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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 公開が関東では1館のみだった頃、とても話題になっていたが混雑のため見れずにいた。そのうちに地元の映画館でも公開が決まり、公開初日の初回を見に行った。アメリカがなぜ銃社会になったのかサウスパーク風のアニメーションで解説されるが、それがとてもわかりやすく納得できるものだった。また、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」に乗せて流れた、アメリカが行った統一性のない武器・資金援助が巡り巡って自分に降りかかる、という一連の事実を示したシーンがとても皮肉めいていて強烈に印象に残った。さらにエンディングでジョーイ・ラモーンがカバーした「この素晴らしき世界」を使うというのも心憎い演出。映画館でドキュメンタリーを見たのはこれが初めてだったが、頭を揺さぶられるくらいの衝撃だった。[映画館(字幕)] 9点(2010-01-11 02:30:19)

22.  シッコ 《ネタバレ》 ボウリング・フォー・コロンバイン、華氏911とムーア監督の作品を見てきて、これが3作目。3作の中で最高傑作といえる。アメリカの保険制度の今がよくわかる。ひどいもんだ。日本はすぐアメリカのまねをしたがるが、これだけはまねしないことを切に願う。 監督はアメリカの仮想敵国であるキューバに患者を連れて視察、患者にキューバの医療を受けさせる。もちろんタダだ。患者たちは感謝しつつもアメリカとの違いに愕然とする。社会主義国家は民主主義国家に比べ何もかも劣っていると教育されてきただろうアメリカ人にとってこのシーンは相当ショックだろう。私はこの現実に涙を止めることが出来なかった。パンフレットにも「鼻っぱしの強いアメリカの批評家やジャーナリストの多くが、映画の最中に泣いたことを認めた。」との一文が掲載されていた。そうだろう、そうだろう。 監督の作品はドキュメンタリーという手法をとっているが、監督の主張が最も効果的に表現できるよう演出・編集がなされているという批判が一方ではある。それは事実だろう。劇中で紹介された良い医療制度の国にも医療問題はある。その辺りはあえて触れられていない。でもそれはこの映画にとっては大した問題ではない。もっと重要なことは「演出がなされているとはいえ、そこに映し出されている映像自体は全くの真実」ということなのだ。 パンフレットにはまた、デーブ・スペクターのコメントが載っていた。「確かにムーアの指摘通り、アメリカの医療保険制度には問題があってHMOはサイアクの状態だけど、アメリカの医療技術や製薬技術はナンバーワンなんですよ。映画ではフランスやキューバの医療が天国みたいに描かれているけど、ヨーロッパでも中東でも世界中のお金持ちはみんなアメリカで手術を受けたがるんです。きっとオサマ・ビンラディンだって、可能ならばアメリカで手術を受けたいと思うはずですよ。」確かにそうだろうが「お金持ちは」でしょ?ムーア監督が言いたいことはそういうことではない。医療技術や製薬技術が高いことと医療保険制度に問題があることとは別物だ。 繰り返しになるが、すごいドキュメンタリーだ(あえてドキュメンタリーと呼ばせてもらう)。 [映画館(字幕)] 9点(2010-01-11 02:08:41)(良:1票) 《改行有》

23.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 公開当時のキャッチコピーはこうでした。 「スピルバーグがまたやった!!アメリカで”フューチャー現象”爆発!サマーシーズンレコード樹立大ヒット!」 当時はスピルバーグという名前が持つ宣伝効果が絶大だったのです(スピルバーグは製作総指揮)。 ゼメキス監督ちょっとかわいそう。 2011年にリバイバル上映を見ました!テレビやDVDで何度も見て内容は全部覚えているのに最後まで全く飽きることなく見ることができました。キャスト、脚本、BGM全部が最高で、やはり名作だと再確認しました。全く手直しするところがありません。一部のSFX合成がバレバレ(例えば1985年に戻るときのタイムスリップでのデロリアンのタイヤ跡の炎)なのは時代が時代だけにしょうがないですね。[映画館(字幕)] 9点(2008-06-09 23:45:25)(笑:1票) 《改行有》

24.  ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 《ネタバレ》 この映画の公開前はトムがバイクごと崖からジャンプする映像が頻繁に流れた。2作前のローグ・ネイションではトムが離陸しようとする軍用機にしがみつくスタントが公開前に頻繁に流れた。その場面はローグ・ネイションではオープニングシークエンスで使われたので、今回もバイクのシーンもオープニングで流れるのだろうと思って見たらクライマックス前の結構大事な場面だった。それを予告編のように流してしまうとは太っ腹というか何と言うか(笑)。パート2ではもっとスゴい場面があるからいいんだぜ、という余裕だと思いたい。 このデッドレコニングにもその前に見たインディ・ジョーンズにも走行する列車の上での格闘があったのだが、本作のほうがアクションは上かな。まあハリソン・フォードはもう80歳超えてるから激しいアクションは難しかったんだろう。それにひきかえトムは61歳とは思えない動きをする。本作でもミッション:インポッシブルシリーズ恒例の「全速力で走るイーサン」が見られるのだがその走りはずっと変わっておらず、素直にスゴいと思った。 シリーズ初の前後編ということでパート2もますます楽しみ。 余談:日本語字幕は戸田奈津子氏だった。引退したんじゃなかったっけ?まあトム・クルーズ映画には戸田奈津子字幕がセットみたいなものなのでそれを確認するのも風物詩みたいなものか。[映画館(字幕)] 8点(2023-07-21 18:51:20)(良:1票) 《改行有》

25.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 午前十時の映画祭にて劇場鑑賞。かなり前にテレビで見た記憶はあるが細かい展開は忘れてしまっていたので新鮮な気持ちで見ることができた。スピルバーグが28歳の時の作品。20代でこれだけの作品を作れる監督はそうはいないだろう。動物パニックものの傑作といっていい。ホオジロザメはアニマトロニクス(ロボット)だがそれほど違和感はない。ホオジロザメが人間を襲うのは事実だが、そのイメージを決定づけたのはこの映画といっていいだろう。また、特筆すべきはジョン・ウイリアムズ作曲のテーマ曲だ。たった2音でサメの恐ろしさを表現したあの有名なフレーズがなければこの映画の凄さは半減するといっても過言ではないだろう。ただ、個人的にはジョン・ウイリアムスの最高傑作はスーパーマンだと確信しているけどね。[映画館(字幕)] 8点(2019-04-25 14:31:14)

26.  ミッション:インポッシブル/フォールアウト 本サイトでの採点基準に則れば8点なんだけど、実際は7点と8点の間という感じ。いや、今公開している数多の映画の中ではとても面白い部類なんですよ?でもミッション・インポッシブルシリーズでみると、こんなもんでしょうという点数ですね。トムの体を張ったスタントは素晴らしいし、最後はハラハラドキドキして画面に集中できました。でもなんかストーリー、もうちょっと練ることができたのでは?という気がします。いつの間にかトムもジャッキー・チェンに並び称されるアクションスターになりましたね。[映画館(字幕)] 8点(2018-08-19 19:37:02)

27.  トレイン・ミッション 《ネタバレ》 リーアム・ニーソンを意識するようになったのは96時間シリーズを知ってからです。つまり私は中年アクション俳優としてのリーアム・ニーソン(の作品)が好きなようです。あとになってシンドラーのリストやスターウォーズEP1等にも出ていたことを知りました(どちらも劇場で見たのに)。シンドラーのリストのような崇高なテーマの作品に出た人が、96時間シリーズや今作のようなB級ジャンルの映画に主演してくれることが単純にうれしいです(断っておきますがアクション映画はえてして映画全体の中ではB級に分類されがちと言っているだけで、決してこの映画がB級と言っているワケではありません。でもTHE COMMUTER<通勤者>という原題に比べるとトレイン・ミッションという邦題からはB級臭しかしませんが)。電車内で何か起こるたびに即座にリーアムを誘い込んだ黒幕の女から電話が入るのが、いくら仲間が監視している(?)からといって無理がある気がしないでもないですが、最後まで飽きさせない演出はいいと思います。だけどちょっと不満なのは黒幕の女の正体が最後まであやふやだったことと、その女が奪おうとしていた「証拠」が結局何だったのかわからなかったこと。でも今作も私好みのとても面白い作品でした。あと、エンドクレジットの見せ方も凝っていて良かったです。[映画館(字幕)] 8点(2018-04-03 01:48:35)

28.  メッセージ 《ネタバレ》 なかなか深みのあるSF映画です。異星人とのコンタクトが(表面上の)テーマのSFですが、インディペンデンス・デイのようなエイリアンとのドンパチは全くありません。言語学者の主人公がエイリアンとの交流役になり、彼らの言語を解明してゆく過程がストーリーのメインとなります。主人公は時々娘との思い出をフラッシュバックするのですが、その都度エイリアンの言語解明に繋がる場面が思い出されます。勘のいい人は娘との「過去の」思い出に現在の問題を解決するキーワードがことごとく出てくることを不思議に思うでしょう。実はそれが主人公がエイリアンとの交流で手に入れる「あるもの」と繋がってくるのですが・・・。とても良い映画だと感じました。2回見ると2回目は初回と全く違った感想を持つでしょう。個人的に不満点を挙げるならば、テーマが分散されていてちょっとわかりにくいかな、という印象を受けました。異種生命との交流がテーマなのか、家族のあり方みたいなものがテーマなのか・・・再度見ると自分にももっとわかってくるのかもしれませんが。最後に、エイリアンの声とも宇宙船が発する音とも似ている環境音のようなBGMが素晴らしいです。[映画館(字幕)] 8点(2017-05-21 20:58:07)(良:1票)

29.  LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 《ネタバレ》 良い映画でした。実話を元にしていることをある意味売りにしているので結末がわかった状態で鑑賞するわけですが、そんなこと(結末がわかっていること)を忘れるくらいぐいぐい物語に引き込まれます。主人公が迷子になった5歳当時の記憶なんておぼろげなものだろうによく実家の場所を突き止められたものです。主人公はついに生き別れた家族と対面するのですが、やはり感動しますね。タイトルの「ライオン」ですが、内容にあまり関係ないと言えなくもないです。[映画館(字幕)] 8点(2017-04-09 20:41:14)

30.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 これぞ怪獣映画! 着ぐるみで撮影していた昔と違い映像が素晴らしいので違和感なく楽しめます。特にコングが天敵と対決するところのカタルシスといったらもう! 映画・アニメ・ゲームに造詣が深い監督のようで、いろんな作品からの引用やオマージュが散りばめられているらしいのですが、そんなことに気がつかなくても全然OKです。 巨大生物が出てくるということでシン・ゴジラと比較する向きもあろうかと思いますが、比較対象になりません。こちらは「怪獣映画」で、あちらは「有事における政治シミュレーション映画」ですから。ちなみにシン・ゴジラがだめといっているわけではありません。ジャンルが違うと言いたいだけで、シン・ゴジラも傑作です。あしからず。 原題の副題である"SKULL ISLAND"を「髑髏島の巨神」という怪獣映画っぽい邦題にしたのもグー。 ちなみにヘリが落とす観測機器(という体を成した爆弾)のサイズミックというのは地震という意味です。現実には、海底などで強制的に振動を起こして地中を伝わる振動波を離れた場所で観測することで、その地層がどんな組成をしているか観測する技術です。[映画館(字幕)] 8点(2017-03-28 18:45:14)《改行有》

31.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) リバイバル上映にて劇場で鑑賞。やはり名作は映画館で見たほうがより面白くなりますね。さて、元祖災害パニック映画の本作ですが、先に同ジャンルの双璧ともいえるタワーリング・インフェルノを見ていたせいか、アクション面においてやや物足りなさを感じました。でも人間ドラマの面ではこちらの方が濃密ですね。一つだけ文句を付けるなら、船全体の構造が全く示されないので、主人公達はいったいどのくらいの距離・高さを避難するのか全くわからないということです。そのシーンがあればもっと面白くなったと思います。[映画館(字幕)] 8点(2016-09-02 15:49:24)

32.  ザ・ブリザード 《ネタバレ》 冒頭でまず「実話に基づいている」と字幕が。これが後々効いてきます。大時化のなか真っ二つに割れたタンカーの船員を救助する沿岸警備隊の話ですが、この大波ではいくら何でもその小型救難艇では航行できないだろという描写が出てきますが、冒頭で実話に基づくと出てるため、ああ実際このくらいのすごい大時化でも大丈夫だったんだなと納得できるのです。一方、実話に基づく話であるが故に大幅に脚色できないというジレンマも発生するわけですが、この映画は『アポロ13』のように結論は見えていてそこに至る過程を体験する(楽しむ)映画であるので、逆にストーリーを追うことに集中できます。そのため素直に感動することができ、見終わった後いい映画を見たという気分になりました。映画を見て面白かったと感じることは多々あっても、いい映画と思えることはなかなかありません。エンドクレジットに役者が演じた人物とその人物の実際の写真が並べて出てくる演出もベタといえばベタですがとてもクるものがありました。 でもすべて手放しでは褒められない点も。まず、救難艇に乗る人数について。救難艇は定員が12名で限界まで乗っても22名までとセリフで説明されていたのに実際は32人もの人が救助されました。それに元から乗っていた警備隊員4人を含めると36人も乗ったことになります。でも沈みませんでした。どうやって解決したのか全く説明なく終わっていまいました。また、次に邦題について。『ザ・ブリザード』なんてB級災害パニック映画のような安っぽい邦題をつけないでもらいたかったです。原題は"THE FINEST HOURS"、直訳すると「最良の時間」となるわけですが、タンカーの船員が船をわざと浅瀬に座礁させて浸水を遅らせ時間を稼いでいるときに「この間に救助を待とう」というセリフがあるのですが、字幕では救助となっていたところがセリフではrescueではなくthe finest hoursと言っていました。つまりfinest hourとは救助のことだけではなく、そこに込められた希望のようなものも含まれている言葉なのです。これはこの映画のキモといえる部分だと思うので、それを生かしてほしかったです。あと最後に、何度も言っているのですが3Dだとメガネのせいで画面が暗くなるので2D版より明るくしてほしいです。制作側はそこのところを全く気にしないのでしょうか。不思議です。[映画館(字幕)] 8点(2016-02-27 19:24:18)(良:1票) 《改行有》

33.  キンダガートン・コップ 劇場公開時に見たと記憶しています。最近TV放映されていたのでそれも見ました。ツインズとともに、シュワちゃんのコメディ路線の作品としては最高傑作だと思います。警察の潜入捜査の一環とはいえ、資格のないズブの素人に小学校の先生をさせるところがアメリカの懐の深さを感じます。ちなみに原題はkindergarten(幼稚園)なのに、校舎にはelementary school(小学校)の文字が。どっちが正しいんでしょうね?また、kindergartenはこの映画では「キンダガートン」なんですね。「キンダーガートン」だとずっと思ってました。[映画館(字幕)] 8点(2016-02-11 14:06:37)

34.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 アポロ13、ゼロ・グラビティ、冒険野郎マクガイバー(1stシーズン)をミックスしたような作品。素直に面白いと感じた。リドリー・スコット監督というとエイリアンやブレードランナーに代表されるような、画面が暗く重い雰囲気の作品が多いなか、主人公のポジティブさも相まって軽快な印象を受ける。船長の趣味という位置付けの往年のディスコソングも軽快な印象づけに大いに寄与している。いいチョイスだ。また、NASA全面協力ということもあって、将来有人火星探査が始まるとすればこうなるだろうなという要素が多分にある(ただ、NASAは劇中のようなカッコイイ船外活動服はデザインできないだろうけど)。そこにはSF映画っぽい非現実的な未来感はなく、現実感すらある。 あと、邦題の「オデッセイ」ははたしてどうかなと思う。内容とマッチしているしダメではないのだが、原題のMartianをもっと尊重してほしかった気もする。Martianは火星人という意味でそのままだとB級映画臭しかしないが、原作小説の邦題である「火星の人」を採用するという手もあったと思う。[映画館(字幕)] 8点(2016-02-07 20:20:17)《改行有》

35.  白鯨との闘い 《ネタバレ》 ロン・ハワード監督の作品が好きだ。初期のスプラッシュからコクーン、バックドラフト、アポロ13、身代金、ラッシュに至るまで今まで見た作品はかなりの確率で好きな作品となっている。この作品もロン・ハワード監督作品という先入観を除いて見てみたが、とてもいい作品だと思った。試合巧者のロン・ハワードらしく、ハズレなくまとめているがそれでいて「手堅くまとめた感」を感じさせず、感動の作品に仕上げていると思った。海中を泳ぐ鯨のシーンは本当にリアルで、実写と思えるほど。その反面、船上で人物がアップになるシーンはライティング(太陽光の描写)のせいか、「いかにもセットで撮りました感」が見えてしまっているのが残念。あと、邦題の「白鯨との闘い」について。嘘は言っていないがこの映画が本当に表したいことは白鯨との闘いじゃないことは、見た方ならすぐにわかる。なので、原題の「IN THE HEART OF THE SEA」をもっと生かした邦題にして欲しかった。[映画館(字幕)] 8点(2016-01-16 17:30:20)

36.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 アクション映画のお手本のような作品。これが基準になると今後のアクション映画作りは大変になるかもね。トム・クルーズ自身がノースタントでアクションをこなすのにも相変わらず驚きだが、50歳を超えているというのもさらに驚き。1990年代はCGそのものが映画の売りだったが、今は「CGを使わずにどこまで出来るか」が売りになっていて、時代が一周している感じがする。いろんなアクションが出てきたが、バイクチェイスがものすごく迫力があって良かった。惜しむらくはIMFのメンバーが優秀過ぎることか。建物への侵入やシステムへのハッキングはもはや出来て当たり前、さらには敵を捕らえるワナまで作っちゃう。もう「どうやって解決するか」を楽しむ映画じゃなくなっているのかも。[映画館(字幕)] 8点(2015-08-13 15:22:39)

37.  ローマの休日 劇場にてリバイバルを鑑賞。これが劇場・TV放送・DVD含め初見。TVでこの映画が取り上げられるときはオードリー・ヘップバーンのアイドル性(美貌・ファッション等)のみが取り上げられるため、現代でいうところのアイドル映画のようなものだと思い見るのを避けてきた作品でした。しかし町山智浩氏の講演をきっかけに鑑賞したくなりました。いい映画ですね。モノクロ映画なわけですが、出演者がどんな色の服を着ていたのかカラーでも見たくなる作品ですね。[映画館(字幕)] 8点(2015-05-10 17:29:21)

38.  猿の惑星 《ネタバレ》 リバイバル上映を鑑賞。有名なラスト、公開当時の観客は相当びっくりしたと同時に(当時は冷戦状態ということもあり)ある種の予言として恐怖したのではないかと思う。最後の最後まで宇宙船が到着したのが地球と思わせない演出は見事だが、残念なのは猿が英語を話すことに何の疑問も抱かない主人公の設定である。しょうがないといえばしょうがないのだが、演出で何とかならなかったものか。言語は環境・思想・文化の影響を非常に強く受けるので300万光年離れた惑星の言語が英語と完璧に一致するのはまずないはずなのだ。よくある解決パターンは自動翻訳機などの超SFテクノロジーであるが、猿の惑星にはそれは合わないしなぁ。 あと、派手に表には出てこないがジェリー・ゴールドスミスのBGMが良い仕事をしている。[映画館(字幕)] 8点(2015-02-04 14:27:47)

39.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 2014年、リバイバル上映を鑑賞。TVやDVDで何度も見ているのになぜかまた見たくなってしまいます。ファンタジーではあるんですが、この映画が言いたいことはある種アメリカ人(男性)の理想なんでしょうね。家族との生活を送りつつも毎日の平安よりも夢のための決断を行うことを是とする、後悔しない親子関係(特に父子関係)を築くという提案、等々。また、テレンス・マンがストーリー展開に良いアクセントになっています。あと、この映画の良い点は上映時間が100分であることです。昔からいい映画の条件に(100分程度の)長すぎず短すぎない時間が挙げられます。今(2014年)だったらもう1エピソード加えるか最後の人々が球場に殺到した後の様子を描くかして、もう20~30分延ばすでしょうからね。[映画館(字幕)] 8点(2014-06-03 15:41:33)

40.  セルラー 《ネタバレ》 とっても面白い映画です。時限サスペンス・ジェットコースタームービーのお手本となり得る作品です。「フォーン・ブース」で脚本を担当したラリー・コーエンの原案ということでその辺りも期待させる点でした(あいにく「フォーン・ブース」はラストの出来が最悪でしたが・・・ラストまでは素晴らしい脚本だったので)。[映画館(字幕)] 8点(2014-01-22 22:18:00)

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