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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
501. シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 コナン・ドイル好きの私ですが、ホームズとワトソン君を武道派にしてアクションシーンを盛り込んだのは、良いアレンジだったと思います。お話の方ですが、コナン・ドイルと言うよりはカーター・ディクスンの様な、オカルトと宗教が科学によって成り立っている展開は個人的に好きなので、映画としては結構満足しました。 その他にも、ホームズの初対面の人に対しての分析、ベイカー街221B、モリアーティ教授などシャーロキアンが観るとクスリと出来る要素が入っていたのも面白い。[映画館(字幕)] 6点(2010-03-28 20:49:37)《改行有》 502. バックドラフト 勝手に血沸き肉躍る熱い消防士達の物語だと思っていました。実際に観てみるとミステリ要素が多い作品でビックリ!ミステリとしては普通だと思いますが、ラストでキッチリと魅せてくれた良作。[地上波(字幕)] 7点(2010-03-22 09:17:29) 503. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 先の読めない展開では、シリーズ中随一だと思います。今でもラストでルークの手が切断されたシーンは鮮明に記憶されています。もう10年以上前に観た作品なのに……。[DVD(字幕)] 8点(2010-03-22 09:13:43) 504. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 子どもの頃に嫌というほど観まくっていた作品。にもかかわらず、久し振りに観返してみると結構穴のある作品だったことにショックを受けました。[地上波(吹替)] 6点(2010-03-22 09:11:33) 505. パーフェクト・ストレンジャー(2007) 衝撃のラスト!っていう宣伝文句が売りだったと思うのですが、大して衝撃でもありませんでした。その手の映画を観ている人ならすぐ分かるオチ。一番印象に残っているのが、ハル・ベリーの獣の様なセックスってどーよ。[映画館(字幕)] 2点(2010-03-21 10:48:29) 506. ブーリン家の姉妹 久々に度を越したドロドロな話の映画を観たと思います。裏切りと欲望と虚栄に満ちたお話でした。こんな話が実際の史実とは思えません。正に事実は小説よりも奇なり。 姉役のナタリー・ポートマンは前半はやや在り来たりな演技だとやきもきしましたが、後半に悪女としての資質を現して来てからの演技は素晴らしかった。しかし悪女にはイマイチ印象が当てはまらないという気持ちではありましたが。 妹役のスカーレット・ヨハンソンは所々で繰り返す、目が泳ぐ演技が少し気になりました。若干わざとらしい印象を受けてしまいました。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-21 10:33:07)《改行有》 507. インベージョン 《ネタバレ》 ホラー映画の王道を行く快作。敢えて不満を挙げれば、「バッドエンドではない」「クライマックスがあっさりしている」くらいでしょうか。 戦争が終結すると云う事は、人間性の様なものを捨てることでしか成り得ないんですかねぇ。厳しい現実ですけど、この映画が言っている事は正しい気がしました。 それにしてもニコール・キッドマンがこれほどにホラーに合う女優とは思いませんでした![地上波(字幕)] 7点(2010-03-21 10:28:39)《改行有》 508. トロイ(2004) 《ネタバレ》 別に女性の為にブラピの裸が執拗に映される事に文句は無いですけど、英雄であるアキレスが敵国の女の為に、味方を殺しまくる演出は許せませんねぇ。あんな事したら、どんな理由があるにせよ英雄どころか売国奴ですよ! 笑。私もアキレスに殺された奴らは罰せられて当然だと思いましたけど、アキレスはどう見ても惚れた女の為に助けたとしか見えません。 あとキツかったのが戦闘シーンですね。取り敢えず大群がぶつかり合う場面を上から撮れば良いと思っていますよね。ロード・オブ・ザ・リングのまねごとをしようとしたのでしょうが、完全に失敗している様に思えました。単に観にくいだけ。[映画館(字幕)] 3点(2010-03-21 10:24:51)《改行有》 509. スパイダーマン3 あんなに新登場キャラクターを突っ込んだらダメになるに決まっている。 ハリーとの確執だけをじっくり描いたら良かったのにね。[映画館(字幕)] 0点(2010-03-16 22:30:01)(良:1票) 510. ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 ティム・バートンの空想への愛が最も良い形で爆発した作品だと思います。最後のオチに繋がる「ビッグ・フィッシュ」の意味が非常に感動的でした。実際良い作品だと思うし、この高得点にも納得です。 でも個人的には余り好きになれない作品でした。一言で言うと、気持ち悪い。何が気持ち悪いって、スポーツは誰にも負けず、街の人からは慕われ、ひたすらアタックすれば恋は成就し、歩く社交性を持ち合わせ、人々に夢と希望を与え続ける主人公です。この作品はファンタジーの上、最後のオチのためにこの様な完璧人間の設定となっていることは分かります。しかし一時間半もこんな完璧超人の自慢話を延々と観させられる事は、私には苦痛でした。でも良い作品には違いないし……。これだけ評価に困った作品は久しぶりだ。[地上波(吹替)] 5点(2010-03-16 18:49:32)《改行有》 511. スカーフェイス 《ネタバレ》 一人の貧しい移民がギャングとしてボスの座まで成り上がり、堕ちていくまでの物語。社会の底辺にいた主人公が血みどろの抗争の果てに辿り着いたものとは!?何にも無い。 でも個人的には私はこの主人公の真っ直ぐな生き方に憧れましたし、その尽きない欲望を持てる姿勢を羨んでしまいました。でも自分しか信用しない生き方が自信の身を滅ぼす事も必然だと思いますから、その二要素を両立させて生きて行きたいものですなぁ。[DVD(字幕)] 9点(2010-03-14 18:55:43)《改行有》 512. フローズン・リバー 《ネタバレ》 とっても地味な映画だったのですが、良く出来た映画だったと思いました。辺り一面が真っ白な風景で描かれるサスペンスは緊張感がありました。トレーラーハウスを買うことすら夢という貧困層の現状がイヤにリアルに描かれていたので、サブプライムローン問題が騒がれていた時期に公開した方が面白かったのでないでしょうか。 白銀の荒野に突然響く銃声や、終盤に二人の母親の感情が入れ替わる展開が素晴らしかった。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-13 11:26:41)《改行有》 513. 真昼の死闘 何がキツイって観ていて次の展開がどんどん読めてしまう事が一番キツかったです。観ていて驚きのある展開が全く無いのは辛いですよ。どのキャラクターも予想した範囲内でしか行動してくれず、詰まらない。[地上波(字幕)] 4点(2010-03-13 11:17:48) 514. ウォッチメン 《ネタバレ》 「300」でザック・スナイダーに打ちのめされた私としては、かなり期待して観たのですが、率直な感想は普通でした。コメディアンの殺害シーン、ボブ・ディランの"時代は変わる"から始まるオープニングの画面の美しさはザック・スナイダーらしくて素晴らしい。スローモーションとバイオレンスが入り混じる画面作りは相変わらず面白かったです。 しかしこの「ウォッチメン」という作品はウォッチメンに所属しているヒーローが何人もいる上に、各ヒーローがそれぞれ重大な役割を持っている為、3時間弱の上映時間の長さであってもまだヒーローの描写が不十分になっていたと思います。ザック・スナイダーは前述したとおりスローモーションを多用する監督なので、どうしても一つ一つのシーンの長さが伸びちゃってるのが問題だったのではないでしょうか。 それでも"絶対的な力を持った者を誰が見張るのか(Who watches the watchmen?)"や"平和の為なら人を殺しても問題ないのか"などのテーマに真正面から挑んでくれた勇気には拍手を送りたいです。[映画館(字幕)] 6点(2010-03-07 10:59:58)《改行有》 515. オーシャンズ13 前作よりは面白い、前々作よりは詰らない。そんな微妙な立ち位置の映画だったと思います。このシリーズに一貫して言える事ですが、仲間のキャラクター性が殆ど立っていないのが一番の問題ではないでしょうか。[映画館(字幕)] 5点(2010-02-28 00:31:52) 516. ユージュアル・サスペクツ 最後が全ての映画。この手の作品に向いている人、向いてない人によって評価は大きく異なると思います。あなたが前者の様な人なら、この映画を観ないと絶対に損でしょう。オープニングからずっと散りばめられた伏線がラストで収斂する瞬間は堪りません。 役者の演技も素晴らしいの一言。とりわけ、"カイザーソゼ"を演じた彼が卓越した演技ですね 笑。フーダニッドが好きな方は是非ともお試しあれ。[DVD(字幕)] 9点(2010-02-03 00:32:26)《改行有》 517. かいじゅうたちのいるところ 《ネタバレ》 あの原作を映画化するに当たり、長編映画にする事自体が無謀だと思いました。原作は10数ページの絵本であり、その短いお話の中にテーマがギュッと凝縮されていることが私にとって魅力だったのに、そういう要素は映画から完全に姿を消していました。 あと絵本では許されていた問題が、映画にしてしまうと気になってしまう点もどうかと思います。例えば、「マックスとかいじゅう達は島で一体何を食べて暮らしているのか」と云う問題です。絵本の中ではかいじゅうの住む島は、恐らくマックスの心的な幻想の風景であり、現実の島では無いように思われます。しかしこの映画の中では現実の島に行っています。よってファンタジーでは片付けられない訳なんですが……、彼等が何を食べて暮らしているかも描かれず、かいじゅうがジャンプするシーンなどでは重力が感じられず、かいじゅう達の文化も描かれない。これじゃあ駄目ですよ。 最後の展開もありきたりで詰まらないし、なんか説教くさい。僅かに褒められる点は、かいじゅう達のビジュアルが思ったよりシッカリと作りこまれていた事でしょうか。[映画館(字幕)] 2点(2010-01-31 23:25:21)《改行有》 518. 悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 非常にビビりの私は、最近のホラー映画に良くある"音"で観客を驚かす演出が大嫌いです。この映画はでっかい音も出ないし、グロシーンも極力控えて、なお且つ超怖い作品だったので、個人的には大満足でした。レザー・フェイスが唸り声を上げるチェーンソーを持ってサリーを追いかけまわすシーンはメチャ怖かったです。逃げまどうサリーも「本当に頭がイカれているんじゃないか……」と思わせる様な顔が実に良い。こんな気が狂った映画を観たのはホントに久しぶりですよ。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 16:13:50) 519. バグズ・ライフ 《ネタバレ》 キャラクター個々の成長を短い上映時間の中でキッチリと描けている所が良い。当たり前の事だけど、そういうお約束事が出来ないフィルムメーカーが多い中で、ピクサーは本当に真面目な映画作りをしてくれますね。ただし、「虫たちのコミュニティー」という話は面白いとは思いますが、いつものピクサーの様な斬新さは特に無いかも。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 16:00:46) 520. ニュースの天才 この映画の様に、実在する人間の人生を淡々と描く事を批判するつもりは、少しもありません。しかし観客は映画の上映中はスクリーンと向かい合うので、ある程度の物語の起伏はあるべきでしょ。最初は主人公が自身の出身校で、スピーチをしている所から始まります。私はこの画面を観て、主人公は何か意図があって記事の捏造を繰り返していたと考えたのですが……。ハッキリ言って、ここまで話が全くひっくり返らない映画は観ていて詰まらない。 もっと大胆に脚色しても良かった気がします。[地上波(吹替)] 3点(2010-01-15 19:20:57)《改行有》
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