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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 映画としての演出はあると思いますがいいドキュメンタリーだと思います。海賊の立場、アメリカ(軍)の存在意義、それぞれの実情がわかります。またプロの職業人を演じるトム・ハンクス、海賊を演じるソマリア人の演技も素晴らしい。トム・ハンクスは言わずもがなですが、ほぼ素人であるソマリア人たちの演技も迫真に迫っています。 海賊は貧しい地元漁師が生活のために行っています。しかも雇われ海賊です。自分からではなく、ある意味嫌々海賊を行っているのでしょう。ではなぜ海賊を行わなければ生活できないのか。もちろん長きにわたる内戦のせいというのもあります。さらに(映画では詳しい説明がありませんが)、ソマリアの漁師は昔は自分たちが食べる分+国内消費分の魚を捕って十分に暮らしていましたが、そこに海外資本の大規模な漁業船団がやってきたのです。そうなると地元漁師は太刀打ちできません。ではなぜ海外の漁船がやってくるのか。じつはソマリア沖はマグロの良漁場なのです。昨今のマグロ人気がそうさせていると考えると、実は我々日本人にも海賊発生の遠い原因の一端があるのかもしれないと思い、少々複雑な気持ちになりました。ただ、映画はすばらしいです。 [映画館(字幕)] 8点(2013-11-30 12:50:15)《改行有》

42.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 アクション映画の傑作。ダイハード以降のアクション映画は、「ダイハードという教科書」があるにも関わらず教科書を超える作品が少ないのが残念だ。CGによって爆発の派手さばかり強調するのではなく、(ダイハードのような)良い脚本がいかにおもしろさを左右するかということを学ぶべきだと思う。主人公が警官であるという設定から、マクレーンが敵の銃を拾うときは必ずマガジンの残弾数を確認しているのが、細かいがよいシーンだと思う。[地上波(吹替)] 8点(2011-10-10 00:06:35)

43.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 非常に面白かったです。いわゆる「暴走列車もの」ですが、実際に起こった事件を元にしていると言うだけあって突飛な場面が少なく(ないわけではない)、リアリティがありました。「暴走列車もの」って必ず列車は止まるという結果がわかっているので、単純に経過を楽しめるというのも娯楽映画としていいですね。アクションだけでなく、仲間や家族のドラマも盛り込まれていて、それがとってつけたものでなかったのも良かったです。ウルっときてしまいました。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-09 20:11:49)

44.  第9地区 《ネタバレ》 人間と異星人が遭遇し、最後には一種の友情すら芽生えてしまう、という内容は「アバター」と同じ。でもこっちの方が感情移入度は高かった。半異星人と化した主人公が最初は仕事上の対象物としか見ていなかった異星人を助けるところではちょっと泣けたりさえした。だがしかし。謎の黒い液体を浴びた人間が異星人になったというのは単なる偶然の産物なのか。異星人は、黒い液体は燃料だと言っていたが、それだけなのか。そう考えるとちょっと怖い。この映画では人種差別問題を暗喩していたが続編の第10地区が作られるとしたらどのような暗喩が込められるのだろうか。楽しみだ。[映画館(字幕)] 8点(2010-04-18 02:49:10)

45.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 この映画を理解できないとお思いの皆様ご安心ください(笑)。この映画の公開当時、監督のキューブリックと原作のクラークは「これは観客が2、3回見ただけで理解できるような映画ではない。もしこの映画を見た観客が内容をすべて理解できるようなら、公開した自分たちの負けだ」みたいなこと(うろ覚えですが)を言っていたようです。むろん私も完全には理解できていません。 もう40年前の映画ですがそれを感じさせない映像美(美術)と選曲の良さは素晴らしいの一言です。 【追記】2013年、劇場にてリバイバル公開されたので鑑賞。やはり、この手の映画は大スクリーンで見るに限ります。感想ですが、ティスカバリー号が木星に到着するまでは非常にわかりやすい映画になっています。HAL9000が自我を持ち、宇宙船の操作系統から切断される恐怖におびえ反乱するところなどはサスペンスフルで面白いです。しかし、ボーマン船長が木星に到着してからは一転して哲学的な内容に変わります。モノリスは木星に到着したボーマンに何をしたのか。その答えは劇中ではわかりやすい表現では示されません。最初の、猿がモノリスに触れる場面では、モノリスは「道具を使う」という進化を与える神(地球外知的生命体)の役割を果たしていました。その次の、月に埋まっていたモノリスは木星に向けて電波を発していた発信器でした。木星にあったモノリスは、映画の内容をそのままとると、輪廻転生をさせる装置のように思えます。結局、モノリスとは何なのか。それは今でも謎のままです。 余談ですが、地球と宇宙ステーションを結ぶシャトルや宇宙ステーションと月面基地を結ぶロケットバスの運行会社が今は無きPAN-AMであることが涙を誘います。[映画館(字幕)] 8点(2007-07-14 08:26:42)《改行有》

46.  16ブロック 《ネタバレ》 他の方が書いておられましたが、出張先の夜、時間が空いたのでふらっと見に行ったら予想以上に良かった!という作品。「16ブロック先の裁判所に証人を護送するだけのはずが・・・」という宣伝文句だけは知っていたので、てっきり時限アクション・サスペンスものかと思っていたら、どうしてどうして。ホロリときちゃいました。デス・モフ演じる証人が冒頭に何気なく問うなぞなぞが終わりのほうでいい具合に効いてくる。その伏線が良かった。見終わって監督がリチャード・ドナーと知ってまたびっくり。[映画館(字幕)] 8点(2007-01-04 16:33:05)(良:1票)

47.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 リチャード・ドナー監督の第1作の大ファンとしては、この作品を冷静に評価できないことをまず断っておきます。第1作目の冒頭、アクションコミックスを開いてからクリプトン星に進むあのオープニングシークエンス、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲と青く光るクリスタル文字。それを再現してくれただけで万々歳!ブライアン・シンガー監督に8点献上します。ちなみに第1作のオープニングでは「地球からクリプトン星へ行く」行程が描かれているのに対し、今作のオープニングでは逆に「クリプトン星から地球へ戻る」行程が描かれています。だから青いクリスタル文字も第1作が手前から奥へ(地球からクリプトン星へ)動いているのに対し、今作では奥から手前へ(クリプトン星から地球へ)動いているのです。細かいところですが、ハリウッド映画はこういう細かい点にも論理的なつじつまを合わせる点がさすがだと思います。[映画館(字幕)] 8点(2007-01-04 16:15:28)(良:3票)

48.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) これを見るまではピアース・ブロスナンのような「いかにも英国紳士でござい」という俳優こそがボンド役にふさわしいと思っていました。正直ショーン・コネリーのボンドはそれほど好きではありませんでした。今回ダニエル・クレイグに変わりましたが、こういうアクの強い顔のボンドもいいなぁと素直に受け入れることができました。 内容としては、序盤のジャッキーチェン顔負けのアクションシークエンスがたまらなく良かったです。いままでの何をするにもスマートなボンドでなく、闘志むき出しのボンドも魅力的ですね。 そしてこの映画で一番良かったのは、おなじみのオープニングシークエンスです。クリス・コーネルの主題歌「You know my name」のかっこよさといったらもう!たまりません。[映画館(字幕)] 8点(2007-01-04 16:00:27)《改行有》

49.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 《ネタバレ》 ハリソン・フォードの実年齢ばりに年老いたインディの物語にしたのは良かったと思います。グリーンバックのシーンが多く、昔のようなダイナミックなインディのアクションが見られなかったのはしょうがないかなという気持ちです。ハリソン・フォードも老体に鞭打って頑張っていたと思います。タイムスリップするというのは前作クリスタルスカルの宇宙人並にオカルトチックな展開ですが、古代ローマへ行くというインディの夢が叶った(叶いかける)ので良かったのではないでしょうか。冷静に評価すると6点台かな~と思いますが、ハリソン・フォードお疲れ様ということで7点にしておきます。 (追記) 前回の視聴で見逃した場面があった(トイレに行ってしまった)ので2回目を吹替で鑑賞しました。やっぱり村井国夫さんのインディはいいですね!私は洋画は字幕派なんですが、インディ・ジョーンズとジャッキー・チェンは吹替のほうも見たくなりますね。[映画館(字幕)] 7点(2023-07-01 00:50:39)《改行有》

50.  トップガン マーヴェリック 前作は見ていませんがトム・クルーズ主演ということで見に行きました。ハリウッド映画の教科書のような映画だと思いました。きちんと起承転結に沿って進むそつのない脚本。もはやどこにCGを使っているかも分からない戦闘機どうしの手に汗握る展開のバトルシーン。よっぽどのことがない限り大ヒットする映画だなと思いました。優秀な映画ですね。非常に美味しい雑味のないグレープフルーツゼリーを食べたような感じがしました(グレープフルーツに特に意味はありません)。個人的にはもう一つ突き抜けた何かが欲しいと思いました。ゼリーではなく果物のグレープフルーツを食べたい、そんな気分になりました。[映画館(字幕)] 7点(2022-10-24 21:30:01)

51.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 【本当にネタバレありなので、ネタバレを見たくないという方は読まないで下さい。】 ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドもこれで見納め。クレイグはそれまでのボンド像を良い意味で大きく覆してくれました。 ストーリーとしては前作『スペクター』の続きになるのかな。私は前作の内容をすっかり忘れたまま見たので、最初話について行くのに苦労しました。 そういう意味では前作を見てからの方が良いのかもしれません。 さて、ストーリの内容は見てのお楽しみとするとして、ここからがネタバレ。 ラスト、ボンドの死を追悼するMやQやエージェントたち。そしてエンドロール。 それが終わると画面に"JAMES BOND WILL RETURN"の文字が。 私は「007は単なる数字」だから007映画は続くと思ってエンドロールを眺めていました。違うエージェントに007ナンバーを与えればそれで007は存続するのですから。 でもジェームズ・ボンドが戻ってくるとなると話は変わります。おいおい、あの状況で生き残れたというのか?ちょっと無理があるんじゃない? それともジェームズ・ボンド自体もコードネームで彼の本名じゃないとか? まあ、MGMもドル箱をなくすことはしないでしょうしね。 そこでふと気付きました。サブタイトルの"NO TIME TO DIE"は、このラストに対して制作側が最初から提示していた回答だったのではないだろうかと。 次回作がどうなるのか、ある意味楽しみです。[映画館(字幕)] 7点(2021-10-01 19:14:23)《改行有》

52.  1917 命をかけた伝令 《ネタバレ》 本国ではどうか知りませんが、日本では「全編ワンカット/映画の歴史が変わる」というキャッチコピーで宣伝されていたので、どうしても全編ワンカットの凄さを体験することが第一目的になってしまいました。皆さんもうお気づきでしょうが、全編ワンカットではありません。全編ワンカットと聞けば素人考えで「監督がヨーイスタートと言ってからカットと言うまでカメラを止めずに映画の最初から最後まで撮影すること」だと思うじゃないですか。でも実際は「全編ワンカットに見えるように作った映像」です。だってパンフレットにそう書いてあるんですもん。素人目には、気絶して暗転したり水中に潜ったり壁の向こう側を走ったりして姿が見えなくなったシーンなどでつないだんだなと想像できます。ただし監督の名誉のために言っておくとカット数は普通の映画に比べてものすごく少ないと思います。 肝心の映画の内容は、WWIの様子がよくわかる上にワンカット効果でシームレスに没入できてとても良いと思いました。 あと、いくら配給会社が同じ(UNIVERSAL)とはいえパンフレットの最後に、別の映画である「007 NO TIME TO DIE」の広告を入れるのはいかがなものかと思います。[映画館(字幕)] 7点(2020-02-16 16:37:48)(良:1票) 《改行有》

53.  リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 アトランタオリンピックで爆弾騒ぎがあったのは覚えているが、恥ずかしながらこの映画の内容は知らなかった。それを知れたという意味ではとても有意義だった。主人公のリチャードがFBIの思惑(恐らくFBIはリチャードが犯人ではないとわかっていたか証拠が得られなかったにもかかわららず、すぐに他の容疑者が浮かばないのでのでリチャードを犯人に仕立てようとしたのではないか)に巻き込まれずに済んだことは(既に終わったことではあるのだか)とても良かったと思う。イーストウッド監督らしい作品になっていると思う。予告を見た限りでは弁護士の快刀乱麻の活躍があって見事無実を勝ち取る、みたいな展開を予想していたのだが、実際はもう少し現実的な展開だった。まあ真実はそんなものだろう。最終的に、FBIと相対したリチャードの一言がFBIの心に響きリチャードを捜査対象から外したということなら、大なり小なりアメリカ人にはそういう良心があったということなのだろう。ところで途中でリチャードの無実を確信した女性記者はその後どう動いたのか(どちらの味方をしたのか)、個人的にはその辺りをもう少し描いて欲しかった。[映画館(字幕)] 7点(2020-01-18 21:34:13)

54.  ザ・フォーリナー 復讐者 ジャッキーとブロスナンの年相応の顔立ちに驚く一方で、若かりし頃のジャッキー映画をワクワクして観た昔が懐かしく思えてしょうがなかった。ジャッキーのアクションは昔のような派手なものではないが非常にリアル。面白かった。[映画館(字幕)] 7点(2019-06-20 22:10:04)

55.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 私はQUEENのCDはベストアルバムを1枚持っているだけで曲も超有名曲しか知らない、その程度の人間が見た感想ですが、最後のライブエイドでのパフォーマンスにはちょっとうるっときました。フレディ役の人の声に違和感がないのがスゴいですね(注:追記参照)。特にファンじゃない人間が言うのも何ですが、よくできた作品だと思います。惜しむらくはQUEENメンバー周辺の人たちのことがイマイチわかりにくかったことでしょうか。特にフレディそっくりの髪型(髭も!)のポール(彼がフレディの個人マネージャーだということは見たあとに調べてやっとわかりました)が何者なのか、ちょっと説明不足のように思えました。あと、フレディの周辺にポールや晩年のフレディの恋人(?)だったジム・ハットンなど、フレディと似たような髪型・鼻ヒゲの人が多いのは彼の好みだからなのでしょうかね?よくわかりません。あ、そうそう、音楽は最高でしたよ。ライブエイド会場のPAブースのTDKのロゴもとても懐かしかったです! 追記 本映画のオリジナルサウンドトラックCDには本家クイーンが歌う楽曲が収録されていますが、本映画での歌唱シーンはもしかしてすべて本家クイーンの声・演奏で、演者は口パク・当て振りなんですかね?もしそうなら映画の作り方としてはちょっと幻滅。逆に演者が実際に歌ったり演奏したりしているならそれは(再現度という意味で)とても素晴らしいことだと思います。そのときは彼ら(演者)の歌声・演奏を収録したものこそ本当のオリジナルサウンドトラックだと思うのですがね。[映画館(字幕)] 7点(2019-03-14 18:42:33)(良:1票) 《改行有》

56.  華氏119 《ネタバレ》 ムーアの久しぶりの監督作品。作品がヒットするようになってから創作意欲が落ちてきているのか?華氏911がブッシュ当選を阻止するために作られたように、これはトランプ再選を阻止するために作られた作品だという。それにしては華氏911に比べ大統領批判の圧力が弱い気がする。フリントでの水道問題など日本でほとんど報道されていない問題にも非常に関心させられるが、トランプがその問題の直接の元凶ではないところにムーアの押しの弱さを見ることができる。前作「世界侵略のススメ」が非常に面白くよかっただけにちょっと残念。取り上げられている内容自体はとてもいいんだけどね。[映画館(字幕)] 7点(2018-11-24 15:48:13)

57.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 いろんな映画・アニメ・ゲームなんかの知識が豊富ならばいろいろ見つけてニヤニヤできるんでしょうが、それほど詳しくなくても素直に楽しめます。ストーリー(話の展開)は典型的なハリウッド・アクションエンターテイメント映画のそれで、特筆すべき点は全くと言っていいほどありません。世界観(物語の舞台)が説明され、ゴール(目的)が示され、邪魔する敵が現れ、主人公と行動を共にする仲間が集まり、なんやかんやで目的が達成された後に教訓をたれるシーンがあり、最後主人公とヒロインがキスをする。スピルバーグが監督だから自身の作品や弟子のロバート・ゼメキス作品(BTTF)のキャラクターが映画に華を添えていますが、正直言ってストーリーには直接関係ありません。見終わった後、スピルバーグが監督でなくても同じ(テイストの)映画になったのでは?と思ってしまいました。今回クーポンを利用して1,000円で見ましたが、点数の7点は1,000円で見れたからということもあります。もし1,800円で見ていたら果たして同じく7点をつけたかどうか。ただし、ハリウッドが本気でガンダムをCGで再現してくれたことには大いに賞賛を送りたいと思います。[映画館(字幕)] 7点(2018-04-24 21:53:25)

58.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 見ながらいろいろな考えが頭を去来しなかなか感慨深かったです。まず思ったのはディズニーはこれまでのスター・ウォーズを本格的に切り離しにかかろうとしているんだな、ということ。前作でハン・ソロが死に、今作でルークも死に、図らずも現実世界でもレイア姫が亡くなってしまい、エピソード9の次に作ろうとしている新シリーズではスター・ウォーズの名が付いた別のSF映画になっているのではという若干の不安も頭をよぎりました(まあ、必要なのでしょうが)。生みの親のジョージ・ルーカスも前作より製作総指揮はもとより脚本にもタッチせず、キャラクター原案のみにとどまっている状態です。でもやはりスター・ウォーズは見てて楽しいのも事実。初っぱなの宇宙空間や、同じ3部作の2作目の「帝国の逆襲」を彷彿とさせる白い大地での戦闘など。特に「帝国の逆襲」の雪原を想起させる塩の大地に居並ぶAT-ATウォーカーの威圧感といったらもう!。ドラマ面では最後のジェダイとは結局誰のことなのか(ラストに意味深な少年が登場しましたし)、レイの両親は誰なのかといった謎は残ったままですが(3部作の)最終作のエピソード9に向けて中ダレすることなくテンポ良く物語が進み、否が応でも次回作に期待を持たせます。CGが高度に進化した今、スター・ウォーズをもってしてもエピソード4~6の頃にあったSF映画の絶対王者感はもうありませんが、アメコミヒーロー映画だらけの今のハリウッドにおいて、やはりスター・ウォーズは特別なコンテンツであることに変わりはありません。最後に、これは言ってもしょうがないことですが、STAR WARSのタイトルロゴの前に20世紀フォックスファンファーレが鳴らないのは寂しいです。[映画館(字幕)] 7点(2017-12-23 11:22:27)

59.  gifted/ギフテッド 《ネタバレ》 生まれながらにしてある分野における突き抜けた才能をもつ人を意味する英語「gifted」。ギフテッド教育先進国アメリカの事情を垣間見ることができてとても興味深かったです。giftedである主人公の姪のメアリーについて、自身の経験をもとに「普通」の人生を送らせようとする主人公に対し、幼い頃から才能を伸ばすgifted教育を受けさせようとする主人公の義理の祖母。どちらの主張も一理ありイチゼロで判断できる問題ではないのですが、映画の演出上祖母が完全な悪役になってしまったのはちょっと残念。でもまあ、最後は両方の主張を取り入れた折衷案のハッピーエンドになっていてホッとしました。最後に・・・メアリーちゃんが超絶かわいい![映画館(字幕)] 7点(2017-12-04 19:17:07)(良:1票)

60.  エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 『エイリアン(1作目)』の前日譚だということを全く知らずに『プロメテウス』を見た私は、話のわかりにくさ(『プロメテウス』に1作目と全く同じエイリアンが出てこなかったため後で前日譚だと聞かされてもどういう風に物語がつながるのか全くわからなかった)にがっかりしたものですが、今作の『エイリアン:コヴェナント』は同じ前日譚でも『プロメテウス』に比べ圧倒的にわかりやすくなっているので非常に良かったです。ついにエイリアン誕生の秘密(卵からどのように生まれるか、ではなくいつどうやってこの世に発生したのか)が明らかになります。それだけでもこの映画の価値はあったと思います。あえて難点を挙げるなら最後のほうでエイリアンをテラフォーミング用車両に閉じ込めて宇宙に射出したはずなのに船内に残っていた、容易に予想できる展開ではありますがどうしてエイリアンが残れるのかちょこっとでも描写してほしかったです。あと最後の最後にようやく気付いたのは、リプリーよろしくタンクトップで戦うヒロイン・ダニエルズ(女性でもダニエルって有りなんですね)が主人公だと思っていたらデヴィッドとウォルターが主人公だったのですね。エンドクレジットでは彼らがトップキャストになっていましたから。それと、公開3日目の17日に見に行ったのですがあまり入りは良くなかったです。台風のせいですね(笑)。[映画館(字幕)] 7点(2017-09-17 22:40:28)

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