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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 うん、どっかで見たことあるというか今まで何度も使われてきた御馴染みのプロット「鬼上司と戦い、頑張り、夢を見る普通の女の子」のお話。アンディの存在位置が曖昧な感じはあるけど女性観客には変身願望と共にひと時のファッション雑誌業界を仮想体験できる楽しい物語となっていると思います。メリル・ストリープは徹底的なワンマンやり手編集長を演じていてそのストレートさが気持ちいいですね。深みのある人物ではないけどさっぱりしてて(言動を)飾らない人柄が見事に表現されていて脱帽です。同僚は「実は良い人」でデキる人だらけなのに、アンディの友人や彼氏は器のチッコイ人ばかりなのはちょっと残念。これって作者の実体験を皮肉っているのかな?パリコレやN.Y.の街並みも堪能でき、各種スーパーブランドの作品や小物が出てくるのでこういうのが好きな人には飽きずに楽しめるでしょう。音楽・展開もスピーディーです。     余談。百貨店勤めしてたことありますけどミランダのような人、マジいます。怖いです。リアルすぎて。映画では笑ってみてられますけどリアルで関わるのは相当な体力が必要なので見ながら苦笑いでした(笑)。[映画館(字幕)] 7点(2006-12-23 00:15:48)(良:2票)

22.  父親たちの星条旗 《ネタバレ》 「戦車だ」→ドゴーン!!(゚д゚)ヒエエー! こういった場面がある辺り、スピルバーグの影が見え隠れしますな。あの星条旗が実は2つめで、さらにまだ戦闘中であったことは初めて知ったのですが、国債回収のためのプロパガンダに利用されたのは容易に想像できます。生死をかけて国家のためではなく友と自分を守るためそれだけに戦った若者たちが本国で英雄視され見世物になってしまう姿は監督の痛烈なメッセージであり、「友軍を見捨てない」で有名な米軍を真っ向から否定するところに本気が見えます。特殊効果を駆使した硫黄島の激戦シーンは釘付けになります。遠くないほんの少し過去にあった出来事だと思うと辛くなります。そして若者たちが政治に利用され、その後は(アイラは気の毒すぎる…)静かな人生を送っている描写にとくに戦争の残酷さを感じさせられました。3人がイベントで大群衆の前に登場するシーンに至っては、その当時のプロパガンダ批判精神がはっきり出ていて、「北朝鮮も米国も変わらないんだ」と言わんばかりの迫力に圧倒されました。続編『硫黄島からの手紙』がどのように総括し、この作品とリンクするのか今から楽しみです。しかしバリー・ペッパー、またあんたかい!しかも今回も爆死なんて(T_T)[映画館(字幕)] 7点(2006-11-19 22:48:31)

23.  M:i:III 《ネタバレ》 シリーズを重ねるごとにアクション色が増していき,この3作目でそれは頂点に達しました。序盤は風力発電所での派手なヘリチェイスで幕開けし,ヴァチカンでは1作目へのサービスシーンも入った潜入劇。橋での爆撃を経てクライマックスの上海ではイーサンが妻を護る為への個人戦へと,ワイドからミクロまで様々なシチュエーションのアクションが楽しめます。    トム・クルーズの体当たりアクションも良いですね。アクションスターではないのにスタントマンを多用しないところに気合いの入れようが感じられます。また随所に見られる高度なカメラワークとテンポの良いカット割りも飽きを感じさせない工夫があり,一級品の娯楽作と言えるでしょう。ビルからパラシュート降下中にビルの窓へ突っ込むシーンはまるでスピルバーグがやりそうな演出でおかしかったです。    疾走中のトムのヘン顔も健在だし楽しむことができました。欲を言えばフィリップ・シーモア・ホフマンにもう少し出番を作ってほしかったのと,奥さんに人殺しはしてほしくなかった・・・。人民服の溢れる上海もどうかと(笑)。ともあれよくできた娯楽大作だと思います。[映画館(字幕)] 7点(2006-08-14 14:41:03)(良:1票)

24.  夢駆ける馬ドリーマー 《ネタバレ》 本当に素直な映画だなって言うのが第一印象。あれもこれもと詰め込むことなく、とある調教師一家のお話にコンパクトにまとめたところはハリウッド映画らしくないけど、逆にそれが良質なファミリー映画になったと思います。    どうして大切な調教場の土地を売り貧しくなっていったのか、家庭不和の原因は…と、このへんはあまり語られませんが、最後はアメリカン・ドリームで終わるところが良いですね。    カート・ラッセルは今回も相変わらずの頑張りようで、この調教師役はとくに似合っています。一方でデヴィッド・モースが珍しく悪役なんですが、彼は根が良い人なんでしょう、ちょっと悪役になりきれていない感がありました。    ブリーダーズカップレースで興奮が最高潮になった瞬間に幕切れする編集はおもしろく、余韻に浸れます。    地味な映画ですが、家族揃って見るには最適な作品かと思います。美しいケンタッキーの牧場風景ともども、ほのぼのできる映画ですね。[映画館(字幕)] 7点(2006-05-31 20:39:58)

25.  SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》 個々の存在を尊重し、復讐や力では決して物事はうまくすすまない。そして、この映画は武術の極みは己に打ち勝つことだと示す。国際社会、ひいては現在の中国に対してもある意味で警鐘を鳴らす映画だと思います。それでいて説教臭くはない、武術映画としてもよくできています。    ユエン・ウーピンが手がけたアクションシーンは趣向に富んでいて大いに楽しめる。ワイヤーも使っていて“あり得ない”動きもあるものの、それほど気にならずに見ることができます。主人公の霍元甲を演じるリー・リンチェイはこの作品で様々な技を披露しており彼のファンなら大いに楽しめます。体術、刀術、三節棍、槍術などなど武術家としての能力の素晴らしさが印象的。演技も渾身のものでリンチェイの総決算と言っていいかもしれません。    助演では最後の最後までとことん良い人であり続ける霍元甲の幼馴染役の董勇の存在がこの作品を引き締めていますね。カンフー映画お約束の「周囲の家具を破壊しながらの闘い」も彼の自慢の店で行われて、思わずハラハラしてしまいます。一方の原田眞人は相変わらずの大根ぶり。中村獅童はいちばんの儲け役で、武士道精神を持った潔い日本人として描かれていて好印象ですが、ちょっと出番が少ない…。さらにいうなら前座の対決ももうちょっと見たかったです。かつての宿敵を殺めてしまった霍元甲必殺の突き、最後に繰り出されたこの技を田中安野が感じ取り自分の負けを認めるところは胸が熱くなります。    もっと高得点にしたいのですが、あまりにフォーカスの甘いロングショット、多用しすぎたスローモーション、大根原田と改悪された主題歌を考えて7点です。[映画館(字幕)] 7点(2006-04-14 22:17:46)(良:1票)

26.  エミリー・ローズ 《ネタバレ》 これはホラーなのか?ホラー×オカルト×法廷劇という新ジャンルの誕生?    いやはや、エミリーを演じたジェニファー・カーペンターの迫真演技が凄まじい。エクソシストや死霊のはらわたなどの過去の憑依系エッセンスをギュっと絞り込んだような豹変ぶりを見せます。正直、「輪廻」や「サイレン」なんかより断然怖いです。しかもこれが実話というからなおさら怖い!    悪魔祓いで投薬を中止したから彼女は死亡したとする検察側と、悪魔は実在して彼女の同意に元に儀式を行ったという被告側。手に汗握るような緊迫感はないものの、科学的根拠と超常現象のぶつかりあいの法廷シーンはよくできていると思います。実際に、何が本当で悪魔は実在するのか、聖痕はあり得るのかは当事者しか分からないことですし、謎は謎で良いと思います。その落ち着きとは正反対に、ときたま唸る音響効果と、エミリーの異常な姿勢(予告とかで話題になった)はショッキングで血圧上がります!ああ、今日から午前3時が怖い。[映画館(字幕)] 7点(2006-04-13 21:12:43)(良:1票)

27.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 《ネタバレ》 主演二人が歌に演奏にと、体当たりの演技を見せてくれただけでも大満足。実際の演奏ではなく、彼らが本当に“歌い上げた”新録の歌の数々は聴き応え十分です。「Ray」がそうであったように、クスリと女という呪縛を感じさせるストーリーになっています。美化するわけではなく淡々と描かれていくからこそ、彼らの生き様が静かに心に染み入ってきます。舞台以外の日常の姿と、周囲の人の掘り下げがもう少しあればさらなる良い作品になったと思えます。子どものころからラジオのなかで親しんできたジューンに、コンサート中の舞台で行う40回目のプロポーズ。彼らにとって一生の晴れ舞台となったことでしょうし、映画でも最大の盛場になっています。    それにしても液体金属T-1000はさすがに老けましたね…。[映画館(字幕)] 7点(2006-02-27 20:48:52)(笑:1票)

28.  ミュンヘン 《ネタバレ》 祖国を失う喪失感と、報復の連鎖という悲しい現実は日本人には実感しにくいものかもしれない。それだけに、この作品によって実際に起きた悲劇を間接的にも垣間見ることによって、パレスチナ問題の根深さをまざまざと見せ付けられたように思います。30年以上前の出来事だけど、現在のイラクの状況と照らし合わせると何も変わっていないことにかえって心が痛みました。    一人の父親が殺人鬼となっていき、最後には自分や家族の身を案じて疑心暗鬼に陥っていくさまは悲しい。立場は違えど、指名手配犯も同じような心境なんだろうなと感じます。人を殺すことを正当化し、推し進めることで人間性を失っていく様子が克明に描かれていて、国家間の争いと個人間の争いは規模は違えどかくも同じなんだと思い知らされました。    青みがかった粒子の粗い映像と、徹底的に作りこまれた当時の風景や美術がリアリティを出しています。一人一人の殺しのテクニックを丁寧に見せるあたりはスピルバーグ監督の密かな持ち味である「残忍性」が牙をむくように表れていて瞠目させられ、一人を殺めるごとに主人公らの心境がより危険に変化していく様子と、エスカレートしていく殺害方法がオーバーラップしていきます。時折、SRD-EXを活用したサラウンドが唸るあたりも監督らしいですね。印象的に登場する食事シーンも効果的に感じます。    ラスト、重要な建築物が3棟ほど登場しますが、寒空のニューヨークとその建築がこの映画の回答の無さを見事に表現していました。[映画館(字幕)] 7点(2006-02-20 10:28:49)

29.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 え?ヒロインにナオミ・ワッツ…?彼女がジェシカ・ラングのようにお色気攻撃をするのか!!??あの地味さで…などと心配していましたが、彼女の地味さが逆に時代背景の雰囲気にマッチしておりました。   あまりに有名な作品をあのPJがリメイクということで楽しみにしていたのですが、案の定バクハツしちゃってますね。「ROTR」ではえらく優等生ぶっていたPJ監督ですが、今回は莫大な制作費ももらって好き勝手やり放題、大暴走のハチャメチャ映画になっております。もう「ハムナプトラ」も顔負けの好き勝手CGてんこ盛りでお腹いっぱいになりますね。   こういう映画は突っ込んじゃいけません。素直に監督のオタクぶりと映画に対する「偏愛」を楽しむべきでしょう。髑髏島のオークそのまんまの原住民はホラー全開!徐々に盛り上げていきます。そして中盤の山場のコングVS恐竜戦は早すぎるカット割でもはや状況把握不能。勢いで突っ走りますが気づいたら17人もご臨終されてました(T_T)/~おそろしや。   全体的にリアルよりは雰囲気を重視した特撮映像は地味ですが、よくこれだけの長時間映画をデジタル処理したなって思います。それだけに、クオリティの劣る場面はとても目立ちます(笑)。もはやスタッフもやっつけ仕事だったのでしょうか。   クライマックスお約束、あのエンパイアステートビルで孤高の雄叫びをあげるシーンを見ると、「ああ、キングコングを見てるんだ」とようやく実感しました。   ドリスコルとよりも、もう少しアンがコングに話しかけるシーンがあったら良いなって思いましたが、充分に感情移入できるコングに仕上がっていると思います。セントラルパークで遊ぶ最後のひとときのコングに胸が熱くなりました。PJにはぜひ「GODZILLA」を製作していただきたいなって日本人として思います。偉大なるオタク監督PJに7点。減点したのはちょっと長すぎたのと、あまりにはっちゃけすぎたことに対してです(笑)。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-23 23:29:12)(笑:1票)

30.  マルコヴィッチの穴 何はともあれ、脚本の力が凄い。それだけに、演出が沈滞してしまっているのが何とも惜しい・・・。高速道路脇に落っこちてきたりする画はシュールなんだけど、いま一歩足りないものがあります。しかし、実験映画として見ればおもしろいんじゃないかな。チャーリー・シーンの禿げ頭なんて見られるもんじゃないですし、ブサイクなキャメロン・ディアス、爽やかさのないジョン・キューザックなどファンには胃が痛くなるキャラがゾロゾロと^^;   因果応報的なストーリーと性倒錯の世界が何ともこわいですね。   「マルコヴィッチの穴」なる邦題をつけた配給会社のセンスを鑑みて7点!!7点(2004-10-03 18:11:29)

31.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 ヒーローといえども苦悩はある。等身大ヒーローとしてのスパイダーマンを描ききった力量はさすがサム・ライミ監督。前作以上のVFX映像と、シネスコサイズを活かした画面作りも素敵です。   苦悩するヒーローを描いたのはとても興味深いのですが、その話を紡いでいくメンバーが主に叔母さんとMJだけというのはちょっときつかったでしょうか。ハリーの葛藤も描かれますが、2時間に渡る苦悩を描くには話題不足になったように思います。   スパイダーマンの素顔が、列車の乗客たちにバレるシーンは本当に感動しました。この映画は、消防士や警察官といった身近な英雄たちへの賛美歌のように感じます。ピーターの活躍は匿名でのものだけど、実際に危険を冒して勤務しているであろう彼らも個々の名前は普段分からないわけですから。そしてついにハリーにまで素顔が・・・。この先の展開にワクワクさせられてしまいます。   ドクター・オクトパスはまんま「ダークマン」を彷彿とさせます。精神を自らの発明に操られながらも、最後は良心を取り戻して自らを犠牲にする姿は、某大国の大統領にも見ていただきたいですね。   カメオ出演でまたスタン・リーとブルース・キャンベルが出てました(笑)。ブルースはどんどん中性脂肪が増えているようでなんだか悲しい・・・。そういえば病院でドック・オクの触手が暴れるシーンは昔のライミ作品の雰囲気が良く出てましたね。電ノコで切るシーンなんて見事にアノ映画です。   続編としては最大限によくできた映画だとは思うし、素顔のヒーローを讃える市民の顔も感動したのですが、青春ドラマとして重たくなりすぎたので7点を。個人的には前作の明るい雰囲気が好きです。   最後にエレベーターで帰宅するスパイダーマン、超キュートです。7点(2004-08-25 17:28:14)

32.  パーフェクト・ワールド 皮肉なタイトルですよね。でも、現実はタイトルとは違うよって言わんばかりの内容がかえって切ない。子ども心底からを愛せない親、親の信仰に従って生きる子、そして主人公。 子どもを誘拐するなんて行為は肯定はできないですが、その道中での二人の心の機微を見てると、人の心のどこかに「パーフェクト・ワールド」はあるのかなって気がしました。ドラマとしては物足りなさも残りますが、ロードムービーが少なくなった昨今では秀作だと思います。7点(2004-05-02 06:57:14)

33.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 よくここまで創るなあ・・・って圧倒されますね。撮影に関してもクレーンやヘリを惜しげもなく使い、CGIだけではなくミニチュアも駆使したVFXは素晴らしいです。あまりデジタル臭さも感じないし。今回はフロドが指輪の力に負けそうになるという点が前作との大きな相違点だと思いますが、いつも「ビックリおめめ」一辺倒のイライジャ・ウッドの演技には飽きてしまいました。また、フロド自身があそこまで指輪にとりつかれていくなら、常に聡明で賢明な行動をとる(崖からは落ちたけど)サムが持つべきだと突っ込みたくもなります。ということで、主人公に感情移入しにくかったのでこの評価です。3時間の長丁場を見せ切る演出力、映像と音響のパワーはド級のものがありますね。ゴラムの存在感は「SW」シリーズのヨーダに匹敵するものでしょう。同時進行型のドラマ展開にして、ラストに壮大なる戦闘を用意した物語も素敵でした。朝陽の中のガンダルフ登場シーンは、もろ源平一ノ谷合戦ですね(笑)。最後になりますが個人的には劇中に出てくるアルファベット表記の地図や、距離をマイルで表現するのはどうも気になります。7点(2003-05-11 20:33:09)

34.  マジェスティック(2001) こういう寓話的なお話は好きです。「赤狩り」など無縁の時代に私は生まれましたが、思想や言論の自由が統制されてしまうという恐怖が伝わってきました。現在の日本も徐々にそんな道へと向かっているようで不安にもなりました。主人公の「自分を信じる」、そして「自分を見つけ出す」という確固たる意思に自分自身が勇気づけられました。マーチン・ランドー、ジム・キャリーの名演が光る!余談ながら映画館マジェスティックのネオンサインも良かったですが、ちらっと出てくる食堂のネオンサインの美しさにシビれました。7点(2002-07-02 06:26:14)

35.  モンスターズ・インク モンスターの日常をファンタジックに描いたアイデアに脱帽。大人と子供とでは全く違う印象を受けると思われる作品だが、共通するのは「ふれあうこと」の大切さ。扉の向こうの不思議な世界に酔いしれました。7点(2002-03-21 02:15:14)

36.  2012(2009) 《ネタバレ》 見ろ!人がゴミのようだぁ!!と大佐が大喜びされそうな大スペクタクル映画。これだけの映像を用意すれば脚本なんてどうでもいいです。そもそもエメリッヒ監督に人間ドラマなど求めちゃいません。けど劇場内は結構泣いている人がいたっけ。さて、これまで宇宙人襲来やらマンモス大暴れやらで地球を壊し続けてきたエメリッヒ監督が満を持して投入してきた史上最大の地球破壊映画。こんな大スケールかつエグいディザスター場面を見せられては今後は災害パニック映画は作りにくくなっちゃいますね。映像と音響で満腹になったので細かなことは言いたくありませんが、チベットの描写が滅茶苦茶すぎて失笑でした。チベット人を中国人が演じていたり、お婆ちゃんが鶏を屠殺するなどチベットに対するリサーチが足りなさすぎ。せっかく唯物現代文明とチベット仏教という対照的なモチーフを用意したにも関わらず残念です。チベット寺院になぜ日本の梵鐘があるのかと小一時間…。まあエメリッヒは「いいじゃん楽しければ」とか言いそうでもうあきらめてます。そんなエメリッヒ映画が好きです。Good(ロシア訛りでネ)![映画館(字幕)] 6点(2009-12-11 02:19:51)(良:1票)

37.  ワールド・トレード・センター 《ネタバレ》 オリバー・ストーンをもってしても、この9.11がアメリカにとってどれだけデリケートで慎重な扱いを要するテーマかということを実感させられた作品です。政治的背景も現場の状況もそのほとんどを排除し、実在する3名の港湾警察官の運命と残された家族の姿を淡々と描いていきます。それゆえ、派手なアクションなど微塵もなくそういったスペクタクル映像を期待する向きには本当につまらない映画かもしれません。そしてそれは同時にあの日、私たちがテレビに釘付けになったWTC崩壊という信じられないような報道映像がどれだけ凄まじかったかを物語っているといっても良いでしょう。    穏やかな日常がテロによって覆される、身近な家族のことをただただ想い続ける…そういったマクロな視点であの日起きたことを紡ぎだしていきます。ただただ生き埋めになった3人と安否を気遣う家族の姿を重ねながら。    その単調さ、工夫のなささゆえに「つまらない」と思う方が多いのも当然です。決して「おもしろい映画」ではないでしょう。しかし、実際にあのワールド・トレード・センターに訪れたことある私にとっては胸の痛む映画ではありました。『ユナイテッド93』と一緒に見ると、考えさせられるものがあります。    4K Pure Cinema映写で観ましたが、まだまだフィルムには及びませんね。[映画館(字幕)] 6点(2006-10-21 03:15:03)

38.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 カート・ラッセルが元消防士という設定にワクワクしたんですが…全然生きてなかったですね(笑)。    さてさて、映像のスペクタクルシーンの迫力は二重丸でしょう。大スクリーンと最新のデジタル音響を満喫するだけの非常に高度な映像・音響処理が行われています。一部で4K上映とIMAX上映があったようですがこちらだとさらに良いでしょうね。    豪華客船ポセイドン号の転覆と、その脱出劇のみに的を絞った演出もこれでアリでしょう。どうあがいてもあのオリジナルには人間ドラマで勝てる見込みはないと思うので。容易に感情移入できない登場人物も、「ディープ・ブルー」のように次の犠牲者が予測できない面白みがないのも、バラストタンクの中を流されて脱出していく荒唐無稽さもペーターゼン監督だからと割り切って見られました。    転覆シーンでは派手に人間や什器が転がってますが、人は死んでないのでしょうか…。そのへんが心配になるくらい役者が災難にあってましたね…。頑張りに感謝感謝です。水中移動も妙に現実味があって(水中で視界があるのはおかしいですけど)、一緒に息を止めた気分で観ると苦しさまで伝わってくるようでした。    単品としてみればOKですが、やはり「ポセイドン」の名を語る以上は6点でやめておきたいと思います。それにしてもリチャード・ドレイファスはよく出演したなあ。できるならバーホーベン監督にもリメイクしていただきたい![映画館(字幕)] 6点(2006-07-11 22:31:08)

39.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 子どもが見るには(上映時間が長いけど)楽しめるんじゃないでしょうか。ただ、疎開してるのに戦争に参加したり、子どもが人を殺めていく描写など倫理的にはちょっとキツイ展開が多いです。キャラクターがみんな恐ろしく薄いのですが、そのなかで一際存在感をしめすWHITE WITCH役のティルダ・スウィントンの頑張りに6点を。[映画館(字幕)] 6点(2006-04-17 22:03:38)

40.  フライトプラン 《ネタバレ》 空調なんて存在しない機首内部でジュリアが生存している、これですでにあり得ないお話。みなさんのおっしゃるように穴の多い脚本ではありますね。それでもジョディ・フォスターというスターのなせるわざか、そこそこ見られる映画にはなっています。でも…あんな乗客が本当にいたら嫌だなあ…。いくら子供が行方不明とはいえ、あれだけ騒ぎ立ててはいかんでしょう。     ハッピーエンドで終わるけど、見事に損壊した航空機や窓ガラスを破った車など、航空会社側は損害賠償請求するべきです!実在のエアラインからクレームがないのか心配になるパニックぶりでした。タイトルは「フライトプラン」よりも「パニックプラン」のほうがいいかも。ボーイング社の機嫌を伺うような機種名に6点。[映画館(字幕)] 6点(2006-02-15 22:56:18)(良:1票)

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