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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
401. アビス(1989) 《ネタバレ》 キャメロンらしい作品だが、唐突なラストには疑問というのが公開時の印象。しかし、後に完全版を観て文明社会批判がしかっりと伝わり納得。様々な事情があったのだろうが、やはりカットしてはいけない部分だったように思う。よって、ここでは公開時のバージョンの採点をしておく。6点(2003-11-21 12:44:44) 402. アパートの鍵貸します さすがはB・ワイルダー。現実を見つめるシビアな視点を持ちながらも、軽妙なタッチで描ききっていく。役者陣の的確な芝居も含め、これは映画の教科書である。まだ観ていないみなさん。すぐにレンタルショップへ走ってください。10点(2003-11-21 12:29:19)(良:1票) 403. アナライズ・ミー デニーロとクリスタルの組み合わせはミスマッチのようでいて、絶妙なハーモニーを醸し出していてよい。ハロルド・ライミスの演出もこなれていて安心感はある。しかし、それ以上に心をつかむだけの魅力には欠ける。ラストではもう少し余韻が感じられるように作ってほしかったと思うのは欲ばりすぎなのだろうか。5点(2003-11-21 12:17:44) 404. アナコンダ 昔懐かしいB級映画のノリがあったのは好感触。しかし、エリック・ストルツの扱いはあれでいいのか? 裏に様々な事情が隠されているような気がしてくる部分も、味わいととるべきか?4点(2003-11-21 12:09:05) 405. アダムス・ファミリー2 1に比べれば、ソネンフェルドにストーリーテリングの技術が身に付いてきた点が収穫。ラウル・ジュリアはいい性格俳優であったことも確認できる。今は亡きラウルに合掌。下にもあった3作目だが、テレビムービーとして制作されたが、キャスト・スタッフともに一刷されていて、母親役はD・ハンナ。出来に関しては、ハンナ好きの俺でも・・・。6点(2003-11-21 12:06:15) 406. アダムス・ファミリー(1991) 撮影監督出身のソネンフェルドの映像センスを堪能できる一本。キャスト陣もいい人選で楽しめる。しかし、この映画のMVPはやはり音楽(ハマーのではなく、スコア)。あとはストーリーになじめれば文句はなかったのだが。5点(2003-11-21 12:01:18) 407. 明日に向って撃て! 男ながら惚れ惚れする主役二人の2ショット。ラストの決断には時代性が感じられるが、それでも現代での観賞に堪えうる名作。やはり男気あふれる大人の男性になりたいと憧れるが、もう時すでに遅しか・・・。9点(2003-11-21 11:37:35) 408. アサシン(1993) 職人監督J・バダムの手にかかると『ニキータ』もウェルメイドなアクション作品になる。しかし、手堅さだけが残り、残念ながらゴツゴツとした印象のオリジナルほどの切なさが伝わってこない。ただし、ラストは曖昧模糊なオリジナルよりは、こちらの方が好み。5点(2003-11-21 11:30:22) 409. アザー・ピープルズ・マネー 懐かしいなぁ。ダニー・デビートの持ち味は十分発揮されていた印象は残っているが、それ以上何も思い出せない。4点(2003-11-21 11:22:52) 410. アザーズ 『シックスセンス』のオチも決してそれまでに使われていない新しい試みというわけではなかった。それでも評価されるのは語り口の巧さゆえ。で、本作は主要登場人物を全て幽霊にした点は買い。しかし、それまでであり、『シックスセンス』のような人間ドラマにつながっていかないところが残念。これでは、新しく生み出す価値は少ないと考える。しかし、恐怖演出は巧みで素晴らしい空気感を創造しているので、甘めだが5点。5点(2003-11-21 11:20:51) 411. 悪魔を憐れむ歌 《ネタバレ》 G・ホブリットは毎回動向が気になる監督の一人。実際の役者の声を使いながら、ナレーションを主人公のものと誤認させるといった、映像版叙述トリックに挑み、見事成功させただけでもこの作品の価値はある。今後この芽をどうサスペンス映画に活かしていくのか。次世代の監督たちへの挑発ともいえる。6点(2003-11-21 11:15:37) 412. 悪魔たち 天使たち 結局A・デービスは何をしたかったのだろう? 下の方の指摘通り、もう「『逃亡者』のA・デービス最新作」というコピーは封印すべき・・・といっても、できないよなぁ。ウリが何もなくなってしまうから。1点(2003-11-21 11:07:21) 413. 蒼い記憶 才気だけで突っ走っていたソダーバーグ。この邦題はなかなか秀逸で、すでに指摘されている通り、まさに画面が「蒼い記憶」しか残っていない。3点(2003-11-21 11:02:48) 414. アウトブレイク 感染が進んでいく前半のスリルはなかなかのもの。しかし、後半ホフマンがヒーローになりすぎるのはいかがなものか。もっとシリアスな着地点を作ってほしかった。5点(2003-11-21 10:59:47) 415. アウトサイダー(1983) やはり10代の時に観たので思い切り感情移入した記憶がある。しかし、それ以上には何も頭に残っていない。おそらく再度は見直さないほうが美しき青春(だったかは疑問だが)のためには得策なのだろう。6点(2003-11-21 10:56:18) 416. アウト・オブ・サイト 決して演技巧者ではない2人を上手く用い、軽くおしゃれなラブストーリーを展開させた本作。ソダーバーグの才気が大衆向けにアレンジされている点では優れていると思う。あまり好きな監督ではないが、この映画内のラブシーンはデートにはぴったり。すぐにホテルに行きたくなります・・・。6点(2003-11-21 10:04:56) 417. アイアン・メイズ/ピッツバーグの幻想 ハリウッドで戦った村上弘明・吉田監督に敬意を表し3点はあげましょう。しかし・・・いい役者が揃っているのに、この出来。 黒澤明が如何に優秀だったかがわかる作品。3点(2003-11-21 09:55:03)《改行有》 418. アイアン・ジャイアント ビジュアルに抵抗は感じるものの、構成がうまく飽きずに最後まで観られる。ただし、泣けるかどうかは・・・やはり人を選ぶかな。6点(2003-11-21 09:49:40) 419. ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 芸達者を揃え、ユーモアたっぷりにうまくまとめ上げたなぁと感じる小品。ラストが完全な違法行為であるにも関わらず、映画を観ている時には「あぁ、よかったなぁ」と素直に感動させられてしまうのは、丁寧に主人公の周辺を描いているからだろう。それにしても・・・高い平均点ですねぇ。世の中を斜に見過ぎなのかな俺は・・・。7点(2003-11-21 08:00:18) 420. 羊たちの沈黙 《ネタバレ》 レクター登場のシーンの緊張感は確かに素晴らしい。しかし、大きくわけて2点不満がある。1.レクターに時間を割きすぎ、バッファロービルの異常性が描けていない。あれでは「どんな奴が犯人なのか」という謎の答えになっていない。 2.クラリスの心の叫びが全く描けていない。映画だけでタイトルの意味がわかった人はどれだけいるのだろうか? 幼児期のレイプ体験が伝わらなければ事件設定・会話全て意味を失ってしまうというのに・・・。6点(2003-11-21 07:40:05)
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