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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. カリートの道 小指にしている指輪とかしぐさとか隅々までヤクザな男!パチーノかっちょいい~!8点(2003-12-25 13:34:46) 62. ストレンジャー・ザン・パラダイス ジャームッシュの映画は言葉が上手く通じないもの同士が集まる話しが多い。その為生じるすれ違いやら勘違いやらがまた可笑しいのだが結局根っこでは通じてるんだよね。彼の映画には言葉じゃなくて目線や仕草や風景を見て、或いはその独特のリズムを感じて、その場の空気を体感し想像する楽しみがあるのだ。 8点(2003-12-17 12:06:12)(良:1票) 63. 草原の輝き(1961) 大人たちの俗物ぶりがバッドとディーニーの清廉さを更に際立たせてましたね。純文学の薫り漂う良い作品。8点(2003-12-16 13:44:24) 64. グロリア(1980) 音楽もファッションもジーナ・ローランズもかっこいい。けどカサヴェテス映画のカッコよさって自分の人生を引き受けたタフさにある気がします。【クロマス】さん私もネコのこと気になりましたよー。多分ブロンクスで野良ネコなっちゃたんでしょう(泪) 8点(2003-12-15 18:44:34) 65. ウエスト・サイド物語(1961) 歌と踊りがキマってる!昔は大晦日とか正月によくTVでやってたな。「猪木祭り」も良いけどサ、こういう名作放送する局があってもいいんじゃないの?8点(2003-12-02 17:16:24) 66. すべての美しい馬 評判悪いスね。私は好きですけど。ユル~くて、しなやかで、キレイで見ていて気持ちよかった。人生ままならないことだらけだけど、自分の中で一番大切なものは捨てちゃなんねぇ。自分を裁くのは自分だ。そう思った。 8点(2003-11-27 10:56:09) 67. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 原作に思い入れがあるので評価が難しい作品だが良く健闘していると思う。特に映像に関しては想像との近さに驚かされた。「誰が主人公なのか」と言う話しだが、誰かひとりと言えば指輪保持者であるフロドだがアラゴルンも同じ位主人公に近いのだ。指輪を捨てる(得るのではなく捨てるのである!)旅と世界を守る闘いは同時に行われどちらも重要だ。目的地が近づくにつれて指輪は重く誘惑は強くフロドの心は蝕まれて行くが、そんな自分の心と闘いながらの彼とサムの壮絶な旅は誰からも認められず地味で孤独だ。その辺を映画という短い時間で表現するのは難しい。また映画ではアラゴルンに王としての自覚が無いところがこの辺の話しをあやふやにしているように思う。「誰もが自分のするべきことをする。」この難しさと大切さが物語のテーマだと私は思う。この映画の成否は3作目にかかっている。どう見せてくれるか楽しみだ。8点(2003-11-20 12:34:10) 68. ショート・カッツ ちょっとした事で突然昨日までの自分には戻れなくなり喪失感を感じる。そんなお話が多いレイモンド・カーヴァーの原作の世界をとっても良く表現していると思う。手順をすっとばしていきなり心の中のデリケートな部分に触れてくるような映画だと思います。但し結論が無い話しが苦手な方には退屈かも。 8点(2003-11-14 17:18:56) 69. 夢の涯てまでも 「ベルリン~」の大ヒットの後発表されたこの映画は今までのヴェンダース作品とは一見異質の、いろんな意味でカラフルな作品だったためだろうか、当時からあまり評判は良くない。が、私はかなり好き。夢から目覚めて現実の世界を引き受けようというのは「ベルリン~」にも通じる気がする。飛行機の扉を手にくっつけて砂漠を彷徨うシーンなど美しく印象的なシーンも多い。又、サントラにはデビット・バーン、U2、ルー・リード、エルビス・コステロ、ニック・ケイブ等々超豪華メンバーが集結。この映画がこういった様々なミュージシャンが参加するサントラの走りではないだろうか。8点(2003-11-14 12:04:46) 70. ゴースト・ドッグ 久しぶりに見たジャームッシュらしい映画だったと思う。映画全体のヒップホップ調のリズム感が心地よい。勿論ゴースト・ドッグは日本のサムライとは全然違うが彼の中では完璧に分かっている。「すべて熟知」なのだ。8点(2003-11-11 11:28:48) 71. デッドマン・ウォーキング 「人が人を裁いていいのか?」と言う疑問はキリスト教的なのかもしれない。なので死刑制度の是非について日本ではあまり議論にならないようだ。実際私はこの映画を見て、原作を読んで、初めて死刑制度について真剣に考えた。見ていて単純には割り切れない、考えさせる映画だと思う。ショーン・ペンはいつも演技過剰であまり好きじゃないんだけど、この映画の彼は迫力あってよかったな。 8点(2003-11-07 22:00:19) 72. ダーティハリー ひたすらクールでドライな演出とイースト・ウッドがやたらにカッコイイ。セリフもいちいち決まってる。今でもTVゲームでマグナムを撃つ時、妙な興奮を覚えるのはこの映画のすり込みのせいか?8点(2003-11-05 11:23:12) 73. ダーティハリー2 ダーティハリーはこの2までがカッコイイです。70年代の匂いプンプンがまたイイ!悪徳警官白バイヤローの親玉は私が大好きだったTVドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ刑事ことデビッド・ソウル(彼のレコードまで持っていた!)で、2度おいしのだ!8点(2003-11-05 11:14:26) 74. ロッキー 《ネタバレ》 やっぱりビル・コンティの音楽の力が絶大。「こんな試合ないよ」と思いながら見ていても15ラウンド終了の鐘が鳴り、例の音楽が流れ、リングに人がなだれ込んで来た所で何度見ても不覚にも鳥肌が立ってしまう。ところでボコボコにされたロッキーってドジャースの石井に似てませんか? 8点(2003-11-05 11:04:38) 75. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ とにかくまず音楽ありきの映画なので、自分の人生は音楽と切ってもきれないと自覚する人以外には少し退屈かもしれません。どことなく常に夕暮れを思い起こさせるロビー・ミュラーの映像もキューバ音楽のもつ色気とよくマッチしていると思います。スティール・ギターの名手ライ・クーダーはまた民族音楽の探究者でもあり、お金も仕事もなく、家族をほっぽり出して様々な地域の音楽を求めて放浪していた時期があります(沖縄音楽にも詳しいようです)。そんな彼にとっては息子やキューバの音楽家達と共に埋もれていた音楽を再び世に出す作業は堪えられな幸福だったことでしょう。音楽と人生に対する尊敬と愛情に満ちあふれた作品です。8点(2003-09-30 16:21:23)(良:1票) 76. レ・ミゼラブル(1998) 他人には教えないで、こっそり心の中にしまっておきたくなるような作品。胸を打つ美しいセリフが随所にあるのは、やはり古典ならではかと思います。ジャン・バルジャンが改心したのはキリスト教的な神父の慈悲のお陰ですが、この映画ではあまり「神」が強調されてないあたりが好感もてます。と言うのは「神」と言う絶対的な規範に自分を預けてしまうのはちょっとズルな気がするからです。彼は相変わらず弱い人間で迷いの中にあり、気を許せば楽な道を選んでしまいそうになります。けど、その都度心の中に「銀の燭台」を灯して自分自身に問いかけ、必死で正しいことをしようとするわけです。自らの弱さを努力で克服するこの映画のジャン・バルジャンに私は共感します。(良評価くださった方、ご免なさい。内容少し変更してしまいました。お許しください!)8点(2003-09-16 11:27:43)(良:2票) 77. がんばれ!ベアーズ 公開当時映画館でこの映画を見ました。その時私はまさにアマンダと同じ歳だったので(歳がバレる!いや、別にバレてもいいのか・・)、テイタム・オニールに強烈に憧れました。同じ歳なのにあっちはなんであんなに大人なんだ!もうブラをつけるのか!その上バイクで男とデートかよ!ってなもんです。昨日何十年か振りにTVで見て、あの頃のアメリカに対する憧れを懐かしく思い出しました。しかしまぁ小学生なのにビールは飲むは、タバコは吸うは、バイクに載るは、おまけに帽子のつばにワセリンとは・・。反則だらけの随分おおらかな映画だったんですねぇ。8点(2003-05-13 17:29:32) 78. アパートの鍵貸します シャーリー・マクレーン曰く「女房持ちと付き合う時はマスカラは禁物なのに・・」。全くその通り!わかるよ~。8点(2003-05-07 17:41:34)(良:1票) 79. 地球は女で回ってる 私の個人的意見では「ハンナとその姉妹」以降「おいしい生活」(「スコルピオン」はまだ見てないので)迄の彼の作品では一番ウディ・アレンらしくて面白い映画だと思います。8点(2003-05-07 16:37:33) 80. グッバイガール さすがにニール・サイモンの脚本。都会的で洒落ていてユーモアもありホロッとさせる映画です。ラストシーンとエンディングの歌がまた泣かせるんですよねー。10代で初めて見た時も感動しましたが今見てもやっぱり浸みます。良い作品と言うのは普遍ですね。8点(2002-11-28 15:28:59)(良:1票)
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