもんじゃった。ところがなんじゃこの男は。主人公を救ったからにゃぁヒーローなのかと思えば、考えもつかぬ事を平気でしよる。ワシにはさっぱりわからんのじゃ。しかも……しかも、じゃ。終いにゃこの男は背中から撃たれておる。これではどうしたって後味が悪くなるはずじゃ。これは一体、どういうことなのかのう?……(中略)…… こ、このキャストは……なんじゃこのキャストはっ!! どうすればこれだけ豪華な女優たちを共演させることができるというのじゃ? マデリーンにメアリーにアンディにドリューじゃとぉ~っ? これはまったく、どういうことなんじゃ?! ワシは驚くと同時に、大きな疑念を抱かずにはおられなかった。ひとりで主役を張れるような、これだけ個性的な女たちを一同に会わせたら……これはエライことじゃ。ただじゃぁすまん。個性がケンカして総崩れになるのが目に見えとる。……ワシは考えた。ない知恵を絞って考えたのじゃ。この苦境を乗り切って本作を成り立たせるには、どうすればいいかを……。そして結論は出たのじゃ。男。そう、我々の映画を救ってくれるのは男性キャストしかないのじゃ!……(中略)…… 華麗な四人の女優たちを見事に引き立たせる男優。しかもこの役は優しくて卑怯で小心者ときとるから、非常に難しいはずじゃ。女を看護したかと思えば縛られた丸腰の男を撃ち殺し、挙げ句には人質となってリンチされた上に背中から撃たれるのじゃからな。演れる役者もほとんどおらんじゃろうが、演りたいという役者はもっとおらんじゃろう。う~む……じゃが、じゃがしかし……誰か心当たりがいたような気がするんじゃがのう……? ん? んんんっ! そうじゃ、いいのがおった! すべての条件を満たすただひとりの男!! あの男ならきっとやり遂げるはずじゃ。しかも……しかも彼奴なら、映画が終わればすぐに忘れ去られるから後味も悪くならん!! 奴の名は確か……そう! そうじゃ!! ダァ~~モットくんじゃぁ~~~!!!(『ある映画狂老人の日記』より)5点(2003-11-21 05:13:49)(笑:2票)

33.  コピーキャット 《ネタバレ》 「シガニー・ウィーバーはミスキャストでしょ」うんうん。「ハリー・コニック・ジュニア怖かったなぁ」そうそう。「ホリー・ハンター頑張ってたよね」だよね~。……って、あれれ? みんな、誰かを忘れていないかい? ほら、シガニーとホリーの間でウロウロしてた若い刑事がいたでしょ? あ、やっと思い出した? え? そういえばいつの間にかいなくなってたって? ひどいなぁ、ちゃんと殺されてたじゃん。あ、と言っても“コピーキャット”に殺られたわけじゃないぞ。ほら、何かよっくわからん中国系のチンピラにハンバーガーをあげようとして、撃たれて死んでたやん。え? 思い出した? でも本編とはあまり関係ないって? そりゃそうだよ。ストーリーが進行するにつれて邪魔な存在になったから消されたんだし。ん? 存在感がない? 顔も覚えてない? ははは、当たり前だよ。それが彼の持ち味なんだから。個性の強い女優を二人以上起用するとき、なるべく邪魔にならないように彼を配するというのは、今やハリウッドの常識らしいよ。『バッド・ガールズ』や『ベスト・フレンズ・ウエディング』でも、強烈な個性の中にしっかり埋もれて周りを引き立ててたでしょ? え? 名前? ダーモット君だよ、ダーモット君。なんで“君”をつけるのかって? だって、つけたいんだもん。そんなことよりみんな、ダーモット君のこと忘れないでね! そしてこれからも、我らがダーモット君をよろしく!! 3点(2003-11-16 00:47:16)(笑:3票)

34.  泥棒成金 《ネタバレ》 ヒッチコックの金髪美女好みは有名ですが、ジョーン・フォンテイン→イングリッド・バーグマン→グレース・ケリー(→ティッピ・ヘドレン)と続く“ブロンド”フルコースの中でも、グレース・ケリーだけは“別格”だと思いませんか? だって、『レベッカ』『断崖』のフォンテインも『白い恐怖』『汚名』『山羊座のもとに』のバーグマンも、いつもヒッチコックにいいようにいたぶられてビクビク怯えているのに……なのにグレース・ケリーときたら! ヒッチコック映画初主演の『ダイヤルMを廻せ!』では死の淵から救われて若い恋人とくっつき、『裏窓』では恋人(←今度はちょっと老けてるけど 笑)との関係の中で完全に主導権を握り、本編に至っては恋人(←やっぱり老けてるけど 爆)に自分の実母との同居まで認めさせちゃった!! なんちゅうエコ贔屓なんでございましょうね(呆)。このように考えると、『泥棒成金』はもはや映画ではなく、グレース・ケリー様に贈るヒッチコックの究極のラブレターだと言えるんじゃないでしょうか。もっとも、他人が見てこんなに楽しめるラブレターなんて、そうそうないと思うけどネ。 6点(2003-11-16 00:09:23)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

35.  ケイン号の叛乱 映画を観る側の素直な感想として、登場人物の「善悪」とまでは言わないまでも、彼らのとった行動の「正誤」くらいははっきりさせて欲しかった。最終的にボギー演ずる艦長の立場を尊重したのは、制作者がアメリカ海軍に遠慮した結果なのだろうが、何ともすっきりしない。トドメはエンディングに流れた「この映画をアメリカ海軍に捧ぐ」のテロップ。結局、本編の残した最大のメッセージは「軍隊では上官が白と言ったら何がなんでも白である」という“常識”に過ぎなかったような……。フレッド・マクマレイの役が中途半端だったり、リー・マービンにほとんど見せ場がないのも、個人的には大きな減点材料です。4点(2003-11-14 22:48:15)(良:1票)

36.  がちょうのおやじ マザー・グースをもじった原題「ファザー・グース」を直訳した結果が『がちょうのおやじ』。なんちゅうネーミングなんでしょう(笑)。はっきり言って、レンタルするのに勇気のいる邦題です。でも実際に観てみると、なかなか愉快な戦争コメディだったりします。そして! 観終えてみると、意外にも『がちょうのおやじ』がしっくりきていることに気付きます(笑)。『ペティコート作戦』といい『ミンクの手ざわり』といい、初老のはずのケーリー・グラントには、ホントやられっ放しです。6点(2003-11-13 18:50:49)

37.  巨星ジーグフェルド 《ネタバレ》 『巨星ジークフェルド』この邦題に、ショボイSF映画をイメージする人も少なくないはず。かくいう僕もそのひとりで、恥ずかしいことに“不思議惑星キン・ザ・ザ”のような映画をイメージしていたのです(爆)。ところがどうして観てビックリ! ジークフェルドという実在の興行師の一生を描いた傑作ドラマでした。では、この主人公がなんで“巨星”なのか――初めのうちは理由がよくわかりませんが、話が進むに連れて徐々に納得させられます。すなわち、究極のフェミニストとも思えるこの男、女性を喜ばすツボを見事に押さえていて、ショウを観に来た観客はもちろん舞台に上がる女優たちまでをも完璧に魅了してしまうのです。多くの女性がジークフェルドの元にワラワラ集まってくる様子を観て、もう“巨星”以外に呼び方はないと確信しました。僕なぞ、ビデオ鑑賞中ことあるごとに「よっ、巨星!」「さすが巨星!!」「ヒューヒューだよ、巨星!」(謎)と思わず声を挙げてしまったほどです。さて、女性に圧倒的に支持されるこの“巨星”、ルーツは1889年のシカゴ博まで遡ります。彼は世界一の力持ちサンドウを擁して一儲けを企むのですが、きわどい衣装を身にまとった女性ダンサーのショウに比べると、人気は今ひとつ。そこでジークフェルドはアイデアをふり絞り、終いには反則スレスレ?の裏技でサンドウを女性たちの人気者にしてしまうのです。周囲の評価に安易に流されず、自分の信じる道を突き通してしまう熱意と、自分が雇い入れた芸人への入れ込みの強さが、彼を“巨星”へと押し上げたのでしょう。その生涯の中で多くのスターを輩出した“巨星”ですが、とくにサンドウへの思い入れは強かったようで、映画の後半に彼の名前が出てきたときには、僕はちょっぴり感動してしまいました。 なお蛇足ではありますが、映画に出てくる三大力持ち芸人として、僕はこのサンドウに加え、『道』のザンパノ、『アーノルド・シュワルツェネッガーのヘラクレス』のヘラクレスを推挙させていただきます。(ヘラクレスは芸人じゃないという説もあるけど……ネ 笑) 7点(2003-11-11 16:11:35)(良:1票)

38.  ウィンチェスター銃'73(1950) ジェームズ・スチュワートは『スミス都へ行く』『素晴らしき哉!人生』のような心温まる現代劇の主人公というイメージがありますが、本格西部劇でもなかなかいい味出してます。『リバティ・バランスを撃った男』では予想通りちょっと頼りない西部男でしたが、本作の役どころは珍しいことに、ちゃんとまぁまぁ強い男でした(笑)。いわく因縁のある名銃ウィンチェスターを巡って展開されるストーリーは、『運命の饗宴』や『黄色いロールスロイス』とちょっぴり似てる、と言えないこともないかな??? 6点(2003-11-10 03:02:57)

39.  必殺の一弾 主人公のジョージは銃の腕こそ超一流だが、実は人を撃ったことが一度もない、という設定。おかげで観てるこちらは最後までハラハラドキドキしっぱなしです。2基の墓標が立てられる冒頭のシーンが、この物語の結末を暗示してはいるのですが……。ラストにもう一ひねり加わって、数あまたある西部劇の中でも非常に後味のよい作品。主人公や彼を囲むさまざまな人々の心の葛藤をしっかり描いているので、人間ドラマとしても素晴らしい出来映えですぞ。 7点(2003-11-10 02:22:25)

40.  トパーズ(1969) 雰囲気は暗いしハラハラドキドキもないし、思わず身を乗り出してしまうような魅惑的なシーンも一つもない。僕はこれまで多くのヒッチコック映画を見てきたが、こんな体験はただの一度もなかった。少なくとも、僕が今までに観た“公称”ヒッチコック監督作品の中では、間違いなくワースト1であります。きっと体調を崩したヒッチコックに代わって、全然別の人(影武者)が監督したんだろうな。ってか、僕はそう信じたい。ってか、信じてます!!(愛)3点(2003-11-09 02:27:29)(笑:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS