みんなのシネマレビュー
すべからさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1845
性別 男性
ホームページ http://twitter.com/subekari
年齢 42歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546474849
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546474849
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546474849

21.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 今回は、シュワちゃんやブルース・ウィリスもしっかり 銃火器を手に戦闘に参加!!きゃっほー!! スタローンとあわせて3人が並ぶとニヤニヤが止まらない!撃てー、殺ったれー!!と、大興奮。 今回も作戦はなし! 「何か策はあるのか?」「ある。一つだけな…。」 ってシーンの後に結局正面から、どでかいランチャーを撃ちこんで爆破爆破爆破でツッコムだけっていうのがおかしくてたまらない。まったく、あんたたちは一体何人殺すのよ。 そして、悪ヴァンダムがかっけー!!ちょっとヤバそうな顔してて、悪役がかなりハマってるじゃないか。 ヘリコプターキック(後ろ回し蹴り)も冴えてて、堪らん! ダメだダメだ、まだ足りない。みんなそれぞれの魅力がまだまだ出きってないし、他のスターだって観たい!! おかわり!!もういらないって言うまで食わせろー!![映画館(字幕)] 9点(2012-12-08 17:22:03)《改行有》

22.  ゾンビ処刑人 《ネタバレ》 これは傑作!!(まじで!!) バカバカしくってクスクスケラケラ笑えるコメディではあるんだが、その反面深いテーマ性を持っていたりして、簡単にバカ映画のくくりには収められない。 むしろ、格調高い悲劇の文芸大作を観たような感覚すらも同時に味わえる、2度3度美味しく、贅沢な一品となっているのである。 下ネタやグロ表現にも遠慮がなく、制約なしのコメディの面白さを思い知らされる。これ。笑っていいの?な背徳感。 こんなに全編に渡って、笑えたコメディはかなり久しぶりだわ。ショーン・オブ・ザ・デッドを超えたんじゃなかろうか。 道徳を守るヒーローかと思いきや、一線も二線もガンガン越えていく死に損ないダークヒーロー。死を求めても死に切れぬ青ざめた顔の男がさまようシーンの悲哀は凄い。バカシーンではお気楽にハードロックやらご機嫌なBGMが流れていたのに、シリアスシーンでは格調高い映画かのようにクラシックミュージックが流れ、うまく気持ちをもりたてられる。死にたくても死ねない男の一方で、罪もない一般市民が無駄に殺されるシーンなんか悪趣味でゾクゾクした。死から逃れられない呪縛。ゾンビ自殺。 そして、戦慄のラストに怖気が走る…! [映画館(字幕)] 9点(2012-07-29 02:14:23)(良:1票) 《改行有》

23.  ラブ・アゲイン 《ネタバレ》 ポップでオシャレなのにめちゃめちゃ面白くて愛くるしい!普遍的なのに媚びがないし、無敵の映画ではないか。 ラブストーリーではあるんだけど純然たるコメディよりも余程笑いどころ多い。全てのセリフに気が効いてる。一回ハマると、全てのセリフがおかしくなってくる。しょっぱなから面白いのに、その面白さがドンドン加速するんだから凄い。久々に映画館で声をあげて笑った。こんなに劇場が爆笑の渦につつまれて、高揚しているのを感じることはそうそうないよ。誰もが多幸感とともに劇場を後にできる愛に満ち溢れた作品。 [映画館(字幕)] 9点(2012-07-29 01:51:16)(良:3票) 《改行有》

24.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル いやー面白かったなー。 ここまでやるかと!スペクタクルだらけ!! トムが走りまくって、敵をボコボコにしたり、飛んだり跳ねたり。もう50近いのに(見えない!)、ホント頑張るこの人。 ただ、本作が面白いのは、それだけではない。トムだけがワンマンショーとして頑張ってるわけではなく、チーム物として、各キャラクターの活躍が描かれるのが旨味。 最近、人気上昇中のジェレミー・レナーさんがいい汚れかたで頑張ってるのが凄く楽しい。切れ味あるし。そして、前作辺りからちょい役で出てたサイモン・ペッグをチームに参戦させたのもナイスな判断!ボケ役として、最高の働きをしていた。 こんなにインポッシブルなミッションをクソマジメにやられても、白けてしまいそうなところを、本作はいい感じにコメディにしちゃってるのだ。 トムやジェレミーが「えー、これ、俺がやんのー?」ってとこが可笑しいんだな。 大作ってのはこうでなきゃ!っていう気持ちの良さのある快作。 シリーズで一番好き。 [映画館(字幕)] 9点(2012-07-22 12:15:31)(良:1票) 《改行有》

25.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 深刻な差別問題に向き合いながら、溢れるユーモアと、魅力あふれる登場人物。辛気臭くなることなく、豊かな時間を堪能できた。 差別が一番恐ろしいのは悪意がないのに、悪人がいないのに、不当な扱いが当たり前になっていることであると思う。この物語で、ヒール役を背負って立つヒリーさんも、ちょっとヒステリックで、人よりしっかり黒人と「区別」して共存していきたいと思っていただけなのだ。あんまり仲良くして、KKKみたいな過激派に目を付けられるより、その方が「安全」だし、と。ヒリーは憎たらしいクソ女なんだけど、どこか愛嬌があって人間らしくもあるようにもみえるところがこの映画の巧いところ。 悪人のせいで差別がおこなわれているならば、悪人を倒せばいいだけだが、そうではないところがなかなか厄介。みんなが善としている事、当たり前のようにしている事で、「これおかしくない?」ってことを、勇気を持って表明するのが大事。本作のクライマックスで、子供の面倒をヘルプにまかせっきりだったきれいなご婦人さんが「自分が間違っているのかもしれない」と言う表情をする。 その気づきこそが大きな第一歩だったのだと思わされた。[映画館(字幕)] 9点(2012-07-17 23:46:18)(良:2票) 《改行有》

26.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 ドカーン!! ズギャアアン!! ズバババァーーン!!!ゴロゴロゴロゴロゴロゴロー!!!ロックンロール!!!  あー、おもしろかったー!!序盤のおちゃらけも好きだけど、開戦してから終わるまでは、ひたすらにド派手!「俺、こんなんが観たくてきとるのよ!」ってシーンだらけ!ロサンゼルス決戦とか、スカイラインで期待してたのはこういう内容だったんだなぁ、と今更感じた。強敵に対し、知恵を駆使して戦うのはかの大傑作「トレマーズ」を思い出させる。それの超大作バージョンといった感じか。爆破と熱さだけでなりたつ頭空っぽエンターテイメント映画のお手本! [映画館(字幕)] 9点(2012-07-09 23:31:09)《改行有》

27.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 人の感想なんて読まずに観るべし!8分で人間が出来ることの限界に挑戦!(無理なんかないってば!) やはり、この作品が最初から最後まで目が離せないのは、いくつかの謎と目的がシッカリと設定されているからだろう。その謎に主人公がひたすら翻弄され、ズタボロにされちゃう姿の悲哀に胸を打たれる。 悲哀から決意に切り替わる辺りから、ちょっとウルっと来ちゃうんだけど、最後の時間旅行は、素晴らしかったね。特に最後の時間旅行の最後のシーンが最高すぎた。気が効いてる!!しかし、そこで終わっても良かったのにそこでは終わらない。 主人公が、仮想現実(?)の未来を変えた時、現実世界に奇跡が起こる!?[映画館(字幕)] 9点(2012-07-03 00:35:40)《改行有》

28.  カンフー・パンダ2 超面白かった!1とやってることはあんまり変わらないが、ひたすらに、ド派手でダイナミックな楽しいCGアクションが堪能できる。90分足らずだが、全編スペクタクル!タイガー超クール!抱かれたい!![DVD(吹替)] 9点(2012-05-09 23:01:16)

29.  グリーン・ホーネット 《ネタバレ》 2Dで鑑賞。 戦う動機→かっこいいから!っていう、勢いとノリがバカで分かりやすくていい! 車からミサイル発射したりするのが爽快! ブリットがワガママで嫉妬深くて、人間としてかなりダメダメなのが愛着を覚える。 悪役も非道なのにバカでチャーミング。アクションがド派手で重火器全開でドカンバカンしてて楽しい。ヒーロー資質は皆無で、スポンサー適正しかないブリット君が出しゃばりまくるせいで、上手くいかなくなる感じが凄く可笑しい。 監督もPVでこなれてるとは言え、音楽の使い方も抜群に上手く、気持ち良くテンションをあげてくれる。映像的にも、序盤のアクションシーンでPVっぽい演出があったのも悪くなかったし、そういう事をしつつも、必要以上に映像をいじくり回したりしてはいないから見づらいってこともないし、アクション映画も全然いけるってことを知らしめたのではなかろうか。 とにかく最高に楽しい2時間弱だった![映画館(字幕)] 9点(2011-01-30 10:51:32)(良:3票) 《改行有》

30.  デイブレイカー 《ネタバレ》 異種間交流&ヴァンパイアものというと、「なんか流行りの要素満載にしただけじゃねーの?」みたいな穿った見方をされるかもしれないが、とんでもない。支配者側に『血が足りないと発狂する』という設定を盛り込む事により、壮絶な物語を紡ぎだすことに成功している。 とにかく表現がエグい。人類もヴァンパイアもなぜか主にボウガンで戦うってのが良くて、銃撃戦に飽き飽きした人にもオススメ。 休むことなく展開するストーリーはとにかく面白い。途中「そんなんで良いんかいっ!?」って突っ込みたくなるようなところも数点あるのだけれども、その都合の良い展開は、終盤の一番の山場とも言えるカオスティックなドログチャシーンを作るためには必然だったんだろうな。と、納得させられる。たぶんこの映画は、そのシーンを撮りたいがために作られたんじゃなかろうかと邪推するほど、身の毛もよだつヤバイシーンなのである。 近年のSFでは逆に珍しいぐらいのシリアスさが巧く働いているのか、SFアクションとしての面白さと同時に、ホラーとしての恐ろしさも満載な。兄弟の対立、親子の対立などのドラマ部分も、なかなか真に迫っているし、お腹一杯楽しめる一本なのではなかろうか。恋愛要素がほぼないのも硬派で良ろし。 ゾクゾクさせられっぱなしであっという間に終わってしまった。[映画館(字幕)] 9点(2010-11-27 18:31:42)(良:2票) 《改行有》

31.  リトル・ランボーズ 《ネタバレ》 キャスト、脚本、映像、演出、音楽すべて完璧だったと思う。 凄く気を使って丁寧に撮っているな、っていうのが感じられ、無駄だったり退屈だったり、雑なシーンがなく、すべてのシーンが素晴らしい。 音楽の使い方もイチイチ絶妙で、いい感じに盛り上げてくれる。 あと、この映画が凄く気にいったのは、ほぼ全ての登場人物が、善良でありながら嫌な部分を持っているところ。子供なんて特に、善良で噓つきでズルい生き物だと思うし。そういう意味で確かに子供らしい子供が、イキイキとワルさしたり、楽しくやってたり、ケンカしたりするのがイイ。 若干、ファンタジックな作品でありながら、まったく嘘くさくない。 そして、何といってもラストの素晴らしさ! 裏をかかれて、あんなに感動させられるとは思わなかった。 そういう風にするとは思ってたけど、そうくるとは思わなかったなー。 そうきたかー。 感動した!![映画館(字幕)] 9点(2010-11-07 20:19:58)(良:2票) 《改行有》

32.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 結構な長回しの食卓シーンは壮絶! 下手なアクション映画より体を張っているし、緊張感が凄い。 2人の必死さがビンビン伝わってくる。 ヘレンの殺気、表情、大暴れが凄まじい。普通の人だったら逃げるよ、ありゃ。  こんな壮絶な一対一のぶつかり合いがメインなのだが、だからと言って、ヘビーで陰鬱な作品となっていないのがこの映画の凄いところ。 その、激しいぶつかり合いのシーンも凄すぎて時に笑えてしまったりもするし、軽薄な兄ちゃんや、ガンコ親父とサリバン先生のやりとりは、軽快で面白かったりもする。 しかし、「言葉」の意味、「意味」の意味を教えることは難しい。 これがわからなきゃ、何を教えても残らない。 これを耳も聞こえない、眼も見えない相手に教えろって言われたらどうしたらいいかわからんよ。サリバン先生すげえよ。  全ての教育者、母親、いや全ての人に一度観てもらいたい良い作品である。[DVD(字幕)] 9点(2010-11-03 20:03:32)《改行有》

33.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 先に言っておくが、この映画全く中身がない! そして、ポスターにデカデカと名前の乗っていた中の三人には戦闘シーンは用意されていない!そんな事が気になる人は、見なくて良し!感動とかしたい人は見なくて良し!  ひたすらスタローンさん達が敵をボッコボコにし、蜂の巣にし、爆発させまくって、ブっ殺しまくるだけの映画。特攻野郎Aチームみたいにあっと驚く作戦を考えたりしない。とりあえず、現地行って、殺して、爆発させる。至ってシンプルな奴らである。 それだけなのになんでこんな面白いんだろ。ハゲばっかなのになんでこんな面白いんだろ。 アクションってこうでなくちゃ!って思うのよ。最近のハリウッドは妙にお行儀が良くなっちゃって、アクションなのに汗も血もない爽やかなものが多い中、これだけ容赦なくやってくれたという気持よさ。一杯血が出ます! ヒロインも別に美人でなくても良くね?というのもスタローンらしい。 僕らが子供の頃に見て、熱狂したアクション映画がここに!シリーズ化も目論んでるらしいが、大いに歓迎。 終わってみると、スタローン達が何のために戦ってたのかもよくわからんけど、この映画には、ストーリーすらいい加減で、ダラダラストーリー語ってる暇があったら暴力シーン入れなきゃ!っていうある種の清々しさが最大の魅力でもあるので、このままの路線でも全然良ろし。 この映画に「中身がない」などと言って批判しようものなら、「その通りだ、何が悪い。グハハハハハ」とエクスペンダブルズに一笑されるだろう。 日本側の話だが、エンディング・テーマの差し替えはホント止めた方がいいと思う。[映画館(字幕)] 9点(2010-10-17 03:58:12)(良:1票) 《改行有》

34.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 観終わって、しばし呆然・・・。なんでだあっ! 舞台は、農場と地味ながら1シーン1シーンの重みが凄い。知恵遅れのジョン・マルコビッチと、冷たそうな顔立ちなのに優しく微笑むゲイリー・シニーズのコンビが素晴らしい。 特にゲイリー・シニーズはあんまり注目したことがなかったけど、こんな素晴らしい役者だったのね。惚れた![DVD(字幕)] 9点(2010-09-25 22:49:42)《改行有》

35.  ボルト 《ネタバレ》 バズ・ライトイヤー的なキャラクターだったボルトが、自分の無力さを知り身の丈にあった生き方を覚えるという少しひねたストーリーを採用するとは、ディズニーも脳天気な夢と希望だけでヒット作を作ることに限界を感じているのだろうか。 しかし、その甲斐あって凄く面白い。ゆかいな動物たちにはかなり笑わされたし。能力があるのがヒーローなんじゃなくって、誰かが困ってる時に助けてやれるのがヒーローなんだ。って思わされた。[DVD(吹替)] 9点(2010-05-03 00:18:37)《改行有》

36.  第9地区 《ネタバレ》 面白い! 凄い!! 感動した!!! ピーター・ジャクソン的B級悪趣味コメディテイストを持たせながら、社会問題、友情物語等も織り交ぜ、アクションとSFホラーを混在させながらも、高いエンターテイメント性を保ったハイグレードな映画だ。 ただの楽しいエイリアンモノを見に行くつもりで軽い気持ちで観に行ったが、そんなちっぽけな映画ではなかったのだ。 ゴキブリが超賢くて、人間サイズでコミュニケーション能力あったら僕らはどう対応すべきか? っていう難しくて意地の悪い投げかけがある。 やっぱゴキブリは生理的に無理じゃね?っていう。 観客としては、途中までどちらに肩入れして観ればいいのかが難しく、しっかり考えさせてくれる。いっそ攻撃してきてくれれば、やっちまえ!ってなるんだろうが、そう簡単にはならない。 そういう点からもバカ映画に見えて、実は極めて知的な映画であると思うのだ。 しかし、堅っ苦しいこと考えなくても、すげー面白いのだ。 面白いけど、色々考えさせられるし、だけれどちょー面白いのだ。 いろんな映画の面白いところをガンガン詰め込み、それでいて新しさを感じさせる見事なエンターテイメント映画だった。大満足。 [映画館(字幕)] 9点(2010-04-13 21:09:50)(良:3票) 《改行有》

37.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 差別をテーマにしたものでも、差別する側から描かれたものは案外少ないのではなかろうか。家族、登場人物のそれぞれの考え方が異なっていて、多角的な視点で描かれている。 登場人物に、いわゆる憎たらしい悪人がいないのが逆にリアルで、主人公の少年以外、皆ただ当たり前のものとして差別的意識を持っている。主人公のお姉さんが、そういう教育を受けていき、差別観が形成されていく様が問題の根本なのだろう。 重いテーマながら、コンパクトで分かりやすく、見やすく、頭を抱えてしまうようなラストも素晴らしい。道徳の教材にすべき、価値のある逸品。 あのお父さんは、今後どんな生き方をするのだろう。[DVD(字幕)] 9点(2010-02-07 01:47:49)(良:1票) 《改行有》

38.  シッコ 参った。これは素晴らしいドキュメントです。同監督の銃社会批判やブッシュ批判は、どこか他人事でしたが、医療の話は普遍的なものであり、感ずるものが段違い。 今、日本でも問題にありつつある医療問題ですが、アメリカの実情には愕然。 どこまで公正に事実を伝えてくれているかはわからないんですが、自分が他国について何も知らないってことを気づかせてくれました。フランスは本当に絶望がない夢のような国なのか、アメリカの医療問題と他国の違いはなぜなのか。 日本では個人的に毎月結構な額の保険料を取られている気がするが、それでも医療費はそれなりにとられます。僕なんかは貧乏の割に健康体なんで保険料なんか払い損だなーとか考えちゃうダメな奴なんですが、やはり無料で医療を受けられる国はやはり莫大な税金をとられているんですよね。そんな点からも、税金や経済についてはもうちょい触れてほしかったところですが、教えて教えて言ってないで自分で調べろって話ですね。 メディアでは、悲惨な国の実情は時折報道するが、他国の素晴らしい点をなかなか見せてはくれない。国の現状をより良くするには国民が賢くなり、知るということが大事です。そりゃあもう政府に恐れられるほどに。 まさに自分の無知を思い知らされた気分なので、これをきっかけにもっと他国について勉強したくなりました。そんなきっかけを与えてくれる映画ってのはホントに有難いです。 [DVD(字幕)] 9点(2009-12-02 01:11:09)(良:1票) 《改行有》

39.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》 元軍人でも元FBIでもないただのリーマンのハズなのに、弾丸をよけまくり、複数の屈強な悪党をバッタバッタなぎ倒すベーコン兄貴の姿に、笑いそうになりながらも(失礼)大興奮しました。何で彼はあんなに強いんだ? それは、ケヴィン・ベーコンだからです。顔見ればわかるでしょう? 強くていいんですよ。そりゃあ能なしギャングもロクにとどめも刺さずさっさと退散しちゃいますよ。いくら撃っても蘇りそうで怖いんだもん。 真面目な話、彼の無駄に騒がず、歯を食いしばりながら冷静に復讐に踏み切る姿は正に漢の姿。後半になるにつれ眼がマスマスやばくなっていき、丸刈りにすることで戦闘力が上がっていくのも見どころです。初めて持った銃をあっと言う間に使いこなし、針の穴を通すようなナイスショットまでやっちまいます。彼は天才的戦闘民族なんです。 はっきり言って突っ込みどころ満載で、ギャグなんだかマジなんだかわからないが、ケヴィン・ベーコン+バイオレンスという要素から期待できるものは満たしてくれたように思えました。とにかく僕は、ここんところ目立った活躍のなかったベーコン兄貴のこんな姿が見たかったんで、大満足です。 あと30分くらい見たかったなー。 [映画館(字幕)] 9点(2009-10-18 22:42:30)(良:1票) 《改行有》

40.  マイ・フレンド・フォーエバー 《ネタバレ》 若さゆえの無邪気さと無謀さをもった二人の冒険がとても微笑ましく、楽しい。 この映画にこんなにも感動させられるのは、ただ難病と死と子供の友情を描くだけでなく、難病の少年の母親の我が子の親友に対する愛情を描いているからでしょう。自分が一番つらい時に他者を思いやれる言葉を吐ける強く、いじらしい母親の姿に最も胸を打たれました。死のシーンで登場人物にワンワン号泣させてもらい泣きをさせるような映画とは全然違います。 子供を大事に想っているという自分に酔って、周りが見えなくなってしまうエリックママのような形相の母親達に見せたい、本物の母性が描かれている一本です。こんな名作がDVD化されてないなんてなぁ…。 [ビデオ(字幕)] 9点(2009-09-13 16:36:12)(良:1票) 《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS