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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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61.  オンリー・ザ・ロンリー 《ネタバレ》 今は亡きジョン・キャンディの警官が、職権乱用しまくるハートフルコメディですね。マザコンとはいえ、一度は結婚歴があり、離婚経験者のキャンディが、仕事の関係で知り合った葬儀屋の娘に恋をして結婚するまでの話を、老人問題や、夫婦間の愛情問題、人種の問題などを、”軽く”さりげなく絡めて、ほのぼのとした雰囲気に仕上げた上質の作品です。ある程度人生経験を積んだ人には楽しめるんじゃないかな(ジジイのように77歳までは必要ないけどね(苦笑))。頑固な老母役のモーリン・オハラが登場すると画面が引き締まりますね。冒頭からのアンソニー・クインとの絡みがとってもいいです。最後に飛行機の中で手を握るシーンは、やっぱり絵になるなあ。その瞬間のモーリンの表情の変化をよく観てください。その直前までの怒った顔から一転しての笑顔、なかなかです。彼女が母親だからこそ、キャンディとの関係も、緊迫してクスリと笑えてジーンとさせてくれます。「ウォーゲーム」のあの少女がこんなに大人の役をやっていたとは驚きのアリー・シーディ! 最初は内気だったのが段々とわがままになってくる辺りは、見ものです。そんな彼女のわがままと、母親の頑固さに板ばさみにされるキャンディのなさけなさも楽しめます。本筋とは関係のないところで出てくる酒場の常連の”3人組”がいい味を出してます。二人とひとりだったのが、最後にホントにひとりになってしまうのは寂しかったね。しっかし、警察官とはいえ、全編に渡ってキャンディの職権乱用しすぎは映画だからのことだね(笑)。とくに、野球場のシーンは印象的です。 そうそう、忘れてました。キャンディの妄想が楽しかったですね。常に悪い方へ悪い方へ考えてしまうの(笑)。それが、最後のハイジャックの妄想で、お母さん、大活躍!格好良かったね(笑)。8点(2004-02-14 09:52:35)

62.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 トム・ハンクスのひとり芝居を堪能するための映画ですね。中盤の延々と続く孤島のシーン。バレーボール相手に孤独を慰める彼の演技を観ていて、最近のシリアスな演技ばかりのトム・ハンクスだけでなく、初期のスタンダップ・コメディアン時代を思いだした人も多いのではないでしょうか。冒頭のロシアでの彼は時間に追われる仕事人間であったのが、4年間の無人島生活を経て、自分の人生や生き方を見直して生まれ変わるという設定はありがちなものですが、映画を観るすべての人間に対して、「今の生き方をちょっと振り返ってみませんか?」と問いかけている気がします。ところで、珊瑚礁の環礁に波が砕ける音を、私は最初雷鳴と勘違いしておりました。ゼメキスの映画で雷鳴はつきものなので(笑)。また、何度も映される海中で血が流れるシーンは、どうしても「プライベート・ライアン」の冒頭を彷彿とさせるのは仕方ないでしょう(笑)。筏で脱出した後ウィルソンを失うシーンは、ありがちな設定で感動を呼ぼうとしていたけど、「その手には騙されないぞ」と思ってちょっと笑っていました。だって、ゼメキスならきっと何かの”回復策”を作ると思っていたから(その通りに、ラストに登場しますね(微笑))。この映画の間中、トム・ハンクスの目の演技に注目していたのですが、秀逸だったのは、歓迎パーティーのシーンで、ひとり残された彼が、無人島の生活を想い出しながらテーブルの上の品を物色するシーンです。着火用ライターを2回つけるのですが、2度目の点火の後に注目してください。あの目線で、様々なことを語っています。個人的にいちばんぐっときたのは、やはり、結婚してしまった恋人との再会シーンですね。雨の中のキスシーンは切なかったです。彼女が自ら望んで彼を捨てたのではなく、彼のことをずっと思っていたことを示すための、さまざまな捜索資料が山積みになった部屋を観たとき、私は感動してしまいました。そこまで思っていても一緒になれなかったことに人生の不条理と悲哀を感じます。8点(2004-01-20 13:44:55)(良:3票)

63.  アザー・ピープルズ・マネー ブロンクス出身の投資家ダニー・デビートは、たった一人の召使い兼料理人兼運転手だけが唯一心を許せる寂しい人間。会社ではワンマン社長ぶりを発揮しているが、意外にもロマンチストである。そんな彼がある日、ニューイングランドの古い企業に目を付け、会社乗っ取りを図ることから話は始まる。最晩年のグレゴリー・ペックの存在感はあるが、彼も老けてしまった。最後の株主総会での演説シーンは、たしかに聞かせるものがあり、かつてバブルに踊った日本社会への警鐘でもあろう。しかし、"老兵は消え去るのみ”。昔気質の会社経営だけでは成り立たないこともたしかであろう。ダニー・デビートの演説は、悪役を見事にこなした上で説得力もある。理想にしがみつき過去の栄光と心中するペックと、新たな活力を見出そうとするデビートの主張は、どちらも理解できるが後者が勝つのは時代の必然であろう。この辺り、ペック自身の晩年と重ね合わせて非常に感慨深いモノがある。ペネロープ・アン・ミラーはなかなか美人で好い感じだが、やり手弁護士を演出するためのタバコは、個人的に大きくマイナス材料(残念)。資本主義経済の原理は自由競争が原則であり、負けたモノが消え去るのは必然の結果である。しかし、本作のラストには新たな救済策が残されており、安堵の胸をなで下ろさせてくれる。全編を通して、ダニー・デビートの怪演がなければ成り立たないわけではあるが、最初は嫌な奴に思わせておいて、やがて人間味を出してくる後半は実に上手いものである。 <2004年1月5日点数変更>鑑賞後ジワジワと心にしみてきたので1点プラスします。8点(2004-01-04 01:58:25)(良:1票)

64.  ドラゴンハート 中世のファンタジーです。最初、ショーン・コネリーが出ていると言うから、どんな役だろうと思っていたのですが、声の出演だったのですね。ドラゴン族の最後の生き残りである”ドレイコ”(またはドラコ)を演じるショーン・コネリーの声はとても耳に心地よく、彼独特のアイロニーがCGのドラゴンにとてもよく反映されていて、私はそこにコネリーそのものを投影して観ておりました。デニス・クエイドの剣士もなかなか頑張っているし、ストーリーも(ありがちな話ですが)楽しめます。ただ、敵役になった王子が、今ひとつ迫力不足だった感が否めません。まあ若い役だから、あの程度で仕方ないのかもしれませんが。個人的に、荒野をお散歩するドラゴンの姿がとても印象的でした。そしてランディ・エデルマンのスコアは心にしみるし、なかなかレベルの高い作品だと感じました。何度でも観たくなる作品だと思います。8点(2003-12-24 15:38:46)

65.  アナライズ・ユー 《ネタバレ》 やっぱりこのシリーズは好いねえ。下品でがさつで自分勝手なマフィアの親分デニーロを通して、通常の社会に対する批判をさりげなくしている演出は、前作同様冴えています。ニューヨークのボスをああいう形で始末することで、ホントに住みやすくなるなら好いね。ラストのミュージカルシーンは、わたし的にはとても嬉しい演出です。だって、あの怖い顔の部下(ジョー・ヴィッテレリ)までもが歌い出しちゃうんだからね(微笑)。この作品はああいうメッセージを最後に出すことで、”9.11”で気落ちしたアメリカを慰め、励ます意味もあったと聞いています。だから、デニーロが単なる強盗に成り下がらないでよかったと、ホッとしています。それから、冒頭の刑務所での分析シーン、あんな仏頂面のままのデニーロ、一発オーケーが出たのかなと疑問に思っていたんですが、エンディングクレジットでのNGシーンを観て納得!(笑) やっぱり笑っちゃうよね。ところで、碩学でないからわからないんですが、キャロル・バーネット根多はどういう意味があったのか、どなたか教えてください(平身低頭)。8点(2003-12-16 12:57:42)

66.  コラテラル・ダメージ 《ネタバレ》 ”911”があって、本作の公開にいちゃもんがついたというのは、なんとなく見当外れの議論だという気がしています。映画の中で、シュワちゃんの最愛の家族が爆弾テロの犠牲になるというのは、たしかに"事件"の関係者にはつらいことかもしれませんが、単なる爆弾テロなら日常茶飯事に起こっている(もちろんそれを決して肯定はしませんが)のだから、本作に限っての公開延期というのは不思議な感じがしています。映画の中で、シュワちゃんは、”政府は何もしてくれていない(と感じている)”ために、敵討ちにひとりでコロンビアに乗り込むわけですが、そこでの細かい設定にニヤリとさせられます。発電器の修理をするためにドイツ人になりすますというところなどね。この手の作品では、"何もしてくれない”政府の役人がアンチヒーローになることが多いのですが、本作も同様で、「シン・レッド・ライン」では好い役だったエリアス・コーティーズが、イヤな役を好演していますね。フランチェスカ・ネリの役には、見事に騙されました。ラストの地下の対決シーンで、シュワちゃんが一瞬躊躇するのは評価したいなあ。そして、ウルフ役のテロリスト(クリフ・カーティス。「スリー・キングス」にも出てたね)が電話で指令を解除したのも、最後に人間らしさを取り戻したシーンとして評価したいです。もちろん、自分の家族が殺されたら、そんな気持ちになる余裕など無いと思うけどね。どちらの側の論理も理解はできるだけに、なかなか考えさせられる作品だと思います。ところで、本作は個人的にとても親近感がわきます。なぜなら、テロリストは"ウルフ”だし、奥さんは"セリーナ”だからね(微笑)。8点(2003-12-15 03:29:26)

67.  タイム・アフター・タイム タイム・マシーンものって、たいていは"現代"の人間が過去や未来にトリップしてというのが多いんだけど、これはその逆で、過去の人間が”現代"に来るという発想がいいですね。ロンドンの切り裂きジャック(デビッド・ワーナー)が現代のアメリカ(サンフランシスコだっけ?)に現れるというのは、位置関係がおかしいんじゃないか?という疑問もありますが、まあアメリカ映画だから仕方ないですね(笑)。その彼が”着任”早々、犯罪多発の社会を見て、「気に入った」と言うのはニヤリとします。メアリー・スティーンバージェンが追いつめられるクライマックスはドキドキですね。8点(2003-12-14 00:30:08)

68.  ワイルド・ブラック/少年の黒い馬 《ネタバレ》 嵐で遭難した船に乗っていた少年を青鹿毛の馬が助けます。無人島に流れ着いた少年アレックと馬は、やがて強い友情で結ばれます。ブラックと名付けられた馬と少年は、しばらく経って漁船に保護され、アメリカに帰ります。ところが、都会で馬を飼える敷地もなく、ブラックは郊外の引退した調教師に預けられます。やがて、彼らは競馬のレースに挑戦することになります。「ベイブ」と同じで結果は見え見えですし、レースシーンなどは”そんなのありかよ!”と突っ込みたくなる設定があるのですが、私は素直に楽しみました。フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮をした、決してお子ちゃま向けではない現代のファンタジーです。単なる荒馬が少年と心を通わせる過程は、ジーンときますし、海の中から仰角で映した、馬の泳ぐ姿が幻想的です。こういうのもたまには好いよね。8点(2003-12-08 06:04:58)

69.  三匹荒野を行く 「奇蹟の旅」のオリジナルですね。これまた、あつむさんお先に失礼(汗)。以下に特撮技術が発展しようとも、動物の演技自体は変わらないわけで、本作は、主人を追いかけて旅に出る三匹を、とても感動的に描いていると思います。最近のディズニーはアニメに走っているけれど、この手の実写モノは、わたし的にはアニメよりも数段上だと感じています。人間よりも顔の筋肉が少ないから表情を作るのは大変なはずなのに、彼らの演技を観ていると、とても表情豊かに感じます。こういう丁寧な実写の映画を、ディズニーには、もっといろいろな作品で作って欲しいと思うのは私だけでしょうか?8点(2003-12-08 02:34:50)(良:1票)

70.  ショコラ(2000) あれ?書いていたと思ったのに。 女性版「ペイルライダー」か「荒野のストレンジャー」かって? いや撃ち合いなんかありません(笑)。よそ者が旧習を打破していくというのは、映画の典型的なパターンのひとつであり、それを演じるストレンジャーをどう描くかが重要なポイントであるわけですが、本作の母子はかなり好い線いっているんじゃないですか。フランスの小さな村の雰囲気もとてもよく出ているし、主人公に反感を持つキャリー・アン・モスもなかなか好かったです。でもジョニー・デップがいつ出てくるんだ?と思っていたら、後半になってやっとですね。このキャスティングに関しては、別に彼でなくてもよかったと思うのは、皆さんと同じ。節制された食生活よりも糖尿病を選んだ老婆の気持ちはわかります。私だって、「高血圧になるからひかえろ」と言われても、醤油を手放せません(笑)。8点(2003-12-06 02:16:27)

71.  デビル(1997) よっ、ブンさん、サイコー!(微笑) いいじゃないですか。IRAのテロリストって設定。親が殺されてその復讐というのもありがちな話だし、アメリカの警官にアイルランド系が多いというのもよく知られていることだし、そういう背景をしっかりととらえれば、かなり面白い作品ですよ。ラストは、浦沢直樹の"マスター・キートン”テレビ版での「穏やかな死」を連想しました。けっこうこういうの好きですよ。8点(2003-12-06 01:14:13)

72.  ポリスアカデミー 記念すべきシリーズ第一作。この手の映画って、もともと真面目な役者が真面目にギャグをやることのギャップが楽しいというのがありますよね。2メートルの大男ババ・”馬場”・スミスの運転教習のためにマホーニー(スティーブ・グッテンバーグ)と夜の練習をするところとか大好きです。助手席によく乗るきになるよなあ(笑)。ラサール校長と金魚の話も最高。こういう何も考えなくていい映画って楽しいね。8点(2003-12-04 08:36:53)

73.  ホット・ショット2 マッチョなチャーリー・シーンに大笑い! スタローンのパクリをしまくってよかったねえ。死者カウンターも馬鹿げていて(苦笑)。フセインとアメリカ大統領(ロイド・ブリッジス)が直接対決するのも大笑い! 2時間で帰ってくるなんてことせずに、バカ息子にも直接戦って欲しかったね(微笑)。しっかし、リチャード・クレンナを出してしまうとは! ロイド・ブリッジスもまたまた出てしまうとは! 二人ともおバカ路線に転向か?(笑) <2003年12月15日追記>サダム・フセインらしき人物が穴の中から見つかったらしいので、ここはひとつジョージ・"バカ息子”・ブッシュJrに、イラクに飛んでもらって、この映画のように対決してもらいましょうか(笑)。8点(2003-12-04 08:29:45)

74.  暴走機関車 「ゆりかごを揺らす手」のレベッカ・デ・モーネイが女性乗務員だったんだね。ああいう職場に女性というのも最初は意外な気がしました。ジョン・ボイトを執拗に追いかける刑務所長のジョン・P・ライアンが狂気を秘めて好い感じですね。鉄道の司令室のケネス・マクミランが思ったより出番が少なくてちょっとガッカリ。まあ主役はジョン・ボイトであり、アンチヒーローを熱演しているのはたしかです。連結器のエピソードは、とっても痛さが伝わりますね。なにしろ、私もオートバイのチェーンで指を挟んだことあるので(関節砕けました(苦笑))、実感できます。痛いよぉ~!(笑)8点(2003-12-04 08:02:37)

75.  ペリカン文書 ありゃ、これも書いてない! サスペンス満点の傑作ですね。一大学生の論文が大統領にまで渡るのかという疑問はありますが、とにかく最後までハラハラドキドキさせてもらいました。8点(2003-12-04 00:12:17)

76.  ブレイブハート 《ネタバレ》 あれ?書いていたと思ったんだけどなぁ。"Age of Empires Ⅱ"という有名なゲームでチュートリアルに出てくることで知ったんですよね、ウィリアム・ウォーレスという人物を。で、その中でもイングランドの横暴から民衆を守るために立ち上がって戦うんですが、実写で観るとやっぱり迫力がありますね。戦闘シーンの迫力は特筆モノです。このころの戦闘は、ああやって前にいる者が倒れていくという消耗戦なわけですが、それを身を以て実感させる演出も見事です。そして、彼をとりまく仲間が皆魅力的ですね。イングランドに捕らえられたウォーレスをなんとか救おうとするところや、彼が処刑された後、スコットランド王を立ててイングランドと戦うところとか、心の底で結びついていたんだということを実感させられます。ソフィー・マルソーがきれいだったね。8点(2003-12-03 21:42:34)

77.  ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 グレゴリー・ペックのメンゲレ博士は狂気を秘めていて怖かったですね。ヒトラーのクローンを再生しようという計画をすすめるナチの残党グループが南米パラグアイに潜伏しているわけですが、それを狩るグループの一員に名優ローレンス・オリビエ!この二人ががっぷり四つに組んだ演技をしているのに、なんで劇場公開されなかったのか不思議ですね。それにしても(←口癖(笑))、94人の65歳の人間を殺すという計画も凄いけど、その目的が「ヒトラー発動!」っていうんだから無茶苦茶です(ヒトラーの父親は65歳で死んだんですね。だからそれによってクローン・ヒトラーが覚醒するのではないかということね)。8点(2003-12-03 16:11:36)

78.  ヒンデンブルグ 《ネタバレ》 ジョージ・C・スコットの頑張りにこの評価を。あまりにも有名な飛行船爆発事故の背景に、反ナチスの陰謀があったというお話ですね。時限爆弾というタイムリミットを設定し、飛行船の中という閉鎖空間の中で、どうやって犯人を見つけて陰謀を防ぐかというハラハラドキドキは前半までで、後半はその犯人に協力してしまうジョージ・C・スコットがいます。反ナチスの風潮はこの1937年という頃は、ドイツ国防軍や海軍、空軍にもあった時期で、とくに空軍と海軍には多かったようです。彼もそういう軍人だったということでしょう。また飛行船の位置づけですが、現在もグッドイヤーの飛行船が飛んでいたり、宣伝の飛行がよくありますね。ヒンデンブルグくらい巨大な飛行船が大西洋を横断して飛ぶということは、当時のナチスドイツにとってこれ以上の宣伝はなかったでしょう。ですから、それを狙った陰謀があったとしても不思議はありません。ただ、あくまでも映画はフィクション(陰謀の部分に関してね)であって、真相は闇の中です。8点(2003-12-03 15:46:37)

79.  陽のあたる教室 《ネタバレ》 壮大な人間ドラマです。リチャード・ドレイファスの若い頃にはかなり無理があるけれど(笑)、いろいろな問題を提起している佳作だと思います。ベトナム戦争の陰が見えたり、演奏が下手だった女子学生があんなになっていたりで、生徒たちのその後もいろいろあって面白いですね。音楽とか文学とか絵画とか、本来は人間の情操教育にとても重要なモノが、予算のカットでなくなってしまうという厳しい現実、そして感動のフィナーレ。内容はベタなものですが、素直な気持ちで感動しました。 <2003年12月16日追記>今また観直していたんですが、ラストのシーンは、てっきり指揮棒を振り上げたところで終わるものと勘違いして記憶していたようです(皆さんの中にも同じ方いらっしゃいませんか?)。その後の、あんな余韻を演出するよりも、客席側から観た舞台上で背中を向けたまま、指揮棒を振り上げた状態でフィニッシュした方が、より感動と余韻が残る気がするんだけど、皆さんはどう思いますか?8点(2003-12-03 15:16:22)

80.  羊たちの沈黙 これ以降、プロファイリングなんてことばが流行りましたね。レクターの猟奇性と知性が面白いと思います。ジョディ・フォスターははまり役だったかな。どうせなら続編も彼女でやって欲しかった。8点(2003-12-03 15:01:13)

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