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401. 大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 メンコを持ってました。私にとって長い間謎の映画だったのですが、ついに見てしまいました。ガッパの顔はまるでニワトリの様。妖怪のカッパを連想させる名前は、造形とは何の関係もありません。特筆すべきは、皆さんもご指摘の主題曲。完全にやられました。この主題曲の破壊力たるや、すさまじいものがあります。ガッパの火炎放射の比ではありません。ズンチャカ、ズンチャ、ズンチャカ、ズンチャ♪と、耳に残り、後遺症に苦しむ旋律です。ときどき、思い出したように「グゥワップゥァア~~アァ」と口ずさんでしまいます。映像が語り尽くしていない部分を、冒頭(歌詞1番)と、エンディング(歌詞2番)に流れる主題歌が、補ってくれています。他にも、チープな火山島、黒塗り現地人風日本人、ハリボテ米軍潜水艦、温泉芸者の登場、企画倒れのプレイメイトランド、羽ばたかない空中飛行、タイトルは大巨獣なのに歌詞は大怪獣、タコをくわえて日本上陸、自衛隊の全力攻撃などなど。つっこみどころ満載なのですが、爆笑しながら見たので、この得点。[地上波(邦画)] 7点(2008-01-17 01:17:42) 402. おかしなレディ・キラー 《ネタバレ》 「ウォーレン・ベイティがストッカード・チャニングの遺産目当てに結婚したいのだが、自身の離婚が成立していないので、悪党仲間のジャック・ニコルソンがとりあえず彼女と結婚して、、、」、といった内容のコメディだった。しかし、コメディと言うにはお粗末な出来で、笑うに笑えないしょぼい映画。禁酒法の頃の時代考証など、それなりに金をかけ、「卒業」のマイク・ニコルズが監督したにも関わらず、である。その昔、たまたま当たった試写会を見に行ったのだが、時間を無駄にしたと思うほどではないが、見て得した気分にはちっともならなかった。埋もれた珍作。[試写会(字幕)] 3点(2008-01-14 08:39:33) 403. ヴァンパイア/最期の聖戦 タイトルバックがなかなか格好良いです。これから、どのように破綻していくのか期待感ワクワクです。しかし、はちゃめちゃな設定ながら、手堅くまとめてくれました。なにより、ジェームズ・ウッズが大真面目にしっかり演じてくれています。まずまず、面白く見ました。こういう企画が成り立ち、ある程度のクオリティを維持して作られ、かつ、コアなファンが存在するということは、すごいと思います。私は、通りすがりですが。[地上波(吹替)] 5点(2008-01-12 19:03:37) 404. かもめのジョナサン 《ネタバレ》 原作はベストセラー。私、読みました。映画も、ニール・ダイアモンドの主題曲もヒットしました。ただ、見終わった後では、なんじゃこりゃ、という感じでした。ジョナサンがより早く飛ぶために修行する前半はごきげんでしたが、後半は観念的になりすぎて、ストーリーが迷走。ブームに便乗して即席に作った感が否めない作品です。ま、カモメの映像は綺麗なものがあり、これをゆったりした気持ちで見るのは悪いことではないです。[試写会(字幕)] 5点(2008-01-09 00:57:36) 405. エイリアン・ネイション これは期待せずに見ると、当たり、と思える良い出来の作品。ザ・B級映画といった感じで、SF映画としても、刑事映画としても、ゆるゆる、そこそこで、良い味が出ています。初見時に既視感があったが、パロディが盛り込まれていたからだろうか、それとも、この映画のパロディが巷に広がっているからなのだろうか。いずれにしても、素晴らしい世界観です。[地上波(吹替)] 7点(2008-01-07 01:35:14) 406. ロング・ライダーズ ジェシー・ジェームズら、ならず者を淡々と描いた佳作。史実に基づきながら、抑えめの演出で、ストーリー展開は平坦ながらも、まずまず面白く見せてくれる。派手な銃撃戦があるので、私の評価は高くなります。なんといっても兄弟俳優の出演が目玉です。[DVD(字幕)] 8点(2008-01-06 09:55:09) 407. レッドブル ウォルター・ヒルとシュワルツェネッガーの組み合わせで、興味津々だったが、なぜか当時は映画館に足を運ばず、テレビで繰りかえし見る縁となった作品。大画面で見ると、迫力があって良かっただろうなと思う反面、今となってはテレビやビデオ、DVDで気楽に見るのがふさわしい映画かなとも思う。このころは、題名に「レッド」を付けるとヒットするとハリウッドでは言われていた。それにしても、なぜ原題「レッド・ヒート」が邦題「レッド・ブル」になってしまったのだろう。おかげで「ブル=シュワルツェネッガー」って、イメージを植え付けられてしまった。[地上波(吹替)] 6点(2008-01-05 22:25:56) 408. ジェロニモ(1993) ウォルター・ヒルは好きな監督だったのだが、この映画でも裏切られた。「ダブル・ボーダー」と「ジョニー・ハンサム」で相当痛い目に遭っているはずなのに、懲りない私が馬鹿なのか。ネームバリューのあるスタッフ・キャストを揃え、たいへん濃い内容であるが、残念ながらできばえは良くない。史実の重みがあり、得られることはあるのだが、面白いとはとうてい言い難い。[映画館(字幕)] 4点(2008-01-05 21:26:46) 409. カメレオンマン 《ネタバレ》 公開当時劇場で鑑賞。静止画像の退屈さに閉口し、字幕の読み取りに追われて疲れ果て、さんざんの鑑賞だった記憶がある。映画館で、映画ではないものを見せられたような、奇妙な違和感がぬぐえなかった。ウディ・アレンが時代の先を行っていたのか、私の感性がついて行けなかったのか、、、。シネコンなどない時代で、単館上映だったが、劇場は閑古鳥が鳴いていた。[映画館(字幕)] 4点(2008-01-05 12:56:34) 410. ゴシカ 興味津々で見せ物小屋に入ってみたものの、肩すかしを食らったような印象。腑に落ちないことだらけで、消化不良でした。[地上波(字幕)] 4点(2008-01-05 08:53:12) 411. 地獄の逃避行 《ネタバレ》 キットがなぜホリーに惹かれたのか不明。そしてキットがなぜ連続殺人を犯すような人間になったのかも不明。そこを描く意図は、もともとなかったのだろうが、見ていて不満感があった。また、ホリーの独白は、描写不足を補うために挿入されている感じがして、効果的とは思えなかった。この頃の映画は、犯罪を絡めたストーリーで、バッド・エンドに終わるものが結構好まれたと思うが、本作は出来映えとして一枚か二枚落ちると思う。[DVD(字幕)] 4点(2007-12-28 01:25:52) 412. ボディガード(1968) 《ネタバレ》 なにがなんでも絶対に見なければ、などという作品ではありません。でも、暇つぶしに煎餅でもかじりながらくつろいで見るにはうってつけ。シルヴァ・コシナのお色気は今の女優のそれとはちょっと異なり、かえって新鮮な感じがします。カーク・ダグラスは拳銃一丁で、ライフルを持っている敵を、ビシバシ倒します。「荒野の七人」では盗賊の首領役で強烈な印象を残したイーライ・ウォラックが敏腕弁護士なんてのも意外な発見。万事ご都合主義の昔の映画を腹立てずに見ることのできる方は、どうぞ。[地上波(吹替)] 5点(2007-12-24 15:58:03) 413. ミッション:インポッシブル テンポ良し、歯切れ良し。観賞後、テレビドラマをこんなに面白く映画化できるのか、と関心しきりでした。そんなこと、あり得ないだろう、できないだろう、と思うことを、リアリティをもたせて見せてくれました。後になって、私はCIA本部の正門前まで行ったことがあります。うっそうとした木々に囲まれ、建物はおろか、守衛の姿さえ見えませんでした。なんか殺風景で、拍子抜けでした。しかし、私の姿と、車はしっかり記録されたのだろうなぁ。[映画館(字幕)] 8点(2007-12-21 21:35:07) 414. ホネツギマン 《ネタバレ》 グロくて、馬鹿馬鹿しくて、でも、相当イケています。主人公は、昼は整体師だが、夜はリングに立つレスラー。コスチュームが人体模型図のかぶり物で強烈。話は、事件に巻き込まれ、家族を失った主人公の復讐劇で、いたってストレート。ま、パッケージに惹かれるものを感じた方が、レンタルで見る分には、十分に元が取れる怪作です。お薦め。僕は結構好きだなぁ。邦題がまったくこじつけだけど、グッド![DVD(字幕)] 8点(2007-12-17 00:27:21) 415. 続・猿の惑星 《ネタバレ》 まったくもってダメダメな続編なのだが、それなりのインパクトがあり、印象には残るという不思議な作品だ。チャールトン・ヘストンが前作に引き続き出演してくれたことで、一貫性が保たれ、大いに救われている。ダメさ加減の責任は主に監督のテッド・ポストにあると思うのだが。それにしても、このロー・コストにして手抜きバッド・エンドは、二度と同じ手は使えぬ空前絶後の一発芸といえよう。[地上波(吹替)] 6点(2007-12-04 02:46:15)(良:1票) 416. アイズ ワイド シャット 結論は納得。結論に至るまでの描き方は不満足。大きく期待したが、残念な作品。 巨匠の域に達した監督は、なぜか晩年に、ファンの期待を裏切る作品を作ってしまう。[映画館(字幕)] 5点(2007-11-25 12:48:57) 417. ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 ジェイソンが恋人を失ってしまう展開に、驚愕した。涙、ちょちょぎれそうになったぞ。これで、作品全体に寂寥感が漂うようになった。前作の良さをうまく生かして、パワーアップされた上出来の続編。[DVD(字幕)] 8点(2007-11-25 06:47:25) 418. ボーン・アルティメイタム 面白かった。音楽がいいね。ぐっと、盛り上がる。全編、疾走感に満ちあふれている。ジェイソンは、手荷物がないようだが、パンツ替えているのかとか、クレジットカードを使えないだろうから、手持ち現金は足りているのかなど、いらぬ心配をしたですよ。極めてハイクオリティの、3部作に大満足。[映画館(字幕)] 9点(2007-11-24 22:41:33) 419. カッコーの巣の上で ニコルソンの演技にやられました。 邦題の意味がわからず、長年疑問に思っていましたが、エピソード・小ネタ情報で判明し、合点がいきました。どうもありがとう。[映画館(字幕)] 7点(2007-11-08 00:41:17) 420. ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 オヤジが一番強かった。やられる側のキャラが立っていないので、どの登場人物にも感情移入できないのが難点。それにしても、どうしてコッポラはこの映画に関わってしまったのだろう。それが一番の謎。[DVD(吹替)] 5点(2007-11-04 22:36:25)
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