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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. ゴスフォード・パーク 危険なぐらい退屈だった。 「8人の女たち」みたいのを期待してわくわくしながら観たが、これといった見せ場もなく、ただ登場人物が多いばかりで良い意味でのサスペンス性は皆無に近い。 意味のない人物、意味のないモノ、意味のないエピソードが多すぎる。食わせモノの映画だ。3点(2003-11-28 18:18:34)《改行有》 62. オーシャンズ11 わりと単純に面白かった。豪華キャストがそううまく使われているとは思わなかったけど。純粋に犯罪計画が面白かったってことだろう(リメイクと思えばこれもマイナスポイントかもしれないが・・・)。犯罪遂行に当たっては、あまりハラハラする場面がなく、すんなりいってしまったのが、全体に平坦な印象を与える。 あれ?コメントするとつまらない映画みたいじゃないか?でも、結構面白かったんだよね。私的には。7点(2003-11-25 12:46:04)《改行有》 63. ベスト・フレンズ・ウェディング 顔を真っ赤にしてカラオケを歌うキャメロン・ディアスがあまりにも可愛くって、それから大好きになってしまった。 6点(2003-11-25 12:11:33)(良:1票) 64. A.I. 《ネタバレ》 確かにしょぼい。あんなに期待を煽ったわりにつまらない。 特に後半部は信じられないほどひどい。私が興味を持てたのは、この映画の場面(ステージ数)の多さ。ほとんどCGだと思うけど、あれだけの数のステージをCGで作りこむのって、これ、相当大変。そして、一回使ったステージは二度と使ってないってところがまたすごい。こういう、ある意味での意地の張り方みたいのは、TVゲームの超大作RPGなんかによくあるなと思った。 そして、この映画、注意深く観察していると確かに(FFあるいはドラクエ的)RPGの構成を踏襲している。ザコ、小ボス、大ボス登場。ステージ途中で謎かけに遭遇。謎を解いたら次の行き先が判明。ステージクリアで次のステージへ。似ている。とても。 しかし、ゲームにしては短すぎ、かつ単純なストーリー。いまどきのゲームはもっと深い。これからだろ?ってときに、あの、あやしい世界へ突入してしまう。 お、確か似たようなゲームがあったぞ。そうそう「ゼノギアス」。ついでに言うならアニメ「エヴァンゲリオン」もそうか。何も「ゼノギアス」や「エヴァ」みたいに製作日数が足りなかったわけでもなかろうに、この中途半端さが狙ったものだとしたら、頭をかかえないでいられない。4点(2003-11-25 12:08:13)(良:2票) 《改行有》 65. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド 久々に単純に楽しめる系アクションアドベンチャーを観たな~という感じ。ザ・娯楽系。小学生のころとかこういうの大好きだったけど、最も分かりやすい形での映画の面白さだと思う。そういったジャンルの中ではとてもよくできた映画。 カウチに寝そべり、ジャンクフードをつまみながら、ぐんぐん冒険にはまっていくお手軽な感じが、かえって良い。8点(2003-11-25 11:51:30)《改行有》 66. ふたりの男とひとりの女 ジム・キャリーの作品に対して、こういうコメントは見も蓋もないが「下品」。おもしろけりゃいいんだけど、これまた面白くない。でも、気が弱いときのジムは少し笑える。ぶち切れた方は・・・だめだ、私のセンスでは怒りさえ感じる・・・。つまらん。 3点(2003-11-25 11:46:41)《改行有》 67. ロープ ヒッチコックの中では今ひとつだと思う。 犯人の理屈っぽい演説があまり好きでない。納得感のあるものではないし、本筋に必ずしも影響がない気がする。 そういうクレイジーさ、異常さを描きたかったのかもしれないが、ヒッチコックに正統派サスペンスを期待してしまう身からすると、ちょっと溺れた感じがする。7点(2003-11-25 11:39:14)《改行有》 68. ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 最初にネタを明かしてしまうかのような展開に、おやと思ったが、完全犯罪のちょっとしたきっかけの綻び方を仕掛ける犯人の視点から観察していけるところに面白みがある。このウキウキとする感覚は、映画を観る感覚の中では極上のモノ。 細部に至るまでよく練られており、映画はこうでなくては、と思わせてくれる。10点(2003-11-25 11:31:45)《改行有》 69. バッドボーイズ(1995) この映画のマーティン・ローレンスって、99の岡村に似てません?すげー似てる。7点(2003-11-24 15:43:09) 70. 世界中がアイ・ラヴ・ユー ティム・ロス、エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、ドリュー・バリモア、ナタリー・ポートマン・・・とゴージャスなキャスティングなのに、ウディ・アレンの手にかかると、なんとも魅力的な「凡人」になってしまうのは不思議だ。俳優の姿かたちの美しさではなく、あくまで役柄としての魅力を引き出すのに長けている。 ・・・といっても、ジュリア・ロバーツ、彼女だけは妙に別次元。なんというか・・・ウディ・アレンとジュリア・ロバーツは違う漫画の登場人物。前者がサザエさんなら、後者がベルバラ?でも、この違和感が逆にいいのかもしれないと思った。ジュリア・ロバーツはこの映画の中で、「束の間の幻想」なんだから。あれが同じサザエさんの中の登場人物で、いくら美人って言ってもジュリアがタエコさんだったら、それって、ちょっとシュールで笑えない不倫物語になっちゃうから。8点(2003-11-24 15:28:54)(良:1票) 71. ショコラ(2000) 舞台設定が好きだ。 ジュリエット・ビノシュその人のミステリアスさが活かされているのもいい。いい香りがする映画。8点(2003-11-24 14:57:38)《改行有》 72. ラジオ・デイズ 《ネタバレ》 とてもウディ・アレンらしい。ネタ王の本領が存分に発揮された作品だ。彼のキャリアの当初は、学生時代に新聞にジョークを投稿したことから始まったそうだが、納得。 ネタを見つけるというのは、いつもおかしなことを考えているというよりも、日常生活の中のごく普通の出来事を捉える角度に違いない。 それにしても彼はユダヤ意識がとても強いな。嫌味がないからいいけど。 あと、彼の映画で登場するかわいい系の女の子はいつもやたら声が高いなと思ってたら、今回の映画でやっと分かった。彼の中では、声が突拍子もなく高い女の子=おつむがちょっと弱い女の子なんだな。 劇中、サリーが話し方矯正をして、声のトーンを落としてからスターに変身するあたり。ま、時々ボロが出ちゃうんだけど。でも、そんな、おつむがちょっと弱い女の子、にも彼の愛を感じる。声の高い子も、低い子も、彼は女の子がとても好きなんだろう。7点(2003-11-24 14:52:27)(良:1票) 《改行有》 73. 危険な情事 確かに怖いんだけど、サスペンスっていうよりはホラー映画のような「どっきり」系。女って怖いなーとか、浮気なんてするもんじゃないなーという感想よりは、「こんな奴いねーだろ」という感想を抱かせるんじゃないだろうか。だって、たった一回の関係でそこまで嫉妬深くならなきゃいけないほど、あの映画の中のグレン・クロースってもてないわけないでしょう?そういう意味でも、リアルな心理描写が足りなかった気がする。・・・でも、時代の問題なのかもしれない。今どきこういう映画はリアリティがないが、当時はそれなりにあったのかも。って、たった16年前か! 6点(2003-11-24 14:35:57) 74. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 観た後にすがすがしい気持ちがした。 8点(2003-11-24 14:18:54)《改行有》 75. ロード・オブ・ザ・リング ものすごく凹んでいるときに観た。 あまりに凹みすぎていて、ひとりでいられないので、友達夫婦の家に転がりこんで、「どうしたの?」と訊かれても答えることができずソファに埋もれて縮こまっていた。 ごはんを出されても口にできなかった。 ぐずぐずとその晩泊めてもらって、翌日ふたりが映画を観に行くからというのでくっついていった。 吉祥寺の映画館。 「ロードオブザリング」だなんて・・・というよりも、とても映画を観るような気分じゃなかった。それでも、映画を観ずにいられるような気分でさえなかった。 何をどうしていたって、きのうの失敗と後悔で頭も心もいっぱいだった。 それが、だ。 凹んでいるときって、感受性が特別強くなるんだろうか? ごくごくありきたりの台詞だと思うのに、ガンダルフのある言葉が深く刺さってしまったのだ。 指輪を持ち出したために波乱を招いてしまったことを悔やむ主人公に対して、その老人はこう言った。 「つらい目にあうと皆そう思うが迷っても遅い。それより大切なのは今自分が何をすべきかを考えることだ」 本当は原文の意味とは違うのだそうだが、そんなことはどうでもいい。 普段の私なら、しゃらくさいと言ってしまったに違いないこの言葉が、あらゆる真実を含んでいる気がした。してしまった。 映画館を出て、帰り道、やっと私はいったい何があったのかを友達夫婦に話し始めることができた。 「あの台詞、なんか、ほんとにそうだなーと思った」と言ったら、友達も「君はそう思っているだろうと思った」と言った。 そのとき以来、何か心苦しんだり、悩むことがあったら、こう考えることにしている。 この世の悩みは二つに分けられる。取り返しのつかないことと、取り返しのつくこと。取り返しのつかないことはどうしたって取り返しがつかないのだから、悩むだけ無駄。取り返しのつくことは、取り返しがつかなくなる前に、一刻も早く取り返なさなければならない。自分が今、何をすべきかよく考えろ。 これでほとんどの悩みがシンプルになった。 8点(2003-11-23 00:29:06)(良:5票) 《改行有》 76. マグノリア あれほど謎に満ち満ちたエンディングは他にないのでは・・・? 笑えばいいのか、怯えりゃいいのか???解釈は千差万別だろう。 知らない人どうしがどこかでつながってる・・・という設定は「私に近い6人の他人」にも近いが、でも、「マグノリア」はエンディングが奇抜すぎる・・・!7点(2003-11-22 16:39:48)《改行有》 77. シックス・センス ハーレー・ジョエル・オスメントの震え方がよかった。映画全体にしても、霊気の中にいるような臨場感が見事で、だから、登場人物にも感情移入してしまった。 でも、私は、例の秘密を噂で薄々知っていたので、観たときの衝撃がそれほどでもなかった。 映画の冒頭に「内容を人に言うな」みたいな注意があった気がするが、あれは厳守すべき。8点(2003-11-22 16:36:09)《改行有》 78. マルコヴィッチの穴 入ると誰でも15分だけ俳優ジョン・マルコヴィッチになれる穴。 奇想天外なストーリー。 前々から観たかった映画だが、なるほどこう来るとは!という感じ。 好きなタイプの映画。8点(2003-11-22 16:31:08)《改行有》 79. マーシャル・ロー(1998) ニューヨークのテロより前に公開された映画だが、舞台、設定は、ズバリそれ。いかにテロを克服するかではなく、テロ発生後の、FBI・CIA・軍の軋轢を描き、米国の混乱をシミュレートした映画。 テロの本当の恐ろしさは、事件後の人々の不安や過剰な反応にあることを示唆している。 それにしても、どんな映画よりも現実の事件の方がずっと悲惨なのが悲しい。7点(2003-11-22 16:30:18)《改行有》 80. タクシードライバー(1976) 70年代の映画って、どうして、あんなに悲痛なんだろう・・・。迷子のような映画だ。 ラストは○なのか×なのか、よく分からなかった。魯迅の「狂人日記」の読後感のよう。5点(2003-11-22 16:26:42)《改行有》
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