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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 少々ジーン・ハックマンの行動にやり過ぎ感を感じつつも、最後までハラハラドキドキしっぱなしの見事な二時間でした。緊張感も迫力もドラマの密度も、某大ヒット沈没恋愛映画とは比較にならないぐらい凄い。脱出グループもわりかし人数が多めなのに誰一人として影の薄い奴がおらず、それゆえ一人また一人とメンバーが欠けていくたびにグッと胸に込み上げてくるものがある。たとえパニック連続のジェットコースタームービーでも心を打つ群像劇は十分描けることを証明した名作。[DVD(字幕)] 7点(2006-10-28 13:16:49)

62.  ユージュアル・サスペクツ 観終わった直後は「面白ぇ!」って思ったんだけど、エンドロールを観ながら内容を回想しているうちにだんだんと疑問が噴出。サスペンスってのはある一定のルールの範囲内で展開されるからこそ面白いのであって、不必要にそれを破ると「巧妙な仕掛け」はただの「インチキ」にしかならない。で、あの結末をみる限りこの映画はやや後者寄り。嘘は大いに結構だがそれも度が過ぎると話は別である。これなら最後まで絶妙な匙加減で走り切った『ソウ/SAW』の方が一枚上手です。[DVD(字幕)] 7点(2006-10-15 10:48:39)

63.  ロープ フィリップのあからさまな動揺や、死体の入った箱を開けようとするのを何故か阻止しようとする怪しい行動は見受けられるものの、殺人を示唆するような決定的な証拠はどこにも見当たらなかった。そうなるとルーパード教授は一体どこで事件を解くカギを見つけたのだろう(ロープを持って引き返してきた以上、彼は殺し方まで暴いていたことになる)。観客は殺しの過程を二人の犯人と共に目撃しているからいいが、同時に教授が謎を解く過程を見せてくれないと、どうしてもラストの展開が唐突に映ってしまう。ワンカット撮りというアイディアは面白かったけど、そのヘンが若干消化不良でした。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-08 18:59:39)

64.  クラッシュ(2004) 最初はよくある白人と黒人との人種差別問題の映画かと思っていたが、とてもそんな単純な物語ではなかった。そこにはメキシコ人やトルコ人、中国人もいる。車を盗む奴もいれば他人を傷つける奴もいる。人を殺す奴もいる。逆に人を助ける奴もいる。いや、誰かを傷つける「時」もあれば助ける「時」もあるというべきか。「人間」という生き物の不可解さを約2時間ほどの間垣間見せてくれる名作だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2006-09-02 17:49:34)

65.  ミュンヘン 黒の「9」月に「11」人の暗殺ターゲット。そしてラストに浮かび上がるあの建造物。1972年のミュンヘン事件から始まった物語の終着点がWTCだった事が象徴するように、これは単なる34年前の事件の一断片ではない。まさに現在進行形の物語なのである。根深い民族の対立、見えない妥協点、その解決策としての暴力。それらの止むことのないうねりがやがては「○○のための報復」から「報復のための報復」へと変化していく。そして悲しいことに、ミュンヘン事件も9.11もまた、出発点でもなければ終着点でもない。いつ終わるとも知れない報復の連鎖の通過点に過ぎないのである。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-26 08:13:41)

66.  ロッキー ロッキーってもっと無口でクールな男を想像していたので、冗談を言いまくったりわめき散らしたりする様子はちょっと意外でした。肝心のチャンピオンとの試合がわりとアッサリしていたのも意外。ま、この映画の場合、試合に勝つことよりも「そこ」に至るまでの過程に比重を置いていたようなので、特に肩すかし感はなかったです。とにかく、気合い入りまくりのロッキーとガッチリ脇を固める『ゴッドファーザー』組(?)の面々に7点。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-13 22:40:03)

67.  シザーハンズ 終わってみたらエドワード以上に、自分のことしか考えてない町の住民たちこそが「異形」の存在に思えてくる(特に噂話に敏感なオバさん集団はホントに怖い…)というブラックなお伽噺。それはそれでいいんだけど、唯一納得いかなかったのがヒロインのキム。よく考えたら不法侵入騒ぎの時に彼女が真実を話していたらあんなことにはならなかったんでは? しかも結局最後は全部ジムに泥をかぶせて自分だけおいしいところ持っていきやがったし。初登場シーンからラストに至るまで彼女のエドワードに対する想いが描かれる場面がほとんどなかったので、ラスト十数分の展開にはお口アングリ状態でした。それだけが心残りです。ところでエドワードが刻んでいたあのデカイ氷柱、一体どっから持ってきたんだろう?[DVD(字幕)] 7点(2006-08-12 21:56:55)

68.  キッド(1921) 5歳になった少年ももちろん素晴らしいのですが、その前の赤ちゃん時代もまた素晴らしいです。チャップリンのとなりに吊るされた揺りかごの中でミルクを飲む赤ちゃんの目をみはるような演技力(?)もまた忘れ難い。ホントにいい表情と仕草してます。ラストはちょっと呆気なかったですね。「ここからどうなる?」って身構えていたところでプツッと終ってしまったので。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 20:43:58)

69.  担え銃 戦争モノということでつい『独裁者』あたりを思い出してしまいますが、これはこれで楽しめる作品。水没する塹壕も木の変装もラストの逃亡劇も十分楽しいのだが、やはりあのオチがあって全てがより輝いてくるように思えます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 20:38:55)

70.  チャップリンの冒険 ストーリーらしいストーリーもなく、ひたすら動きの面白さだけで見せていく名作。少し前に『独裁者』とか『殺人狂時代』の様なメッセージ性の強い作品を立て続けに観ていたので、この作品にはいい意味で裏切られた感じです。でももう少しオチに何か欲しかった気もする。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 20:31:24)

71.  ソウ この映画、伏線の張り方&決め方が非常にうまいと思います。反則と思えるような展開はほとんどなく、あのオチでさえ僕には十分納得できる展開だった。ま、最初のバスタブに流されるカギまで計算されていたと言われれば「オイッ!」って突っ込みたくもなりますが、それでも致命傷と思えるようなポカは見当たらない。あと、ゲームの重要ルールのひとつに「時間制限」があったのに、それがあまり重要視されていなかったのがやや残念でしたね。でも久しぶりに面白い映画に出会えてよかったです。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-01 20:24:06)

72.  チャップリンの独裁者 ラストの大演説、確かに凄かったです。ただ「国境をなくそう」なんて考えは、ある意味ナチスの民族浄化政策と変わらないんだから、そのまま全てを鵜呑みにするのはちょっと危険かも。でもチャップリンの戦争への怒りはひしひしと伝わってきました。[DVD(字幕)] 8点(2006-05-28 16:00:15)

73.  チャップリンの殺人狂時代 『独裁者』以降、堰を切ったかのように喋りまくるチャップリン。本作でも次から次へと喋る喋る(貴婦人を口説くあの寒い台詞は…)。ラストは『独裁者』同様チャップリンの演説となり、痛烈に戦争を批判しまくる。そこまではいい。でも何か引っかかる。ひとつは、最後に戦争を批判しまくる割には本編中に戦争の影がほとんど見えない点。よって最後の演説があまりに唐突に思える(『独裁者』では全編戦争の匂いがプンプンしてたのでそんなに違和感はない)。もうひとつが、アンリが今回の殺人事件を「戦争に比べたらまだアマチュア」と言って悪びれる様子もない点。確かに戦争に比べたらケタ違いに小さい数だが、殺人は殺人である(キューブリックの『バリー・リンドン』には「歴史に残らぬ戦闘だが殺し合いに変わりはない」なんて台詞がある)。連続殺人がアマチュアだという考えはチャップリンの意見であり、アンリのそれではないはずでは? その辺が少し引っかかりました。映画自体は十分名作だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2006-05-28 15:53:01)

74.  アイズ ワイド シャット 「なんでそう都合良く電話がかかってくる!?」「なんでそう都合良く貸衣装屋の知り合いがいる!?」。まさかキューブリック作品でこんな寒いツッコミをすることになろうとは…。ま、さすがに死を目前にしたキューブリックに40代の頃のキレまくった感性を期待するのがどだい無理な話なんだけど、なんかイマイチな感じでした。彼らしい”衝撃的カット”が見られたのはせいぜいあの儀式のシーンぐらい。これってとりあえず、北野武の『TAKESHIS'』みたいな妄想と現実が入り乱れた世界だと思えばいいのかなぁ。はて?[DVD(字幕)] 6点(2006-05-03 23:56:36)

75.  街の灯(1931) 正直、あの酩酊紳士にだいぶ救われた感もありますが(笑)、それでも盲目の娘のために孤軍奮闘するチャップリンの姿は非常に微笑ましくて素晴らしかった。また最後の、再会した二人が見せる喜びと戸惑いの入り交じった微妙な表情(決して「喜び」だけじゃない所がミソ)が強烈に胸を打った。しばらくチャップリンにハマりそうな気配です。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 17:54:51)

76.  モダン・タイムス 序盤の工場の話が面白過ぎたので、その後の方向転換(バナナ娘の話とか)には少し戸惑った。でもよく考えてみると、この映画は「過剰な機械の発達」よりはむしろそれによって形成される社会そのものを風刺・批判した作品だったのかも知れませんね。だとすれば納得。これといい『街の灯』といい、ラストでチャップリンが見せる笑顔は非常に素敵でした。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 17:40:53)

77.  ダーティハリー 《ネタバレ》 犯人のサソリが思ったよりヘタレだったのは意外だったけど、逆にあのヘタレっぷりが不気味です。巨大犯罪組織のボスでもなければ勿論バケモノでもない、実際にいてもおかしくないようなただのサイコ野郎。しかしその「普通さ」が、手厚い法の保護(ミランダ権だったか?)によって無罪放免となってしまうことの恐ろしさにずっしりとした現実味をもたせている。確かにあの大学の先生のいうように加害者であっても人権は守られなければならないが、だったら被害者の人権はどうなる? あれから30年以上たった今でも、残念ながらハリーの苦悩に対する明確な答えは出ないまま。おそらく、犯罪が存在する限り答えは出ないんでしょうね。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-21 23:17:32)

78.  フレンチ・コネクション 地下鉄を追うカーチェイスやラストの廃墟での銃撃戦などアクション作品としても見所満載だが、僕が一番好きなのは押収した車を解体するシーン。理屈抜きで突っ走る狂犬刑事ポパイと冷静な相棒クラウディの絶妙なコントラストが最も活かされた素晴らしい場面だったと思います。文字通り「ブツ切り」にされたあの終わり方も衝撃的。ニューシネマらしい非常に後味の悪い終わり方でスッキリしました(?)。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-21 10:57:23)

79.  イージー・ライダー ストーリーらしいストーリーなどほとんどない、まさにアメリカ横断バイクの旅ってな感じの1時間半。しかし何なんでしょう、この妙にヒリヒリする感じは? 序盤でワイアットとビリーは腕時計を投げ捨て、何者にも縛られない自由の荒野へと飛び出していく。しかし何故か、どこか満たされない。彼らは自由になったはずなのに。一体彼らが求めていたはずの自由とは何なのか。観ているこっちがそう悩みだした時にJ・ニコルソンが暴く「自由」の正体には思わず唸らされ、そして打ちのめされる。自由とはこんなにも素晴らしく、そして恐ろしいものなのか。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-18 22:23:15)

80.  シャイニング(1980) 予告編で度肝を抜いたあの血の洪水、いったいどの場面で出てくるのかと待っていたら…あれだけかいっ! ホラーと言いつつも、日本の『リング』の方が視覚的にも感覚的にもまだ怖かった気がします。つうか、幽霊ナシでもこの映画って成立するんでは? それでも最後まで面白く見られるのは、キューブリックの徹底した「画」へのこだわりのおかげでしょう。ホテルのロビーからトイレまで(?)、とにかく全てが万遍なく美しかった。それだけに、ストーリーにもう少しパンチが欲しかったなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2006-02-28 23:23:54)(良:1票)

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