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41.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 ブルースウェインの成長が見られる本作、シリーズの中では一番好きでした。そもそもが財力と優秀な取り巻きによって作り上げられたヒーローは、生い立ちこそ気の毒な孤児なんだけど根っからの大富豪で、志や義はあるもののどうしてもそのお坊ちゃんキャラが邪魔になってしまってました。バットマンにとって最強のパワーポイントである財力は、ブルースウェインというキャラクターにとっては最大の欠点になっていました、少なくとも私の場合。前作では数少ない理解者の中の一人レイチェルを失い、今作では命綱の財力を失い、レイチェルがらみで親代わりのアルフレットにも去られ、それはもうこれまでのバットマン、何だかんだ言ってもボンボンだろバットマンは身ぐるみを一枚ずつ剥がされていく事になるわけです。更に、自分との共通点を見たキャットウーマンからは一瞬、ミランダからはがっつりと裏切られたりで、自分の信じる正義と他者のそれとの違いを突き付けられます。前作での戦いの結果生まれたデント法にしても、(その内容は不明ですが)それが果たしてゴッサムシティを平和に導いたかというと全くそんな事はなく、とにかくブルースは身も心もボロボロなわけです。そしてあのラスト。もうそれまでの悶々、鬱々していたものを、一瞬にして全部まとめてくれました。これは歴史に残る感動のラストシーン、マイベストラストシーンに認定です。あ、アベンジャーズエンドゲームかなぁ・・・[インターネット(字幕)] 10点(2023-03-20 14:55:02)

42.  雨に唄えば 《ネタバレ》 いや~、ジーンケリー良いですねえ。歌って踊って監督してスタントもしちゃう。右に出る人はなかなかいないハイスペックな人物です。そのキレキレにしてコミカルな動きは日本のコメディアンにも大きく影響を与えたでしょうし、名シーン「シンギンインザレイン」は鬱陶しい雨(とりわけどしゃ降り)の日の歩行を少しだけ悪くないかなと思わせてくれるような素敵なダンスシーンです。ヒロインのキャシーのデビューを邪魔する事になるリナは憎まれるはずの役なのに、ジーンヘイゲンがまた可愛く魅力的に演じていました。もちろんドナルドオコーナーもデビーレイノルズも素晴らしくて、みんな何てダンスが上手で楽しそうなんだろうと、見ているだけで笑顔になっちゃいます。このように古いけど良いエンターテインメントを、ゲームとYOUTUBEとSNSとディ〇ニーにしか面白さを感じない若者たちにも見てもらいたいし、どうしたら見てもらえるんだろう、って厚かましくも真面目に考えてしまいますね最近。[インターネット(字幕)] 10点(2023-02-22 13:37:08)(良:1票)

43.  フェイク 《ネタバレ》 マフィアの世界に偽って潜入してる内に、本物の自分とマフィアの自分との境界線を見失いそうになるという話はよくありますが、他とちょっと違うところは、パチーノが演じるレフティという男の存在でしょう(実際には親分ソニーブラックとレフティを足したような人物がここでのレフティのようです)。そう、この潜入捜査官が主役ではないのですね。うだつの上がらない普通のおっさんみたいな兄貴分がいたからこそ、実寸大の自分を忘れずにいられたのでしょう。奇妙なバディものみたいな、皮肉な話です。結果粛清された兄貴は(実話ではソニーは)可愛がっていた弟分に騙されていた事を知って物凄くショックを受けたでしょうけど、「ドニーに会えて良かった」と。それが強がりだったのか、愛情だったのかそれは誰にも分らない、という話です。アルパチーノが小物チンピラなんて最初はちょっと意外な感じがしたけど、見事に演じていて感情移入してしまいます。もちろんジョニーデップの揺れる心も手に取るようでしたし、最後まで目が離せないドラマでした。お見事。[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-14 12:12:30)(良:1票)

44.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 肝心の天使がなかなか登場して来なくて、ちょっとダレ始めたかなと思った頃、8000ドル紛失からの主人公の感情の振り幅がスゴい。そこまではあまり感じなかったジェームズ・スチュワートのキャラクターと演技が爆発します。落としといて持ち上げて感動。完璧です。アメリカの良心と言われるだけあって「スミス都へ行く」でも純粋で応援したくなる青年を演じましたね。良い意味で、今だったら日本の若手俳優でもリメイクしやすそうなキャラ、つまりとても現代的で共感しやすいキャラクターです。そして、「クリスマスには是非これ運動」を起こすべき、一人でも多くの人に見ていただきたい、素晴らしい作品です。[インターネット(字幕)] 10点(2023-02-12 15:17:11)

45.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 最後まで疑惑の人間が移り変わり、ケビンスペイシーまで主人公を躊躇なく撃ったりして、えー!?ってなった。騙されやすい性格なので断然楽しめました。アメリカ映画のスピード感ある交渉、駆け引き、取り引きの描き方はホントに上手い。それに比べて日本人は、足して100にならない取り引きをするような人種ですからね、それはそれで面白いと思いますが。[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-10 10:49:16)

46.  アラバマ物語 《ネタバレ》  子供たちがわんぱくなのが良い。尊敬できるお父さん像が良い。お母さんこそ死別して居ないが、理想的な家庭、家族。お父さんが説明できない事は何もない。世の中の成り立ちとか、大人としてのご近所付き合いの立ち振る舞いとか、学校では他の子供たちと集団生活を送るうえで、しばし実行しなければならない「妥協」というものの存在とか、そういう生活の知恵みたいな事を少しずつ分かりやすく、しかし一定の威厳を保ちながら教えてくれる。少し難しいんだけど、無害の野鳥は殺すべきではないし、狂犬を駆除するのは勇敢な行動。これが正義なんだと教えてくれる。正義の象徴であるお父さんが弁護する黒人の裁判。その判決を受けて、結果二人の人間が命を落とす。お兄ちゃんは怪我をして、顔の見えなかった変人の隣人は、以外にも優しい恥ずかしがり屋の青年だった。正義とは何か、真実は正義か、良心が正しいのか、そこは妥協すべき事なのか・・・。子供目線の日常を描きながら、実はこの世の中で一番矛盾を帯びた、永遠のテーマのようなものを突き付けられる。力のある作品です。面白いとか楽しいとかではなく、観るべき、考えるべき、作品です。[インターネット(字幕)] 10点(2023-01-31 12:07:00)(良:1票)

47.  市民ケーン 《ネタバレ》 完璧な、ザ・映画、です。これぞ映画、ってやつです。場面の構図、入れ替わる時間軸で進んでゆく展開、一人の男の浮き沈み人生に見る悲哀共感同情という王道的ストーリー。すべて揃って完璧。とりわけカメラワーク、構図、絵コンテなどは、当時にしたら発明的だったんだろうと想像します。手塚治虫や萩尾望都などコマ割りが発明的なのと同じ様に(漫画は詳しくないので、見当違いだったらすいません)。モノクロなのでやや分かりにくい所もあり、ラストシーンのRosebudも、一瞬では何?ってなるのですが、そういうのも含めて、技術的限界がある中で、ここまでの物を作る事がまず凄い。たくさんの工夫が込められています。一つの謎ワードでサスペンス感を煽っておいて、実は男の人生が悲しいものだったという告白で終わる。それを取材する記者の顔が見えないのはストーリーテラーだから。とてもシンプルで感動的な作りの完璧な名作です。そして単純に疑問なのは、モノクロ映画って当時の映画人はどう感じていたのだろう。衣装や小道具などその色をそのまま伝えることが出来ないわけだから、そこへのこだわりはカラーのものと違うはずだし、そこには何のジレンマもなかったのだろうか。ただ、漫画、コミックにも今だに色がなくても読者は不便を感じないのと同じ様に、そこに色がなくても想像力の翼がそれを補足していたのでしょう(漫画のことは詳しくないのですが )。ここのレビューが立ち上がってから更に20年以上が経ち、その頃の60年前の作品が80年前の映画になった今、その間の20年の間にも、映像技術は驚くほど進み、ストーリーもネタ切れしないのが不思議なくらい出尽くしていますが、その中でも元祖映画、ザ・映画。素晴らしい物を残してくれてありがとうございます。[インターネット(字幕)] 10点(2023-01-22 16:00:27)(良:1票)

48.  インクレディブル・ファミリー 《ネタバレ》 スーパーヒーローがヒーロー活動をする上で測らずしも少なからず、市民に被害を与える脅威となってしまっていて、スーパーヒーローの存在は全ての人間がもろ手を挙げて歓迎するものではない。そんな世の中でスーパーヒーローがヒーロー活動と日常を両立させることの難しさや矛盾を描く、というヒーローものが多くなったのは何時からだろう。難しいこと考えず、勧善懲悪、悪がいるから善がいる、という単純明快な戦隊ものを見て育った子供が、大人になってヒーローというものを考えて描こうとするとこうなるんだ。ヒーローがいるから悪が産まれるっていう逆説も出てくる。つまりいつの時代も何歳になっても、人はヒーローを求めヒーローを必要とし、ヒーロー像を思い描きたいんだろう。なんて考えてる暇もなく、目くるめくアクションとキャラクターの面白さで一気に見終わってしまいます。合法化してから次はどうなるのだろう。続編あれば楽しみです。[インターネット(吹替)] 7点(2022-12-14 16:25:39)(良:1票)

49.  ヒート 《ネタバレ》 デニーロとパチーノで凄腕強盗とそれを追う凄腕刑事、って設定聞いただけでにやけてくる。冷静に犯行を追行するデニーロ、的確に俊敏に操作の指示を出していくパチーノ、想像どうりのカッコ良さです。喫茶店でのシーンも二人の控えめな会話がリアルで名シーンです。しかし、最後のヤマで繰り広げる銃撃戦はちとやり過ぎかと。それまで対等にそれぞれの立場でのカッコ良さってのを醸し出していたのに、これはデニーロの分が悪い。私欲の為に関係ない市民を巻き込み過ぎ。ま、そもそも私利私欲で犯行を行う強盗なんだから最初から指示できるわけもないのですが。カッコ良く思えたものが急に汚いものに見えてしまった。私の中では、ダブル主演の片割れがいち早く離脱してしまった感じでした。とは言っても当たり前のように銃撃戦に応戦し、街を戦場にしてしまった警察側もどうかしてますし、バルキルマーかっけぇとか思ってしまったというのもあります。矛盾した整理の出来ない感情で最後まで息つくことなく観終わってみて、残ったのは女たちの悲哀の部分か。デニーロ、パチーノ、バルキルマー、運転手やっちゃた黒人の子、それぞれのパートナーがみな揃って辛い思いをしている。そこには善悪を超越した愛や情があるんだなぁ。[インターネット(字幕)] 8点(2022-10-07 10:40:31)(良:1票)

50.  レイニーデイ・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 ザ・ウディアレン、ですねぇ。このロマンチックラブストーリーの主人公ギャツビーがまさにご自身の投影で、まだまだ自分はこんな人間なんだよと主張するその貪欲さと、80過ぎてなおラブコメの世界に生息しているという事に脱帽です。都会派男子と田舎娘の大学生カップルが、彼の地元で過ごす一日のすれ違いのお話。なんやかんやで雨降って地固まる、という結末を想像していると裏切られるわけなんですが、地元で自分を見つめ直した彼と、都会で弾け過ぎた彼女、このラストは実は一番しっくり来るのかな。[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-26 11:04:37)

51.  ブリグズビー・ベア 《ネタバレ》 純粋無垢な成人はたぶん存在しない。彼のような生い立ちでなければ。例えどんなに誠実で清廉な人間がいても、何だか胡散臭さを感じてしまうのは、こちら側が薄汚れているせいなのか。でもこのスティーヴは無菌室育ちの超有名アダルトチルドレン。皆の同情を他所にその強力なピュアビームを撒き散らす。ま、まぶしい。まぶしすぎる。と、そんな彼に皆巻き込まれ、一生懸命な彼の為にブリグズビーベアの存在を架空から実在のものにしようとする訳だが。当のスティーヴは皆が思うよりちゃんとした大人だったように思う。決して肯定するわけではないが、教育番組としてのブリグズビーベアが実はしっかりとした教材で、それを真面目に鑑賞して育ったからなんだな。以外にまともだった彼は、大好きなブリグズビーベアを復活させただけでなく、自分で完結させるのだ。それは浄化とも思える作業。過去の出演者だった娘の事もこともしっかり浄化させている。古いお父さんがあのマークハミルなのがまた面白い。全世界の人間がマークハミル=ルークスカイウォーカーと見なしている(ちょっと言い過ぎ?)長い間、虚構の中に生きている存在だ(言い過ぎ?)ブリグズビーベアとルークスカイウォーカーは共に虚構の中のヒーローであり、大人になった子供たちの心の中にずっと生き続けているんだ。[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-20 11:04:16)

52.  ようこそ映画音響の世界へ 《ネタバレ》 映画愛が、とりわけ音響愛がビシビシと伝わってくるタイトル通りの作品。音響ど素人からの感想になりますが、へぇ~の連続と名作映画のシーンが次々映し出され、なかなか楽しめます。それ以上に感じることは、音響技術さんたちがその仕事を一生涯を通して楽しんでる、その姿勢に感銘を受けるのです。羨ましい限りです。そして面白いなと思うのは、FOLEYという効果音のつくり方。スタジオの床で雪を踏んづけたり、びちゃびちゃの雑巾をこねくり回したり、パスタを松ぼっくりで潰したり。リアルな音の録音じゃなくてわざわざ作って乗せているとはちょっとビックリ。そう言えば遠い昔、高校の予餞会という学校行事で、まさにそんな真似事をした記憶が蘇る。級友の演技に合わせて、バケツの水パシャパシャしたり、テレビにマイクを向けて録音したドラマの主題歌を使ったり、恩師たちのインタビューから言葉を編集して変な贈る言葉を作り出したり。何てアナログな事をと、思い出すと笑ってしまうような事をプロの技術者さんたちが真面目にやってるじゃないですか!私の安っぽい遠い思い出が少しだけ誇らしくなったのでした。あの頃は、プラトーンが流行ってたなぁ。[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-13 13:06:01)(良:2票)

53.  ザ・エージェント 《ネタバレ》 今もなお外れないトムクルーズの、乗りに乗った頃の作品でしょうか、皆さんおっしゃるようにその邦題から、脂の乗り切ったトムが金とステイタスを手にするギラギラお仕事系ドラマかと思っていましたが、裏切られました、良い意味で。恋愛あり、友情あり、家族ありのハートウォーミング系ドラマでした。それまで仕事に没頭して来た彼がそこで悩むんです。その悩む姿が何とも若く微笑ましい。登場人物もみんな生き生きしていて、特にキューバグッティングJr.がとても良いです。試合中のアクシデントで生還した時は、私家族?ってくらいに胸を撫で下ろしましたし、お涙頂戴トークショー(伏線回収)もリアルに感動。小粒ながら奇跡的にドンピシャ映画というジャンルがあるなら、私にとってはまさにそれ。とは言え主演はトム様、はずれがない。[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-26 18:11:12)

54.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 ヒアウィーゴーを見てからもう一度こちらを見返しますと、当時本作を鑑賞した時に若干感じた「寒さ」みたいなものが「感慨深さ」に変わって来るんですねぇ。おばさん三人の無理やりなはじけっぷりと、衰えた身体でややテンポのずれたダンスが、時間の流れとその割に根本的な部分は不変的みたいなものを感じられてしまって、逆にすごくいいです。観る順番、もしかしたら、マンマミーアヒアウィーゴー→マンマミーアの方が正解かも、です。そしてまたヒアウィーゴー観たくなったりして。[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-03 17:45:50)

55.  マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー 《ネタバレ》 現代と過去を巧く行き来して、若パートと老パートのキャスティングも素晴らしく、最後まで楽しめました。言うまでもなくダンシングクイーンのシーンは圧巻、ここだけでも見る価値ありです。ラストのメリルストリープ登場と歌唱シーンはもちろん感動的ですし、グランマ・シェールとアンディガルシアの濃ゆいツーショットからおまけ映像的エンドロールまで、もうお腹いっぱいホントにハッピーな時間をありがとう。前作を見直したくなります。[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-03 17:26:05)

56.  マッドマックス サンダードーム バータータウン、オアシス、カーチェイスと三部門に分かれています。最初の二部門は舞台劇を見ているような不思議な雰囲気。そしてまあマッドマックスと言えば的な爆走で終わります。ティナターナーとマスターブラスターなどインパクト強めで、特に変な人形背負ったキモい人が見た目に反して身体能力高すぎて、ツボでした。そのくらいかな。でも何だかんだ面白かった。[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-14 15:00:36)

57.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 後半からは泣かされました。お父さんが喉元に手を当て、振動で歌を感じるシーンが好き。歌唱シーンは常にウルウル。ラストのお父さん「Go」で号泣。私、疲れてるのかな。非常に分かりやすく単純なストーリーで、この類の作品がアカデミー賞受賞するなんてちょっと意外なくらい、青臭くピュアな作品。みんな疲れてるのかな![映画館(字幕)] 8点(2022-04-15 10:45:58)

58.  ジョーカー 《ネタバレ》 アメコミのヴィラン、最近ではヒースレジャー版が印象深く、実体の定まらないダークヒーローとして描かれていたキャラに血を通わせ肉をつけ、人間ジョーカーを演じたホアキンフェニックスの演技に尽きます。ストーリーも、稀代のサイコパス誕生忌憚なので、限りなく救いようがないという暗さが良いです。過去の虐待から障害を抱え、信じたいと思った数少ない事からもことごとく見放され裏切られる。仕事帰りの疲れた体で毎日上る長い階段、ごみ溜めからの悪臭、カウンセリングの打ち切り、母親、積もりゆくストレス。あの時クソガキに看板を奪われなかったら、同僚から銃を渡されることもなかった。転がり落ちた末に自分を解放し、覚醒してしまったモンスター。共感する必要はありません。恐感。怖がればいいんじゃないかな。マルチバースの一人だから他と比べる必要はありません。単体で観てゾクゾクしました。いつもの階段をジョーカーが踊りながら下っていく姿、あのシーンが彼の第二の人生の始まりの象徴。悪を肯定する気持ちはさらさら無いですが、あのシーンに10点。物凄く好きなシーン。[映画館(字幕)] 10点(2022-04-15 10:30:18)

59.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 第二次世界大戦当時のドイツにおける現実は物凄く残酷で、耐え難い不幸な出来事が日常茶飯事で、このようなポップな作風の物になり得るはずもない。一人の危険な独裁者による洗脳や情報操作で最悪な事態に陥ったという不幸を、70年余り経過した現代になって冷静な目で見つめ直そうとした時に、それを純粋な少年の目線から見た戦争という角度から表現した時点で、この作品は私の中で大成功をおさめてしまいました。そしてそんな背景としての戦争はまさに背景に過ぎず、戦争より何よりも、この作品の最大のテーマは少年の初恋の行方だったという所。ママも言ってた。一番大事なのは愛だという事を。ポップな戦争映画で、最後は愛。こういうのって映画の持ってる底力だなって思います。また好きな映画に出会えました。[インターネット(字幕)] 10点(2022-04-01 16:06:51)(良:4票)

60.  スコア マーロンブランド、ロバートデニーロ、エドワードノートン、三世代の演技共演。それだけでワクワクするじゃないですか。三人がそれぞれ自分の役割を分かっていて、見ていてとても安心。映画というより、日本で言えば、お正月特番ドラマもしくはテレビ局開局記念スペシャルドラマみたいなサイズの、サクッと見やすい娯楽作品です。十分楽しめました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-05 17:46:14)

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