みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 クライマックスの盛り上がりはなかなかのもので、手に汗握りました。さまざまなどんでん返しが立て続けに起こり、見事な幕引きだったと思います。ただ、「虎の穴特訓編」あたりが冗長に感じられました。もっとも違和感があるのは、「犯罪」で、悪党どもははたして何をしたかったのか? なんだかそこがスッキリと最後まで伝わってきませんでした。バットマンとロビンが大活躍して悪人をとっつかまえ、警察に差し出すという単純な図式をもはや期待してはいけなかったのでしょうか?[映画館(字幕)] 7点(2012-08-27 02:57:52) 62. プレステージ(2006) 《ネタバレ》 よく練られてしっかり作られていますが、設定に無理があるのでそこを受け入れられないと、どん引きしてしまうでしょう。私は古典的なドラマを期待していたので、SF要素が入ってきた時点で、目が点になってしまいました。見て良かったとか、こりゃまいった、一本取られたよ、という感想は残念ながら抱けませんでした。デビッド・ボウイを久々に見ましたが、さすがに老いていましたね。けれど、長年のファンとしては、健在ぶりがうれしかったです。彼は相変わらずへんてこな脚本の映画に出演するです。はい。[試写会(字幕)] 4点(2012-08-27 01:08:28) 63. アルマゲドン(1998) 公開時アメリカに住んでいましたが、エアロ・スミスのミュージック・ビデオが頻繁にオンエアされていて非常に印象的でした。映画館には足を運ばなかったものの、のちに鑑賞することになりました(正確には、ビデオ(字幕なし)で鑑賞です)。迫力の映像で、とても面白かったです。リヴ・タイラーの厚い唇が魅力的です。エアロ・スミスの主題曲がこれまた素晴らしいです。実にストレートなハリウッド大作で、あっぱれでした。追記; 日本語吹き替えでじっくり鑑賞しました。あらためて号泣しました。何回も見ていてストーリーも熟知しているのに。アニメ「宇宙戦艦ヤマト」が好きな私としては、この映画の抱える様々な矛盾点などは寛容な心で受け入れてしまいました。満点献上。[ビデオ(字幕)] 10点(2012-08-26 15:03:54) 64. ダーティハリー5 《ネタバレ》 シリーズ第5作です。正確には、ビデオ字幕無し原語鑑賞です。見逃していたのですが、アメリカの貸しビデオ屋で借りて見ました。このシリーズは、2作目以降に原題で「ダーティ・ハリー」とタイトルに入っていないので、英語タイトルでどの作品が何番目の作品かとか、探すのが大変でした。インターネットなど普及していなかった時代の話です。さて、これで、シリーズ完結!というめでたしめでたしの終わり方ではありません。ただ、なんとなく終了。うーん、なんだかなあ。マグナムでカタつけてくれよ、というのが率直な感想です。でも、ハリー・キャラハンで5作品もできるだなんて、すごいことだと思います。多くの人に愛された名刑事キャラクターでした。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2012-08-19 14:00:42) 65. ダーティハリー4 《ネタバレ》 シリーズ第4作です。人にまかせていられるかと、イーストウッド自らメガホンを取っちゃいました。お気に入りのソンドラ・ロックもばっちり起用しました。しかし、他のイーストウッド監督作品と比べると、シリーズものとしての縛りがあるのか、垢抜けない出来映えです。ハリーも年食ったなあ、というのが素直な感想です。オートマグナムをもっと全面に押し出して見せて欲しかったところです。[地上波(吹替)] 6点(2012-08-19 13:43:59) 66. ダーティハリー3 《ネタバレ》 なんとシリーズ第3作です。相棒は女性刑事となりました。しかし、彼女の存在がストーリーにふくらみをもたらせたとは思えませんでした。刑事映画の金字塔とも言える第1作の素晴らしさにはとうてい及ばない出来映えです。「ハリー・キャラハンが主人公である」、もうそれだけで作っちゃった感じです。最後はきっちりマグナムでカタをつけんかい!、と思ったものです。でも、ブーブー言いながら、それなりに楽しんで見てしまいました。はい。[地上波(吹替)] 6点(2012-08-19 13:29:38) 67. ダーティハリー2 掟破りの続編です。前作で、見事に完結していたのに。監督は「続・猿の惑星」で多くの映画ファンの期待を裏切った前科のあるテッド・ポストです。期待も何も、ダメダメ作品であることは火を見るよりも明らかです。でも、期待して見てしまいました。そして、やっぱりそんなに面白い訳はなく、予定調和的ながっかり感に包まれました。そんな感想を持ちながらも、テレビで放送されたりすると、思わず見てしまいます。やはり、ダーティ・ハリー、格好良いです。まさか第5作まで作られようとは思いもしませんでした。[映画館(字幕)] 7点(2012-08-19 13:21:52) 68. ダーティハリー 初公開よりやや遅れ、初鑑賞は二番館でした。劇場で見ることができたのは幸せでした。ハリーの格好良さにほれぼれしたものです。当時マグナム6インチバレルのモデルガンを買ってしまいました。また、悪役のキャラが際立っていて素晴らしかったと思います。刑事映画の金字塔です。 この後、まさか掟破りの続編が出来るとは思いませんでした。[映画館(字幕)] 10点(2012-08-19 13:02:21) 69. Virginia/ヴァージニア(2011) ヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞しました。上映館数が少ないとはいえ、満員には驚きました。客の年齢層が高かったですね。私のようにコッポラ監督の「ゴッドファーザー」を青春時代にリアルタイムで見た方々でしょうか。さて、映画の方ですが、なかなか良く出来た「小品」です。映像が素晴らしいです。また、トム・ウェイツのナレーションも素晴らしいです。いい声ですね。残念なのは、もう少しのところで話が面白くなりそうなのに、その一歩手前で終わってしまう中途半端な構成でしょうか。ですから、あまりに期待しすぎると高い満足度が得られないと思います。あと、ヴァル・キルマーが老けて、太ってしまっていたのにとまどいました。しかし、好演しています。[映画館(字幕)] 7点(2012-08-19 02:06:45) 70. トーマス・クラウン・アフェアー 《ネタバレ》 おしゃれな映画ですね。けれど、男性からの目線で済みませんが、トーマスがなぜキャサリンを選ぶのか、まったく理由がわかりませんでした。彼女、気が強いですよね。他にもっとよい女性が見つかりそうなものなのに。うーん。[地上波(吹替)] 5点(2012-07-20 00:43:02) 71. フェイス/オフ 荒唐無稽な設定ですが、ジョン・ウーは二大スターを起用して、思う存分にスクリーン上で活躍させることに成功したと思います。トラボルタが輝いていました。エンターテインメントとして大成功の傑作と思います。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2012-05-15 02:16:17) 72. 追いつめられて(1987) この映画は何の予備知識もなく鑑賞しました。最後はものの見事にしてやられました。すっかり騙されてしまったので、結構爽快でした。ケビン・コスナーが好演しています。そしてショーン・ヤングがとてもとても美しいです。結末を知っていても、繰り返しの鑑賞に耐える傑作ですね。[ビデオ(字幕)] 9点(2012-05-15 02:13:13) 73. ロード・オブ・ウォー 武器商人のテーマが目新しいですね。予備知識無しに見ましたが、独白で綴られるストーリーにぐいぐいと引き込まれ、とても面白かったです。後半、調子よく展開していて物語がちょっと失速したのが残念です。撮影が素晴らしかったと思います。[地上波(吹替)] 7点(2012-05-13 06:58:08) 74. ゴッドファーザー ロードショーでは見ることができませんでした。初見は二番館で、なんと「ゲッタウェイ」との二本立の鑑賞でした。長時間にもかかわらず、興奮して見たのを覚えています。両作品に共通して出演しているのがアル・レッティエリで、こんな悪い奴は他にはおらんと憤慨しました。彼には迷惑な話でしょうが(名悪役ですね)。後になって原作を読みましたが、原作に非常に忠実に作られていることに驚きました。見返すたびに新たな発見があり、実に奥行きのある素晴らしい作品だと思います。 ソニーが「一家」をブイブイと率いていたら一体どんなことになっただろうと想像してしまいます。[映画館(字幕)] 10点(2012-05-05 01:45:24) 75. 山 子どもの頃にテレビで見て、ボロ泣きしてしまいました。今となっては古さを感じざるをえないでしょうが、ヒューマンドラマの王道と思います。[地上波(吹替)] 10点(2012-03-26 01:50:06) 76. 遠すぎた橋 あえて愚作といわせてください。でも、実に心のこめられた作品と思います。「大脱走」で名演技を披露したリチャード・アッテンボローの初監督作品にして、豪華出演陣の大作です。良いものを作って見せようという意図は痛いほどに感じることができます。しかし、出来は悪くて、全体像が見えてこずに、何がなんだかわからなかった、というのが率直な感想です。アッテンボローが後にアカデミー賞を得る監督になるとはこのとき想像できませんでした。主題曲はとても素晴らしく、名曲だと思います。[映画館(字幕)] 5点(2012-02-25 23:02:59) 77. 十戒(1956) 私が映画館で始めた見た洋画だと思います。親が連れて行ってくれました。字幕を追わずともよいように、事前に子供向けの聖書の物語を読まされました。映像の威力もあり、おかげでとてもワクワクして見た思いがあります。名作ですね。[映画館(字幕)] 9点(2012-02-25 22:52:53) 78. ベン・ハー(1959) 《ネタバレ》 これはイエス・キリストの物語です。子供の頃に見て、深い感銘を受けました。ジュダの手から、キリストにせめて一口の水を最後に飲ませてあげたかったと思いました。いつか自分の子供達を劇場へ連れて行く日が来るでしょうか。畏敬の念を覚える名作です。ウィリアム・ワイラーが「ローマの休日」、「大いなる西部」、「おしゃれ泥棒」の監督と後に知り、たいへんに驚いたものです。それぞれの作品ごとに、全く異なる種類の深い感動を与えてくれた名監督と思います。[映画館(字幕)] 10点(2012-02-25 22:45:29)(良:1票) 79. ウィル・ペニー 牧童としてしか生きていくことのできない男をチャールトン・ヘストンが好演しています。また「大脱走」で涙を誘う演技を披露したドナルド・プレザンスが不気味な存在感を示しています。派手なアクションとかはなく、地味で真面目な西部劇です。けして傑作ではないのですが、西部劇ファンならば観て損はない作品です。[DVD(字幕)] 6点(2012-02-25 22:32:18) 80. デッドゾーン 脇役、助演で素晴らしい演技を披露するクリストファー・ウォーケンですが、代表主演作品といえば、この一本でしょう。彼の主演あればこそ、心に残る映画となりました。 せつなすぎる名作です。[地上波(吹替)] 8点(2012-02-18 08:13:56)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS