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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. インデペンデンス・デイ エイリアンがじつはタイムマシーンに乗ってやってきた未来のアメリカ人だったら面白いのに。まあ、こんな哲学的(?)なテーマはいまのアメリカ人には無理じゃとて。5点(2004-01-20 22:10:26)(良:1票) 22. 殺したい女 一度観たら脳裏に焼きつくベット・ミドラーの快演ならぬ怪演。ストリーも面白おかしく難点がない。アメリカ人って劇場でも感情をあらわに表現するから、この作品がアメリカで公開されたときは、映画館はさも笑い渦巻く空間と化したことであろう。よいな、よいな。久しぶりに観てみたいと心から思う作品だ。9点(2004-01-20 21:55:59) 23. タクシードライバー(1976) ええっと、、、作品そのものは大好きなのですが、他方、評することは難しいです。うまく統合できないんですよ。愚鈍なわたしのオツムでは。で、むしろ現在のアメリカ人がこの作品をどう捉えているのかが気になりますね。トラビスの狂った行動が彼らの目にどう映るのでしょうか。ベトナム戦争の傷跡って、どこやらの最近ドンパチやった戦争のその後を予想させたりして。「少女」を救い出したことで、感謝のお手紙をもらったりして。最近とみに安全になったというニューヨーク。嗚呼、トラビスは何処へ行かん?!8点(2004-01-19 20:58:07) 24. タイタニック(1997) やたら人が転がります。コロコロコロコロ。。。わたしの期待度も満足度も同じようにコロコロと、そしてズズズズーっと落ちていきました。映画館で観終わったあとに「金返せーっ!」って叫び出しそうになった唯一の作品です。巨大な効果音でごまかされるのも不快です。極限状況にしては、人間描写も薄っぺらです。「なんかデカイもん見たあ」というだけの印象です。もっとも、恋愛映画としては平均的な域に達しているので、4点献上いたしましょう。4点(2004-01-17 15:23:48)(笑:1票) (良:1票) 25. ブレイブハート マッチョな現代西洋男のロマンをたんに中世に投影しただけの作品です。なんぼなんでも中世という時代をバカにしすぎです。オーストラリア人(だったと思う)が、アメリカ資本にのっかってつくった自己満足の域を出ず。マッドマックスのほうがまだマシ。3点(2004-01-17 15:12:10) 26. ブレードランナー 衝撃を受けた作品でした。それまでどちらかといえばソ連―哲学系のSFを好んでいましたが(基本的にいまでもそうですが)、それとはまったく異次元に思えて。ともかく夜のシーンばかりが記憶にあります。昼間の場面ってあったのかなあ。しかしなんといっても「夢」ですからね。夜で当然なのかもしれません。人類はもっと「夜型」に一度はなりきるべきだと思っています。某大統領のおかげで、またまた能天気な昼型人間になってしまったようです。夜への志向。この作品はその確信を新たなものにしてくれます。8点(2004-01-17 15:02:58) 27. ドクトル・ジバゴ(1965) 改築前の下高井戸の映画館で観た記憶があります。リーンの作品は映画館の大きなスクリーンで観るべきだと言われますが、その通り。最後のほうで登場したスターリンの強大な肖像画が、時代を強さと歪みを物語っていました。わたしとしては、この作品こそ現代のロシア人がリメイクするべきだと思っています。パステルナークの数奇な人生はもちろんのこと、ソ連時代を振返る手がかりとしても最適のものだと思います。もっとも、いまのロシアの人々にそれだけの力があるのかどうか。。。8点(2004-01-16 17:48:16)(良:1票)
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