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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. π(パイ) フィボナッチ数列ごときで世界の全てを解き明かすなんて大法螺は、インチキ宗教でも言いません。3点(2004-02-25 16:04:43) 22. ケンタッキー・フライド・ムービー 日本人の笑いのセンスとはちょっとずれてますね。ああいう馬鹿なことをする人は大好きですが、自分のツボとは違いました。2点(2004-02-25 16:02:20) 23. 駅馬車(1939) 戦闘シーンの撮影はどれくらいの方が怪我されたんでしょうか?あれほど危険なスタントをして無事だとは思えません。これだけのものはもう二度と撮れないんでしょうね。7点(2004-02-25 15:57:56) 24. エド・ウッド 演技にしても映像にしても、何から何までディズニー映画みたいでした。巧いといえば巧いんですが、対象年齢はかなり低いんじゃないでしょうか。4点(2004-02-25 15:47:44) 25. 散り行く花 守ってあげたい女性NO.1 リリアン・ギッシュ。彼女なくしてこの作品は成り立ちません。9点(2004-02-19 09:24:05)(良:2票) 26. 犬の生活 《ネタバレ》 「わずかなパンとささやかな勇気と大きな愛」チャップリン生涯のテーマが作品に顔を出し始めた最初の作品といわれています。また「チャップリンスタジオ」での最初の作品でもあります。チャップリン扮するいつもの放浪紳士が、他の犬にいじめられていた一匹の野良犬を助け出してともに行動し、いじめられていた酒場の店主に横暴な扱いをされる歌手(エドナ・パーヴィアンス)を救うために奮闘するというお話です。途中、酒場でのパントマイムが見事なのはまったく至芸ですが、最後のシーン、郊外の小屋でゆりかごを見つめる二人の笑顔がいつまでも心に残ります。8点(2004-02-16 19:19:40)(良:1票) 27. 非情の罠 これが商業映画デビュー作、27歳時の作品だなんてにわかに信じがたいです。構成力がとんでもなく洗練されています。一時間強の作品にサスペンス、ロマンス、アクション、ミステリーの要素が絶妙に配置されており、登場人物には語るべき部分は語らせ、それ以外のときはカメラが雄弁にそしてシャープに語ります。老獪ですね。7点(2004-02-16 16:35:31) 28. 突撃(1957) 結末はキューブリックらしいです。1957年ですからニューシネマの10年前ですよね。アメリカ人はけっこうビックリしたんじゃないでしょうか。しかしこの人の冷たい撮り方は徹底してますね。これでは観客はカーク・ダグラスにすら感情移入するのをためらいます。6点(2004-02-16 16:28:16) 29. ミスティック・リバー 名作。数年に一本というレベルの作品です。100年後、『世界名作劇場』とかなんとかで放映されるんでしょう。イーストウッドが人物を撮ることに全てを賭けただけあって、役者陣は皆監督の期待に応える演技をしています。ピントを役者の顔だけに合わせた背景無効の撮り方は、単純にスター俳優のアップに頼っているだけの他の凡百のハリウッド作品とは全く別物。ベランダ、階段、ドアなどの映画的空間要素の使い方は非常にうまいです。ティム・ロビンスやショーン・ペンが暗闇からぬっと顔を表すシーンもありがちな手法とはいえ、効果的。また、アメリカ国旗や十字架が画面の端などに何度も姿を見せるのはイーストウッドらしい。アメリカ映画的アメリカ映画の最高峰の一つだと思います。9点(2004-02-16 16:23:14) 30. ブルース・ブラザース お金はけっこうかけているみたいだし、キャストは超豪華。でも作りがB級なのはこの監督ゆえかな。僕は『ケンタッキー・フライド・ムービー』では全く笑えなかった口なのですが、この映画は何度も爆笑させてもらいました。また音楽はもちろん最高だし、ベルーシとエイクロイドのかっこ良さもこの上ない。見終わった爽快感も『ショー・シャンク』より上でした。僕はどちらかというとダン・エイクロイド派です。この映画はジョン・ランディスでもジョン・ベルーシでもなく、ダン・エイクロイドの作品だと思ってます。クールで熱い最高の娯楽映画です。8点(2004-02-15 23:27:36) 31. アニー・ホール 次にくるシーンが全く予期できませんでした。切り替えが唐突なので、本質的にずっと同じことを繰り返しているだけなのに各シーンがとても新鮮です。それがこんな地味な話を90分持たせてしまった味噌でしょう。いろんな映像手法を使ってますけど、一番面白く感じたのはアレンと精神科医の会話、ダイアンキートンと誰かの会話を分割したマルチスクリーンです。二つの受け答えがシンクロしていて、よくできているなあと感心しました。それにしてもアレンはとんでもない皮肉屋ですね。無教養な人間を皮肉り、インテリを皮肉り、そして自分自身までも皮肉ってます。結局人間なんてみんなちっぽけな存在なんだ、ということでしょうか。最初のほうで少年が言っていた「どうせ宇宙は膨張して終わるんだから」というのは意外に本心なのかもしれませんね。決して面白いとは思いませんでしたが、アレンにしか作れないであろうオリジナリティーは素晴らしいです。7点(2004-02-15 23:03:30)(良:1票) 32. 三つ数えろ この映画は人物の出し入れのうまさだけ見ていればいい。7点(2004-02-13 13:46:17) 33. キートンのセブン・チャンス 「結婚してください」と書いた紙切れを2階の女性の足元に放り投げて、その後破かれた紙切れがパラパラ降ってくるシーンは爆笑。チャップリンが舞台的な笑いなのに対して、キートンは映画的笑い。映画的空間、映画的時間に沿って繰り広げられるスラップスティックコメディはこのうえなく映画的。7時まであと30分しかないと慌てて外に飛び出し、何百人もの女性に街中を追い掛け回されクレーンで脱出したり、山の上から転がってくる岩をよけ続けたりしながら教会へ急ぐ一連のシークエンスはまさしく映画らしい映画。9点(2004-02-13 13:04:57)(良:2票) 34. イレイザーヘッド 映像的に面白かったのはパペットアニメーションの部分だけだなあ。この監督は単に奇形が好きなだけでしょ。踊り子の不思議な魅力だけが際立つ作品。4点(2004-02-13 12:48:52) 35. チャップリンの殺人狂時代 いわゆる“チャップリン映画”を期待して見たので連続殺人鬼という設定に戸惑いを覚えた。これはチャップリンが撮るべき映画ではなかった。オーソン・ウェルズなら歴史的名作に仕立てただろうが。3点(2004-02-13 12:35:29) 36. チャップリンの独裁者 床屋でのブラームス髭剃りに尽きるでしょう。このあたりからチャップリンは映画作家というよりは思想家に近くなっていく。ラストシーンは評価に加えず。7点(2004-02-13 12:28:27) 37. モダン・タイムス あくまでもマイムにこだわるチャップリンの誇り。「ティティーナ」を歌うシーンには鳥肌が立った。ポーレット・ゴダードはチャップリン映画のヒロインでは一番好き。8点(2004-02-13 12:22:29)(良:2票) 38. 街の灯(1931) チャップリンが初めて音楽も手がけた作品。実はチェロの名手らしい。あの大富豪は珍しくチャップリンが食われるんじゃないかというくらいの名キャラ。 以下はパンフレットからの引用。 『街の灯』製作中の1928年8月28日、チャップリンの母ハンナが、カリフォルニア・グレンデール病院で息を引き取った。チャップリンは母ハンナのことを「世界一のパントマイム芸人」と呼び、心から愛していた。ロサンゼルスにあるハンナの墓には一言「母」とだけ書かれている。8点(2004-02-13 12:16:12) 39. 偽牧師 『殺人狂時代』でもそうだけど、チャップリンは犯罪者という設定でも良い人にしか見えない。最後のシーンで保安官の粋なはからいに気づかない鈍感なチャップリンには思わず「馬鹿だなあ、こいつ」と微笑んでしまいました。6点(2004-02-13 12:07:51) 40. チャップリンの給料日 チャップリンのマイム芸が最も堪能できる作品。レンガ積みシーンは、『黄金狂時代』のパンのダンスシーン、『モダンタイムス』のナット締めシーンと並んでチャップリン映画史に残る珠玉のマイムでしょう。バスから落ちてしまうシーンはベタだけど笑える。7点(2004-02-13 12:03:17)(良:1票)
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