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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. イヴの総て したたかな女性のサクセス・ストーリー。ラストで、「ざまぁみろ!」。いつも家で映画を見る時は、部屋を暗くして、ホームシアターのボリューム大きめで、最初から最後まで一気に見るのが僕の見方なんだけど、この映画は3回に分けて見た。しかも小さい音で。いやぁ~、えらく長く感じた映画だ。4点(2004-06-23 03:13:56) 62. 陽のあたる場所 《ネタバレ》 ジョージが求めた「陽のあたる場所」。それは愛するアンジェラが傍にいて、出世をしていくこと。しかし現実は、わずかな光しかささない「陽のあたる留置所」だったということですか。アンジェラの美しさに心奪われるのは分かる気もするけど、恋愛はうまくやらないと。上手くなんて、なかなか出来ないけどね。僕も。7点(2004-06-23 02:35:42) 63. アバウト・シュミット いつもよりも抑え目の演技ではあるけれど、ジャック・ニコルソンはやっぱり上手い!!思いっきりキレてブチまけたいが、ついガマンしてしまう表情が何とも良いですね。作品自体もウォーレンの気持ち同様、なんだかスキっとしませんが・・・。ラストシーン、遠く離れていても、自分を慈しんでくれる人を見つけれて、僕もウォーレンと同じくらいホッとした。 ・・・・にしても、新郎の髪型、ダサっ!!5点(2004-06-23 01:52:05) 64. 妹の恋人 【まずは、作品の感想から】精神不安定って、病気なんだろうか?ただほんの少し、心のどこかのネジが緩んでるだけで、ジューンの周りが過剰な反応をしてる。ダニーがジューンの精神不安定に関して、過敏な反応を示すたび、二人の距離は縮まらない。お互い間違ったことしてないのに、儚い。そこをじっくりと描いている前半部は、ちょっと重めですね。しかしそんなドラマを、ジョニー・デップがさらっと変えてしまった。本家には及ばないものの、バスター・キートンやチャールズ・チャップリンを彷彿させるパントマイムと奇妙な家事。確かに作品のテーマは変わらないんだけど、彼が爽やかなテイストを持ち込んできたお陰で、駄作にならずに済んだ。ちょっと頼りない二人だけど、似たものどうし。きっと上手くいくことでしょう!【続いて】アイダン・クインの「普通の青年」、メアリー・スチュワート・マスターソンの「精神不安定な女性」、ジョニー・デップの普通の青年とも精神不安定ともとれない、映画好きのちょっと変わった「青年」。相対的な二人の立場の間にジョニー・デップの微妙さがバランス良いなぁと思いました。やっぱり彼は上手い。好きな役者が多く出てるので、ちょっと甘めにこの点数。8点(2004-06-22 01:36:22) 65. スピード(1994) アクション、スリル、サスペンスの数々。そのところどころに織り込まれる小ネタの笑い。これでもかと畳み掛ける展開は、新鮮だった。まるでハード・ロックのアルバムを大音量で聴き終わったかのように、見終わった後は深呼吸をして息を整えた。ドッと疲れた。7点(2004-06-21 02:00:56) 66. ラスト・アクション・ヒーロー 当時サントラが好きで、車中でかなり聴いてました。本編の印象は・・・えーっと・・。2点(2004-06-21 01:53:05) 67. コンフィデンス R・ワイズとD・ホフマンは、明らかに「ニューオーリンズ・トライアル」の合間に撮影してたんだろう。でもこのキャスティングは必要だったんだろうか?D・ホフマンが少ししか登場しないので、ボスの恐さがいまいちわかんない。ラストのオチも途中で読めちゃったし。まぁそれもこれも、過剰な宣伝コピーが足を引っ張ったんでしょうな。試写会で見て良かった。4点(2004-06-21 01:44:22) 68. ミニヴァー夫人 待ちに待った登録作品なので、僭越ながらレビューさせていただきます。第二次大戦中に製作された作品でありながら、明らかに見る側を戦意高揚させようとする場面はかなり少ない。花のコンテストがメイン・イベントである、イギリス郊外の平和な村にある中流家庭を、リアリスティックに描ききっている。これを見て気づいたのは、戦場に行く者だけが戦争の犠牲者ではないということだった。勝った負けたは一切関係ない、国や肌の色が違っても、誰もがなんら変わりない不安と恐怖を抱いていたんだと。だがミニヴァー夫人はそれにも挫けず、夫を息子を戦場へと見送った。家庭を守りながら、日々を待ちわび・・。この映画で伝えたかったのは、ミニヴァー夫人を通して写す、「家族」の肖像だったのかも知れない。悲しい時代だからこそ、残された家族の絆が大事なんだという。それまで相当に「戦争映画」を見て楽しんでた僕は、この映画を機にピタリとそのジャンルを見なくなってしまった。そして「恐いもの見たさ」で見てた自分に嫌気が差した。それくらい衝撃的だった。その後再び戦争映画を見たが、明らかに僕の見方は変わった。悲劇を扱ってはいますが、時代が生んだ巨匠の大傑作です。10点(2004-06-21 01:11:42) 69. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 鑑賞後にここのレビューを見て「あぁ、そういうことか!」と思いました。僕は鈍くさい人間なんだろうか・・。キューブリックの作品を割と見てるけど、ちょっとこれは肌に合わなかったです。5点(2004-06-21 00:06:06) 70. ショウタイム エディ・マーフィの空回り。この人も良かったのは、最初の何年かだけだったなぁ~。あとは「動物」だの「変装」だの「子供」だのに頼りっぱなしで、もうダメだ、こりゃ。それにも増して、デ・ニーロのやる気のなさ。そんなばかりが気になり、ストーリーの印象がない。たしか、かなり面白くなかったはずだ。2点(2004-06-20 02:05:47) 71. アニマトリックス ところどころに「はっ」とする場面があったものの、後半には飽きてしまってました。やっぱり昨今の日本のアニメーションとは、肌が合わないようです。映画の前後談を知りたくて見たけど、あまり印象は残らなかった。4点(2004-06-20 01:51:46) 72. グッバイ・ヒーロー YAZAWA好きには、この名曲の数々はタマらんですね。この頃は矢沢永吉ってかなり聴いてたんで、僕は嬉しかった。オープニングの映像と音楽は何度見てもCOOLです。F1のドキョメンタリーもので、創成期~80年代初頭までの貴重な映像があるので、ファンは必見でしょう。当時は今ほどTV中継もなく、ただ車関係の雑誌で見るだけだった。しかしここでは、記録や記憶に残る往年の名ドライバー(ジム・クラーク、ヨッヘン・リント、ロニー・ピーターソン、ジル・ヴィルニューブ等々)やマシン(ティレルの6輪、ウィングカー)が動くのを見れるのは嬉しいものでした。ただ死亡シーンはフェイクでも何でもなく、実際に死亡した瞬間だからとても胸が痛みます・・・。F1ドライバーの光と影をきちんと捉えた、構成も良く出来たドキュメンタリー映画です。7点(2004-06-20 01:42:54) 73. タイムマシン(2002) 何故タイム・マシンを発明しようとしたのかが良く判る中盤までは、面白い。同情もあって、結構のめりこんで見れる。悪くないんですよ、決して。でもこの映画は、そこで見るのを止めておいた方が良い。2~3日後続きを見ると、何の映画かわかんなくなりますよ。ジェレミー・アイアンズもオスカー取ってるんだから、あんなカッコしなくても仕事あるでしょうに・・・。彼が可哀相でなりません。面白い前半部と、不憫なジェレミー・アイアンズに4点献上。4点(2004-06-20 00:55:00) 74. ディープ・ブルー(1999) TVで見れて良かった。鮫は、明らかにCGですよ?これ。っていうシーンがあり、ところどころ粗さが目立ったのは、当時の技術では致し方ないのか。それにしてもよくもまぁ、あの手この手で殺しのバリエーションを見せてくれたもんだ。個人的には「ジョーズ」の作りの方が、殺人鮫の恐怖を感じる。よって辛口にこの点数。3点(2004-06-19 23:01:27) 75. バグズ・ライフ 主役のフリックのインパクトが一番薄かった気がする・・。ドット姫は大活躍で可愛かったし、他のキャラクターも個性的で魅力的だったんだけど。他のPIXER作品よりも評価は落ちますが、でもなかなか面白かったです。子供はいないけど、子供には良い教材になるかも。6点(2004-06-19 22:07:27) 76. フルメタル・ジャケット 「戦争」という行為が引き起こしてしまう、人間の狂気。前半、後半と舞台は変わるが、全編に貫かれた鮮烈なメッセージが強烈にスクリーンに映っている。「戦争」を実体験していない僕は、「映画」という媒体によって疑似体験するしかない。(かといって、絶対に体験したくないけど)デブ君が集団いじめにあって、人間不信に陥り狂っていってしまうが、周りの人々の「狂気」がその事実に埋もれてしまってるようで、目立ってない気がする。(軍曹のキャラや、主人公の「裏切り」とか)それが僕にとっては一番恐かった。どこまでが「正常」で、どこからが「異常」な精神なのか?戦場では「勝つこと」だけが第一。「人間の尊厳」なんて、存在しない。戦争が引き起こす剥き出しの「狂気」を描いた映画の中では、屈指の出来映えだと思う。2度見たが、名作だけど自分のDVDコレクションに加えれない強烈な「狂気」の作品。10点(2004-06-19 12:47:59) 77. 陽だまりのグラウンド 《ネタバレ》 ベイビーG、殺すなよぉぉ・・・・。何故か最初から彼が気になってたので、あんなことになるなんて悲しかった。指1本ハジクだけで簡単に大切な命を奪えるんだもんなぁ・・って、ドンパチ映画好きな僕は、銃の恐さが印象的で反省してた。コナーの感動的な弔辞と、ラストのベイビーGには泣いてしまった。いかにも泣かせますの演出だったんだけど、すっかりハマって泣いた。7点(2004-06-19 01:33:29) 78. ノーマンズ・ランド(1987) 同名の映画があるので、混乱しちゃいますね。これはかなり昔に見たけど、決して悪くはなかったです。当時チャーリー・シーンがかなり頑張ってて、かなり出演してた中の1本です。でも今この手の映画でこのプロットが使い古されてて、かなりベタなストーリーですが。でもポルシェを多く登場させて、且つ盗むシーンが結構スリルがあった。今見たら、何て思うだろう。どこにあったかな?ビデオ探してみようかな。6点(2004-06-19 01:25:24) 79. 依頼人(1994) 1ドルで弁護を依頼された弁護士と依頼人の関係。その設定で話を始めたなら、最後まで法廷ものとして貫いてくれ。犯人との逃亡劇は見たけど、法廷シーンがさっぱりしている珍しい法廷映画。2点(2004-06-18 22:46:27) 80. ナイス・ガイ スロー・モーションの多用は、ジョン・ウーの真似か??しかし無駄なシーンに使い過ぎ。あれもこれも使われたってなぁ。「はい、はい、スロー・モーションですね」って呆れてしまった。クライマックスもショボい。高級車を潰せば客が喜ぶのは80年代までだってば。3点(2004-06-18 22:25:28)(良:1票)
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